本記事でご紹介させていただくのは、iPhone向けマグネティックモバイルバッテリー、VOLTME(ボルトミー) MagPak 5Kです。MagSafeに対応するiPhone 14/13/12シリーズの背面にくっつき、最大7.5WのQiワイヤレス充電が可能。バッテリー容量は5000mAhと普段使いには十分な容量を備えます。
ポチップ
「iPhoneの背面にくっついてくれるモバイルバッテリー」はたくさんありますが、そのなかでもコンパクトでスリムな製品。くっつけていても手に持ちやすいですし、片手操作もしやすい。バッグに入れて持ち運ぶにもまず困らないサイズ感が魅力です。
iPhone向けにモバイルバッテリーを検討されている方は、ぜひチェックしてみてください。
VOLTME MagPak 5Kモバイルバッテリーレビュー
それではレビューに入っていきたいと思いますが、まずはVOLTME MagPak 5Kモバイルバッテリーの仕様と特徴をご紹介します。
VOLTME MagPak 5Kの特徴・仕様
| 製品名 |  VOLTME MagPak 5Kモバイルバッテリー |
|---|---|
| バッテリー容量 | 5000 mAh |
| Qiワイヤレス充電 | 最大7.5W |
| 搭載ポート | USB-C x 1（入出力対応 / 最大12W） |
| パススルー充電 | 〇 |
| サイズ | 約105 x 66.8 x 13.5 mm |
| 重量 | 約133 g |
| カラー | ブラック/グレー/ブルー/グリーン/パープル |
| パッケージ内容 | VOLTME MagPak 5Kモバイルバッテリー 充電用USB-C to Cケーブル 取扱説明書(日本語対応) |
VOLTME MagPak 5Kの特徴と仕様についてポイントをまとめると、
- 5000mAhバッテリーを搭載するモバイルバッテリー
- iPhone 14/13/12シリーズの背面にくっついてワイヤレス充電（最大7.5W）
- AirPodsなどのQiワイヤレス充電対応デバイスも充電可能
- 入出力に対応するUSB-Cポート（最大12W）
- スリムで持ちやすい形状
このようになります。
カラーバリエーションは全部で5色あり、iPhone本体やケースにあわせて好みのカラーから選択できます。
今回レビューするのは「ブラック」です。
▲ パッケージ内容はVOLTME MagPak 5K本体とUSB-C to Cケーブル、取扱説明書の3つです。
外観・デザインをチェック
▲ 外装はシリコン素材で覆われています。肌触りのいいシルキーな質感です。円く描かれた部分にマグネットが仕込まれており、ここがiPhoneの背面にくっつきます。
▲ こちらが背面です。
▲ 手前にある取っ手をつまんでスタンドを展開します。
▲ スタンドを開いたところに製品の仕様やPSEマークなどが表示されています。
▲ 側面にUSB-Cポートが配置されています。このUSB-Cポートは入出力に対応しており、VOLTME MagPak 5K本体の充電に加えてデバイスの充電にも使用できます。
▲ 電源ボタンとバッテリー残量を教えてくれるLEDランプがあります。
▲ 充電中はLEDランプのひとつがオレンジ色に点灯します。充電できているかをひと目で確認できるのはいいですね！
▲ キッチンスケールに乗せてみると、約136gと表示されました。製品ページでは約133gとなっていましたのでほぼ公称値どおりですね。
便利なスタンド機能、だが安定感に欠ける
VOLTME MagPak 5KをiPhoneにくっつけた状態でスタンドを展開すれば、デスクなどに立てられます。以下ではiPhone 12 Pro Maxにくっつけてスタンド機能を使用しています。
角度調節はできませんが、縦向き・横向きでの固定が可能です。磁力は十分でスタンド利用時に勝手に外れてしまうようなことはありません。
▲ ただスタンド機能で気になったのは安定感。スタンドはつっかえ棒のように自重で固定される仕組みになっており、ちょっとでも揺れるとパタンと倒れてしまいます。デスクの上では問題なさそうですが、移動中の電車内などで使うのは厳しい印象です。
▲ 正直なところ、スタンド機能は「おまけ機能」と考えておいたほうがよさそう。iPhoneを立てられること自体は便利なのですが、常用するにはちょっとキツイですね。
最大7.5WのQiワイヤレス充電に対応
VOLTME MagPak 5Kは、最大7.5WのQiワイヤレス充電に対応します。
▲ 有線による急速充電と比較すると充電速度は劣りますが、この状態で持ち運べるわけですから充電速度の遅さは気になりません。
▲ Qiワイヤレス充電に対応するデバイスなら充電OK。最近ではワイヤレス充電に対応するワイヤレスイヤホンも増えてきましたし、上のようにケーブルレスで充電できるのは便利です。
MagSafe充電ケース付きのAirPodsなら、iPhoneと同じように正しい位置にくっついてくれます。
▲ このようにUSB-Cポートを使っての充電も可能です。最大12Wとワイヤレス充電より高速に充電できます。
▲ USB充電器に接続しながらワイヤレス充電を行うパススルー充電も可能です。ただし、VOLTME MagPak 5K本体を充電できるのは充電中デバイスの充電が完了したあとになります。
まとめ：スリムなマグネティックモバイルバッテリーをお探しの方におすすめ
本記事では、iPhoneの背面にくっつけてワイヤレス充電できるモバイルバッテリー「VOLTME MagPak 5K」をご紹介させていただきました。
実際に使ってみて感じた本製品の良さは、「くっつけた状態で持ちやすいサイズ・形状」ということ。この手のモバイルバッテリーは角張ったデザインのものが多く、片手操作するのに大変だったりします。しかしVOLTME MagPak 5Kはスリムな上に手にフィットしやすい形状で持ちやすいですね！
逆に気になったのは、スタンド利用時の安定性です。スタンドを開いた状態で固定できないので、雑に置いてしまうと後ろにパタンと倒れてしまいます。移動中の車内など揺れのある環境ではちょっと使えないですね。
パーフェクトではないものの、最大7.5Wや入出力に対応するUSB-Cポートなど、基本性能はしっかり押さえられています。「くっつけた状態で持ちやすい」という点はいいですね！地味ですが使い勝手に大きく関わってくる重要なポイントです。iPhone 14/13/12シリーズのお使いの方で興味のある方は、ぜひチェックしてみてください！
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