「出先でニンテンドースイッチのバッテリーが切れてしまった!」
「ニンテンドースイッチを充電するのに、手持ちのモバイルバッテリーが使えなかった」
上に当てはまる方は、ぜひこの記事を参考に、ニンテンドースイッチを充電できるモバイルバッテリーをチェックしてみましょう!
公園を散歩していると、子供たちがスイッチで楽しそうに遊んでいるのをよく見かけます。子供だけでなく、僕を含む大人も熱中できるのがスイッチの魅力です。さらにスイッチの魅力で言えば、「いつでもどこでも環境を選ばず遊べる」というのも大きいですよね。
外に持ち出すことが多いスイッチには、バッテリー問題がつきもの。いつでもどこでも遊べるスイッチには、「いつでもどこでもスイッチを充電できるモバイルバッテリー」があれば便利です!
今回の記事では、「ニンテンドースイッチにおすすめのモバイルバッテリー」をご紹介。どんなモバイルバッテリーでもスイッチを充電できるわけではありません。スイッチならではの選び方・注意点についても解説していますので、ぜひこの記事を参考にモバイルバッテリーをチェックしてみてください!
ニンテンドースイッチ向けモバイルバッテリーの選び方・注意点
まずは、ニンテンドースイッチを充電するためのモバイルバッテリーの選び方・注意点についてに解説します。ニンテンドースイッチならではの注意点がありますので、しっかり確認しておいてください。
スイッチを充電できるモバイルバッテリーとは
そもそもなのですが、モバイルバッテリーを使ってのニンテンドースイッチの充電は、ニンテンドーが動作保証しているわけではありません。
モバイルバッテリーの使用はあくまでも「自己責任」ということですね。自己責任と書くとちょっと恐い感じがしますが、実際は多くの人がモバイルバッテリーを活用しています。
ここでのポイントは、以下の3点です。
- USB PD(Power Delivery)に対応するモバイルバッテリーを選ぶ
- USB PDに対応するUSB-Cケーブルを用意する
- 必要に応じて、USB PD対応モバイルバッテリー本体を充電するためのUSB PD対応USB-C充電器を用意する
「USB PD」とはスマホやタブレット、パソコンなど幅広い機器が対応する急速充電規格のひとつ。ニンテンドースイッチが公式に「USB PDに対応する」とうたっているわけではありませんが、同規格に対応することが確認されています。
USB PDに非対応のモバイルバッテリーでもニンテンドースイッチを充電することは可能ではあるのですが、充電速度が遅くプレイしながらの充電だと、充電しているのにバッテリー残量が減っていく、ということが起こる可能性があります。
出先でニンテンドースイッチを充電するということを考えれば、やはり高速に充電できるUSB PDがおすすめです。
そして細かくなりますが、購入したUSB PD対応モバイルバッテリー本体の充電には、スイッチ付属のACアダプタではなく、USB PDに対応したUSB-C充電器を使用しましょう。
スイッチ付属のACアダプタはUSB PDには対応していません。USB PDという規格には細かい「決まりごと」があるのですが、スイッチ付属のACアダプタはその「決まりごと」、つまりUSB PD規格に準拠していません。
仮にスイッチ付属のACアダプタでモバイルバッテリーを充電しても、故障などの問題が起きるわけではないかと思います。しかし、充電速度が遅くなってしまうということは十分考えられます。スイッチ付属のACアダプタは、あくまでも「ニンテンドースイッチを充電するためのもの」と考えておきましょう。
スイッチをどれくらい充電できる?搭載容量の目安
続いては、「ニンテンドースイッチを充電するには、どれくらの容量のモバイルバッテリーを選べばいいか」ということですね。モバイルバッテリーの容量別に「ニンテンドースイッチを何回程度フル充電できるのか」をまとめてみました。
ニンテンドースイッチ本体のバッテリー容量(4,310mAh)と、Joy-Conのバッテリー容量(525mAh × 2)を足して合計5,360mAh。さらに充電する際のロスを考慮し、7掛けで計算しています。
モバイルバッテリーの容量 | スイッチを何回フル充電できる? |
---|---|
5,000mAh | 約0.7回 |
10,000mAh | 約1.3回 |
15,000mAh | 約2.0回 |
20,000mAh | 約2.6回 |
25,000mAh | 約3.3回 |
