
Appleには、「Apple Store for Education」という学割制度が用意されています。大学生や専門学校生、教職員などの対象者とするこの制度を活用することで 、MacBookを通常の価格よりも安く購入できます。

2023年も2月2日〜4月10日の期間において、「新学期を始めようキャンペーン」が開催されています。詳細は記事内の「2023年の新学期を始めようキャンペーンについて」にまとめています!
本記事では、以下の4点について解説しています。

学割をうまく活用して、MacBookを安くお得に購入したい!
このような方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください!
学割の利用でMacBook Air/Proをいくら安く買える?
Appleの学割を利用できるのは、Appleストア(実店舗)とApple公式サイト(学生・教職員向けストア)のみです。

現行のMacBookモデルを購入するのであれば、Appleの学割価格が最安です。学割の利用はAppleからの直接購入に限られますが、その割引価格を見ると、メリットは大きいですよ!
MacBook Air/Proの学割価格まとめ

「学割の利用でMacBookがどれほど安くなるのか」は、モデルやカスタマイズする内容によって異なります。
チップ | RAM/ストレージ | 通常価格 | 学割価格 | 割引価格 | 割引き率 |
---|---|---|---|---|---|
M1 8コアCPU 7コアGPU | 8GB/ 256GB | 134,800円 | 119,800円 | ▲15,000円 | 約11% |
M2 8コアCPU 8コアGPU | 8GB/ 256GB | 164,800円 | 149,800 | ▲15,000円 | 約9% |
チップ | RAM/ストレージ | 通常価格 | 学割価格 | 割引価格 | 割引き率 |
---|---|---|---|---|---|
M2 8コアCPU 10コアGPU | 8GB/ 256GB | 178,800円 | 164,800円 | ▲14,000円 | 約7% |
チップ | RAM/ストレージ | 通常価格 | 学割価格 | 割引価格 | 割引き率 |
---|---|---|---|---|---|
M2 Pro 10コアCPU 16コアGPU | 16GB/ 512GB | 288,800円 | 266,800円 | ▲21,200円 | 約8% |
M2 Max 12コアCPU 30コアGPU | 32GB/ 1TB | 448,800円 | 404,800円 | ▲44,000円 | 約10% |
チップ | RAM/ストレージ | 通常価格 | 学割価格 | 割引価格 | 割引き率 |
---|---|---|---|---|---|
M2 Pro 12コアCPU 19コアGPU | 16GB/ 512GB | 348,800円 | 320,800円 | ▲28,000円 | 約8% |
M2 Max 12コアCPU 38コアGPU | 32GB/ 1TB | 498,800円 | 455,800円 | ▲43,000円 | 約9% |
割引率はモデルによって異なりますが、約7%〜11%割引きとなっていますね。
MacBookに限らず言えることですが、Apple製品は、旧型や中古品といった事情がない限り価格はあまり下がりません。家電量販店でも、基本的には値引きではなくポイント付与での還元となります。
家電量販店で購入すれば1%〜5%程度のポイントが付与されることもありますが、約7%〜11%割引きがあるAppleの学割のほうがお得な計算になります。しかもポイントではなく現金値引きです。
新品で現行モデルのMacBookを購入するなら、学割価格が最安クラス。あなたが学割対象者であれば使わないと損です!
有償の延長保証「AppleCare+」も割引き
「AppleCare+」は、MacBookを含むApple製品に付けられる有償の延長保証です。このAppleCare+にも学割価格が用意されています。
AppleCare+の学割価格(新学期を始めキャンペーン中の価格)
MacBookモデル | 通常価格※ | 学割価格※ | 割引額 |
---|---|---|---|
MacBook Air (M1) | 27,800円 | 22,200円 | ▲ 5,000円 |
MacBook Air (M2) | 31,800円 | 25,400円 | ▲ 6,400円 |
MacBook Pro 13インチ (M2) | 34,800円 | 27,800円 | ▲ 7,000円 |
MacBook Pro 14インチ (M2 Pro/M2 Pro Max) | 38,800円 | 31,000円 | ▲ 7,000円 |
MacBook Pro 16インチ (M2 Pro/M2 Pro Max) | 53,800円 | 43,000円 | ▲ 10,800円 |
※一括払い(3年間)の場合、「新学期を始めようキャンペーン」中の割引き含む |
AppleCare+に加入すると、通常1年間のハードウェア保証期間が3年間に延長され、保証期間中の修理費用には、AppleCare+加入者だけの特別価格が適用されます。
私自身はMacBookにAppleCare+は必要ない場合が多いと考えているのですが、「安心」を重視するなら加入しておくに越したことはありません。
一部の関連アクセサリーも学割対象
Appleの学割は、一部の関連アクセサリーも対象となっています。

