【4月2日23:59まで】最大12%のポイントアップキャンペーン

【レビュー】iPhone Xを一週間使ってみて。Face IDを受け入れられるかどうかが分岐点。

iPhone Xが届いてからはや一週間、若干出遅れ感はありますが、一週間じっくり使い込んできたかこそ書けることもあるかと思いますので記事にしたいと思います。

ちなみにiPhone 8 Plusに関してはこんな記事を書きました。

iPhone 8 Plusを実際に使用してみて感じた「iPhone Xを待たなくていい」という感想は、iPhone Xを手に取ったあとも変わっていないのでしょうか。

結論を先に書きましょう。

iPhone Xの発売を前にしてiPhone8/8Plusを購入した人の決断は、決して間違いではなかったと思う。

これはiPhone Xをディスっているのではなく、今まで歴代のiPhoneを使ってきたユーザーがしっくりくる「iPhone」って、iPhone Xでなく結局iPhone8/8Plusなんですよね。

そういう意味ではiPhone8/8Plusは鉄板。鉄板でありながらワイヤレス充電など進化も感じられる端末です。一方でiPhone Xはユーザーに受け入れられるかどうか、という段階にいます。

だからiPhone8/8Plusを選択したことは間違っていない、というのが現時点での僕の結論です。

iPhone 8 PlusからiPhone Xに移行してみた僕ですが、この記事ではiPhone Xを一週間ほど使ってみての感想・レビューを書きたいと思います。僕が選んだのはiPhone Xのシルバー、256GBモデルです。

外観やスペックなどに関してはすでに多くの情報がありますので、この記事では実際に生活の中でiPhone Xを使ってみた感想を中心に書いていきます。

目次

「消えたホームボタン」への未練はない

まずiPhone Xの使用レビューでこれなしでは語れない消えたホームボタンについて。

iPhone Xでは画面下部に表示される「ホームバー」の操作からホーム画面に戻ったり、アプリスイッチャーを起動が可能になります。

iPhone X ジェスチャー操作 アプリスイッチャーの起動

iPhone X アプリの切り替え

ホームボタンがなくなりホームバーを使うジェスチャー操作に変わったわけですが、僕はこの操作に1日で慣れました。

ホームボタンがなくなり慣れるまである程度時間がかかると思っていましたが、すんなり移行できました。むしろホームバーが新設されたことでアプリの切り替えやアプリスイッチャーの表示はジェスチャー操作のほうが楽に感じます。

あと、ジェスチャー操作に変わってコントロールセンターの呼び出し方法が変わりました。コントロールセンターを呼び出すには画面上部右側を下方向にスワイプする必要があります。

当初「片手操作じゃちょっときついな」と思いデメリットとして書こうと思っていましたが、アクセシビリティの「簡易アクセス」機能を使うことでこれは解決しました。

iPhone X 簡易アクセスを使ってのコントロールセンターの呼び出し

ちなみに簡易アクセス機能は「一般>アクセシビリティ>簡易アクセス」をオンにした上で、ホームバーを下方向にスワイプすることで発動します。

iPhone8/8Plusでもホームボタンをダブルタップすることで簡易アクセスを利用できます。手が小さい僕にとってはかゆいところに手が届く便利な機能なのでぜひご参考に!

Face IDの使い勝手と感じる不満

ご存知のとおりiPhone Xではホームボタン上にあった指紋認証センサーが廃止され、Face IDこと顔認証に変更されています。

iPhone X Face ID センサーハウジング

Face IDを実際に使ってみると、その認証スピードに驚かされます。ホームボタン上での指紋認証には負けますが、それでもかなりのスピード。iPhone Xを手に取り画面が表示されるのと同時に顔認証がクリアされるため、普段使いの中でロック解除を特に意識することなく使用できています。

もちろんFace IDに対して否定的な意見も多くあります。例えばマスクを着用していたら認証できない…とか。。

マスクを着用した状態だと認証をクリアできないことは発売前から言われてことだし、顔認証においてマスク着用はNGということは至極当然のこと。

よくマスクを着用する人はこの点を理解した上でiPhone Xを選ぶ必要があります。

Face IDに関して、唯一僕が面倒だと感じていたのが、卓上にiPhone Xを平置きしながら使うとき。ロック解除するたびにiPhoneを覗き込まないといけないので、その都度目線を落とさないといけません。

