決して主役ではないけども、なくてはならいものってありますよね。例えばカレーライスの福神漬け。なくても食べられるけど、あればなお美味しく食べられる、みたいな。マウス操作を楽に、快適にしてくれる「マウスパッド」はまさにそんな存在ではないでしょうか。
今回の記事では「PC操作やゲームが捗るおすすめマウスパッド」をご紹介!光学式マウス(赤く光っているマウス)を使っていてマウスパッドがないと困るという人だけでなく、現状困っていない人でもマウスパッドがあることで、楽にマウス操作できるようになる可能性があります。FPSといったゲームをプレイする人にとっては必須アイテムでしょう。
毎日デスクワークに勤しむ人や、FPSといったマウス操作を伴うゲームをプレイする人は、ぜひこの記事を参考に自分に合ったマウスパッドを見つけてください!
マスパッドを選ぶときのポイント
まずはマウスパッド選びのポイントについて解説します。たかがマウスパッド、されどマウスパッド。意外に奥が深いものです。少なくとも以下の2つのポイントを確認しておきましょう。
マウスパッドって必要なの?
そもそもマウスパッドは必要なアイテムなのでしょうか。その答えは「ないよりはあったほうがいい」というものになります。
光学式マウスを使っている人で、カーソルが飛んだり動かなかったりという場合はマウスパッドは必須です。光学式マウスはガラスなどの光沢のあるものの上では正常に動かないことがります。この場合は必ずマウスパッドを用意しておきましょう。
マウスパッドには、その他に以下のようなメリットがあります。
- マウス操作によるマウス本体のダメージを軽減
- マウス操作時の音の軽減
- マウスにかかる摩擦力をコントロールできる
- マウス操作に疲労を感じているならリストレスト付きを
木や金属、プラスチック製のデスクの上だと、どうしてもマウスの底面に小さい擦り傷が付きます。普段見ることがない部分なので、そう神経質になる必要はありませんが、お気に入りのマウスはできるだけキレイな状態で使いたいですよね。マウスパッドを使用することによってそういった傷を防止でき、マウスへのダメージを軽減することができます。
そしてマウスと接地面が接触して鳴るカチカチという音。これもマウスパッドを使用することで軽減できます。この音は気になる人は結構気になるのではないでしょうか。
さらに滑りやすいマウスパッドを選ぶことで操作性を上げたり、疲労を感じている人ならリストレストが付いたマウスパッドを選んだり。マウスパッドを用意することで、「より快適なマウス操作」を得られます。もしあなたがマウスを操作する時間が長いのであれば、自分に合うマウスパッドを探してみる価値があります。
中には高価なものはありますが、ほとんどのマウスパッドはそう高くない金額で購入できます。小さい投資で快適なマウス操作を手に入れられる。そういう意味では、マウスパッドはコストパフォーマンスは非常にいいアイテムだと言えるでしょう。
ポイント1.マウスパッドの素材で使用感が変わる
マウスパッド選びの1つ目のポイントは、「マウスパッドの素材」です。この素材によって使用感が変わります。マウスパッドの素材は大きく分けて「布製」「ハード系(プラスチック・金属・ガラスなど)」の2種類。
一般的なのは「布製マウスパッド」
一般的なのは布製マウスパッドで、動き出しの良さと止めやすさから、ゲーミング用マウスパッドとしてもよく選ばれる種類です。快適なマウス操作という意味では、思うように動かせ、思うように止められるということは非常に重要です。滑りやすさとしては普通ですが、滑りやすい=使いやすいというわけではありません。特に強いこだわりがないのであれば、まず布製マウスパッドを選ぶことをおすすめします。
一方でハード系素材のマウスパッドは、非常に滑りが良いという特徴があります。滑りやすいということはより少ない力でカーソルを動かせるということです。しかし滑りが良いためにコントロールしづらいというデメリットもあります。
なお光学式マウスは光沢のある材質や全く凹凸がないマウスパッドの上では正常に動かないことがあります。光学式マウスで使用する人は、「光学式マウス対応」のマウスパッドを選ぶようにしてください。
ポイント2.マウスパッドのサイズと機能
2つめのポイントはマウスパッドの「サイズ」と「機能」です。
マウスパッドのサイズは意外と盲点になりやすいところです。サイズの小さすぎるものを選んでしまうとマウスパッドの縁にセンサーがあたってしまいカーソルが飛んでしまい、逆に操作性が悪くなってしまうこともあります。逆に大きすぎるものを選んでしまうと、たわみが発生したりしてこれも操作性が悪くなってしまいます。小さすぎず、置くスペースよりも大きすぎないものを選んでください。
意外と盲点になりやすいのがサイズです。当たり前のことではあるものの、「間違ったサイズを購入してしまった」ということはよくあります。購入前にしっかり確認しましょう。
マウス操作に疲れを感じている人は「リストレス付きマウスパッド」も
マウスパッドの機能とは「滑りやすさ」や「防水加工」、「リストレスト付き」といったところ。滑りやすいように加工されているもの、マウス操作を楽にしてくれるリストレストなど、マウスパッドの機能もチェックポイントのひとつです。なかにはマウスパッドにメモを書き込めたり、クランプ式でデスクに固定できといったようなユニークな機能を持つマウスパッドもあります。
マウスパッドのデザインもチェック
3つのポイントは「デザイン」です。パソコンの前に立つ度に目に入るマウスパッドですから、「かっこいい」「かわいい」と思えるマウスパッドを選ぶことも重要なポイントです。
複数のカラーバリエーションから選べたり、イラストが描かれていたり、なかにはライトで光るマウスパッドまであります。マウスパッドのデザインでデスク周りの雰囲気が変わったりするので、デスクの色や周りの雰囲気も考慮しておきましょう。
厳選!おすすめマウスパッド
それではここからおすすめのマウスパッドを紹介していきます!
