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新型Kindle Oasis 2017をレビュー!使ってみて分かるデメリットとは?

ここ最近読書する時間が増え、よくiPadのKindleアプリを使っていることもありKindle Paperwhiteの購入を検討していました。どうしてもiPadだと目が疲れてしまい長時間読めないんです。

Paperwhiteについてあれこれ調べていくうちに、「明るさの自動調節機能はあったほうがいいよな」「やっぱり防水機能は魅力的だよな」とどんどん欲が出てきてしまい、結局、最上位モデルである新型Kindle Oasisを購入することに。

選んだのはKindle OasisのWi-Fiモデル、32GB。3万円越えという価格に少しびっくりしたものの、自分への投資だと考え奮発しちゃいました。

今回はそんな新型Kindle Oasisを使ってみた感想、評価について紹介したいと思います。ちなみにこのような電子書籍を使うのは初めてなので、その点はご容赦を。ただ初めてであるぶん、同じようにKindleデビューする人には参考になるかと!

また実際に使ってみると、Kindle Oasisに対する不満点もあったので、それもあわせて紹介します!

目次

Kindle Oasis(Wi-Fi)モデルを選んだ理由

やはり決め手は防水機能。ゆっくり湯船に浸かり、リラックスしながら読書する…っていいじゃないですか。防水機能に対応し、お風呂に持ち込めるようになったというのは、僕としてはかなりの高ポイントです。IPX8等級(深さ2mの真水に60分沈めても有害な影響がない)と高い防水レベルなので、手が滑って湯船に落としてしまってもおそらく大丈夫でしょう。

水に濡れたKindle Oasis

IPX8等級の防水なので安心してお風呂に持ち込める。

お風呂に持ち込んだときに便利なのが、画面横にあるページ送りの物理ボタン。濡れている手で操作すると誤作動しまくりですが、この物理ボタンのおかげで操作は快適です。ベゼルが広いほうを持つと、自然とボタンに親指がかかるので、画面をタップするよりもこっちのほうが使いやすいですね。この物理ボタンもKindle Oasisのみの機能です。

あと決め手としては7インチと大きくなった画面も大きいですね。僕はあまり漫画は読みませんが、漫画や雑誌を読むなら最低これぐらいの大きさは必要です。一度友人のPaperwhiteを見せてもらったことがありますが、6インチと7インチの差って結構あったりします。

Kindle Oasisの物理ボタン

押しやすい物理ボタン。

そんなわけで奮発してKindle Oasisにしたのですが、Kindle OasisでもWi-FiモデルとWi-Fi+無料3Gモデルの2種類あります。僕が購入したWi-Fiモデルは38,980円、Wi-Fi+無料3Gモデルは44,980円と6,000円の差。

無料3Gモデルは月額料金は不要で、Wi-Fi環境がなくても本をダウンロードすることができるのですが、僕には必要ありませんでした。そこらじゅうにWi-Fi環境がありますし、もし出先でネット通信したいときはテザリングを使えばいいですしね。

しかもこの無料3Gはコミックなど大容量のコンテンツは使用できず、その場合はWi-Fiを使うしかありません。うーん、微妙。そんなわけで無料3Gモデルは却下しました。

スマホと比べ目への負担が大違い!

Kindleユーザーからすると「知ってるよ」という話なのですが、初めて電子書籍端末を使う僕にとっては結構衝撃的でした。

Kindle端末にはE-Inkという電子ペーパー技術が使われていて、印刷物を読んでいるのとほぼ変わらない感覚で読めます。黒と白のコントラストが強く、300ppiの高い解像度のおかげか細かい文字もくっきりしているので、その読み心地はまるで印刷物そのもの。

Kindle Oasisの高い解像度

目に優しく非常に読みやすい。

またKindle Oasisには暗いところでも読めるようにライトが内蔵されていますが、これも目への負担を考えて間接光になっています。iPadといったタブレットは光が目に直接入ってくるので、長時間直視するとどうしても疲れてしまのですが、Kindleは本当に目が疲れにくい!目がしばしばする、ってことがないんですよね。

雑誌なんかはiPadを使ってフルカラーで読みたいのですが、小説や文字メインの実用書なんかはKindleのほうが圧倒的に楽です。楽なので身構えしなくても気軽に読み始められるのも気に入っているところです。

バッテリーはライトユーザーでも数週間持たない

充電中のKindle Oasis

Amazon公式ではKindle Oasisのバッテリー持ちは「数週間」となっています。「結構幅があるなぁ」と思いながら、あまり気にせずに使っていましたが、どう使っても数週間持ちません。数週間って、2、3週間?という感覚なのですが、僕の使い方だと2週間持たないぐらい。といってもヘビーな使い方はしていなくて、1日1時間程度の使用でこんな感じです。

それでもう一度Amazonの販売ページをよく見てみると、明るさ設定10、ワイヤレス接続オフ、一日30分使用で数週間と書かれているのを発見。

数週間持たせるために読書時間を減らすわけにはいかないので、とりあえず機内モードをオンに。すると約2週間弱から3週間ほどにバッテリーが伸びました。

もちろん使い方によってバッテリーの減り方はかわってきますが、必要なとき以外は機内モードにしておくことによってバッテリーの消費を抑えることができます。まぁ今まで電子書籍端末を使ったことのない僕としては、2週間持つだけでもすごいと思っちゃうんですけどね!

