留守番中のペットの様子が心配。
私事ですが、最近グレートピレニーズの仔犬が家族に加わりました。まだ3ヶ月のやんちゃ盛りなのですが、それはもうかわいくて、かわいくて仕方がありません。こっちを見つめる目がたまらなくかわいい…
愛犬自慢はこの辺にして、留守番中の犬や猫などのペットの様子が心配、という人は多いのではと思います。
「トイレが汚れてしまっていないか」
「飲み水を溢してしまっていないか」
「室内の温度は大丈夫か」
「寂しくて吠えていないか」
うちの場合、長くても2、3時間の外出ですので長時間留守番させることはありません。しかし「昼間は仕事で家を空けていることが多い」という人も多いかと思いますので、この場合特に心配されている人が多いでしょう。
「留守番中になにかあったときにすぐに対応してあげたい」という思いから、留守番中のペットの様子を見守れる「ペットカメラ」を購入することに。使ってみると非常に便利でしたので、レビューとしてご紹介いたします。
パナソニック「スマ@ホーム HDペットカメラ」
購入したのはパナソニックのペットカメラ「スマ@ホーム HDペットカメラ」という製品。
安くない価格というのもあってずいぶん悩んだのですが、高性能であることとパナソニックというブランドが決め手でこれに決定。
Amazonなんかには価格の安い中華ペットカメラがたくさんあります。ただ安いものを選んで後悔したくないということもあって、ペットカメラの定番と言われる「スマ@ホーム」を購入しました。
「HDペットカメラ」の機能と性能
パナソニックの「スマ@ホーム HDペットカメラ」のメイン機能は、室内に設置したカメラの映像を外出先のスマホで確認できるというもの。
もちろんただのカメラではなく、ペットの動きを追尾する「自動追尾機能」や暗い場所でも様子を確認できる「ナイトモード機能」など、非常に多機能で高機能。
HDペットカメラの機能 | 機能詳細 |
---|---|
高画質の映像 | 200万画素(フルHD) 暗くても様子が確認できるナイトモード機能 |
首振り機能 | ペットの動きを追尾する自動追尾機能 左右約360°、上下約90°の広範囲を見渡せる 撮影位置を4カ所まで登録 |
スマホと通話 | 内蔵カメラとマイクで通話できる |
室内温度通知機能 | 温度が設定範囲を超えたときにスマホに通知 |
「おうちクラウドディーガ」対応 | 録画した映像を「おうちクラウドディーガ」に転送・保存できる |
スマートスピーカーで音声操作 | Google Homeなどのスマートスピーカーで操作できる |
プライバシーモード機能 | カメラ映像に制限を掛けられる |
ペットカメラに求められる機能としてはほぼ全部入り。いわゆるネットワークカメラでもそれなりに役割を果たしてくれそうですが、自動追尾機能やナイトモード、温度検知などペットを見守る目的としてはこれ以上ないでしょう。
ちなみにHDペットカメラはスマホのアプリ「ホームネットワークW」を使用します。
また無線LAN環境が必要になります。この辺のセットアップについては後半で紹介していますので、そちらも参考にしてください。
パナソニック「スマ@ホーム HDペットカメラ」レビュー
▲付属品はHDペットカメラとACアダプタ、そして取扱説明書や保証書など諸々の書類。
HDペットカメラのセットアップ
▲まず手元のスマホに「ホームネットワークW」アプリをインストールしておきます。アプリを起動すれば、基本的に案内に沿って進めていくだけ。
▲セットアップにつまづく、という製品レビューを見掛けていたので少々心配していましたが、特に迷う点もなくセットアップは完了。画像付きで案内してくれ分かりやすい。
▲注意したいのは、HDペットカメラの利用にはWi-Fi環境が必要になること、セットアップ時はスマホを5GHz帯ではなく2.4GHz帯の電波に接続しておく必要があることの2点。
▲セットアップは難なく終了。留守番中はサークルの中に居てもらうので、サークルを見渡せる場所にHDペットカメラを設置しました。設置場所に困り壁なんかに固定できると便利だな、と思いましたが、設置方法はそのまま置くしかないようです。
高画質&首振り&自動追尾がすごい!
