ソニーの5Gフラッグシップモデルの「Xperia 1 III」。普段使いからゲーム用途まで幅広く高いパフォーマンスを発揮してくれるQualcomm Snapdragon 888を搭載し、有機ELが採用された21:9のシネマワイドディスプレイは、4K解像度ながらリフレッシュレートが最大120Hz駆動を実現。HDRにも対応します。ソニーならではカメラ性能・機能も魅力たっぷりです。
そんなXperia 1 IIIを購入したならまず用意しておきたいアイテムが「保護ケース・カバー」です。
Xperia 1 IIIはXperiaのフラッグシップモデルというこもあり、ご存知のとおりその価格は安くありません。不意の落下による傷や破損、カバンやポケットのなかなどで気付かぬうちについてしまうひっかき傷など。安くないXperia 1 IIIだかこそ、保護ケースを用意ししっかりとそれから安くないXperia 1 IIIを守りたいところです。
本記事では前半に「Xperia 1 IIIのケース・カバー選びのポイント」、後半に「Xperia 1 IIIにおすすめのケース・カバー」をご紹介しています。手帳型ケースや耐衝撃ケース、Xperia 1III本来のデザインを隠さないクリアケースなど、数ある製品のなかから特におすすめしたいケースをピックアップしています。
Xperia 1 IIIのケース・カバー選びのポイント
まずはケース・カバー選びのポイントから。Xperia 1 IIIならではの注意点についても解説しています。
利用シーンで選びたいケース・カバーの種類・タイプ
スマホ向けケース・カバーには、大きく分けてフラップ付きの「手帳型ケース」とフラップなしの「背面ケース」の2種類あります。
保護ケースのタイプ | メリット | デメリット |
背面ケース (フラップなし) | ・フラップを開閉する必要がないので楽 ・フラップがないのでかさばらない | ・液晶画面は保護できない |
手帳型ケース (フラップあり) | ・液晶画面まで保護できる ・カードホルダーやスタンド機能など機能面が充実 | ・フラップの開閉が面倒 ・かさばってしまいがち |
個人的にはフラップ開閉の必要がなく薄手の背面ケースが好みですね。だいたい背面ケースとガラスフィルムを組み合わせて使用することが多いでしょうか。
手帳型ケースの魅力はスタンド機能やカード収納などの充実した機能でしょう。動画視聴時にはスタンド機能が大活躍してくれますし、クレジットカードやポイントカードなどを収納できる機能も魅力的です。
どちらのタイプを選ぶかは、「どういうシーンでどういう使い方をするか」によります。利用シーンを事前にイメージしながら、あなたに合ったタイプを選びましょう。
また、ケースの素材についても気にしておきたいポイントです。
保護ケースの素材 | 特徴 |
シリコン | 滑りにくい/衝撃に強い /汚れ(ホコリ)が付着しやすい |
TPU(熱可塑性ポリウレタン) | 衝撃に強い/薄く軽量/成形しやすい/シリコンに代わって採用されることが多い |
PC(ポリカーボネート) | 薄く軽量/いわゆる「プラスチック」素材/衝撃吸収性に劣る(割れることがある) |
PUレザー | 人工的にレザーにみせた素材/本革に比べ軽量/雨に強い/耐久性は本革に劣る |
本革レザー | 革らしい劣化を楽しめる/雨や湿気に弱い/価格が高い |
アルミニウム | 傷が付きやすい/背面に使用されている場合はQiワイヤレス充電できない |
素材によって使い勝手が変わってくることはほぼありません。基本的には好みで選んでOKです。
Xperia 1 IIIならではチェックポイント
Xperia 1 IIIだからこそチェックしておきたいポイントです。
- ケースに出っ張ったカメラをカバーできる厚みがあるか
- 側面のボタンや指紋認証機構に干渉しないか
- ケースを装着したままQiワイヤレス充電を行えるか
「超薄型」などと謳われているケースのなかには、Xperia 1 IIIを机の上などに平置きしたときに出っ張ったカメラが接触してしまうことがあります。ボタンへの干渉はXperia 1 III対応ケースであればほぼ大丈夫でしょう。
また、Qiワイヤレス充電を行う場合は厚手のレザーケースや金属素材のケースは避けるようにしましょう。
Xperia 1 IIIにおすすめケース・カバー【手帳型/耐衝撃/クリア】
それでは本題のXperia 1 IIIにおすすめのケース・カバーをご紹介していきます!