Appleの高性能ディスプレイ「Studio Display」「Pro Display XDR」は、学割を利用することで安く購入できます。
Appleディスプレイ | ガラス | 通常価格 | 学割価格 | 割引額 |
---|---|---|---|---|
Studio Display | 標準ガラス | 219,800円 | 205,800円 | ▲ 14,000円 |
Nano-textureガラス | 266,800円 | 252,800円 | ▲ 14,000円 | |
Pro Display XDR | 標準ガラス | 728,480円 | 669,380円 | ▲ 59,100円 |
Nano-textureガラス | 824,680円 | 769,680円 | ▲ 55,000円 |
Appleのディスプレイは非常に高額です。万人が必要なものではないので学割を恩恵を受けられる方は限られますが、知っておいて損はありません。
ケースやキーボード、マウスなどのその他のアクセサリーについては、残念ながら学割対象に入っていないようです。
割引き価格で購入できる「学生・教職員向けPro Appバンドル」
「学生・教職員向けPro Appバンドル」というものがあります。これは、動画編集や音楽制作などのクリエイティブな作業に活躍してくれるApple製アプリがパッケージされたもの。
学生・教職員向け Pro Appバンドルに含まれるアプリ | 通常価格 | 学割価格 | 割引額 |
---|---|---|---|
![]() Final Cut Pro | 48,800円 | 5つセットで 31,800円 | ▲ 69,600円 |
![]() Logic Pro | 31,800円 | ||
![]() Motion | 8,000円 | ||
![]() Compressor | 8,000円 | ||
![]() MainSage | 4,800円 |
このように、個別で購入するよりも大幅に安くなっています。たとえば、本格的な動画編集を行えるFinal Cut Pro(48,800円)を購入するなら、他のアプリが必要でなくてもPro Appバンドル(69,600円)を買ってしまったほうが安くなる計算です。
「学生・教職員向けPro Appバンドル」は、MacBook購入時に一緒に購入することもできますし、あとからも同じ価格で購入できます。
2023年「新学期を始めようキャンペーン」開催中【4月10日まで】
ただいま、Apple学生・教職員向けストアで「新学期を始めようキャンペーン」が開催中です(2月2日〜4月10日まで)。
通常よりも安い学割価格で購入できる上に、Apple製品やアクセサリー、アプリの購入などに使用できる「Appleギフトカード」が貰える二重にお得なキャンペーンとなっています。
対象製品 | 学割価格(税込) | Appleギフトカード還元 | 【参考】通常価格(税込) |
---|---|---|---|
iPad Air(第5世代) | 84,800円〜 | 19,000円分 | 92,800円〜 |
iPad Pro 11インチ(第4世代) | 116,800円〜 | 19,000円分 | 124,800円 |
iPad Pro 12.9インチ(第6世代) | 156,800円〜 | 19,000円分 | 172,800円〜 |
MacBook Air(M1) | 119,800円〜 | 24,000円分 | 134,800円〜 |
MacBook Air(M2) | 149,800円〜 | 24,000円分 | 164,800円〜 |
MacBook Pro 13(M2) | 164,800円〜 | 24,000円分 | 178,800円〜 |
MacBook Pro 14(M2 Pro/M2 Max) | 266,800円〜 | 24,000円分 | 288,800円〜 |
MacBook Pro 16(M2 Pro/M2 Max) | 320,800円〜 | 24,000円分 | 348,800円〜 |
24インチiMac(M1) | 167,800円〜 | 24,000円分 | 174,800円〜 |
※1 「在庫がなくなり次第終了」「予告なく内容を変更または終了する場合あり」との記載あり |
MacBook Air(M1/M2)はまさに狙い目でしょう。もともと高額なMacBook Proと比較しても非常にお得感があります。Appleギフトカード還元分を考慮すると、M1モデルは10万円を切る計算に。超お得です。

