中古のiPadはどこで買うのがベスト?6つの購入方法のメリット・デメリットを解説

(下書き)中古のiPadはどこで買うのがベスト?6つの購入方法のメリット・デメリットを解説

ガジェットブロガーのおりすさるさんです😊

本記事では、「中古のiPadってどこで買えばいいの?」というテーマで中古iPadの購入方法について解説します。

iPadの中古はどこで買うのがおすすめ?
  1. イオシス : 価格が安く保証付きで安心
  2. ゲオオンラインストア : 潤沢な在庫数と長い保証期間
  3. リコレ! : ソフマップの中古専門サイト
  4. 楽天市場 : ポイントが貯まる・使える
  5. Amazon整備済み品 : 180日の返品保証が安心
  6. Apple認定整備済製品 : 新品レベルの品質と保証を求める方に

中古iPadの魅力は、なんといっても「iPad安く買える」ところにあります。

円安情勢や高性能化によって新品iPadの価格は年々上昇してきています。「そこまでの性能は要らないんだよな」とか「高過ぎて手が出ない……」と感じている方は、きっと私だけではないはず。

そこで中古iPadが選択肢になります。

記事後半では「中古iPadのおすすめモデル」や「中古iPadがありな理由」についてもご紹介しています。検討中の方にお役に立てる内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください!

目次

中古iPadはどこで買う?6つの購入方法

iPadは人気のタブレットということもあり、多くの中古品が流通しています。

そういう意味ではたくさんの選択肢から選べる状態にあるのですが、重要になるのは「中古iPadをどこで購入するか」です。

どこで買うかによって選べる在庫数が違いますし、用意されている保証内容や保証期間も違います。そして価格も違います。

ここでは、中古iPadを購入できる6つの購入方法をご紹介します。

  1. イオシス
  2. ゲオオンラインストア
  3. リコレ!
  4. 楽天市場
  5. Amazon整備済み品
  6. Apple認定整備済製品

1. イオシス

まずご紹介するのは人気の大手中古ショップ「イオシス」で購入する方法です。

「けっこう安い」というキャッチフレーズのとおり実際に価格が安く、中古iPadを買うならチェック必須の中古ショップ。

イオシス公式ページ(iPad)
出典:イオシス

イオシスで買うメリットは以下のとおりです。

イオシスのメリット
  • 業界のなかでも価格が安い。
  • 中古iPadの在庫数が充実しており、選べる状態にある。
  • 製品の状態によってランク付けされているため選びやすい。
  • 3か月からの販売店保証がある。
  • ネットワーク利用制限「▲」のiPadに対する赤ロム永久保証。

価格が安いこともそうですが、3ヵ月の保証と付けてくれていることもポイント。

イオシスの保証について
状態概要保証期間
新品未開封品。メーカー保証での対応
未使用品使用されていない開封済み商品。動作確認のため通電済み。6か月間保証
中古Aランク使用感の少ない中古品。美品。3か月間保証
中古Bランク経年劣化に該当する使用感が見られる中古品。3か月間保証
中古Cランク経年劣化に該当しない傷、ひび割れ、劣化、欠品が見られる中古品。3か月間保証
※ イオシス公式サイトより。

このように状態によって保証期間が定められており、未使用品は6か月間保証、中古A/B/Cランクは3か月間保証です。

初期不要や動作不良が発生したとき、保証期間内であれば返金・交換で対応してくれます。中古品に対し3か月間も保証してくれれば十分過ぎますね。

また、キャリア版のiPad(ドコモやauなどで購入されたiPad)には赤ロム保証が付きます。

実際のところほとんどないようですが、万が一将来的にネットワーク利用制限が「×」になってしまった場合、保証期間の有無にかかわらず交換・返金で対応してくれるので安心です。

