Satechi JapanよりMacBookで使える全部入り「USB-Cマルチハブ」のサンプルを提供いただいたので、早速機能や使い勝手をレビューしたいと思います。
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なにが全部入りなのかは後述するとして、結論から言うと「めっちゃイイ!」USB-Cに対応する外部ディスプレイや周辺機器を買い揃えるまでしばらくお世話になりそうです。
Satechi USB-Cマルチハブ スペック
まずはスペックから。
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MacBookで使えるUSB-Cハブは数多くありますが、有線LANポートに対応しているハブはそう多くありません。有線LANポートが必要、もしくは通信速度を落としたくないがために有線LANポートが欲しい、という人は結構多いんじゃないでしょうか?
僕は現在MacBookを無線LAN環境で使用していますが、それは無線LANルーターを別の部屋に置かざるを得ないから。確かに有線LANで接続できる状況ならそうしたい、という気持ちも分かります。
あと上のインターフェースを見てもらえれば分かりますが、MacBookに必要なポートはすべて網羅してます。まさに「全部入り」。これひとつでOKです。
外観!つや消しアルミがかっこよすぎる
このハブは説明不要のアルミのかっこよさを持ち合わせています。またつや消しの質感がかなりいい感じです。ほどよい重量感と高級感があって、なんだか所有欲を満たしてくれる不思議なハブ。
上の写真でいうと手前側に向けて細くなっている曲線デザインが採用されています。この曲線がまた洗練されたような印象を与えてくれます。
何度も言いますが、この「つや消し」の質感がいいんですよ!「Satechi」ロゴもいい感じでハブに馴染んでいます。
差し込み部分までアルミになっていますね!
サイドはプラスチック製になっていますね。どうせなら全身アルミにしてほしかったというのが本音ですが、有線LANポートの形状上アルミでは難しかったのでしょうか(勝手な想像)。
Satechi USB-Cマルチハブの使用レビュー
ここまでアルミがかっこいい!という話が中心でしたが、ここからは肝心の使い勝手についてをレビューしていきたいと思います。
気になるMacBook本体のUSB-C端子への負担
USB-Cはサイズが小さくなり、対応端末のスリム化に寄与しているとのことですが、実際に使ってみて気になっているのは耐久性なんですよね。
小さくなった分、当然そこにかかる負荷は大きくなります。
本体側の端子も心配ですが、こういったUSB-C対応機器を使うことで負荷がかかり、差し込み部分が曲がってしまうじゃないか、ということも心配になります。
そういったこともあって、差し込んだときのグラつきが特に気になるのですが、このハブに関しては差し込んだ感じ、がっちりと差さってくれている印象です。指先でつついてもびくともしません。
かなり地味なポイントですが、グラつきがないというのは僕の中ではかなりポイントが高いところです。
発熱するが動作には問題なし
そもそもハブはそれなりに発熱するのが普通です。発熱しないほうが中に熱がこもってるんじゃないかと心配になるので、発熱することに関してはなんら問題ありません。
ただ動作に問題が出て来るなら話は別です。使い勝手に関わってくる部分ですからね。
僕はこのハブに外部ディスプレイと充電用USB-Cケーブルを一日中接続しているので、常時高温になっている状態ですが、これが原因で動作に問題が出たことはありません。
かなり熱くなってしまう原因として、このハブに採用されているアルミの熱伝導率が高いことが挙げられます。アルミの熱伝導率は鉄の約3倍。ただ「熱くなりやすい=冷えやすい」ということなので、そういう意味では放熱に一役買ってくれているのではと思います。
ハブを経由させると充電速度は落ちる
このSatechiのマルチハブはパススルー充電に対応しており、MacBookに給電しながらの使用が可能です。僕も基本的に一日中、充電しながら外部ディスプレイにビデオ出力しています。
ただ充電を優先させたいときは、MacBook本体に直接電源ケーブルを差したほうがよさそうです。
というのは、15インチMacBook Pro付属の電源アダプタ+本体挿しであれば86Wでの充電になるのですが、ハブ経由だと49Wに低下してしまうのです。充電速度が遅くなるだけで問題なく充電できるのですが、急いでいるときは本体挿しのほうがいいですね。
USB-Cハブ経由だと86W→49Wに低下していた
これひとつ持っておけばOK!動作も安定
僕はMacBook Pro購入当初しばらくは、Apple純正のマルチポートアダプタを使っていました。
これはSDカードスロットは搭載されていないので、結局カメラのSDカードを読み込もうとしたときに別途アクセサリーを購入しなければいけませんでした。しかしSatechiマルチハブであればこれひとつでSDカード含め多くの場合に対応できます。
そう考えると最初からすべて対応できるUSB-Cハブを購入したほうが経済的なのは明らかです。
またこの手のハブで気にしておかなくてはいけないのは「動作の安定性」ですが、僕が使用するなかでは安定して動作してくれているのでこれも問題ないでしょう。
Satechiマルチハブは様々な利用シーンに対応、かつデザイン性も持ち合わせたUSB-Cハブだ
USB-Cハブを選ぶときに最優先に考えるのは対応デバイスなどの機能性ですよね。
このSatechiマルチハブはその機能性の高さに加えて、デザイン性も持ち合わせているUSB-Cハブです。これが僕がこのハブを気に入った最大のポイントかもしれません。
それでは最後に「こんな人にSatechiマルチハブをおすすめしたい」というポイントをまとめてみます。
Check!
- MacBookユーザーである
- MacBookをクラムシェル環境で使用している
- 使用している周辺機器がUSB-Cに対応していない
- 有線LANポートを使いたい
- 複数のアダプタ、ハブを持ち歩いている
- MacBookに合うデザインが好きだ
こんなところでしょうか。僕も寄り道せずに最初から全部入りのUSB-Cハブを買っとけばよかったなぁ。
カラーバリエーションはシルバー、スペースグレー、ゴールドの3色。この記事で紹介しているのはシルバー色です。MacBook本体のカラーに合わせて選ぶのもよし、あえて外すのもよし、お好みにあわせてどうぞ!
あと有線LANポートはありませんが、MacBook Proユーザならこっちもおすすめです。
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