\ Amazonタイムセール(6月4日23:59まで) / 詳細を見る

【2019最新】必ず欲しくなる!おすすめBluetoothワイヤレスヘッドホン7選

さまざまな機器からどんどんイヤホンジャックが消えていく…という流れもあって、いまBluetoothに対応したワイヤレスヘッドホンが人気です。煩わしいコードもなく、接続時の圧縮方式の進化で有線ヘッドホンに負けず劣らない音質。となればワイヤレスヘッドホンが人気なのも頷けます。

いま特に注目されているのは、音質プラスアルファの機能である「ノイズキャンセリング」「使い勝手の良さ」「ファッション性」といった要素を持ったヘッドホンです。

この記事では、僕自身が購入した、もしくは実際に触れたことのあるものから、特におすすめしたいBluetoothワイヤレスヘッドホンを紹介します。選び方のポイントについても解説していますので、ワイヤレスヘッドホンの購入を検討している方はぜひ参考にしてください!

目次

後悔しない!Bluetoothワイヤレスヘッドホンの選び方

まずは後悔しないためのBluetoothワイヤレスヘッドホンの選び方について解説していきます。

ヘッドホンに限らず「やっぱりあっちにしておけばよかった…」なんてことはよくある話。ポイントをしっかり抑えておきましょう!

対応コーデックの確認は必須

Bluetoothワイヤレスヘッドホンを選ぶにあたって、必ず確認してほしいのは「対応コーデック」です。

コーデックとは、Bluetoothで音声を転送するときに使用する圧縮変換方式のこと。主にSBC/AAC/aptX/aptX HD/LDACの5種類あります。

これらのコーデックは、再生機器とヘッドホン双方が対応する必要があります。例えばスマホ側がAACに対応していても、ヘッドホン側がAACに対応していなければSBCで接続されることになります。

仮にヘッドホンとiPhoneを接続したい場合にチェックすべきコーデックはAACになります。aptXに対応したAndroidスマホとヘッドホンを接続したい場合は、ヘッドホン側がaptXに対応しているかどうかをチェックすべきということです。

マルチペアリングとマルチポイントの違い

ワイヤレスヘッドホンの製品説明欄を読んでいると「マルチペアリング」「マルチポイント」という言葉をよく見かけますよね。なんだか似た言葉ですが、それぞれ意味する機能が異なります。

まず「マルチペアリング」とは、複数のBluetooth機器の設定を登録しておける機能。そうすることで次回からの接続がかんたんに行えます。最大の登録数は、イヤホンやヘッドホンによって異なります。

次に「マルチポイント」ですが、これは複数のBluetooth機器に同時に接続でき、例えば2台同時に通話待受できたり、ペアリング設定なしに音声(音楽)出力を切り替えてくれる機能のことです。

マルチポイントで盲点になりやすいのが、「通話待受+通話待受」がOKでも「音楽+音楽」がNGである場合もあるので注意が必要です。

ヘッドホンの可能連続再生時間をチェック

Bluetoothワイヤレスヘッドホンはその特性上、内蔵バッテリーで動作します。当然充電が必要になるわけですが、チェックしておきたいのは「可能連続再生時間」です。

連続再生時間が短ければ、当然充電する頻度は高くなります。意外と見落としやすいポイントなので、しっかりと抑えておきましょう。

ワイヤレスヘッドホンの再生時間をチェック

連続再生時間をチェックしておこう

おすすめはノイズキャンセリング付きヘッドホン

ここで言うノイズキャンセリングとは、周囲の騒音や雑音といったノイズをヘッドホン内蔵のマイクで拾い、それらを打ち消す音を出してノイズを消し去る「アクティブノイズキャンセリング」のこと。分かりやすく書くと「プラス1のノイズに対しマイナス1の音を出して0にしてしまう」という技術。

もとより耳を覆うヘッドホンはノイズをシャットアウトする密閉型が多く、「音に集中したい」という人が選ぶことが多いでしょう。そういう意味ではヘッドホンとノイズキャンセリングは非常に相性がいいと言えます。

