【レビュー】LG UltraFine 5K Display × モニターアーム × iMacで快適な作業環境が完成!

【レビュー】LG UltraFine 5K × モニターアーム × iMacで快適な作業環境が完成!

私事ながら作業部屋を借りることができ、荷物を運び入れたり、注文していた収納棚を組み立てたりと、必要な作業をひととおり終えました。作業部屋を作るにあたって最優先事項であり最重要事項だったのはデスク周りの環境構築。仕事中はほぼパソコンの前に居るということもあって、これを機にデスク周りのアイテムを見直しました。その結果、快適な作業間環境を構築することができ仕事に精が出ております。

特に活躍してくれているアイテムが、Mac向けディスプレイ「LG UltraFine 5K Display」エルゴトロンのモニターアームです。メインのパソコンとして使用してるiMac(Retina 5K、27インチ、2017)にモニターアームを使ってUltraFine 5Kを接続、デュアルディスプレイ環境にしています。お金はかかりましたが……仕事で使うこともあって「ここはケチってはいけない」と奮発しました。

非常に満足していて「ぜひ他の人にもおすすめしたい!」ということで、今回の記事では「LG UltraFine 5K Display」、そしてエルゴトロンのモニターアームによるデュアルディスプレイ環境の使用感についてご紹介したいと思います。

搭載ポートがThunderbolt 3のみのUltraFine 5K Displayは、Mac向けのディスプレイとなります。条件的には参考にしていただける人は限られるかもしれませんが、ぜひあなたがMacユーザーで高画質の外部ディスプレイをお探しなら参考にしていただけるはず!

LG UltraFine 5K Displayを選んだ理由

僕が「快適な作業環境だ」とうたうデスクがこちらです。

LG UltraFine 5K Displayがあるデスク環境

27インチiMacを正面にくるにように置き、UltraFine 5K Displayはモニターアームを使って右サイドに配置。モニターアームをというものを始めて使ってみましたが、足がないぶんデスクを広く使えますし見た目もスッキリ。掃除も楽チンですね。これは便利。快適な作業環境はその人その人で条件が異なりますが、とりあず現在はこれで満足しています。

UltraFine 5K DisplayはApple公式サイトで購入しました。もちろん価格のリサーチはしましたが、どこで購入しても価格はそう変わらなかったので、ならば信頼できるところで、ということでApple公式サイトを選択。

UltraFine 5K Displayを選んだ一番大きい理由は、「27インチiMacの解像度・画質・サイズのギャップをなくしたかった」からです。贅沢な話ではあるのですが、普段からiMacの鮮やかでキレイな画質(Display P3の広色域・5K画質)に慣れてしまっています。サブとして使うとは言え、写真編集にもしっかり使いたかったんですよね。

そしてiMacの解像度は5,120 x 2,880の5Kとなります。UltraFine 5K Displayも同じ5,120 x 2,880の5K。サブディスプレイと解像度が違いすぎると、マウス操作にもギャップが出てしまいますよね。マウスポインタをサブディスプレイに移したとき、段々になってしまい操作性が低下してしまいます。多少は慣れでどうにかなる部分ですが、あくまでもiMacのディスプレイの拡張と考えれば同解像度で使えるに越したことはありません。

27インチiMacとの解像度・画像のギャップをなくしたかった。これがUltraFine 5K Displayを選んだ大きい理由です。UltraFine 5K Displayの入力はThunderbolt 3のみで実質「Mac専用ディスプレイ」となります。

参考にUltraFine 5K Displayのスペック・仕様をまとめておきます。

UltraFine 5K Displayの使用レビュー

UltraFine 5K Displayのセットアップはかんたんです。電源コードを繋げた状態で付属のThunderbolt 3ケーブルでMacと接続するだけです。

ケーブル1本で映像出力&給電

LG UltraFine 5K Displayのインターフェース
入力用のThunderbolt 3ポートとハブとして使用できるUSB-Cポート

映像出力も給電(最大94Wまで)もケーブル1本で済むので、MacBook/MacBook Air/MacBook Proユーザーからすると非常に便利ですね!家に帰ってきてMacBookをUltraFine 5K Displayに繋げてあげれば即座に使用スタイルを切り替えられます。デュアルディスプレイ環境で使うのもいいですし、外部キーボード・マウスを接続してクラムシェルモードで使うのもいいでしょう。

今回はiMacの接続ですのでケーブル1本という恩恵は薄れますが、それでもHDMIやDisplay Portなどへの変換アダプタ・ケーブルを別途用意する必要がないので楽チンです。

電源オンや明るさなどの挙動はMacと連動

UltraFine 5K Displayには、電源ボタンや音量ボタン、設定ボタンといった一切の物理ボタンがありません。電源オン/オフや音量、ディスプレイの明るさなどの設定は、接続されたMacと連動あるいはMac側で設定変更ができる仕組み。