イオシスまとめ
中古iPadの購入方法イオシス
価格の安さ
保証3か月(中古ランクA/B/C)
赤ロム保証あり
在庫数の多さ
送料640円〜
ポイント制度なし
支払い方法クレジットカード
Amazon Pay
Apple Pay
代金引換 (現金)
代金引換 (コレクト払い)
銀行振込
郵便振替
メリット業界のなかでも価格が安い
中古iPadの在庫数が充実しており、選べる状態にある
製品の状態によってランク付けされているため選びやすい
3か月からの販売店保証がある
ネットワーク利用制限「▲」のiPadに対する赤ロム永久保証

イオシスの強みは、やはり3か月という保証期間の長さです。在庫数も多いですし、中古iPadを扱う他社と比べても価格的なメリットもあります。中古iPadを購入するなら、基本的にはイオシスでOKでしょう!

保証付きで安心して利用できる

2. ゲオオンラインストア

ゲオといえば全国に1,000店舗以上ある実店舗のイメージがありますよね。

ゲオオンラインストアでは、それら実店舗の在庫の一部、およびオンラインストア用の在庫をネット上で購入できます。

ゲオオンラインストア(中古iPad)
出典:ゲオオンラインストア

中古iPadの取扱い数を見ると、なんと4,754件もありました(記事執筆時点)。潤沢な在庫数を実現できているのは、全国に買取拠点があるゲオだからこそなのかもしれません。

ゲオオンラインストアも30日間の販売店保証が用意されており、初期不良や動作不良に対し対応してくれます。また赤ロム保証もあります。

ゲオオンラインストアの保証について
状態概要保証期間
新品通電、動作されていない未開封品。メーカー保証での対応
状態S
(未使用)
本体、付属品ともに使用跡、キズ等がなく、通常使用されていない。破損、欠品なし。動作確認ため通電済み。30日間
状態A
(非常に良い)
液晶に傷がなく 使用されているが、良好な状態。動作や機能に全く問題がない。微細な傷・汚れがあるもの。30日間
状態B
(良い)
液晶に薄い傷があり、使用回数が多い、外装の角などに傷・汚れ・塗装ハゲがあるが使用するには問題のない状態。小さなヒビ割れを含む。30日間
状態C
(可)
液晶に傷があり、全体的に傷・汚れ・塗装ハゲはひどいが使用、動作に問題がないもの。本体に割れがあるものを含む。30日間
ゲオオンラインストアより

また状態に応じランク付けされており、選びやすいのもポイントです。

ゲオオンラインストアの製品ページ
個別の写真&コメント付きで状態を把握しやすい

こうやって個体別の写真を用意してくれているのもいいですね!

写真だけで状態を完璧に確認できるわけではないものの、実際に購入する中古iPadを写真を見られるのは安心です。

また製品ページで確認できる「査定コメント」も丁寧で分かりやすいですね。潤沢な在庫からどれを選ぶかの判断材料になります。

ゲオオンラインストアまとめ
中古iPadの購入方法ゲオオンラインストア
価格の安さ
保証30日間
赤ロム保証あり
在庫数の多さ
送料税込2,000円以上で送料無料
ポイント制度なし(実店舗のポイントはオンラインで使用できない)
支払い方法クレジットカード
あと払い(ペイディ)
代金引換(税込440円)
メリット中古iPadの在庫数が充実しており、選べる状態にある
製品の状態によってランク付けされているため選びやすい
個体別に状態を確認できる写真、査定コメントが掲載されている
30日間の販売店保証がある
ネットワーク利用制限「▲」のiPadに対する赤ロム永久保証

価格の安さはイオシスに負ける印象ですが、やはり潤沢な在庫数は魅力は魅力的。イオシスで見つからなかった求めるモデルをゲオオンラインストアで見つけられるかもしれません。

3. リコレ!(ソフマップ)

リコレ!は、ソフマップが運営する中古専門のオンラインストアです。

リコレ!(ソフマップ)公式(iPad)
出典:リコレ!