ノイズキャンセリングの使用感については製品ごとに異なりますが、その威力は凄まじいものがあります。車や電車が行き交う音、人の話し声はもちろん、いままで気にしていなかったエアコンの駆動音さえも消えてしまいます。

「音に集中したい」「没入感を優先したい」という人は特に、ノイズキャンセリングを搭載したBluetoothワイヤレスヘッドホンがおすすめです。

ノイズキャンセリング搭載のワイヤレスヘッドホンがおすすめ

没入感重視ならノイズキャンセリングは必須

おすすめBluetoothワイヤレスヘッドホン

それではここからおすすめのBluetoothワイヤレスヘッドホンを紹介していきます。リーズナブルなワイヤレスヘッドホンからスタンダードモデル、ハイエンドモデルまで、各価格帯からおすすめヘッドホンをピックアップしてきました。

中でも特に注目したいのは、ノイズキャンセリングを搭載したハイエンドモデル。ヘッドホンの使用頻度が高いのなら、思い切ってハイエンドモデルを買ってしまったほうが、間違いなく幸せになれます。

それでは紹介していきましょう!

【SoundPEATS】A1 Pro エントリーモデルに最適

・タイプ:オンイヤー
・対応コーデック:SBC/AAC
・連続再生:最大25時間
・ハンズフリー通話:◯
・有線接続:◯

まず最初に紹介したいヘッドホンは、「SoundPEATS A1 Pro」。SoundPEATSはコスパに定評があるオーディオメーカーで、紹介するA1 Proも音質・機能と価格を見ると、コストパフォーマンスは抜群にいいと言えます。

A1 Proはイヤーパッドが耳たぶに重なる「オンイヤー」タイプ。耳を完全に覆う「オーバーイヤー(アラウンドイヤー)」タイプと比べ小型で軽量、持ち運びにも便利です。

SoundPeats A1 Pro

小型で軽量、気軽に持ち出せる

そして小型ながら連続再生時間は最大25時間とタフなバッテリーを搭載。毎日の通勤だけでなく出張や旅行といったシーンでも十分活躍してくれるでしょう。

実際に聴いてみると音はクリアに出ていて、同価格帯ではかなり健闘している印象。AACコーデックにも対応しており、5千円以下の下手なヘッドホンより高音質ですね。

なによりこのA1 Proをこの価格帯で購入できることには驚きです。安価なモデルとは言え、ワイヤレスヘッドホンの便利さを十分体験できる製品でしょう!A1 Proは耳たぶの上に乗るオンイヤータイプのヘッドホン。僕自身は強い側圧は感じませんでしたが、オンイヤータイプなので多少なりとも圧迫感はありません。苦手な人は注意しておきましょう。

【MPOW】H7 安く高音質が魅力のワイヤレスヘッドホン

・タイプ:オーバーイヤー
・連続再生:最大15時間
・ハンズフリー通話:◯
・有線接続:◯

MPOW(エムパウ)のヘッドホンはAmazonの売れ筋ランキングでもよく見かけるメーカー。いわゆる中華ヘッドホンで、聞いたことがあるという人も多いかと思います。MPOWのワイヤレスヘッドホン「H7」はオーバーイヤータイプのワイヤレスヘッドホン。ノイズキャンセリングには対応していないものの、その優れたコストパフォーマンスから非常に人気があるヘッドホンです。

とにかくコスパがよく、ユーザーからの評判も上々。最大15時間の再生が可能なバッテリーやハンズフリー通話に対応など、基本的な機能はしっかり抑えられています。普段使い用で気軽に使えるワイヤレスヘッドホンにぴったりです。

【TROND】低遅延aptX LLコーデック対応のワイヤレスヘッドホン

・タイプ:オーバーイヤー
・対応コーデック:SBC/AAC/aptX/aptX-LL
・連続再生:最大30時間
・ハンズフリー通話:◯
・有線接続:◯

aptX-LL(Low Latency)とは、aptXよりさらに低遅延なコーデック。テレビやPS4、ニンテンドースイッチなど、遅延が気になるシーンでの使用に向いているコーデックです。

このワイヤレスヘッドホンはそのaptX-LLに対応、低遅延で動画視聴やゲームを楽しめます。もちろんaptXにも対応。ただ現状aptX-LLに対応した再生機器(スマホやゲーム器など)は少なく、ほとんどの場合「aptX-LLに対応したアダプタ」が必要になります。

対応機器は少ないものの、条件が合えば大活躍してくれるワイヤレスヘッドホンでしょう!

