MacBookのクラムシェルモードのやり方と注意点を解説

MacBookのクラムシェルモードのやり方と注意点を解説

MacBookの便利な機能のひとつに、「クラムシェルモード」というものがあります。クラムシェルモードとは、「MacBookのディスプレイを閉じた状態で、外部ディスプレイに映像を出力できる機能」のこと。つまり、クラムシェルモードでMacBookをデスクトップ化できる機能、ということですね。

この記事で分かること
  • MacBookクラムシェルモードで実現できること
  • クラムシェルモードの使い方・やり方
  • クラムシェルモード使用時の注意点

本記事では上の3つのポイントについて解説しています。クラムシェルモードでの運用を検討されている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください!

目次

MacBookのクラムシェルモードで実現できること

クラムシェルモードのなにが便利なの?

クラムシェルモードを活用されているMacBookユーザーさんはたくさんいらっしゃいます。私自身もそう。ここでは、クラムシェルモードで実現できることについてまとめました。

1. 自分のニーズにあったディスプレイを使える

私はMacBookを持ち出すとき以外は、クラムシェルモードでの運用が基本。いつもこんな感じで使っています。

MacBookのクラムシェルモード

同時に複数のウィンドウを立ち上げて作業したいときは、大きいディスプレイを使ったほうが効率はアップします。画面の作業領域の広さは、言い換えれば「作業机の広さ」。机が広ければマルチタスクが捗りますし、多くの情報を俯瞰してみたいときにも便利ですよね。

「画面の作業領域を広くしたい」というニーズのほかにも、「キャリブレーションに対応したディスプレイを使いたい」であったり、「湾曲ディスプレイを使いたい」という場合も同じです。自分のニーズに合った外部ディスプレイを用意し、クラムシェルモードでMacBookに接続してあげれば、デスクトップパソコンのような感覚で使えます。

3. 複数のディスプレイを接続

クラムシェルモードでは、複数のディスプレイを接続することもできます。複数のディスプレイを接続することで、作業領域がさらに広がります。

なお、MacBookモデルによって接続できるディスプレイの最大数が異なるので注意してください。

MacBookモデル接続できるディスプレイの最大数
M1モデル最大1台
M1 Proモデル最大2台
M1 Maxモデル最大4台

【参考】Macにディスプレイを接続する – Appleサポート

2. お気に入りのキーボードを接続

MacBookのお気に入りのキーボードを接続したいときも、クラムシェルモードは最適です。

MacBookクラムシェルモード時のキーボード

MacBookスタンドを使って外部キーボードを接続することもできるのですが、その場合、自分とディスプレイに距離が生まれてしまうんですよね。見づらいと思いディスプレイの解像度を下げると、今度は作業領域が狭くなってしまいます。結局はクラムシェルモードに行き着きます。

3. デスクを広く使える

この「デスクを広く使える」というメリットも大きいと思っています。

MacBookクラムシェルモード時に便利MacBookスタンド

縦置きタイプのMacBookスタンドを用意すれば、見た目もスッキリ。私はミニマリストではありませんが、デスクの上が広々とスッキリしていれば気分はいいですね!

MacBookクラムシェルモードを使う方法

ここではMacBookでクラムシェルモードを使う方法について解説します。

クラムシェルモードは、オン/オフのスイッチがあるわけではなく、一定の条件が整ったときに自動的にオンになります。

クラムシェルモードを使う方法

クラムシェルモードを使うのに、特別な設定は必要ありません。

  1. MacBookに電源を接続する
  2. MacBookのディスプレイを開けた状態で外部ディスプレイを接続する
  3. MacBookのディスプレイを閉じる

これで自動的にクラムシェルモードが発動し、接続した外部ディスプレイにMacBookの映像が出力されます。

このとき、MacBookを電源に接続していないとクラムシェルモードにはならないので注意してください。MacBookのディスプレイを開けてあげれば、電源に接続せずとも外部ディスプレイに映像が出力されます。