※ニンテンドースイッチにJoy-Conを装着している状態を想定して計算 ※電力ロスを計算して7掛けで計算 |
当然、搭載されているバッテリー容量が大きいほど、モバイルバッテリーのサイズ・重量が大きくなります。
ニンテンドースイッチと一緒に持ち運びすることを考えると、普段使いに便利なのは10,000mAhから15,000mAhあたりですね。車移動などで大きさや重さが気にならないのであれば、超大容量の25,000mAhクラスを選ぶのもありです。
大容量であればあるほど安心ではありますが、そのぶん持ち運びしにくくなります。利用シーンを考慮し、「ちょうどいい容量」のモバイルバッテリーを選ぶことがポイントです。
そのほか押さえておきたいポイント・注意点
そのほか押さえておきたいポイントを挙げておきます。
- サイズと重量
- メーカーの信頼性
- 搭載ポートの性能と数
- モバイルバッテリー本体の充電時間
サイズと重量は搭載バッテリーの大きさと比例するので、持ち運びする場合はサイズと重量をしっかり確認しておく必要があります。大容量であればあるほど安心なのは間違いないですが、「大きく重いので、結局持ち持ち出しが億劫になってしまった……」というのはあるあるのですので注意してください。
そしてメーカーの信頼性。これも非常に大事です。モバイルバッテリーは電源周りのアクセサリー。少なくとも名の通ったメーカー、そして多くの人から選ばれるようなモバイルバッテリーであれば安心です。
モバイルバッテリーをスマホなど他の機器でも使用したいということなら、搭載されているポートの充電性能とポート数も要チェックですね。スイッチに加え同時にスマホも充電できれば便利です。
あと盲点になりやすいのが、「モバイルバッテリー本体の充電時間」です。特に大容量のモバイルバッテリーは、本体の充電にも相当な時間がかかります。「持ち出したいときにバッテリー残量がない」となれば意味がないですからね。USB PDに対応するモバイルバッテリーであれば、本体の充電もUSB PDに対応していることが多いのでおすすめです。
ニンテンドースイッチを充電できるおすすめモバイルバッテリー
それでは、ニンテンドースイッチにおすすめのモバイルバッテリーをご紹介してきましょう!コンパクトで持ち運びに便利なものや、旅行などに持っていくのにぴったりな大容量のものまで幅広くピックアップしています。ぜひ参考にしてください!
【Cheero】Power Plus 5 Stick 5000mAh with Power Delivery 18W
まずご紹介したいのは、5000mAhバッテリーを搭載する、「Cheero(チーロ)」のスティック型モバイルバッテリーです。サイズはなんと約120 × 27 × 25 mmと超コンパクト!重量も約125gと超軽量です。
搭載バッテリーこそ5000mAh(スイッチを約0.7回フル充電可能)控えめですが、このサイズは非常に魅力的ですね!もちろんUSB PDに対応しスイッチもしっかり充電できます。
おそらく、18W出力に対応するUSB PD対応モバイルバッテリーとしては最小・最軽量レベルではないでしょうか。持ち運び性能を重視するなら、要チェックのモバイルバッテリーです。
- USB PD対応モバイルバッテリー(5000mAh)
- ニンテンドースイッチを約0.7回フル充電できる
- PD出力:5V=3A / 9V=2A / 12V=1.5A(最大18W)
- PD入力:5V=3A / 9V=2A / 12V=1.5A(最大18W)
- USB-Aポート × 1:5V=2.4A(最大12W)
- 合計最大18W
- USB-Cケーブル付属
- 約120 × 27 × 25 mm、約125g
【Anker】PowerCore 10000 PD Redux
10000mAhクラスのモバイルバッテリーならこれ一択。そう言ってもいいくらいの鉄板モバイルバッテリーです。
普段使いにぴったりなサイズ(約106 x 52 x 25 mm)と重量(約192g)が魅力で、10000mAhとスイッチを約1.3回充電できるほどの必要十分な容量。小さいモバイルバッテリーながら、最大18W出力とスイッチをプレイしながらの充電も可能なパワーです。
まさにいろんな面で「ちょうどいいモバイルバッテリー」。ぜひチェックしてほしい一押しモバイルバッテリーです。
- USB PD対応モバイルバッテリー(10000mAh)