HDペットカメラは、そのHDという名のとおり200万画素(フルHD)に対応した高画質カメラを搭載しています。
これはHDペットカメラで撮影した映像を見ていただくほうが早いと思うので、下記の動画をどうぞ。
▲このように若干のカクツキはあるものの、全体的にスムーズで細部までしっかり確認できるほど高画質です。
▲あと高画質だと単純に画質がキレイというのもあるのですが、便利なのは、高画質だからズームしてもしっかり映ってくれるんですよね。ズームはピンチイン・アウトで操作できます。
▲首振り・自動追尾機能については上の公式動画が分かりやすいかと思います。うちはまだ留守番はサークル内でさせているので、首振り・自動追尾機能はあまり使用しませんが、リビングでフリーにさせているという人なら重宝するはずです。
▲首振りできる範囲としては、水平方向に360°、上下方向に90°と広範囲。
▲自動追尾時の認識範囲も広く、カメラ・赤外線センサーにより180°以上をカバーします。
▲手動での首振りは「ホームネットワークW」アプリから行います。操作してからカメラが動き出すまで時間差があることもあって、微調節にはちょっとコツが入ります。
▲都度調節するのは面倒…ではあるのですが、撮影位置を最大4つ登録しておけます。ペットがよく休んでいるベッドの位置を登録しておけば、瞬時に撮影位置を切り替えられます。
▲暗い場所でもペットを見守れるという「ナイトモード」。これがすごい。上の画像でははっきり映っていますが、実は室内は真っ暗な状態。ナイトモードは室内が暗くなれば自動的に切り変わります。「どんな感じで寝ているのかなー」と覗いてみるのはなかなか楽しいですね!
録画映像はmicroSDカードに保存しておける
▲microSDカード(別売)を用意すれば、HDペットカメラの映像を録画しておくことができます。
▲赤丸の録画ボタンを押すと録画開始。停止ボタンを押すことで録画が終了します。
▲録画した映像は「録画一覧」で確認できます。
▲このようにタイムライン表示することもできます。タップすれば再生が開始。そのまま録画映像をスマホにダウンロードすることはできないようですが、microSDカードから動画ファイルをダウンロードすることは可能です。
「モード変更」が便利!設定をかんたん切替
HDペットカメラには、在宅時・外出時などシーンに合わせて設定をかんたんに切り替えられる「モード変更」機能が搭載されています。ホームネットワークWアプリで操作するのですが、これがまた便利。
▲モード変更はアプリトップの右上にある「モード」から変更できます。上の画像では「オフモード」と小さく書かれていますが、これは現在オフモードになっている意味です。
▲各モードの設定ボタンを押すと、設定をカスタマイズできます。設定できる項目は以下のとおりです。
録画 | ・録画するかどうか(センサーに反応があったとき) ・録画する時間 |
スマホ/タブレットへの通知 | ・録画が開始されたとき(自動追尾に動きがあったとき)に通知される |
センサー反応音 | ・カメラセンサーに反応があったときに反応音を鳴らすかどうか |
プライバシーモード | ・ONにするとカメラ表示が停止する |
モードはプリセットとして「外出モード」「在宅モード」がプリセットされています。オリジナルのモードを追加することも可能です。
例えば留守番させているときに外出モードにしておけば、カメラセンサーに反応があり録画開始されると、手元のスマホに通知がいきペットの動きを観察しやすくなります。逆に在宅時はプライバシーモードをONにすることでカメラの表示が停止、意図せず映り込んでしまうことを防げます。
うちの場合まだまだ仔犬なので寝ている時間が大半。外出モードにしていても寝てばかりで動きがなく寂しいですが、「留守番中はなにしているのかな?」と覗くのはなかなか楽しかったりします。。
「スマ@ホーム HDペットカメラ」で得られる安心感
HDペットカメラは外出時でもペットの様子を確認できるメリットはもちろん、一番大きいのは「得られる安心感」のような気がしています。
仔犬を飼い始めてからは、ちょっとした外出でも気が気じゃありません。特に心配なのはトイレでしょうか。トイレトレーニングがまだなので、帰ってみれば大変なことに…なんてこともあります。ペットカメラがあったとしてもどうしようもない問題ではあるものの、少なくとも「大丈夫、いい子にしてるな」と確認できるわけです。
ペットカメラを探そうとしたとき、選びやすい価格帯のものがたくさん出てきます。もちろん安いものが悪いというわけではなく、なかには価格以上の機能・性能を搭載した優良ペットカメラもあるでしょう。
しかしその中から比較的高価なパナソニックのペットカメラを選んだのは、「高機能なペットカメラがいい」「失敗したくない」「間違いのない物を選びたい」「長く使えるものがいい」という理由からです。長く使えるかどうかはこれからですが、実際に高機能でしっかり使えることは間違いありません。
ペットカメラをお探しの方は、ぜひパナソニックの「スマ@ホーム HDペットカメラ」を候補に入れてみてください!おすすめですよ!
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