クラムシェルモードに必要なもの・あると便利なもの

MacBookのクライムシェルモード運用時に必要なもの・あると便利なものをまとめました。

必要なもの1:外部ディスプレイ

クラムシェルモードを使用するには、「外部ディスプレイ」を用意する必要があります。

  • テレビ
  • パソコン用ディスプレイ・モニター
  • ポータブルディスプレイ

映像の入力に対応するディスプレイであれば、基本的になんでもOKです。

外部ディスプレイをこれから購入する方におすすめなのは、USB-Cケーブル1本で映像と音声を出力できる「USB-C対応ディスプレイ」。さらにHDMIの入力端子があれば、他の用途でも活躍してくれるでしょう。

USB-C対応ディスプレイのなかには、USB-Cケーブル1本で映像・音声出力に加えMacBookに給電できるものも。USB-Cケーブル1本でクラムシェルモードが使えます。

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必要なもの2:ケーブル・変換アダプタ

USB-C対応ディスプレイならUSB-Cケーブル、Thunderbolt対応ディスプレイならThunderboltケーブル1本でMacBookに接続してあげればOKです。そうでない場合は、ディスプレイ側の入力端子に応じて、USB-Cハブや変換アダプタ、変換ケーブルを用意してあげる必要があります。

M1 Pro/Maxチップ搭載モデルではHDMIケーブルで映像・音声を出力できます。

変換ケーブルやUSB-Cハブは、製品によって仕様が異なるのでややこしいところ。外部ディスプレイのスペックもケーブル選びに関連してきます。チェックすべきポイントをまとめておきます。

変換アダプタ・ケーブル、ハブの仕様を確認!
  • 4K(3840×2160または4096×2160)出力に対応するか
  • 対応するリフレッシュレート(30Hz/60Hzなど)
  • HDR(ハイダイナミックレンジ)のビデオ出力に対応するか

購入する際はケーブル・ハブの仕様をしっかり確認しておきましょう。

必要なもの3:キーボードとマウス

クラムシェルモード使用時は、MacBookのディスプレイが閉じられている状態。キーボードとマウス(トラックパッド)を別途用意する必要があります。

キーボードはmacOSに対応したものであればなんでもOKですが、クラムシェルモード時でも「Touch ID」が使えるAppleの「Touch ID搭載Magic Keyboard」が便利です。

クラムシェルモード時でも優秀なトラックパッドを使いたい方はこちら。

ジェスチャー機能を使える「Magic Mouse」もチェックです。

以下の記事でMacにおすすめのマウスをご紹介していますので、こちらも参考にしていただければと思います。

あると便利1:縦置きタイプのMacBookスタンド

クラムシェルモード時には縦置きスタンドがあるとデスクの上を広く使えます。おすすめはSatechi(サテチ)の縦置きスタンド。

クランプ部分の幅を自由に調節可能なのと、16インチMacBook Proを乗せても安定しているしっかりとしたつくり。アルミニウム製でMacBookとの見た目の相性もいい感じ。

あると便利2:USB-CハブやUSB-Cドック

クラムシェルモード運用でデスクトップ的に使うとなると、あると便利なのが「USB-Cハブ」や「USB-Cドック」。

USB-Cハブはキングストン!長年愛用していますが、安定した動作で活躍してくれています。

ドックタイプでは「OWC Thunderbolt 4ドック」がおすすめ。ほかのUSB-CドックやThunderbolt 3ドックでは実現できない、複数のThunderboltアクセサリーを同時に接続できます。もちろん外部ディスプレイへの接続もOK。おまけにMacBookへの給電も行ってくれるため、クラムシェルモード時には特に活躍してくれます。

本製品については以下の記事で詳しくレビューしています。

あると便利3:外部スピーカー

さらに外部スピーカーがあると便利です。MacBookのスピーカーホールはキーボードの両側にありますよね。クラムシェルモードでディスプレイが閉じられた状態だと、音がこもってしまいます。

外部ディスプレイにスピーカーが搭載されていればそれを使ってもいいですし、外部ディスプレイやMacBookのオーディオジャックに外部スピーカーを接続する方法もあります。Bluetoothでワイヤレススピーカーを接続するのも手です。