PCやPS4、ニンテンドースイッチで使用したい場合、以下のaptX-LL対応アダプタを一緒に用意しましょう。特にゲームのプレイは低遅延であることに越したことはありません。まさにaptX-LLが活きるシーンです。

【COWIN】E7 PRO はじめてのノイズキャンセリングヘッドホンに

・タイプ:オーバーイヤー
・ノイズキャンセリング:◯
・対応コーデック:SBC/AAC
・連続再生:最大30時間
・ハンズフリー通話:◯
・有線接続:✕
・カラ-:ブラック/ホワイト/レッド

周囲の騒音を打ち消すノイズキャンリング付きになるとどうしても価格が上がってしまいます。「安く変えるノイズキャンセリングヘッドホンはないかな」という人におすすめなのが、まさにこのヘッドホンです。

安いと言えどもそれなりに値段はしますが、この値段でノイズキャンセリングヘッドホンを変えると考えればかなりお買い得です。人が多い電車移動時やカフェなど、自宅でも集中したいときなども活躍してくれるノイズキャンセリング。はじめてのノイズキャンセリング・ヘッドホンにぴったりです。

なお有線での使用はできませんが、最大30時間も再生できるバッテリーを搭載しているので問題ないでしょう。カラーはブラック/ホワイト/レッドの3色から選べるのも嬉しいポイントです。

【2018年 ノイズキャンセリング進化版】COWIN E7 PRO ワイヤレス ノイズキャンセリング Bluetooth ヘッドホン 密閉型 高音質 内蔵マイク NFC搭載 ケーブル着脱式 30時間再生 ハンズフリー通話可能 iphone PC Mac などに対応 ヘッドフォン
COWIN

【SONY】WH-CH700N ノイキャン搭載のスタンダードモデル

・タイプ:オーバーイヤー
・ノイズキャンセリング:◯
・対応コーデック:SBC/AAC/aptX/aptX HD
・連続再生:最大35時間
・マルチペアリング:◯(「通話待受+音楽」のみ)
・マルチポイント:◯(最大8台)
・ハンズフリー通話:◯
・有線接続:◯
・ブラック/グレー/ブルー

SONYの「WH-CH700N」はノイズキャンセリングを搭載したスタンダードモデル。WH-1000XM2といったフラッグシップモデルと比較すると、そのノイズキャンセリング性能は見劣りしますが、価格・価格差を見ると十分期待に応えてくれる性能だと言っていいでしょう。

最大35時間の連続再生が可能なタフなバッテリー、専用アプリ「Headphones Connect」でのサラウンド・イコライザー調整など、一般的にヘッドホンに求められる機能はしっかり搭載しています。

さらに嬉しいのはSBC、AAC、aptXに加え、aptX HDと幅広いコーデックに対応してくれているところですね!現在販売されているAndroidスマホの多くが高音質コーデックatpX HDに対応しています。その機能を活かせるという意味では対応しているに越したことはありません。

WH-CH700Nは価格も含め非常にバランスが取れたヘッドホンですね!ノイズキャンセリングを搭載したワイヤレスヘッドホンのネックとなりやすい価格をクリアし、なおかつメインのワイヤレスヘッドホンとしてしっかり使えます。

【Beats】Solo3 Wirelessオンイヤーヘッドホン

・タイプ:オンイヤー
・対応コーデック:SBC/AAC/aptX
・連続再生:最大40時間
・マルチペアリング:◯
・ハンズフリー通話:◯
・有線接続:◯
・合計13種類から選べるカラー

