今回紹介したいのは、iPhoneやiPadの写真・動画データをPCなしでバックアップしたり、退避させたりすることができるLightning対応メモリ「キングストン DataTraveler Bolt Duo」です。
この手のアクセサリーに馴染みのない人は、あまりピンとこないかもしれませんが、iPhoneやiPadの容量不足の状態に陥ってしまっているなら必ず役に立ってくれるアイテムです。
「iPhoneのストレージがいっぱいで何か消さないと…」「パソコンがないからiCloudストレージにバックアップしてるけど、いよいよiCloudも容量不足だ…」というあなた!泣く泣く大事な思い出の写真を消す前に、外部ストレージに保存という選択を検討してみてください!
Lightning対応メモリ「キングストン DataTraveler Bolt Duo」
キングストン Lightning USBメモリ iPhone/iPad対応 MFi認証 64GB DataTraveler Bolt Duo C-USB3L-SR64G-EN 2年保証
まずはこの製品の特徴やなにができるの?という部分を紹介していきます。
ちなみに選択できるストレージ容量は32GB/64GB/128GBの3種類。この記事ではキングストンさまから提供いただいた64GB版を使用しています。
PCレスで写真や動画データをiPhone/iPadから直接バックアップ&移動
キングストンBoltの最大の特徴は、Lightning端子を通してPCレスで写真や動画データをバックアップ&移動させることができることです。
そのためには「Kingston Bolt(App Store)」という専用アプリが必要になりますが、その操作はいたってシンプルで、誰にでも使いこなせる仕様となっています。この辺に関しては後半のレビュー記事でも触れています。
ちなみにこの製品に限ったことではありませんが、写真や動画データ以外のPDFデータやオフィスファイル、iPhoneのバックアップデータなどはメモリに保存することはできてもiPhone/iPadで閲覧することはできません。この点は注意しておきましょう。
複数のiOS機器を同時に利用できる
これはどういうことかというと、例えばiPhoneを2台以上持っていたり、iPhoneに加えてiPadでも使いたいという場合でも対応できるということです。
その場合でも特に難しい設定は必要なく、同じように専用アプリをインストールしてBoltを挿し込むだけ。自動的にデバイスを認識し、フォルダ分けしてくれます。
バックアップ先として家族と共有したい、iPadでも使いたいということであればこの機能は非常に便利ですね!
僕個人的にもiPadで画像を編集・加工することが多いので、この機能は嬉しいポイントです。
保存したデータをPCでも!USB端子も搭載
BoltのLightinig端子の反対側を見てみると、PCでも使用できるUSB端子が搭載されています。
これによりiPhoneやiPadから保存した写真・動画データをUSB接続でPCで閲覧したり、取り込んだりすることが可能です。USB経由でMacだけでなくWindows機にも取り込めますし、便利なひとにとっては便利なのではないでしょうか。
iPhoneで撮影した写真をBoltに保存しておき、撮り貯めた写真を自宅のPCで保管する、という使い方もできますね!
AppleのMFi認証を取得しているので安心して使える
MFi認証とは「Made For iPhone/iPad/iPod」の略で、Apple独自の認証システムのこと。
いうなればこの製品は「Apple製品で問題なく使えますよ」というAppleからお墨付きをもらっている製品ということです。公式にAppleからお墨付きをもらっているのですから、これ以上安心なものはありません。
安心して選べる、という点もBoltを選ぶ理由になるかと思います。
「キングストン DataTraveler Bolt Duo」を使ってみる!
では実際にキングストンのBoltを使ってみます。
コンパクトな外観とおしゃれなケース
開封してみてまず驚くのはそのコンパクトな外観です。
手のひらに置いてみるとその小ささが分かりますが、ちょっと油断すると失くしそうで心配になるほどです。
そこで活躍するのはBoltに付属しているキーホルダー式の専用ケース。これがまたかっこいい!リングがついているのでキーケースなどに取り付けておくことができます。
あと僕が気にいっているのは、このなんともいえない無機質なデザインです。アルミだと思いますが、このむき出し感がいいですね!この良さが分かる人には分かるはず!
使い方は超かんたん!使いやすい専用アプリ
Boltの使い方は超かんたんで、専用アプリをインストールしてBoltを挿し込むだけで準備は完了です。
ちょっと試しにiPhoneに保存している写真をBoltに移動させてみましょう!
▲これが専用アプリのトップ画面。Boltを挿したiPhoneとBoltの空き容量が円グラフとなって表示されています。
ここではiPhoneに保存した写真をBoltに移動させたいので「転送」をタップします。
▲すべての写真・動画を一括して転送することもできますが、ここでは一部の指定の写真を転送したいので、「選択」をタップ。
▲Boltに転送したい写真を選択し「転送」をタップすると、オリジナルデータをiPhoneから削除するか保存するかを聞かれます。写真データをiPhoneからBoltに移動させたいので、「削除する」をタップします。
▲ここも「削除」をタップ。
これでiPhoneからBoltへの転送は完了です!特に迷うところもなくかんたんに移動できました。
この他に専用アプリでは、Boltに保存したデータを閲覧・共有できたり、写真や動画を直接撮影&保存できるキャプチャ機能があります。アプリの機能自体シンプルなので操作しやすく、非常に使いやすくなっています。
Boltで保存したデータをPCで閲覧、取り込み可能
Boltはデータを保管しておくためにPCに移したり、編集や加工するために取り込みたいというときに使えるUSB端子を搭載しています。
BoltでiPhoneの容量を拡張できるといっても、写真や動画をガンガン放り込んでいけばBoltの容量もだんだん少なくなってきますからね。PCと接続する場面は多くないかもしれませんが、あればなにかと使う機能でしょう。
キングストンBoltでiPhone/iPadの容量不足を解消!
「キングストン DataTraveler Bolt Duo」はまさにこんな人におすすめ!
- iPhone/iPadの容量不足に悩んでいる
- 自宅にWi-Fi環境がなくiCloudへのアップロードが不便
- iCloudストレージが5GB(無料)の上限いっぱい
- PCを持っておらず溢れたデータを逃がすところがない
- 出先で多くの写真や動画を撮影する
僕もつい最近iCloudストレージがいっぱいになって、無料プラン(5GB)から有料プランに変更したばかりなんですが、Boltに写真データを移して無料プランに戻そうか悩み中。。BoltがあればiCloudの有料プランに加入しておかなくちゃいけない理由がなくなりますからね。まさに僕のようにiCloudストレージの上限にひかかっている人って結構多いと思うので、そんなときにBoltのようなアイテムがあれば重宝するかと思います。
あとは自宅にWi-Fi環境がないひとにもいいですね!写真データをiCloudにアップロードするのに、データ量がギガ単位になってくるとスマホの通信量が圧迫されてしまいます。Boltになら通信量関係なく保存できるので便利です。
なによりBoltを安心して選べるのはMFi認証している点が大きいかと思います。大事な思い出の写真を保存しておくメモリになるわけですから、安心して選べるに越したことはありません。
もしあなたがiPhone/iPadの容量不足に悩んでいるなら、ぜひチェックすべきアイテムですよ!
キングストン Lightning USBメモリ iPhone/iPad対応 MFi認証 64GB DataTraveler Bolt Duo C-USB3L-SR64G-EN 2年保証
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