【Steeleries】QcK mini 普段使いにもおすすめ
・サイズ:250 x 210 x 2 mm
・他サイズ展開あり(miniが最小サイズ)
まず紹介したいのは「SteelSeries QcK mini」です。ゲーミングマウスやゲーミングヘッドセットを手がけるメーカーですが、ゲーム目的でなくとも人気があるマウスパッドです。これは僕自身も愛用中です。
このミニサイズが同シリーズの最小サイズ。250 ×210 mmと一般的なデスクで使用するのならちょうどいいサイズかと思います。滑らかな動き出し、止めやすさと文句なし。裏側にある滑り止めで激しくマウス操作しても動かず使っていてストレスを感じません。
さらに選びやすい価格なのも嬉しいですね!安いに越したことはありませんから。コストパフォーマンスについても文句なし。まさに迷ったらこれを選んでおけば間違いないというマウスパッドです。
【Amazonベーシック】コスパ抜群のマウスパッド
・サイズ:210 × 250 × 2 mm
・他サイズ展開あり
コストパフォーマンスを重視する人には、こちらのマウスパッドがおすすめです。AmazonベーシックはAmazonのプライベートブランドで、「価格の割に使える」製品が多くあることで人気です。
価格の割に使える!Amazonベーシックのマウスパッド
開封時は「ん?たわみが気になるな」と感じましたが、使っているうちに消えたのでご安心を。滑り・使用感も問題ありません。意地悪な言い方をすると普通すぎるマウスパッドですが、その役割をきちんと果たしてくれるの必要十分でしょう。
合計4種類の大きさから選べ、環境や使用スタイルに合ったサイズを選べます。汚れれば洗濯機で洗えるという手軽さもグッド。裏面には滑り止めもありますし、まさに必要十分といったところでしょう。
【サンワサプライ】低反発リストレスト付きマウスパッド
・サイズ:180 × 245 × 22 mm
・低反発リストレスト付き
・ブラック/ブルー/ワインレッド
長時間のマウス操作で疲れを感じているなら、リストレスト付きのマウスパッドを検討してみましょう。リストレストに手首を置くことによって、手首とデスクの隙間が埋まりマウス操作が楽になります。
このマウスパッドはリストレストに「低反発ウレタン」が使われており、柔らかすぎず硬すぎないウレタンが手首を包んでくれます。仕事でパソコンの前にいることが多い人にとっては手首はある意味商売道具。疲れや痛みがある状態でマウスを使い続けると、ひどい場合は腱鞘炎に・・・なんてことも。リストレスト付きマウスパッドであなたの手首をいたわってあげましょう。
【エレコム】ゲル素材のリストレスト付きマウスパッド
・ゲル素材(EXGEL)のリストレス付き(高さ17mm)
・サイズ:135 × 150 × 26 mm
・リストレストの高さは17mm
・リストレストの高さが9mmの「Lowタイプ」あり
続いてはもリストレスト付きマウスパッドなのですが、こちらはリストレストに「ゲル素材(EXGEL)」が使われています。独特のゲル素材の柔らかい感触が手首を適切な角度に導いてくれます。
リハビリテーション工学のノウハウが活かされているマウスパッドで、絶妙な角度や高さまで綿密に考えられて設計されています。手首の疲れや痛みを感じている人はぜひチェックしてみてください。
上の「ハイタイプ」のリストレストの高さは17mmです。高さが9mmの「ロータイプ 」もあります。
【エレコム】作業スペースをカバー!大型マウスパッド
・サイズ:297 × 600 × 4 mm
・作業スペースをカバーするデスクマット
・ブラック/グレー
マウスパッドというものを意識せずに広々と使いたいという人には、作業スペース一面をカバーする大型マウスパッド(デスクマット)がおすすめです。
マウスパッドというものを意識せず使える
マウスだけでなくキーボードをマットの上に載せられ、ノートパソコンならそのままマットに載せてしまってもいいでしょう。マットは4mmと厚めで裏側のラバー加工により多少のクッション性があり、マウスだけでなくキーボードを使う際の負担も軽減されます。
【Havit】最大60×100cm、サイズが選べる大型マウスパッド
・選べるサイズ(300×900、400×900、600×1000 mm)
特大サイズのマウスパッドならHavitの製品がおすすめです。サイズが選べ、最大サイズは600 × 1000 mmと超大型。作業スペースどころがデスク全体を覆える大きさです。
マウスパッド表面には防水加工が施されており、飲み物をこぼしてしまってもすぐに拭き取ればOK。乾燥に時間はかかりますが丸洗いもできるので、気兼ねなく普段使いできるでしょう。
【ALUDA】おしゃれなアルミニウムマウスパッド
・サイズ:236 × 150 × 1 mm
・ゴールド/シルバー
マウスパッドとしては少数派のアルミニウム製のマウスパッドです。シンプルなアルミニウムデザインは洗練されたおしゃれさを演出してくれます。AppleのMac製品にも合いそうですね!