Macをスリープから復帰もしくは電源オン/オフすれば、それと連動してUltraFine 5K Displayも点灯/消灯します。環境光が暗くなれば、これもMacと連動して明るさが抑えられます。暖色系の色合いに変更し目の疲れを軽減してくれるmacOSの機能「Night Shift」もMac側での設定と連動します。

「設定」>「ディスプレイ」個別にディスプレイの明るさを設定できる

個別にディスプレイの明るさを設定したい場合は、「設定」>「ディスプレイ」から設定できます。

ちなみに、UltraFine 5K Displayで選択できる疑似解像度は5種類。

  • 1600 × 900
  • 2048 × 1152
  • 2560 × 1440(デフォルト)
  • 2880 × 1620
  • 3200 × 1800

僕は現在「2880 × 1620」に設定しています。疑似解像度の数値が上がれば、それだけ作業領域も拡大することになり、複数のウィンドウを扱いやすいんです。ただし、疑似解像度を上げればMacに負荷がかかることになりますし、文字が小さくなればそれだけ目を酷使することにもなります。この辺はお好みですね。

スピーカーとカメラ

UltraFine 5K Displayにはステレオスピーカー(5W+5W)とカメラが搭載されています。

LG UltraFine 5K Display スピーカー、カメラ、マイクを搭載
スピーカー、カメラ、マイクを搭載

正直なところ、スピーカーの音質はおまけ程度ですね。決して悪すぎることはないのですが、音楽を聴いたり動画視聴を楽しんだりとエンタメ目的で使用するのであればちょっと頼りない。ただ音質にそこまでのこだわりがなければ問題ないレベルではあります。

僕が所有しているデバイスで音質がいいと感じる順に並べてみます。

27インチiMac(2017)>15.4インチMacBook Pro(2019)>UltraFine 5K Display>11インチiPad Pro>MacBook Air(2018)

思いのほかMacBook Proの音質が良かったりするのですがそれは置いといて。とにかくUltraFine 5K Displayに搭載されているスピーカーに期待しすぎてはいけません、ということですね。

LG UltraFine 5K Displayの音量調節
再生デバイスの切り替えや音量調節はMacから行える

再生元のデイバス切り替えや音量調節はMacから行えます。音楽を聴くときは「HomePod」で再生することが多いですし、普段はiMacの内蔵スピーカーを使用していることが多いので、実際に再生元としてUltraFine 5K Displayを選択することは少ないですね。

iMac内蔵カメラの画質
iMac内蔵のカメラで撮影
LG UltraFine 5K Display内蔵のカメラで撮影
LG UltraFine 5K Display内蔵のカメラで撮影

iMac内蔵のカメラとUltraFine 5K Displayのカメラで撮影した画像を並べてみました。ZoomといったWEB会議ツールで使用するぶんには、どちらも必要十分ですね。ただ明らかにUltraFine 5K Displayのほうがキレイに明るく映っています。

僕はFaceTimeのビデオ通話をよく使うので、iMacのカメラよりも画質がいいUltraFine 5K Displayのカメラを選択します。

使用するカメラ・マイクの選択
使用するカメラ・マイクはアプリから選択

使用するカメラやマイクは、FaceTimeなら「ビデオ」から好きな組み合わせを選択できます。ちまみにマイク性能はiMacと同等という印象でした。これもビデオ通話に使用するレベルであれば不満なく使えるレベルです。

キャプチャボードでスイッチをプレイ

入力がThunderbolt 3のみのUltraFine 5K DisplayはMac専用のディスプレイになります。これは事前に分かっていたことですし、僕自身もMac以外で使用することはないので問題ありません。

ただ、唯一Mac以外で接続したいものがニンテンドースイッチでした。Thunderbolt 3に非対応の11インチiPad Proが接続できるのなら、スイッチも使えて不思議はないと思い接続してみましたが……充電できるだけで映像・音声は出力できませんでした。

「ややこしいな」と思いながらいろいろ調べてみると、UltraFine 5K Displayにスイッチを接続できる唯一の方法が「キャプチャボード」とのこと。ゲーム実況するときなんかに使われる、ゲーム機から出力された映像・音声をパソコンに表示・取り込める機器ですね。

購入したのはこの手の製品では有名なElgatoの「HD60+」という製品。4Kのキャプチャとパススルーに対応します。4Kの必要なければ「HD60」で十分です。

スイッチをドックにセットし、ドックとHD60+を接続。HD60+をiMacもしくはUltraFine 5K DisplayのUSB-Cポートに接続してあげればOK。