私の場合、基本は外部ディスプレイ搭載スピーカーを使っています。いい音で聴きたいときは、Appleのスマートスピーカー「HomePod mini」を外部スピーカー代わりに使っています。

スピーカーを用意せずとも、特段困ることはありませんが、音楽を聴いたり動画視聴したりするときには物足りなさを感じてしまいます。必要に応じて外部スピーカーを用意しましょう。

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熱対策は?バッテリーの劣化は?クラムシェルモードの注意点

クラムシェルモードを使用するときに、知っておきたい注意点があります。

クラムシェルモード時の熱対策

クラムシェルモードはMacBookのディスプレイを閉じた状態で使用するため、排熱性が下がり「熱がこもりやすい」というデメリットがあります。温度が高くなると、パフォーマンスが低下したり、バッテリーの劣化してしまったりという話にもなります。

私はクラムシェルモードを日常的に使用していますが、「M1チップ、M1 Pro/Maxチップ搭載モデルの場合は、さほど気にしなくてもいい」と思っています。長時間にわたる動画の書き出しなど、相当の負荷をかけないと熱くならないからです。M1 Pro/Maxチップ搭載するモデルでも、ブラウジングや動画視聴くらいであればファンは回りません。

ただ、インテルモデルの場合は、負荷をかけるとファンがガンガン回り出します。近年発売のモデルでいうとMacBook Pro 16インチですね。負荷がかからないシーンであれば問題ありませんが、負荷をかけるシーンではディスプレイを開けてクラムシェルモードを解除してあげたほうがいいでしょう。

基本的には気にしなくてOK、「熱いな」「ファンが回り出したな」と感じたら、ディスプレイを開けてあげるスタンスでいいかと思います。

バッテリーの劣化について

もうひとつ気になるのは、「バッテリーの劣化」です。電源に接続しっぱなしになるクラムシェルモード。「満充電のまま電源に繋ぎっぱなしはよくないんじゃないの?」と心配している方もいるかと思います。

ですが、これもそこまで気にしなくてOKです。

電源に接続されているMacBookが満充電になると、過充電を防ぐために、ソフトウェアの制御でバッテリーへの充電を自動的にストップしてくれます。クラムシェルモードはバッテリーではなく接続された電源で動作します。

クラムシェルモードの使用中は、十分な電力が供給されるように付属のUSB充電器を使うか、あるいはそれと同等以上のワット数のUSB充電器を使ってあげるようにしてください。接続された電力が十分でない場合、バッテリーの電力を使用することになります。この状態がいちばんバッテリーに負荷がかかるので注意です。

MacBookクラムシェルモードの電源の接続

ケーブル1本で映像出力も電力供給も可能なUSB-Cディスプレイやドックもありますが、ワット数が付属のUSB充電器を下回っている場合は、十分な電力を供給できるよう(クラムシェルモード使用中にバッテリーを使わせないよう)付属のUSB充電器などを接続してあげるようにしましょう。これは絶対ではありませんが、バッテリーのことを考えるとそうしてあげたほうがいいですね。

一般的に、リチウムイオンバッテリーは60%前後に充電された状態を保つことが、バッテリーにとっていいとされています。しかし、MacBookを使っていてその範囲を維持することは不可能ですし、そもそもクラムシェルモードの使用中は電源に接続しなければいけません。

「バッテリーの劣化を考えて、便利なクラムシェルモードを諦める」となれば意味がありません。自宅ではクラムシェルモードを使って、たまに持ち出して放電してあげる。こういう自然な使い方で問題ありません。

クラムシェルモードで日々の作業が快適に!

場所や行いたいことによって使い分けられるクラムシェルモードは、個人的にもよく使っている機能。

ソファに座りながらMacBookを弄っていて、次の瞬間に「大きい画面で画像編集したいな」となればクラムシェルモードにそのまま移行。このように、場所や行いことによって使い分けられるのが便利ですね!

特に仕事でMacBookに向き合うことが多い方は、クラムシェルモード環境を構築することによって日々の作業が快適になること間違いなしです!外部ディスプレイやキーボードなど多少のお金はかかりますが、その投資で効率化できるのなら検討してみる価値ありです。

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