リコレ!では全国に展開されているソフマップの実店舗の在庫をオンラインで購入できます。ゲオオンラインストアと同じように買取拠点が多いためか在庫数が充実しています。

保証期間は1ヵ月となっています。イオシスの3ヵ月には及びませんが、中古品ですから1ヵ月あるだけでも安心でしょう。

リコレ!の保証について
状態概要保証期間
ランクS
(未使用)
使用されていない未使用の商品。付属品確認のために開封している場合あり。1ヵ月
ランクA
(美品)
細かなキズ・汚れなどがあるが、動作・機能には問題の無い、状態の良い商品。1ヵ月
ランクB
(良品)
キズ・汚れなどがあるが、動作・機能には問題の無い、状態の良い商品。1ヵ月
ランクC
(並品)
キズ・汚れなどがあるが、動作・機能には問題の無い商品。1ヵ月
ランクD
(難あり)
一部動作に支障のある場合や破損箇所があるが、使用可能な商品。1ヵ月
ランクE
(ジャンク)
起動や作動をしない、または作動確認のできない商品。返品・交換不可。なし
リコレ!(ソフマップ)より

リコレ!の特徴のひとつとして、「10日間の返品保証」があります。

初期不良に対する保証期間は1か月ですが、製品到着日を含む10日間以内は購入者都合による返品が可能です(返送時の送料は自己負担)。

購入した中古iPadの状態に満足できなければ返品できちゃう、というわけですね(送料はかかっちゃいますが)。これは大きな安心要素でしょう。

リコレ!(製品ページ)
リコレ!(製品ページ)
出展:リコレ!

リコレ!でも個体別の写真を用意してくれているのと、バッテリー最大容量を表示してくれているのでバッテリーの劣化が心配な方にとっては嬉しいポイントです。

リコレ!(ソフマップ)まとめ
中古iPadの購入方法リコレ!(ソフマップ)
価格の安さ
保証1か月間(10日間の自己都合返品OK)
赤ロム保証あり(3年間)
在庫数の多さ
送料550円〜
ポイント制度あり
支払い方法クレジットカード
Amazon Pay
Pay Pay
代金引換(550円)
メリット中古iPadの在庫数が充実しており、選べる状態にある
製品の状態によってランク付けされているため選びやすい
個体別に状態を確認できる写真が掲載されている
1か月の販売店保証がある
10日以内であれば自己都合による返品OK(送料や代引き手数料は負担)
ネットワーク利用制限「▲」のiPadに対する赤ロム保証あり(3年間)

リコレ!も潤沢な在庫数があり、中古iPad購入時にはぜひチェックしておきたい中古ショップです。

在庫数が多く、10日以内の返品OKが安心

4. 楽天市場

中古iPadは楽天市場でも購入できます。

楽天市場公式(中古iPad)
出典:楽天市場

たくさんの販売店が中古iPadを出品していますが、正直なところカオスな状態。iPadに対してそれなりに知識がある私が見ても、「選びにくい」と感じます。

状態に応じて独自にランク付けして工夫しているショップもありますが、「状態がいい」とうたわれていても販売店Aと販売店Bでは判断基準に違いがある可能性もありますよね。

それに保証内容・保証期間もショップによって違いますし、送料も違います。一貫性がないので非常に選びにくい。

そのため楽天市場での購入は積極的におすすめできないと考えていますが、「楽天ポイントが貯まる・使える」ことは大きなメリットでしょう。

セールやキャンペーンなどを狙えば大きなポイント還元を狙えますし、すでに所有しているポイントを中古iPadの購入に充てることもできます。ポイントに魅力を感じるのであればのぞいてみてもいいでしょう。

楽天市場まとめ
中古iPadの購入方法楽天市場
価格の安さ─(ショップによる)
保証ショップによる
赤ロム保証ショップによる
在庫数の多さ
送料販売店による
ポイント制度あり
支払い方法クレジットカード
銀行振込
後払い決済
代金引換
Apple Pay
コンビニ決済(セブンイレブン・ローソン、郵便局ATM等)
PayPal(ペイパル)など
メリット楽天ポイントが使える、貯まる