キャプチャボードでスイッチをプレイ
キャプチャボードでスイッチをプレイ

こんな感じでUltraFine 5K Displayでスイッチをプレイできました。正確に言えば「Macでスイッチをプレイしている」とうことになりますね。UltraFine 5K Display単体でスイッチをプレイすることはできないので注意してください。

それにしてもElgatoのキャプチャボードは遅延も少ないですし、スプラトゥーンも普通にプレイできちゃいますね!この発見で思わぬ誘惑ができてしまいましたが……。

UltraFine 5K Displayにはモニターアームをおすすめします

便利そうだなと思いつつも、僕はこれまでモニターアームというものを使ったことがありませんでした。なぜかハードルを感じていたモニターアームを、UltraFine 5K Displayを手に入れたのを機に思い切って購入。

「モニターアームはエルゴトロンで間違いない」という多くの購入ユーザーからの高評価を信じこの製品を選びましたが……大正解!UltraFine 5K Displayは27インチと大型でそれなりに重さがあります。エルゴトロンのモニターアームはその重さをもろともしません。見た目通りアームは剛健で、使っていて安心感があります。

UltraFine 5K DisplayはVESAマウント(100×100)に対応
UltraFine 5K DisplayはVESAマウント(100×100)に対応

VESAマウント(100 × 100 mm)で初めてでもかんたんに取り付けできました。ネジを回して足を取り外し、モニターアームの接合部分をまたネジを回して取り付けるだけです。UltraFine 5K Displayは27インチと大きく重いので、取り付け時はディスプレイに傷をつけないように気を付けてください。

エルゴトロンのモニターアーム1
エルゴトロンのモニターアーム2

購入したエルゴトロンのモニターアーム(LX シングル)は34インチまで対応、重量は3.2kgから11.3kgまで対応します。大きく重いディスプレイだと取り付けるデスク部分の強度も気にしなくてはいけませんが、27インチクラスであれば何の不安なく取り付けできますね。

モニターアーム最大のメリットは、自由にディスプレイの位置を動かせるところにあります。状況に応じて縦・横方向への移動、角度調整と自由自在。それと僕がメリットを感じているポイントが、「デスクが広く使える」というメリットです。

エルゴトロンのモニターアーム3
スペースを広げたいときにディスプレイをかんたんに動かせる

足がないだけで全然違いますね!見た目はスッキリですし、デスクをメイン使いたいときはディスプレイを高い位置に上げてしまえば邪魔になりません。掃除もしやすい!

スペース的な問題でデュアルディスプレイ環境を諦めている。もしそんな人がいるのなら、モニターアームの活用を強くおすすめします。特にUltraFine 5K Displayのような大きめのディスプレイこそ、より省スペース化のメリットを感じられるかと思います。UltraFine 5K Displayの購入を検討されている方は、ぜひモニターアームも一緒にどうぞ!

[おまけ]その他デスク周りの細々したものをご紹介

せっかくデスク周りのアイテムを新調したので、おまけとしてデスク周りの便利・おすすめアイテムをご紹介します。「デスク周りの環境を見直したい」という方はぜひ参考にしてください!

デスク仕事ならそこそこいいオフィスチェアを

もともと自宅で使っていたエルゴヒューマンを作業部屋に持って行く予定でした。

腰を支えてくれるランバーサポート、通気性のいいメッシュ素材、あらゆる体格にフィットさせられる各調節機構と使い心地は「最高」のひとこと。どれだけ長時間座っていても疲れず快適なオフィスチェアです。

ただ、これがめちゃくちゃ重たいんです。本体重量は28kgで、僕の場合それに加えオプションのオットマンとタブレットスタンドを付けているので、おそらく30kgは超えているはず。持ちにくいのもあって一人で抱えて階段を上る自信がなく。結果、作業部屋用としてオフィスチェアを新たに購入することにしました。

そこで選んだのはオカムラの「シルフィー」というオフィスチェア。高級オフィスチェアに分類される製品ですが、ミドルクラスになるのでしょうか。価格的には頑張ってギリギリ手が届く範囲。

機能的にはエルゴヒューマン プロに負けますが、それでも体にフィットする曲線、リクライニングの固定、ほしい位置にもってくれるアジャストアームと十分。別売でランバーサポートがあるようですが、実際に使ってみて必要ないと判断しました。なしでも腰部分の曲線がしっかり支えてくれます。

オカムラ シルフィー オレンジ
ちょっと冒険してオレンジを選択

肝心の座り心地は、エルゴヒューマンと比較しても遜色ありません。フィット感はシルフィーのほうがいいと感じます。エルゴヒューマンは座面や背もたれがとにかく大きく、よく言えば包み込んでくれるような感じ。シルフィーはフィットしてくれ背筋が伸びシャキっとできる感じ。感覚的な話なのでお伝えしにくいですが、デスクワークにはシルフィーのほうが向いていると感じます。

