Apple Watch Series 6とSEの違いは?性能と機能を比較

Apple Watch Series 6とSEの違いは?性能と機能を比較

9月16日に行われたAppleのスペシャルイベント「Time Files」で、iPad(第8世代)とiPad Air(第4世代)とともに「Apple Watch Sereis 6」と「Apple Watch SE」が発表されました。発売は9月18日です。

新型Apple Watchが登場したこのタイミングだからこそ、

「Apple Watchデビューしてみようかな」
「そろそろ新型Apple Watchを買い換えたいな」

と購入を検討されている人は多いのではと思います。

ただそのなかでも「Series 6は分かるけど、SEってなんだ?」という方は多いんじゃないかなと思います。どちらも見た目は一緒ですからね。ということで今回の記事では、「Apple Watch Sereis 6とApple Watch SEの違い、どっちを選ぶべき?」というところについてまとめました。検討中の方はぜひ参考にしてみてください!

「Apple Watch Series 6」と「Apple Watch SE」のスペックを比較

見た目はほぼ変わらないSeries 6とSEですが、それぞれの中身を見てみると「ここがどっちを選ぶかの分かれ目だな」と感じるポイントがいくつかあります。

  1. 新しいApple Watchラインアップと価格
  2. Seires 6・SEの違いまとめ
  3. どっちを選ぶ?ここがポイント!

この3点についてまとめました。見た目が変わらないということもあって、「どっちを選ぼうか」と悩んでいる人は多いかもしれませんね。

新しいApple Watchラインアップと価格

新製品であるSeries 6とSEの登場にともない、Apple Watchのラインアップが刷新されています。

  • Apple Watch Series 6(Nike・Hermèsモデルあり)
  • Apple Watch SE(Nikeモデルあり)
  • Apple Watch Series 3

Apple公式サイトで「Apple Watchラインアップ」をみる

NikeとHermèsモデルにはそれぞれ特別なバンドと文字盤が用意されていますが、意地悪な言い方をすれば「それだけの違い」です。特にHermèsモデルは133,800円(税別)からと安くない価格ですし、この辺は使い手の好みですね。

そして「お手軽モデル」としてSeires 3がラインアップに残っています。価格は19,800円からとラインアップのなかでも最安で、「まずはApple Watchを安く試してみたい」というぴったりなモデル。Series 3は今秋登場する「WatchOS 7」にも対応するので、まだまだ活躍してくれそうです。

ということで、まずは各モデルの価格をまとめてみます。

Apple Watch Sereis 6の価格

Apple Watch各シリーズの価格は、「GPSモデルかGPS+Cellularモデルか」「サイズ」「ケースの素材」「付属されているバンド」の4つによって変わってきます。Sereis 6の価格を見てみると、Series 5と変更なしですね。まったく同じ価格です。

ただSeries 5登場時にもっとも高価だったケース素材の「セラミックケース」がラインアップから消えています。セラミックケースはは非常に丈夫です。ですが価格ほど高級感を感じられないこともあって「どんな人が選ぶんだろう?」と疑問に思っていましたが……消えてしまいましたね。

ちなみに僕は、ケースサイズ44mmのチタニウムケースを注文しました。Series 5のチタニウムケースの「マットな金属感(?)」が気に入っていたので、奮発して同じケースを購入することにしました。

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Apple Watch SEの価格

この価格を見て「コストパフォーマンスが高い」と感じました。Series 6と比較すると、GPSモデルで13,000円、GPS+Cellularモデルで19,000円もの価格差。廉価版とされるSEですが、性能・機能を見ると決して悪いというわけではないんです。価格と性能のバランスがいいというか、価格的にも性能的にも「ちょうどいい」ですね。

ただケース素材がアルミニウムしかないのはさみしいような気もします。個人的にはせめてステンスチールは用意してほしかったところ。アルミニウムのカラーバリエーションもSiereis 6で用意されているブルー・レッドがありません。

ともあれSEは比較的お手軽に購入でき、それでいてしっかり使える性能・機能を持ちます。廉価版というよりは「ミドルクラス」と言ったほうがふさわしいモデルでしょう。

Apple公式サイトで「Apple Watch SE」をみる

(参考)Apple Watch Sereis 3の価格

参考に、ラインアップに残ったApple Watch Sereis 3の価格を載せておきます。Sereis 3が発売されたのは2017年9月22日の約3年前ですから、ラインアップから消滅してもおかしくなかったのですが、お手軽モデルとして残ったかたちになりました。

価格が安い旧モデルと言えども、Apple Watchの魅力を知るには十分です。今秋登場予定の「WatchOS 7」にも対応します。選べるケース素材はアルミニウムのみ、そしてGPSモデルのみでGPS+Cellularモデルはないものの、低い予算で購入できる選択としてはおおいにありです!

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性能・機能の違いまとめ

さて、それでは「Apple Watch Series 6」と「Apple Watch SE」の違いを見ていきます。Serries 6にあってSEにないものを赤文字にしています。

どっちを選ぶ?ここがポイント!