楽天ポイントが使える・貯まる

5. Amazon整備済み品

Amazon整備済み品(Amazon Renewed)では、Amazon認定出品者によって整備された中古iPadを購入できます。

Amazon整備済み品(Amazon Renewed)
出典:amazon.co.jp

他の中古ショップと比べ在庫数は充実しているとは言えませんが、販売されている整備済み品にはAmazon認定出品者による180日間の返品保証が付いているので安心です。

また、中古iPadに関しては「80%以上の最大バッテリー容量」で提供されるため、一定以上のバッテリーの品質は担保されています。

ただ楽天市場のようにさまざまな出品者から販売されているため、ガチャ要素が強いと感じます。

購入者レビューを見るといい評価と悪い評価が入り乱れていますね。これは買ってみないと分からないということを表していると考えています。

それでもなかには相場よりも安いものも販売されています。優先順位としては低いですが、チェックしてみるのもありでしょう。

Amazon整備済み品まとめ
中古iPadの購入方法Amazon整備済み品(Amazon Renewed)
価格の安さ
保証最低180日の返品保証
赤ロム保証なし
在庫数の多さ
送料無料
ポイント制度あり
支払い方法クレジットカード
Amazonギフトカード・Amazonポイント
コンビニ払い・ATM・ネットバンキング・電子マネー
PayPay
代金引換
あと払いペイディ
携帯電話決済
メリットAmazon認定出品者によって整備、出品されている
最低180日以上の返品保証
80%以上の最大バッテリー容量
Amazonポイントが使える、貯まる

180日の返品保証が魅力

6. Apple認定整備済製品

最後にご紹介したいのは、Apple公式サイト内で購入できる「Apple認定整備済製品」です。

Apple認定整備済製品ページ
出展:apple

Apple認定整備済製品は新品と中古品の間の「新古品」のようなイメージ。返品されたiPadなどを新品レベルまでApple自身が整備し、新品よりも割り引いた価格で販売されているものです。

Apple認定整備済製品(iPad)
出典:apple

Apple認定整備済製品は、新品価格の最大15%割引きで販売されています。一般的に出まわっている中古品と比べると割高なのですが、「ならではのメリット」があります。

Apple認定整備済製品のメリット
  • 新品と同じ1年間の保証
  • 有料保証「AppleCare+」への加入もOK
  • 新しいバッテリーと外装に交換済み
  • 完全な付属アクセサリー(充電器・ケーブルなど)
  • 新品と比べ約15%割引きで購入できる
  • 製品到着14日以内であれば、無料で返品・全額返金が可能

Apple認定整備済製品の扱いは新品とまったく同じです。Appleによる1年間の保証が付いてきますし、有料保証のAppleCare+への加入も可能です。

製品到着14日以内なら、たとえ開封していたとしても返品・全額返金が可能なことも新品と同じです。

また、Apple認定整備済製品は新しいバッテリー・外装に交換の上で販売してくれているため、バッテリーの劣化のことを考えずに済みます。これも大きなメリットですね!

実際にiPhoneのApple認定整備済製品を購入してみましたが、バッテリーは新品で外装にも傷ひとつありませんでした。新品と区別するのは不可能なレベルの品質でした。

逆にApple認定整備済製品のデメリットとしては、以下の点が上げられます。

Apple認定整備済製品のデメリット
  • 一般的な中古品と比べ価格が高い
  • 在庫状況が不安定で、欲しいiPadモデルがあるとは限らない

価格的なメリットとしては弱いですが、安心という意味ではこれ以上の選択はありません。予算とタイミングが合えば、ぜひ検討したい購入方法です。

Apple認定整備済製品まとめ
中古iPadの購入方法Apple認定整備済製品
価格の安さ
保証1年間のメーカー保証
AppleCare+への加入可能
赤ロム保証
在庫数
送料無料
ポイント制度なし
支払い方法クレジットカード
オリコショッピングローン(最大24か月、分割金利0%)
コンビニ払い
代金引換
メリット新品と同じ1年間の保証
AppleCare+への加入可
新しいバッテリーと外装に交換済み
完全な付属アクセサリー
新品の約15%割引きで購入できる
品到着から14日以内であれば、返品、全額返金が可能