エルゴヒューマンは大きく重く、日本の一般的な住宅環境には合わないような気がします。違う部屋に持って行くだけで一苦労ですからね。その点シルフィーは問題ないですし、大柄ではない人にもしっかりフィットしてくれます。とは言え、座り心地は人それぞれ体格によって感じ方は違います。実際に座ってみることが一番確実ですね。

20万円も30万円もする高級オフィスチェアに手を出すにはハードルが高すぎますし、実際に座ってみても「これが価格に見合う座り心地なのかな」と微妙に思うところがあります。個人の感覚的に10万円前後のオフィスチェアがコスパ的にもいいのかな、と思っています。デスクワークしているのならオフィスチェアは立派な仕事道具。選ぶものによって生産性が違ってくるのは確かです。コスパ・満足度とバランスがとれた「そこそこいいオフィスチェア」がおすすめですよ!

電動で昇降するスタンディングデスク

いくら座り心地がいいオフィスチェアを用意しても、座りっぱなしはよくありません。シドニー大学によると、日本人は1日あたり7時間も座っているとのこと。これは世界最長とのことで、つまり「日本人は世界一座っている」ということになりますね。座っている時間が長い人は、単なる運動不足だけでなく糖尿病や心筋梗塞などの健康リスクも高くなる傾向にあるそうです。

デスクワークにする人にとって「座りっぱなし対策」に有効な方法が、スタンディングデスクの活用。これは僕も活用していますが、1日の大半をパソコンの前で座っているという人に強くおすすめします。

FlexSpot スタンディングデスク

僕は30分ごとに「座る」「立つ」を交互に繰り返しています。メカニズムはよく分かりませんが、座りっぱなし、あるいは立ちっぱなしよりも繰り返したほうが集中でき身体的にも楽なんです。自宅でもスタンディングデスクをよく使っていたこともあり、「作業部屋でもスタンディングデスクを使う」と決めていました。

僕が使用しているスタンディングデスクがこちら。電動式で60cmから123cmまでの範囲で昇降します。高さを記憶させられるボタンが3つあり、座りっぱなし・立ちっぱなし防止に使えるタイマー機能もあります。耐荷重は100kgまでですので、僕のような複数ディスプレイ環境にも使えます。

FlexSpot スタンディングデスクのボタン
ボタンには高さを記憶させておける

スタンディングデスクは既存のデスクの上に置くタイプ、手動で昇降させるタイプといくつかのタイプがありますが、デスクワークの時間が長いのなら、かんたんに昇降させられる電動式がおすすめ。手動だと30分ごとに昇降させる僕の使い方はとても大変でできません。

天板は別売です。僕はメープル色を選びましたが、自然な風合いが気に入っています。かなり頑丈でモニターアームを付けてもびくともしません。

座りっぱなし解消のためだけでなく、個人的には「集中力を向上・維持させたい」という人にスタンディングデスクをおすすめしたいと思っています。僕はあっちこっちに気がいってしまい気付くとまったく仕事と関係のないことをしていた、なんてことがよくありましたが、スタンディングデスクを導入してからはすべきことに集中できるようになりました。

立つと集中できるんです。スマホの通知などの誘惑が迫ってきても、立った状態ならその誘惑を断ち切りやすい。スタンディングデスクを使うことでメリハリが付きやすくなったんだと思っています。足と天板の両方を購入するとなると、それなりの投資額になります。しかし、運動不足解消と集中力はお金では買えませんからね。テレワークなど誘惑が多い環境でデスクワークするなら、運動不足解消と集中力向上の助けとなってくれるスタンディングデスクを活用しましょう。

LG UltraFine 5K Display レビューまとめ

どんどん話題が逸れていき、後半ではオフィスチェアやスタンディングデスクについてつらつら書いてしまいましたね。話をUltraFine 5K Displayに戻しましょう。

Macと親和性の高い高画質ディスプレイを検討しているのなら、UltraFine 5K Displayをまっさきにおすすめします。ただ「27インチは大きすぎる」という人には、23.7インチの「UltraFine 4K Display」という選択肢もあります。こちらはデイジーチェーンに対応し、MacBook Proをクラムシェルモードにした状態でUltraFine 4K Displayを2台用意しデュアルディスプレイ環境を作る、という使い方ができます(UltraFine 5K Displayはデイジーチェーンに非対応)。

それでも5K画質の美しさは素晴らしいものがありますし、僕のように5KのiMacに接続するディスプレイとして検討しているのならUltraFine 5K Displayを推します。Mac専用となるため汎用性は皆無ですが……。Macでしか使えないという点は覚悟しておきましょう。

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