Sereis 6とSEの価格・性能・機能を踏まえて、「Sereis 6とSEどちらを選ぶべきか」というところを考えて見ます。

プロセッサの違いは大きくない

Sereis 6にはS5と比べ最大20%高速な「S6プロセッサ」、SEにはS3と比べて最大2倍高速な「S5プロセッサ」が搭載されています。サクサク快適に使うにはプロセッサがかかわってきますが、S6とS5は体感的にはほぼ変わらないのではと思っています。

Sireis 5搭載のS5プロセッサを長く使ってきましたが、「これ以上の処理速度が欲しい」と感じたことはありません。S6プロセッサはS5より最大20%高速になったものの、果たしてどれくらいその恩恵を受けられるのかは疑問です(実際に使ってみて追記・修正します)。そういう意味では、「体感的な差は大きくない」と言っていいかと思います。

ただし、S5プロセッサはSeires 3の「S3プロセッサ」と比べると大幅に快適度は向上しています。サクサク快適に動いて欲しいなら、Series 3ではなく、Series 6もしくはSEがおすすめです。

血中酸素濃度センサーの有無が分かれ目

Series 6には血中酸素濃度を測定できるセンサーが搭載されています。SEには搭載されていません。この血中酸素濃度センサーは、医療目的ではなく、あくまでもウェルネスとフィットネス向けのものとのこと。

僕自身、この血中酸素濃度とやらをいままで気にしたのことはなかったのですが、スポーツ選手のコンディション管理によく目安とされるもののようです。また継続して測定することで体調の変化にも気付きやすくなるそうです。この「血中酸素濃度センサー」の搭載の有無が、Series 6とSEどちらを選ぶかを検討する上で最大のポイントになります。

そのほかSeries 6に搭載されていてSEに搭載されていないものとして「電気心拍センサー」「U1チップ」が挙げられます。が、いまのところ電気心拍センサーは日本では使えません(もうすぐつかえるようになる可能はある)。さらに精密な距離計測が可能となるU1チップ(iPhoneやApple Watchを対応車種のキーとして使えたりする)は恩恵を受けられる人がどれくらいいるかということもあります。またSeries 6は5GHzのWi-Fi規格に対応しますが、Wi-Fiがある=屋内=iPhoneが近くにある、ということを考えれば、これも感じられる恩恵としてはそこまで大きくないですね。

プロセッサも大きく違わない、そのほか細かい機能も違わないとなれば、やはり「血中酸素濃度センサー」が分かれ目になります。

常時表示機能について

「常時表示機能」とは、Apple Watchがアクティブ・非アクティブの状態にかかわらず、文字盤を常に表示させるというものです。非アクティブ時に表示される文字盤は明るさが抑えられるのですが、Series 6では約2.5倍明るくなり屋外などでの視認性が向上しています。

「で、常時表示は便利なの?」というところ。僕は必須機能ではないと思っています。というのは、常時表示機能をオフにしていても、手首を内側に返したり腕を上げたりすれば瞬時に文字盤を表示してくれ、そこに不便さは感じないからです。ちなみに、僕はバッテリー持ち向上のために常時表示機能をオフにしています。

  • 見た目の問題(常時表示機能がないと非アクティブ時は画面が真っ暗)
  • 時計を見る動作なしに文字盤を確認できる

この2点ですね。「見た目的に、常に文字盤を表示させておきたい」であったり、「腕を動かさずにチラ見して文字盤を確認したいときがある」ということなら、常時表示できるSeries 6、必要性を感じないのであればSEでオッケーです。

Sereis 6ならケース素材・カラーが選べる

SEのケース素材はアルミニウムのみ、Series 6は加えてステンレススチールとチタニウムが用意されています。さらにSEはシルバー/スペースグレイ/ゴールドの3色のみですが、Sereis 6は加えてブルー/レッドがカラーラインアップに並んでいます。

ここが悩ましいところですね。手元にあるアルミニウムケースとステンレススチールケースを見比べても、やはりステンレススチールのほうが高級感があります。僕は個人的にチタニウムの質感が好みなんですが、となると必然とSeries 6という選択になります。

Apple Watch アルミニウムケースには「Ion-X」、それ以外にはより傷に強い「サファイアクリスタルガラス」
左から「Sereis 3」「Series 4」「Sereis 5」

ただ、個人的な意見を書かせていただくと、「ケース素材自体はそんなに存在感がない」と思っています。見た目に大きく関わってくるのは「バンド」と表示させる「文字盤」ですね。ぱっと見てケースの素材なんかに目はいきません(ブルーやレッドの色付きのケースだと目がいくかも)。つまりは、どのケース素材を選ぶかは「自己満足の領域」だと思っています。好きなものを選べ!ということですね。

Apple Watch Series 6とSEの違いまとめ

最後にまとめると、

  • 血中酸素濃度センサーが必要かどうか
  • 多くのケース素材、カラーから選べるかどうか
  • 常時表示の有無

この3点が、Series 6とSEどちらを選ぶかのポイントです。あと忘れてはいけないのは「価格」ですね。GPSモデルで13,000円、GPS+Cellularモデルで19,000円もの価格差があるので、「血中酸素濃度センサーに魅力を感じないし、常時表示も不要」ということなら、1万円以上も高いSeries 6を選ぶ理由がありません。

となるとSEよりも安いSereis 3が気になってきますが、SEとSereis 3では体感的な快適度がまるで違います。Sereis 3はもっさりする瞬間が多々ありますからね。予算的に問題なければSEをおすすめします。

僕自身は新しい物好きということもあってSeries 6を注文しました。改めてSereis 6のレビュー記事をアップする予定です。またチェックしていただければ幸いです!

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