メーカー保証付き & バッテリー交換済みで安心

「もし筆者が中古iPadを買うなら」という視点で、おすすめのモデルを3つご紹介します。

使い方やその人が求めることによって最適なモデルは異なりますが、ここでは以下の前提でピックアップしました。

  • 普段使いに十分な処理性能
  • コンテンツ消費(動画視聴・電子書籍など)
  • ゲームアプリの使用
  • 写真編集と動画編集
  • Apple Pencilの使用
  • iPadOSのサポート期間に余裕がある。

1. iPad(第9世代)

iPad(第9世代)
iPad(第9世代)

iPad(第9世代)は2021年9月24日発売されたモデルです。2024年5月に新型iPad Air・iPad Proが発表されたタイミングでApple公式での販売は終了しましたが、その直前まで現行モデルとしてラインアップに並んでいました。

iPad(第9世代)はA13 Bionicチップを搭載。普段使いには十分な性能があり、画像編集や軽めの動画編集にも対応できます。ゲームアプリによってはプレイ時のフレームレートが落ちることもありますが、ほとんどのゲームを快適にプレイできるほどの性能があります。

Apple Pencil(第1世代)にも対応するのでノートやクリエイティブ用途にも活用できるでしょう。性能・機能は申し分ありません。

Apple公式での販売終了からまだ時間が経っていないため、状態のいいものを狙いやすいメリットがあります。中古として販売されているものが多く、予算に合ったものを見つけられるはず。

ネガティブな点としては、USB-CポートではなくLightningポートが採用されていることでしょうか。

iPhone 15シリーズをお持ちの場合、iPhoneとiPadの充電に別のケーブルを使用することになるので、これが手間に感じる可能性があります。

2. iPad Air(第4世代)

iPad Air(第4世代)
iPad(第4世代)

iPad(第4世代)は2020年10月23日に発売されたモデルです。

iPad Airとして初めてフルスクリーンデザインが採用され、円いTouch IDはトップボタンと一体となりました。全5色の豊富なカラーバリエーションも魅力のひとつ。

ちょうどミドルレンジモデルとして登場した本モデルですが、高速なA14 Bionicチップを搭載し動画編集もこなしてくれるほどの性能を備えます。発売当時は「iPad Proよりもコスパがいい」と話題になりました。

Apple Pencil(第2世代)にも対応しますし、USB-Cポートにも対応。高度なクリエイティブ用途にも使えますし、周辺アクセサリとの連携もしやすい。

ちなみにiPad Air(第5世代)はさらに高性能なM1チップを搭載します。私自身、M1チップを搭載するiPad(iPad Pro 12.9インチ)を使っていますが、正直なところ持て余していますね。ここまで必要な方は少数派でしょう。

iPad Air(第4世代)は、「価格だけでなく性能も重視したい」という方にはぴったりです。

3. iPad mini(第6世代)

iPad mini(第6世代)
iPad mini(第6世代)

iPad mini(第6世代)は、2021年9月24日に発売されたモデルです。こちらも現行モデルと販売が続いています。

8.3インチのディスプレイを搭載するiPad mini(第6世代)は、楽ラク片手持ちでき、普段のコンテンツ消費や持ち運びしたい方にぴったりなモデルです。

A15 Bionicチップを搭載しApple Pencil(第2世代)にも対応、USB-Cポートも搭載します。性能・機能は申し分ありません。

なかには「ここまでの性能は必要ない」といるかもしれませんが、発売からある程度の時間が経っていることもあり中古価格も下がっています。まさに狙い目です。

中古iPadが「あり」な理由

そもそも「中古iPadを購入する」という選択肢はありなのでしょうか。

中古のiPadはどこで買うのがベスト?6つの購入方法のメリット・デメリットを解説

ズバリ、大ありです!