- ニンテンドースイッチを約1.3回フル充電できる
- PD出力:5V=3A / 9V=2A / 15V=1.2A(最大18W)
- PD入力:5V=3A / 9V=2A / 15V=1.2A (最大18W)
- USB-Aポート × 1:5V=2.4A(最大12W)
- 合計最大18W
- USB-Cケーブル付属
- 約106 x 52 x 25 mm、約192g
【Anker】 PowerCore Slim 10000 PD
同じくAnkerの「PowerCore Slim 1000 PD」。スペックは上で紹介した「PowerCore 10000 PD Redux」とまったく同じなのですが、カバンにすっぽり収まってくれるスリムタイプのモバイルバッテリーです。
このようなスリムなかたちはスイッチと重ねて持ち運ぶのに便利ですし、ポケットへの収まりもいいですよね。「PowerCore 10000 PD Redux」より約20gほど重いものの、10000mAhクラスではかなり軽いほう。スリムタイプをお探しならこれがおすすめです。
- USB PD対応モバイルバッテリー(10000mAh)
- ニンテンドースイッチを約1.3回フル充電できる
- PD出力:5V=3A / 9V=2A / 15V=1.2A(最大18W)
- PD入力:5V=3A / 9V=2A / 15V=1.2A
- USB-Aポート × 1:5V=2.4A(最大12W)
- 合計最大18W
- USB-Cケーブル付属
- 約149 x 68 x 14mm、約212g
【Anker】PowerCore Speed 20000 PD(USB充電器付属)
続いてもAnkerの製品。「PowerCore Speed 20000 PD」は20100mAhと大容量のモバイルバッテリーで、モバイルバッテリー本体を急速充電できるUSB-C充電器(最大30W)とのセットです。
20000mAhクラスのモバイルバッテリーとなると、モバイルバッテリー本体も急速充電できるものでないと厳しいですね。ひと昔前はモバイルバッテリーの充電に半日以上かかるなんてこともありましたが、これだと付属のUSB-C充電器を使って約4時間でフル充電可能です。
サイズは 約168 x 62 x 22mm、重量は約360gとそれなりに大きく重いですが、スイッチを約2.6回フル充電できると考えれば安心感があります。大容量タイプをお探しの方は要チェックです!
- USB PD対応モバイルバッテリー(20100mAh)
- USB-C充電器(最大30W)付属
- ニンテンドースイッチを約2.6回フル充電できる
- PD出力:5V=3A / 9V=2.6A / 15V=1.6A / 20V=1.1A(最大22W)
- PD入力:5V=3A / 9V=2.6A / 15V=1.6A / 20V=1.5A
- USB-Aポート × 1:5V=2A(最大10W)
- USB-Cケーブル付属
- 約168 x 62 x 22mm、約360g
ちなみに、任天堂のライセンス商品にAnkerの「PowerCore 20100 Nintendo Switch Edition」というモバイルバッテリー があります。
実はこのモバイルバッテリー は、上で紹介した「PowerCore Speed 20000 PD」とスペックはほぼ同じです。「任天堂のライセンス品」ということで動作確認が取れているという意味では安心ではあるのですが、これを購入するのならUSB-C充電器が付属されていて、なおかつ安い「PowerCore Speed 20000 PD」のほうがお買い得です。
モバイルバッテリーの活用でニンテンドースイッチをより楽しめる
出先でもつい熱中してプレイしてしまって、「まずい!バッテリーが少なくなってきてる!」ということはよくあります。つい最近の話ですが、家族を病院に送って車で待っているとき、時間を潰すためにせっかく持ってきたスイッチがバッテリー切れでプレイできなかった……ということもありました。
そんなときにモバイルバッテリーがあれば便利ですよね。バッテリー残量を気にせずとも、スイッチと一緒にとりあえず持っていけば出先でもバッテリー切れに悩まされずに済みます。外に持ち出すことが多いニンテンドースイッチをフル活用するなら、モバイルバッテリー は必須です!
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