2014年にAppleに買収されたオーディオメーカーのBeats。その音質はさることながら、ファッション性を持ち合わせたヘッドホンを販売していることが特徴に挙げられます。そんなBeatsのワイヤレスヘッドホン「Solo3 Wirelessオンイヤーヘッドホン」はAppleのAirPodsにも搭載されている「W1」チップを搭載。ヘッドホンをiPhoneに近づけてワンタップで完了するかんたんなペアリングなど、Apple製品で使用することでより使い勝手の良さを体験できます。

Appleストアで実機を試聴させてもらったことがありますが、音質は低音が強め。悪くはないが良くはないというのが正直なところ。僕自身は完全に音質重視なので、solo3は選ぶ理由はないな、と感じ購入を見送った経緯があります。

それでも若年層や海外セレブがsolo3を選ぶのは、やはりその「ファッション性の高さ」でしょう。明るいポップなカラーバリエーションが豊富で、まさに「魅せるヘッドホン」。おしゃれな服を着たときにテンションが上がるように、solo3を身に着けて外に出れば気分がいい。そんなヘッドホンですね。

solo3にはノイズキャンセリングは搭載されていませんが、次に紹介する「Studio3」には搭載されています。ファッション感覚で身に付けられ、なおかつ音質も重視したい方はノイズキャンセリング搭載でオーバーイヤータイプのStudio3がおすすめです。

【Beats】Studio3 Wirelessオーバーイヤーヘッドホン

・タイプ:オーバーイヤー
・ノイズキャンセリング:◯
・対応コーデック:SBC/AAC
・連続再生:最大22時間
・マルチペアリング:◯
・ハンズフリー通話:◯
・有線接続:◯
・合計7種類から選べるカラー

Beatsの「Studio3」とsolo3の主な違いは、オーバーイヤーかオンイヤーか、ノイズキャンセリングが搭載されているかどうか。solo3はファッション性重視で、Studio3はそれに高音質をプラスしたヘッドホン、というところでしょうか。

Studio3の実機を触ってみて、「音質はクリアでいい!ノイズキャンセリングは弱めかな」という印象。音質はあちこちで酷評されている悪くなく、むしろかなりいいと感じました。ノイズキャンセリングは弱い分、特有のホワイトノイズを感じることもなく、これはこれでいいかな、と感じ。ノイズキャンセル特有の、鼓膜が圧迫されるようなホワイトノイズが苦手な人にはいいですね。

「W1」チップ搭載でApple製品での使い勝手は文句なし。オーバーイヤータイプなので耳へのストレスも感じにくい。機能・音質を重視するならsolo3ではなくStudio3でいいでしょう。

【BOSE】QuietComfort 35 wireless headphones II

・タイプ:オーバーイヤー
・ノイズキャンセリング:◯
・対応コーデック:SBC/AAC(非公開)
・連続再生:最大30時間
・マルチペアリング:◯
・マルチポイント:◯(「音楽+通話待受」「音楽+音楽」にも対応)
・ハンズフリー通話:◯
・有線接続:◯
・Googleアシスタント/Amazon Alexa搭載
・ブラック/シルバー

続いてはヘッドホンを紹介する上で外せないメーカーBOSE(ボーズ)の「QuietComfort 35 wireless headphones II(以下QC35 II)」です。3万円超えのハイエンドモデル、高級ヘッドホンです。

その目玉機能はやはりノイズキャンセリングでしょう。その性能は強烈といっていいほど高く、周囲の騒音・雑音をしっかり消し去ってくれます。ノイズキャンセリングのレベルは専用アプリ「Bose Connect」から3段階で調節可能です。ノイズキャンセリングのメリットは、周囲の騒音が消し去られることで、どんな環境でも控えめな音量で音楽を楽しめること。Boseらしい低音がきいたサウンドを静寂のなかで聴ける。ここがポイントです。

そのほか最大20時間の連続再生や、Googleアシスタント・Amazon Alexaを搭載などハイエンドらしく機能も豊富。さすがノイキャンセリング付きヘッドホンを牽引するメーカーですね。