新品iPadは値上がり傾向にある

ご存知のとり、円安の影響で海外の製品やサービスの価格、利用料が軒並み値上がりしてしまっている状況です。

iPadの価格一覧(2024年)
iPadモデルiPad
(第10世代)
iPad mini
(第6世代)
iPad Air
(11インチ/M2)
iPad Air
(13インチ/M2)
iPad Pro
(11インチ/M4)
iPad Pro
(13インチ/M4)
64GB58,800円84,800円
128GB98,800円128,800円
256GB84,800円110,800円114,800円144,800円168,800円218,800円
512GB150,800円180,800円204,800円254,800円
1TB186,800円216,800円272,800円322,800円
2TB340,800円390,800円
※税込価格。Wi-Fiモデルの価格

△ スマホでは横スクロールできます。

2024年5月に新型iPad Air・iPad Proが発売されましたが、ドル価格を見るとやはり円安が反映された値上げかと思われます。

iPad Proのカメラ

また「高性能化」も関連しているところ。

特にラッグシップモデルのiPad Proに言えますね。私が使っているiPad Pro 12.9インチにはスマホ並みのカメラやLiDARスキャナが搭載されていますが、最後にいつカメラを使ったかを思い出せません。

だからこそ中古iPadという選択肢がありなわけです。

参考に新品iPadと中古iPadでどれくらいの価格差があるのかをまとめてみました。

5月10日更新:新品iPad VS 中古iPad
iPadモデル新品価格(税込)中古価格(税込) ※1
iPad
(第10世代)
2022年10月26日発売
58,800円〜51,800円〜
iPad
(第9世代)
2021年9月24日発売
49,800円〜
※Apple公式では販売終了
41,800円〜
iPad mini
(第6世代)
2021年9月24日発売
84,800円〜59,800円〜
iPad Air
(11インチ/M2)
2025年5月15日発売
98,800円〜
iPad Air
(13インチ/M2)
2025年5月15日発売
128,800円〜
iPad Air
(第5世代)
2022年3月18日発売
92,800円〜
※Apple公式では販売終了
68,800円〜
iPad Pro
(11インチ/M2)
2025年5月15日発売
168,800円〜
iPad Pro 11
(第4世代)
2022年10月26日発売
124,800円〜
※Apple公式では販売終了
103,800円〜
iPad Pro
(13インチ/M2)
2025年5月15日発売
218,800円〜
iPad Pro 12.9
(第6世代)
2022年10月26日発売
172,800円〜
※Apple公式では販売終了
121,800円〜
※ イオシスにおける最安価格を参照。

価格差はiPadモデルによって異なりますが、新品iPadの価格と比較すると安くお買い得感があります。

コストパフォーマンスで選ぶなら新品iPadよりも中古iPadで間違いありません。中古iPadの購入はiPadを安く買う方法として非常に有効です。

1年足らずで「旧モデル」になってしまう

iPadの発売サイクルは短く、モデルによっては早ければ1年足らずで次期モデルが登場します。

【参考】iPadモデル別、過去3年間の発売日
発売年2021年2022年2023年2024年
iPad2021年9月24日
(第9世代)
2022年10月26日
(第10世代)
iPad mini2021年9月24日
(第6世代)
iPad Air2022年3月18日
(第5世代)
2024年5月15日
(11インチ/M2・13インチ/M2)
iPad Pro 112021年5月21日
(第3世代)
2022年10月26日
(第4世代)
2024年5月15日
(11インチ/M4)
iPad Pro 12.92021年5月21日
(第5世代)
2022年10月26日
(第6世代)
2024年5月15日
(13インチ/M4)

最新モデルを手に入れられる喜びには代えがたいものがありますが、最新モデルとしていられるのは次期モデルが発売されるまでの期間限定。最新モデルを購入してもあっという間に旧モデルとなってしまいます。

