「テレビがBluetoothに対応していたら便利なのに」
「愛用してい るイヤホンがワイヤレスで使えたら」
と思ったことはないでしょうか。
今回紹介するのは、SoundPEATS(サウンドピーツ)のBluetoothトランスミッター/ レシーバー「MK2」という製品。MK2はBluetoothの送信/受信両対応で、あらゆるものをワイヤレス化することができます。
送信/受信どちらにも対応しているので、幅広いシーンで活用できます。「こんなのが欲しかった!」というひとは多いでしょう。
この記事では、MK2の仕様・スペックから活用方法まで紹介していますので、是非参考にしていただければと思います。
あらゆる場面でSoundPEATS MK2が活躍!
まずは「SoundPEATS MK2でなにができるの?」というところを紹介します。利用シーンがハマれば、これほど便利なものはないと言っていいほど便利。
MK2には送信モード(トランスミッター)と受信モード(レシーバー)の2つのモードがあります。ここではその2つのモードでの具体的な活用方法を紹介します。
【送信モード】テレビ × Bluetoothイヤホン/ヘッドホン
まず使えそうな場面といえばこれ。
MK2があれば、Bluetoothに対応していないテレビをBluetoothイヤホン/ヘッドホンに接続することができます。
テレビがイヤホンと繋がるのは想像以上に便利。家族を起こさないように配慮したり、お気に入りのイヤホンで高音質で映画を楽しんだりと、活用できる場面は多々あります。
一般的にテレビはBluetoothに対応していないことがほとんどですから、まさにこのようにテレビをワイヤレス化したいという人は多いはず。
MK2は一般的に使われることが多い3.5mmオーディオケーブルと赤白のRCAケーブルが付属されています。
3.5mmオーディオケーブルに対応しているので、テレビだけでなくPCやPC用ディスプレイなど多くの機器で利用できます。
例えばテレビにBluetoothスピーカーを接続、なんてこともできます。めっちゃ便利じゃないですか?
【受信モード】有線イヤホン/ヘッドホン × スマートフォン
次に使えそうな場面はこれです。
MK2があれば、手持ちのイヤホンをかんたんにワイヤレス化できます。わざわざBluetooth対応イヤホンを用意する必要はありません。
スマホと有線イヤホンの組み合わせ使用している人は多いかと思いますが、そこにMK2をかましてあげることで、ケーブルのわずらわしさから開放されます。
SoundPEATS MK2の仕様・スペック
それではSoundPEATS MK2の仕様・スペックをご紹介します。
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SoudPEATS MK2のスペックは上のとおり。送信/受信両モードに対応していることはすでに書きましたが、特筆すべきはMK2がatp-X/AACコーデックに対応していることでしょう。
コーデックとは、音楽データ 転送の際の圧縮/展開の規格。apt-X/AACは一般的なSBCに比べ高音質&低遅延が特徴です。apt-Xは主にAndroidスマホ、AACはiPhone、iPadといったApple製品が対応しています。
特にテレビに接続して使用する場合は、遅延の有無は非常に重要です。その点MK2はこれらのコーデックに対応しているのは評価できるポイントです。
あと送信モードでの1対2接続も特徴的な機能です。
最大2台の機器に出力できる機能で、2人で一緒にテレビを見たりといったシーンで使えます。これは使用頻度は少ないかもしれませんが。
SoundPEATS MK2を使ってみた感想・レビュー
ということでMK2を使ってみました。いくつかシーンを変えて使ってみましたが、なかなかいい感じです。
MK2の外観
ということで、まずは開封してみます。
SoundPEATS MK2のパッケージ内容
▲MK2本体の他に、オーディオケーブルと充電時に使用するMicroUSBケーブルがパッケージされています。3.5mmオーディオケーブル・アダプタの2種類入れてくれているのはいいですね!後ほど紹介しますが、オーディオ端子の位置によって使い分けることができます。
本体中央に「マルチファンクションボタン」
▲中央の電源のマークが書かれたボタンが「マルチファンクションスイッチ」。電源のON/OFFや再生/一時停止、ペアリングモードの起動(約3秒の長押し)に使います。
「送信モード(TX)/受信モード(RX)切り替えスイッチ」と「デバイススイッチ」
▲側面には受信モードと送信モードを切り替えるスイッチが配置。左側に見えるのは3.5mmステレオジャックです。
▶充電は付属のMicroUSBケーブルで行います。充電中はランプが赤く光り、満充電すればランプが消えます。
テレビの音声をBluetoothヘッドホンにワイヤレス接続(送信モード)
外観を紹介したところで、具体的に使用例を挙げて使い方・使ってみた感想を書いていきます。
おそらくこの使い方が一番多いのではないでしょうか。
家族に迷惑をかけずにテレビ視聴を楽しみたい。お気に入りのヘッドホンで映画やドラマを楽しみたい。という人にはおすすめの使い方です。
使い方はそう難しくなく、MK2をTX(送信)モードにしてテレビのイヤホンジャックに挿入、手持ちのBluetoothヘッドホン/イヤホンとペアリングするだけです。
今回はテレビではなく自室のディスプレイに接続してみました。このディスプレイにはスピーカーが内蔵されていないので、まさにMK2が便利。Apple TVを繋げればさまざまな動画コンテンツをワイヤレスで楽しめます。
特に接続の不安定さはありませんね。若干の遅延があるもののそう気にならないレベル。ヘッドホン側が遅延の少ないApt-X/ACCにコーデックに対応していれば、ほぼ心配は無用かと思います。
スマホと有線イヤホンをワイヤレス化してみる(受信モード)
続いてはMK2を使って、手持ちの有線イヤホンとスマホをワイヤレスで接続してみます。
今回はMK2が受信側なので、切り替えスイッチをRXモードにセット。同じようにスマホとペアリングすればOK。
実際に使ってみましたが、こちらも接続は安定していて全く問題ありませんでした。ただYouTubeを視聴時に若干の遅延を感じました。致命的ではないものの気になるっちゃ気になるかな、というレベルでしょうか。
しかしこれぐらいの遅延は一般的なBluetoothヘッドホンにも普通にあるので、そういう意味では普通に使えると言っていいでしょう。
SoundPEATS MK2で得られるワイヤレス環境は素晴らしい!
テレビとBluetoothヘッドホンが繋がることでこんなに便利になるのか!と感激。これは非常に便利です。大好きな番組、映画、ドラマ、ゲームプレイ時にも使用できます。
コードの煩わしさもないですし、音質、遅延の有無も比較的良好。実際に使ってみてかなり気に入りました。
ひとつデメリットを挙げるとすれば、「充電が面倒」という点でしょうか。それでも最大10時間もバッテリーがもってくれるので、それだけでもありがたいのですが、やっぱり充電が面倒ですね。充電しながらの使用もできることはできますが、通常の使用方法としては明記されていないので、その使い方は推奨できませんし。
ただこの点は製品の性質上しかたがないところなので、許容すべきなのかもしれませんね。
なにがともあれ便利なアイテムであることには違いありません。「こんなものが欲しかった!」という人は多いはずです。まさにかゆいところに手が届くようなアイテムです。
イヤホンジャックが使えることで汎用性も高く、価格もそう高くないので、ぜひみなさんチェックしてみてください!便利ですよ!
コストパフォーマンスが評価されているSoundPEATASさんの製品をいくつかレビューさせていただいています。こちらもどうぞご覧ください!
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