学割対象者がうらやましい!!
Appleの学割の「対象者」と「条件」
ここでは、MacBookを学割で購入する際にチェックしておきたい、「割引きの対象者」と「条件」について解説します。
対象者①:大学、高等専門学校、専門学校の学生、大学受験予備校生

大学、高等専門学校、専門学校の学生、大学受験予備校生の方は、学割の対象者になります。さらに、対象の教育機関への進学が決定している高校生も学割を利用できます。
【学割対象の教育機関】
返品・送料を含む販売条件(Apple Store for Educaiton)
大学(短期大学、大学院、放送大学全科履修生および修士全科生、インターナショナルスクールを含む)、高等専門学校、専門学校(専修学校専門課程)、大学受験予備校
対象者②:小・中・高・大学・専門学校の教職員・PTA役員

小・中・高・大学・専門学校などの教職員は、学割を利用できます。
【教職員対象教育機関】
返品・送料を含む販売条件(Apple Store for Educaiton)
学校[小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、大学(短期大学、大学院、放送大学を含む)、高等専門学校、盲学校、聾学校、養護学校および幼稚園]、上記教育機関付属の病院、専修学校[一般課程(専修学校)、高等課程(高等専修学校)、専門課程(専門学校)]、大学受験予備校、各種学校、地方教育行政の組織および運営に関する法律に規定された教育委員会および教育機関、国および地方自治体が設立した大学校、大学共同利用機関、インターナショナルスクール、その他上記以外で弊社が特別に教育機関として認定した機関
さらに、PTA役員、あるいはPTA役員に選出され活動することが決まっている方も学割の対象になります。
学割対象者の父母の代理購入もOK

学割対象者(大学、高等専門学校、専門学校の学生、大学受験予備校、またはそれらの学校に進学が決まっている方)の父母による代理購入も可能です。
子供の進学先が決まり、親御さんがMacBookを購入してあげる、ということもあるかと思います。その際にも学割を利用できるので、忘れずに活用しましょう!
学割価格で購入できるのは「1年間に1台まで」

MacBookを学割価格で購入できるのは、1年間に1台まで(4月〜翌3月の期間で)となります。
- デスクトップ:1年間に1台まで
- Mac mini:1年間に1台まで
- ノートブック:1年間に1台まで
- iPad:1年間に2台まで
- アクセサリ:学割価格のアクセサリは1年間に2つまで
「安いから2台買っちゃおう!」ということはできませんのでご注意ください。

学割で購入できる台数は毎年4月にリセットされます!
転売は厳禁!利益を上乗せして転売してはいけない

Appleの学割の販売条件には、「割引でご購入頂いた製品は、購入年月日より一年間は利益を上乗せして転売できません。」とあります。つまり、「学割で購入した製品を転売して儲けちゃダメ」ということですね。
ルール違反した場合は?バレるとどうなる?