それならわざわざ価格の高い最新モデルを買うのではなく、お手頃な価格帯で買える中古iPadを選ぶ。選択肢としては十分ありです。

中古iPadを取り扱う中古ショップでは、新品未開封の最新モデルが販売されていることもあります。

長いサポート期間

iPadOSの長いサポート期間も、中古iPadを選ぶ理由になります。2023年秋に登場する予定の「iPadOS 17」に対応するモデルは以下のとおりです。

最新iPadOS 17対応のモデル一覧
iPadモデル世代
無印iPadiPad(第6世代)(2018年発売)以降
iPad miniiPad mini(第5世代)(2019年発売)以降
iPad AiriPad Air(第3世代)(2019年発売)以降
iPad ProiPad Pro 11インチ(第1世代)(2018年発売)以降
iPad Pro 12.9インチ(第2世代)(2017年発売)以降
iPad Pro 10.5インチ(2017年発売)

iPadOS 17に対応する上記モデルのなかでもっとも古いのは、2017年6月5日に発売されたiPad Pro 10.5インチです。6年以上前に発売されたモデルに対応してくれるわけですから、非常に良心的です。

サポートが終了してしまってもiPadが使えなくなってしまうわけではありませんが、当然iPadOSの新機能は使えないですし、AirPodsなど関連アクセサリーとの連携にも影響が出てくるかの可能性もあります。また、セキュリティ的な安全性の低下も無視できません。

その点、長くサポートしてくれるiPadなら安心です。これも中古iPadがありな大きな理由です。

数世代前のiPadでも十分快適に使える

2018年に購入したiPad Pro 11(第1世代)、2019年に購入したiPad mini(第5世代)が、2023年現在でも十分快適に使えています。

A12 Bionicチップ搭載のiPad mini(第5世代)ですが、ネット閲覧や動画視聴はもちろんのこと、大量のPDFデータの管理やRAW現像、画像のレタッチなど、あらゆる使い方においてストレスなく使えています。

3Dグラフィックが使われているゲームをプレイすることも可能。A12X Bionicチップ搭載のiPad Pro 11(第1世代)も同様に快適です。

iPadにパソコン並みのパワーを求めるのであれば、現行モデルのM1チップiPad Air・iPad Proが候補となりますが、iPadにそこまでの性能を求める方は限られるかと思います。

「旧モデルのiPadは性能的に大丈夫?」「快適に使える?」と、なかには性能について心配される方もいらっしゃるかと思いますが、大丈夫です。ヘビーな使い方をしない限りは、基本的にどのモデルでも快適に使えます。

単純にコストパフォーマンスが高い

コストパフォーマンスの高さは、やはり新品iPadよりも中古iPadに軍配が上がります。

ライトな使い方がメインであれば、さらに安く買える旧モデルで必要十分です。

「ある程度の性能が欲しい」という方でも、1世代・2世代前のモデルで十分対応できます。

必要のない、もしくは使い切れない性能にお金を出すのは勿体ないですよね。自分の用途に合う中古iPadを選べば、結果的にコスパの高い買い物ができるはずです。

大手中古ショップなら保証付きで安心

中古iPadを買うにあたって重要なポイントとなるのは、「保証」でしょう。

新品であればAppleの1年間の保証が付いてきますが、(購入後1年が過ぎた)中古iPadの場合、当然ながらAppleの保証はありません。

中古iPadを購入は、保証を付けてくれる大手の中古ショップがおすすめです。万が一の初期不良・動作不良に対し、返品や返金で対応してくれるため安心です。

安心の中古ショップの保証
中古ショップ保証期間赤ロム永久保証
(キャリア版Wi-Fi + Cellularモデル)
イオシス未使用品:6か月
中古品:3か月
ゲオオンライン30日間
リコレ! (ソフマップ)1か月間

フリマやオークションといった個人間取引でiPadを購入する場合は一切の保証がありません。万が一トラブルがあっても当事者同士で解決する必要があり非常に手間で面倒。

「動作不良っぽいのですが……」「いやいや発送時は正常でしたよ」といったやりとりを想像するだけで気が萎えますが、大手中古ショップならそのような面倒なやりとりは一切ありません。