SONY Xperia 1 III Style Cover with Stand
- ソニー純正のXperia 1 III向けケース
- キックスタンド付き(横置きのみ対応)
- 指紋が目立ちにくいマットな質感
- 左右の側面部分はカバーされていない
- ブラック/グレー/パープル
最初にご紹介したいのは、ソニー純正のXperia 1 III向けケース「Style Cover with Stand」です。特徴は背面に設置されたキックスタンド。
キックスタンドを引き出せば、動画視聴やコントローラーを接続してのゲームプレイが捗ります。一応縦置きもできなくはないですが、角度が大きくなり実用的でないかもしれません。横のみと考えておいたほうがいいでしょう。
指紋が目立ちにくく、ほどよいグリップ感を生むマットな質感がいい感じ。高級感がありフラッグシップモデルのXperia 1 IIIにぴったりです。
ネガティブな点を挙げれば、左右の側面部分がカバーされていないこと。個人的にはボタン操作しやすく気にしていないのですが、側面への傷が気になる方は注意してください。
ソニー純正ケースということもあり価格帯は少し高めですが、純正ならではの高級感ある質感は素晴らしいですね!カラーはブラック/グレー/パープルの3色から選べます。
Spigen ウルトラ・ハイブリッド(クリスタル・クリア)
- Spigenの人気ケース「ウルトラ・ハイブリッド」
- TPUとPCのハイブリッド設計
- ストラップホール搭載
- ワイヤレス充電対応
続いてご紹介したいのはスマホケースではお馴染みSpigen(シュピゲン)の「ウルトラ・ハイブリッド」。本来のデザイン・カラーを隠さないクリアケースです。
ハイブリッドというその名のとおり、衝撃に強いTPU素材が側面部分に、軽量で透明度の高いPC素材が採用されています。側面のTPU素材のおかげで持ちやすくグリップ感も上々。シンプルなクリアケースをお探しなら、まずチェックしてほしいケースです!
Hy+ 耐衝撃クリアケース
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- デザイン、カラーを隠さないTPUクリアケース
- 米軍MIL規格をクリアした高い耐衝撃性
- ストラップホール搭載
続いてご紹介するのはケース四隅に設置されたバンパーが特徴のクリアケース。米軍MIL規格をクリアしており、その高い耐衝撃性能はお墨付き。
四隅のバンパーは一見不格好にも見えますが、バンパーの出っ張りに指がひっかりしっかりグリップできるという利点があります。Xperia 1 IIIは縦長で他のスマホと比べてグリップしやすい部類ではありますが、それでも大きく安心して片手持ちできるグリップ感は重要なポイントです。
Spigen ラギッド・アーマー(マット・ブラック)
- Spigenの人気ケース「ラギッド・アーマー」
- 薄手で軽量
- ストラップホール搭載
- ワイヤレス充電対応
Spigenの「ラギッド・アーマー」は、四隅のエアークッションと薄手で軽量なTPUケース。全体的にはシンプルなデザインという印象ですが、さりげないカーボン風のテクスチャーがかっこいい!
指紋が目立ちにくいマットな質感もいい感じです。まさに僕がそうなのですが、ケースに付着する皮脂汚れが気になってしまうという人は多いのではないでしょうか。個人的には指紋が目立ちがちな光沢のあるケースよりも、このような指紋が目立ちにくいマットな質感のケースが好みです。
価格帯的にも選びやすいライン。コスパは非常にいいですね!
レイ・アウト ProCa 耐衝撃ケース
- TPUとPC素材のハイブリッドケース
- 厚手のバンパー、四隅のエアークッションでがっちり保護
- 光沢のある背面のPC素材
- ストラップホール搭載
ケース側面のTPUバンパーでXperia 1 IIIをがっちり守ってくれるレイ・アウトのケース。バンパーは厚手なのでひとまわり大きくなってしまいますが、Xperia 1 IIIにとってはこのバンパーの厚さがちょうどよく感じられるのではと思います。
そして超シンプルなデザインがいいですね!光沢のあるつるんとした背面が、シンプルでありながら逆に存在感を感じさせます。デザイン光沢のあるケースは指紋が目立ちやすくその点だけご注意を。
このケースにはディズニーキャラがプリントされたものもあります。
ラスタバナナ スマホリング付きTPUケース
- ラスタバナナのスマホリング付きTPUケース
- リングを立てることでスタンドとしても使用可能(横置きのみ)
- ワイヤレス充電未対応
- ブラック/トーブ/ライトピンク/ライトパープル
縦長フォルムのXperia 1 IIIは比較的握りやすいですが、それでも気を抜くと落としそうになることも。こちらのラスタバナナのTPUケースはスマホリング一体型。リングに指を通すことで確実にホールドできます。
スマホリングといえばスマホに直接、あるいはケース背面に貼り付けるタイプが主流。ですが両面テープで貼り付ける吸着タイプに抵抗がある方もいるでしょう。このケースはそんな方におすすめです。
リング部分は360°回転。リングを立てることでスタンドとしても使用可能です。Qiワイヤレス充電ができなくなるというデメリットがあるものの、スマホリングは落下防止に非常に有効的。スマホリングを検討されている方は、ぜひこちらのスマホリング付きケースもチェックしてみてください!