ただ「バッテリーが数週間?4、5週間も持つの?すげー!」というわけではありませんので注意してください。

Kindle Oasisにはカバーが必須!少なくともスリーブケースは用意しておくべき

新型Kindle Oasisは背面がアルミ素材になっています。バッテリーが内蔵されている関係で、少しいびつなかたちになっていますが、これがまた指にひっかかり持ちやすいという感想。アルミとなめらかな曲線が高級感を感じさせてくれます。

Kindle Oasisのアルミ素材の背面

背面はアルミ素材になっている。

ただこれは本当に強くいっておきますが、Kindle Oasisはマジで傷が付きやすいです。

実は最初に届いたKindle Oasisにドット抜けがあり交換してもらった経緯があります。その関係で傷の写真は残せていませんが、交換前のKindleをたった一日はだかの状態でカバンに入れておいただけでかなりの小傷がついてしまいました。一応交換時にAmazonのオペレーターに「ちょっと小さい傷がついているのですが…」と申告しましたが、「ドット抜けがあるのとは関係ないので大丈夫ですよ」と言ってくれたのでよかったですが、一歩間違えれば無数の傷をつけたまま使わなくてはいけないところでした。

言いたいことは、Kindle Oasisを購入するのであれば一緒にカバー、ケースも用意しておくことを強くおすすめします!僕も急いでケースを用意しました。

Kindle Oasisにカバーを装着

「カバーを付ければ重くなっちゃうよね…」

もちろんそのデメリットはあります。

僕はATiCのKindle Oasis専用カバーを購入しましたが、カバーを装着することによって約1.6倍も重くなってしまいます。この差って結構大きくて、腕の疲れ方が格段に違うような気がします。

かといってカバーをつけないと、特にカバンなどに入れて持ち運ぶ場合、どうしても摩擦で擦り傷ができてしまいます。そういう場合は使うときだけ取り出せるこのようなスリーブケースもひとつの手です。

いずれにせよはだかの状態でカバンに入れるのはあまりおすすめしません。。

機能は満載だがライトユーザーからすると割高感はいなめない

防水機能に対応しお風呂に持ち込めるようになり、7インチにサイズアップしたことで読みやすくなり、よりサクサク動くようになったりと、Kindle Oasisの魅力は多くあります。

ただ、3万超えはやっぱりちょっと高い。。
機能が充実してるのは分かるんですけどね。

だって、fire HD 10の64GBモデルでも22.980円ですよ?もちろん製品の性質違うので単純に比較できませんが、それにしても高い。Amazonプライム会員であれば割引もありますが、それにしても…。もうちょっと安くしてほしいというのが正直なところです。

新型Kindle Oasisの目玉機能とはなんといっても防水機能なので、「絶対に防水機能が欲しい!」という人でなければ正直Kindle Paperwhiteでいいと思います。

Paperwhiteでもジップロックを使って無理やりお風呂に持ち込めます。そういう意味ではKindle Oasisは万人受けする電子書籍端末ではないと感じますね。

価格は高いが最高の読書体験ができるのにはかわりない

「ちょっと高いな、けど奮発しちゃおう!」

それもありだと思います。読書体験を買う、という意味では人それぞれ価値観が違いますから。実際にちょっと無理して購入した僕でも、「もし返品できれば返品するか?」と聞かれれば答えはノー。結構気に入っています。

最後に僕がKindle Oasisを気に入ったポイントをまとめておきます。

  • 電子ペーパー&間接光で目に優しい
  • 7インチ画面で読みやすい
  • 防水機能でお風呂に持ち込める
  • 思っていたより動きはサクサク
  • 読書専用端末なので読書のみに集中できる

最後の項目が結構大事です!スマホやタブレットでもKindleアプリで読書できますが、LINEの通知が鳴ったり、ゲームアプリが気になったりとさまざまな誘惑が集中を邪魔するんですよ。Kindle Oasisに限りませんが、読書のみに集中できるのはかなり気に入っているポイントです。

Kindle Oasisは少し値が張るものの、最高の読書体験ができる電子書籍端末です。ぜひご参考に!

Kindle Oasisを入手したら保護ケースの用意を忘れずに!

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この記事を書いた人

おりすさるさんのアバター おりすさるさん Apple製品大好きなガジェットブロガー

Appleまわりの製品を中心にレビュー記事を書いているガジェットブロガー。iPhone・iPad・Apple Watch・MacBook界隈の話題が大好物。
元スマホ・光回線販売員。

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