中古iPad購入時のポイント

続いて、中古iPadを購入する際に気にしておきたいチェックポイントについて解説します。

iPadOSのサポート期間

前半でもご紹介しましたが、iPadOSのサポート期間は重要なポイントであり、同時に見落としやすいポイントでもあります。

せっかくiPadを買ってiPadOSの新機能を使えないのは寂しいですし、セキュリティ的なことを考えても、やはり最新のiPadOSに対応したモデルがベストでしょう。

サポート期間に余裕をもって選べるなら、3、4年以内に発売されたモデルが安心です。

バッテリーの劣化について

中古iPadは、多少なりともバッテリーの劣化はあるものと考えておく必要があります。iPadに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは、充電と放電を繰り返していくうちに劣化していき、最大蓄えられるバッテリー容量が減っていきます。

よく「3年の使用で最大バッテリー容量の80%ほどになる」と言われます。私の感覚としてもそれに近い感じですね。言い方を変えれば、4年、5年前に発売されたiPadモデルは80%以下になっている可能性がある、ということになります。

バッテリーの劣化が気になる方は、できるだけ新しい時期に発売されたiPadモデル、もしくは新品のバッテリーに交換されたApple認定整備済製品をおすすめします。

キャリア版iPadの「赤ロム化」について

ドコモやau、ソフトバンクなどの通信キャリアが販売する、いわゆる「キャリア版のiPad」を購入する際は、以下の点をチェックしておきましょう。

キャリア版iPad購入時のチェックポイント
  • SIMロック解除済みかどうか
  • ネットワーク利用制限の状態(〇 / ▲ / ×)

ネットワーク利用制限の状態の違いは以下のとおりです。

ネットワーク利用制限の「○」「▲」「×」とは?
  • ○:デバイスの本体代金が完済されており、問題なく使用できる状態。
  • ▲:デバイスの本体代金の支払いが完全に済んでおらず(残債がある状態)、未払いとなれば将来的に「×」となる可能性がある。
  • ×:デバイスの本体代金の未払いなどの理由でネットワーク利用制限がかかっており、モバイル通信に制限がかかっている状態(いわゆる赤ロムの状態)。

基本的にネットワーク利用制限が「×」の中古iPadは販売されていません(ジャンク品以外)。中古iPadでよく見かけるのは「〇」あるいは「▲」のものになるのですが、個人的には「▲」が狙い目だと思っています。

それは、将来的に赤ロム化してしまった際に交換・返金してくれる赤ロム保証がある中古ショップで買えばリスクはないですし、「〇」のものよりも安く買えるからです。

仮に赤ロム化してしまっても、モバイル通信に制限がかかるだけでWi-Fiでの通信など他の機能は普通に使えます。

まとめ

本記事では、中古iPadを購入する方法についてご紹介させていただきました。

購入方法イオシスゲオオンラインリコレ!楽天市場Amazon整備品Apple整備済製品
価格の安さ
保証3か月(中古ランクA/B/C)30日間1か月販売店による最低180日1年
(AppleCare+への加入可)
赤ロム保証ありありあり(3年間)販売店による最低180日の返品保証
在庫数の多さ
ポイント制度なしなしありありありなし
公式ページイオシスゲオオンラインリコレ!楽天市場Amazon整備品Apple整備済製品

△ スマホでは横スクロールできます。

安心という点では、1年間のメーカー保証付きのApple認定整備済製品がいちばんですが、安さと在庫数、保証の長さとバランスのとれた「イオシス」がおすすめしやすいですね。

実際に人気にある中古ショップで、私自身も大阪の日本橋にある実店舗に足を運んだこともあります。なにより価格が安い!

本記事が中古iPad購入の手助けとなれば幸いです!

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Apple製品まわりのガジェットを中心にレビュー記事を書いているガジェットブロガー。レビュー記事では「で、実際のところはどうなの?」と言うことを大事にしています。

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