LOOF Hold ベルト付きレザーケース
- しっかりホールドできるベルト付きケース
- TPU、TPU、レザーを採用
- ストラップホール搭載
- グレージュ/ジャスミンイエロー/スカイブルー/ダルグリーン
こちらはリングではなくベルトタイプ。オーストラリア産の牛革が使われた高級感あるケースです。
スマホリングもいいですが、このようなベルトタイプもありですね!薄くも見た目もスタイリッシュ。使用するワイヤレス充電器にもよりますが、上でご紹介したスマホリング付きケースでは行うことがでできないワイヤレス充電もできるでしょう。
LOOF Holdは非常に人気のあるシリーズです。カラーは5種類から選べます。どのカラーもおしゃれでおすすめです!
Arae 収納機能豊富な多機能手帳型ケース
- 多機能でお手頃価格の手帳型ケース
- カード収納(4枚)& 収納ポーケット
- マグネット式フラップ
- スタンド機能
- ストラップ付属
「多機能で手頃なケースを」ということなら、こちらのAraeの手帳型ケースがおすすめです。豊富な収納機能にスタンド機能、ストラップホール&ストラップ付属と全部入りでありながら、選びやすい価格が魅力です。
カードを収納することで厚みが出てしまいますが、決済用のクレジットカードなどを入れておけば財布を持たずに出かけられる場面も多くなるはず。「お試しで使ってみる」と思えるほどの価格帯なので、最初に選ぶケースとしても最適です!
エレコム RICERCA 手帳型レザーケース
- イタリアCORNET社製のソフトレザーを採用した手帳型ケース
- カード収納(2つのポケット)
- ワイヤレス充電対応
イタリアCORNET社製のソフトレザーを採用した、エレコムの手帳型ケースです。高級感あるソフトレザーがいい感じ。おしゃれでかつ主張しすぎないデザインなのでビジネスの場でも取り出しやすいでしょう。
ケース自体は薄くワイヤレス充電にも対応。「手帳型ケースの厚みが気になる」という方にもおすすめしやすいケースです。価格の割に質感はいいですし、スタンド機能には未対応ですがカード収納があり便利。特にソフトレザーの質感がおすすめポイントです。
ラスタバナナ 手帳型ソフトレザーケース
- ラスタバナナの手帳型ソフトレザーケース
- カード収納(1枚分)
- スタンド機能を搭載
- ストラップホール搭載
- マグネット式フラップ
- 選べる3つのカラーパターン
最後にご紹介するのは、ラスタバナナの手帳型ソフトレザーケースです。1枚分のカード収納にスタンド機能、ストラップホールの搭載など機能性は十分。
こちらの手帳型ケースも派手すぎずで選びやすいデザインでしょう。どこか大人な雰囲気を感じさせるデザイン。デザインは好みによるところが大きいですが、個人的にはこのような落ち着いたデザインが好みです。
3種類のカラーパターンから選べ、価格的にもお手頃です。カジュアルにもフォーマルにも使えるおしゃれな手帳型ケースです!
Xperia 1 IIIにおすすめのケース・カバーまとめ
本記事ではXperia 1 IIIにおすすめのケース・カバーをご紹介させていただきました。気になったものはありましたでしょうか。あなたにあったケースが見つかれば幸いです。
記事内でご紹介したケースのなかから、ひとつおすすめを選ぶとすれば、Spigenの「ラギッド・アーマー」を推します。
Xperia 1 IIIのデザインやカラーは隠れてしまうのですが、しっかり守ってくれるという安心感があるのと、比較的薄いのでよくポケットに入れて持ち運ぶ僕にとっては使い勝手もいいですね。お気に入りのケースです。
「Xperia 1 III向けのケース・カバーをもっと見たい!」という方は以下からチェックしてみてください!
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ケースに加えディスプレイを守ってくれる「保護フィルム」をケースと一緒に用意しておけば安心です。フラップのある手帳型ケースでも、必ずしもフラップが閉じた状態で落下してくれるとは限りません。保護フィルムを貼っておけば、よりしっかりXperia 1 IIIを守れます。
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