マウスパッド裏面には起毛素材が。これが滑り止めの機能を担っています。アルミなので当然滑りは上々です。滑りやすいマウスパッドが好みなら、候補に入れておきましょう。
【イーサプライ】デスクを拡張!アームレストとマウスパッド
・布製マウスパッド(テーブル部分)
・サイズ:200 × 248 × 15 mm
・対応デスク:厚さ8〜42 mm
・マウスパッドとアームレストの2通りの使い方
続いてはデスクを拡張できるマウステーブルです。デスクに挟み込みマウスパッドとして、ときにはアームレストとして使用できます。テーブルの上のスペースを使わないので、小さいデスクを使っている人は重宝するはずです。
テーブルの表面は布素材でできるているので、マウスパッドとしてしっかり使えます。大きさも200 × 248 mmと大きめなので広々!スマホやメモ帳置き場としてもよさそうです。使用環境が合えばハマる製品ではないでしょうか。
【エレコム】ボールペンでメモを書き込めるマウスパッド
・ボールペンで直接書き込める「メモエリア」
・メモは消しゴムで消える
・クリア/ピンク/ブルー
続いては少し変わり種のマウスパッドですが、こちらは直接ボールペンでメモを書き込めるマウスパッド。マウスエリアの隣になる「メモエリア」にボールペンでメモ、消したいときは消しゴムで消すことができます。
「メモしときゃなきゃ!」という場面はデスクワークのなかではよくあります。このマウスパッドのすぐ隣というのが抜群にいいですね!メモしておきたいと思ってからマウスを離し、すぐにメモを残せます。あくまでも一時的なメモの場所としては最高ではないでしょうか。「メモ用紙はどこだっけ?」とよく探す人にはぴったりでしょう!
【Razer】Firefly Cloth Edition マルチライティング対応ゲーミングマウスパッド
・サイズ:355 × 255 × 3.5 mm
・USBケーブルで接続
・「Razer Synapse」でカラーをカスタマイズ
最後に紹介するのはゲーミングアクセサリーでおなじみの「Razer」のマウスパッドです。カラフルに光るマルチライティングに対応し、ソフト「Razer Synapse」からのカスタマイズで好きなカラーに設定が可能です。
価格帯は高めですが、機能だけでなくデザインも重視したいという人におすすめです。ゲーミング用ですが、普段使いで使ってみてもいいかも。
その他おすすめの関連アイテムを紹介!
最後に番外編として、マウス周りで役立つアイテムをご紹介します。気になったものがあればチェックしてみてください!
【Kensington】マウス用リストレスト
・サイズ:160 × 110 × 10 mm
毎日パソコン操作する人にとって、手首の疲れや痛みは無視できません。放置すれば腱鞘炎になり、仕事に支障が出てしまうかもしれません。手首をあちこちに動かすマウスを持つ手首は、特にいたわってあげる必要があります。
「マウスパッド+別売リストレスト」という選択肢もある
好みのマウスパッドに自分にあったリストレストが付いていれば最高ですが、そううまくいかないことがほとんどです。そんなときはマウスパッドと上のようなマウス用リストレスを別に用意することも検討してみましょう。
【サンワサプライ】キーボード用低反発リストレスト
・低反発ウレタンフォーム
・サイズ:453 × 70 × 22 mm
・ブラック/ブルー/ワインレッド
高さがあるキーボードを使用する場合、手首を浮かせた状態もしくは手の甲を上げたような状態になりがちです。「なんだかしっくりこないなー」と思いながらキーボードを使っている人は多いかと思いますが、そんな人はキーボード用リストレストを試してみてください。
僕はキーボード用リストレストを愛用しています。使用以前とは比べものにならないほど楽になりました。手首だけでなく腕や肩も楽になるのでぜひおすすめしたい!
【COUGAR】BUNKER マウスバンジー
・デスクに吸盤で固定
・軽量、コンパクトタイプ
マウスバンジーとは、マウスの接続ケーブルが邪魔にならないためケーブルを収納・固定できるアイテムです。特にマウスを激しく動かすFPSゲームをプレイする人はチェックしてほしいアイテムです。
ゲーマーでなくとも有線マウスのケーブルがうっとうしいと感じる人は多いはずです。マウスバンジーを使えば、絡まるケーブルに悩まされることもなく操作性だけでなくデスク周りがスッキリしますよ!
また実際に使ってみてよかったもの、気になるものなどおすすめできるマウスパッドがあれば随時追記していく予定です!
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