そして装着感は抜群ですね!やわらかいイヤーパッド、234gという軽い重量がこれに寄与しているのかと思います。装着感、長時間使用時のストレスのなさは、この記事で紹介しているどのヘッドホンよりも優秀。

QC35 IIの快適な装着感

やわらかいイヤーパッドの恩恵か、装着感が抜群にいい

長時間使用時のストレスの感じ方は、ヘッドホンを選ぶにあたって重要な要素になります。この次に紹介するSONYのWH-1000XM2より確実に上です。装着感を重視するなら、QC35 IIがベストチョイスになるはず。

最後にもうひとつ、QC35 IIは複数のBluetooth機器に同時に接続できる「マルチポイント」に対応しています。

Bose QC35 IIのマルチポイント

QC35 IIは特に意識することなく、出力元を切り替えられる

QC 35 IIは「通話待受+通話待受」はもちろん、「音楽+音楽」にも対応。iPhoneとMacを同時に使用することが多い僕にとっては非常に便利です。重宝しています。

【SONY】WH-1000XM2

・タイプ:オーバーイヤー
・ノイズキャンセリング:◯
・対応コーデック:SBC/AAC/aptX/aptX HD/LDAC
・連続再生:最大30時間
・マルチペアリング:◯
・マルチポイント:◯(「通話待受+音楽」のみ)
・ハンズフリー通話:◯
・有線接続:◯
・Googleアシスタント/Amazon Alexa搭載
・ブラック/シャンパンゴールド

SONYのワイヤレスヘッドホンのハイエンドモデルである「WH-1000XM2」。このヘッドホンの最大の特徴であるノイズキャンセリングですが、その威力は強烈です。

わずかな差ではあるものの、ノイズキャンセリング性能は「BOSE QC35 II」よりも上ですね。どちらも実際に使ってみて、明らかにそう感じます。さわがしいカフェでも、ヘッドホンを装着した瞬間、自分だけ別世界に移動したいような感じ。大げさではなくこのヘッドホンのノイズキャンセリング機能はそれほどインパクトがあります。

WH-1000XM2の強烈なノイズキャンセリング性能

インパクト大のノイキャン性能が魅力 出典:sony.jp

そのほかヘッドホン右側に搭載されているタッチセンサーで再生/一時停止や音量調節ができたり、手を添えるだけで外音を取り込み周囲の音を聞きやすくする「クイックアテンションモード」、最大30時間の連続再生が可能なタフなバッテリーなど、機能やさすがハイエンドモデルといったところ。

音質に関してはフラットで癖がないな、という印象。低音域の過度な味付けもなく、非常に聞きやすい音ですね。音の解像度も文句なし。ワイヤレスだということを加味すると、間違いなくトップクラスの音質と言えます。

不満点があるとすれば2つ。1点は「音楽+音楽」のマルチポイントに対応していないところ。スマホで聴いている音楽を止めて、パソコンでYouTubeを観る、というシーンでは、わざわざ接続先を切り替えなくてはいけません。BOSE QC35 IIではこれに対応しているので、切り替え作業なしで音楽を止めてそのままパソコンでYouTubeを再生すれば、自動的にパソコン側の音が出力されます。ここが不満ですね。贅沢かもしれませんが。

2点目は、長時間装着した場合にどうしても側頭部にストレスを感じてしまうところ。耳を完全に覆うオーバーイヤータイプなので、直接耳にストレスを感じることはありませんが、側頭部の圧迫感が気になります。もちろんこれはかなり高いレベルの話なので、基本的に装着感はいいのですが、どうしてもBOSE QC35 IIと比べてしまいます。イヤーパッドがもう少し柔らかくなればかなり違うと思うんですけどね。

装着感の良さはQC35 IIが上

装着感の良さはQC35 IIが上

と一部不満点はあるものの、それは全体的な機能の良さがあるからこそ目立ってしまうからであって、WH-1000XM2は僕自身も非常に気に入っているヘッドホンです。ハイエンドモデルなので値は張りますが、その強烈なノイズキャンセリングは唯一無二。おすすめです!