ただふと「あ、スタンドを使えばいいじゃないか」と気付いたので今ではそうしていますが、iPhone Xを便利に使うためには、多少のユーザー側の歩み寄りが必要なのかもしれません。

ステンレススチールフレームに小傷が

存在感あるステンレススチールフレーム。

iPhone X ステンレススチールフレーム

光沢あるその見た目はサイズよりも重量感を感じさせます。

歴代のiPhoneを思い出せるステンレススチールはフルスクリーンやFace IDなどの進化に逆行した、いい意味で「古臭さ」があって、このギャップがなんだかいい。このレトロ感が意外に気に入っています。

ただフレームに傷をつけたくない人は傷対策をしておいたほうがよさそう。

iPhone X ステンレススチールフレーム 傷

ちょっと分かりづらくて申し訳ないのですが、フレームに細かい無数の傷がついているのが分かりますか?

iPhone Xが到着してからケースを装着せずに使用したのは到着当日と翌日の2日間。ケースが原因で傷がついたとは考えにくいし、箇所からして裸で使用していた2日間に傷がついたんだと思う。思い当たるのは数時間ジーンズのポケットに入れていたときでしょうか。ポケット内部のボタン?金属に当ってしまっていたのかもしれません。

光沢のせいで指紋もかなり目立ちやすいですし、ひっかき傷による小傷もできやすいと思われるので、気になる人はiPhone X用保護ケースは必須と言えそうです。

あとちょっと余談ですが、iPhone Xも例外なく背面カメラレンズの出っ張りは健在です。

iPhone X 出っ張ったカメラレンズ

ケースを装着せずに卓上に平置きするとぐらつきますし、カメラレンズに思いっきり負荷がかかるので傷も心配。

カメラレンズを守るためにも保護ケースを装着するか、少なくともこのようなカメラレンズの保護フィルムを貼っておくことをおすすめします。

Super Retinaディスプレイの引き締まった「黒」が美しい

iPhone XはiPhoneとして初めてOLED(有機EL)ディスプレイを搭載、Appleはこれを「Super Retinaディスプレイ」と呼んでいます。

有機ELディスプレイはiPhone8/8Plus以前に搭載されている液晶と構造が異なり、パネルに挟み込まれた有機化合物そのものが発光するため、「黒」は「消灯」で表現されます。

つまりSuper Retinaディスプレイで表現される黒は「本物の黒」に近いのです。

iPhone X Super Retina(有機EL)ディスプレイ

このSuper Retinaディスプレイの凄さを味わうためにはやはり実機に触れるのが一番。実際にiPhone Xに触れてみるとここに書いた意味が分かるかと思います。

iPhone 8 PlusからiPhone Xに移行してみた感想

「iPhone8/8Plus、iPhone Xどちらを選択すべきか」という問いに対しては、やはり「Face IDを受け入れられるかどうか」という部分が最大のポイントになると感じます。

先で書いたとおり、Face IDは多少のユーザー側の歩み寄りが必要。「なぜこっちがiPhoneに合わせなくちゃいけないのか」と思う人はiPhone8/8Plusを選べばいいし、「Face IDを受け入れてでも先進的なiPhoneを使ってみたい」という人ではあればiPhone Xを選択しても後悔はないでしょう。

実際にiPhone 8 PlusからiPhone Xに移行してみて感じるのは、iPhone Xは高価なおもちゃとしては「あり」だが、iPhone Xが完成されたツールか?と聞かれれば「微妙」というのが正直な感想。

なぜならiPhone Xを選択することによってこちらが変えければいけないことが多いから。Face IDもそうだし、ジェスチャー機能もそう。

最終的には新しいiPhone Xを体験してみたいか、というところになるのでしょうね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

おりすさるさんのアバター おりすさるさん Apple製品大好きなガジェットブロガー

Appleまわりの製品を中心にレビュー記事を書いているガジェットブロガー。iPhone・iPad・Apple Watch・MacBook界隈の話題が大好物。
元スマホ・光回線販売員。

コメント

コメントする

目次