学割対象者でないのに、対象者だと偽って学割を利用した場合はどうなるのでしょうか?
これも販売条件に記載があります。
販売対象者でない事が判明した場合、契約の成立に関わらずアップルは無条件でご注文のキャンセル及び契約の解除を行うことができます。また、アップルの選択により、 Apple Storeプライスに基づいた差額並びにその他損害金をお支払頂く上、法的措置がとられることもあります。
返品・送料を含む販売条件(Apple Store for Educaiton)
「ウソが発覚したら、差額と損害金を払ってもらう上に、法的措置もあり得るよ」ということですね。学割の悪用は厳禁です。
MacBook Air/Proを学割で購入する方法
Appleの学割を利用できるのは、Appleストア(実店舗)とApple公式サイトのみです。ここでは実際に学割を利用する方法をご紹介します。
方法1:Appleストア(実店舗)で購入する

入学許可証や学生証など学割対象者であることを証明できるものを持参の上、Appleストアに出向き「学割でMacBookを購入したい」旨を伝えましょう。
学校名などのヒアリングのみで特に証明書類の提示を求められなかった、という方もいらっしゃるようですが、Appleストアに問い合わせてみると「証明できるものを持ってきてください」とのことでした。
- Apple 銀座(東京都中央区銀座3-5-12 サヱグサビル本館)
- Apple 新宿(東京都新宿区新宿3−30−13 新宿マルイ本館)
- Apple 丸の内(東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル)
- Apple 渋谷(東京都渋谷区神南1-20-9 公園通りビル)
- Apple 表参道(東京都渋谷区神宮前4-2-13)
- Apple 川崎(神奈川県川崎市幸区堀川町72-1 ラゾーナ川崎プラザ)
- Apple 福岡(福岡県福岡市中央区天神2-5-19)
- Apple 心斎橋(大阪府大阪市中央区西心斎橋1-5-5 アーバンBLD心斎橋)
- Apple 京都(京都府京都市下京区四条通高倉東入立売中之町83-1)
- Apple 名古屋栄(愛知県名古屋市中区栄3-17-15 エフエックスビル)
Appleストアでの購入は、実機に触れられたり、対面で接客してくれたりといったメリットがあります。しかし、住んでいる場所によっては利用しづらいですし、いざ出向いて在庫がないとなれば二度手間になる可能性もあります。
基本的には次に解説しているApple公式サイト(学生・教職員向けストア)での購入が楽チンでおすすめです。
方法2:Apple公式サイト(学生・教職員向けストア)で購入する

オンラインで学割を利用する場合、Apple公式サイト(学生・教職員向けストア)から購入します。流れはApple公式サイトの利用手順と同じです。
特に証明書類のアップロードといった手続きはなく、通常通り学生・教職員向けストアでお買い物するだけです。ただ、のちに証明書類の提出を求められることがあるので、その際に対応できるように用意しておきましょう。

MacBook Air/Proを学割で購入する方法まとめ
Appleの学割を利用するメリットは、まさに「通常よりも安く買える」ところにあります。学割の割引率を考えると、家電量販店でポイントをもらうよりもお得。対象者であればぜひ活用したい制度です。
現役の学生だけでなく、進学先が決まった高校生やその父母、教職員、PTA役員まで、対象者が広いことも、Appleの学割の特徴です。学割の利用に特別な手続きは必要ないですし、とくに面倒なことはありません。対象であればぜひ活用しましょう!




よくある質問
- 2023年の「新学期を始めようキャンペーン」はいつ開催されますか?
-
2022年では2月3日〜4月18日の期間で開催されました。
2023年1月現在では詳細は不明ですが、おそらく今年も例年どおり同時期に開催されるかと思われます。
- Appleの学割でMacBookをどれくらい安く買えますか?
-
選択するMacBookモデルや構成によって異なりますが、通常価格よりも7%〜10%程度安く購入できます。
- Appleの学割の対象者は?
-
Appleの学割は、大学生や専門学生、大学受験予備校生、教職員、PTA役員などと、対象者の範囲が広いことが特徴です。父母が代理購入も可能です。
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