【SONY】WH-1000XM3

・タイプ:オーバーイヤー
・ノイズキャンセリング:◯
・対応コーデック:SBC/AAC/aptX/aptX HD/LDAC
・連続再生:最大30時間
・マルチペアリング:◯
・マルチポイント:◯(「通話待受+音楽」のみ)
・ハンズフリー通話:◯
・有線接続:◯
・Googleアシスタント/Amazon Alexa搭載
・ブラック/プラチナシルバー

「WH-1000XM3」はWH-1000XM2の後継機として10月6日に発売されたノイキャン搭載のワイヤレスヘッドホン。高級ワイヤレスヘッドホンだけあって、価格はそれなり。なかなかいいお値段です。

が、実際に使ってみると価格に見合う性能・機能が盛り込まれていることが分かります。はっきり言ってめちゃくちゃいいです!

こいつのノイキャン性能は凄まじい!

すごいぞ!WH-1000XM3!

進化した主なポイントとしては2点。まず1点目はSONYが独自開発した「QN1」プロセッサーによって処理能力が向上、さらに強化された「ノイキャン性能」。前モデルのWH-1000XM2のノイキャン性能も脱帽ものですが、WH-1000XM3は明らかにそれを凌駕するノイキャンを体験できます。

2点目は大きく改善された「装着感」。前モデルと比較してイヤーパッドの接地面積が約20%向上し、側頭部にかかるストレスが軽減されています。これも実際に装着してみると明らかで、感覚的にはBOSEの「QC 35 II」と同程度に改善されていますね。かなりよくなりました。

詳しくは以下の個別レビュー記事を参考にしてください。これ、いいお値段ですがかなりいいですよ!

狙い目は「WH-1000XM2」か

「ここからどれかひとつだけ選ぶとしたらどれ?」

そう聞かれれば、悩んだ挙げ句選ぶのは「WH-1000XM2」になるでしょう。価格関係なしに選べるのであれば間違いなく「WH-1000XM3」ですが。

現時点で性能と価格を見たときに、一番コストパフォーマンスに優れるのは「WH-1000XM2」。新型モデルの販売が開始されたことで価格が下がっており、発売当初と比べるとずいぶんと選びやすくなりました。

と言ってもそれなりの価格ではありますが、価格以上の満足感を得られるのは間違いありません。高いノイズキャンセリング性能は素晴らしい。装着感については「QC 35 II」に分があるものの、高いノイキャン性能で得られる没入感は圧倒的です。

予算が許せば「WH-1000XM3」をぜひ検討してほしいですが、狙い目としては価格が下がった「WH-1000XM2」ですね!

人気のワイヤレスヘッドホンは以下からチェックしてみてください!

僕は利用シーンや気分に応じて、ワイヤレスヘッドホンと完全ワイヤレスイヤホンを使い分けています。

iPhoneとAirPods

利用シーンによっては完全ワイヤレスイヤホンも!

おすすめの完全ワイヤレスイヤホンについてもまとめていますので、ぜひこちらもチェックしてみてください!

あわせて読みたい
【2018年版】高音質・高性能なおすすめ完全ワイヤレスイヤホン5選!完全自腹レビュー コードの煩わしさから完全に開放される完全ワイヤレスイヤホン。AppleのAirPodsをはじめ、高音質な完全ワイヤレスイヤホンが各メーカーから出てきています。 僕自身も数...
あわせて読みたい
【2019最新】iPhoneでこそ使ってほしいおすすめBluetoothイヤホン・ヘッドホンまとめ これまで僕たちが、何度お世話になったか分からないイヤホンジャック。君はいつでも僕の隣にいてくれました。晴れの日も、雨の日も、あの子にさよならを言ったあの日の...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

おりすさるさんのアバター おりすさるさん Apple製品大好きなガジェットブロガー

Appleまわりの製品を中心にレビュー記事を書いているガジェットブロガー。iPhone・iPad・Apple Watch・MacBook界隈の話題が大好物。
元スマホ・光回線販売員。

コメント

コメントする

目次