これまで僕たちが、何度お世話になったか分からないイヤホンジャック。君はいつでも僕の隣にいてくれました。晴れの日も、雨の日も、あの子にさよならを言ったあの日の夜も・・・。
しかしiPhoneにとってイヤホンジャックは過去のもの。もうあの日には戻れないのです。
ということで今回紹介するのは、iPhoneユーザーには欠かせないBluetoothに対応したおすすめワイヤレスイヤホン・ヘッドホンです。
他のスマホではなく、iPhoneユーザーだからこそ選んでほしいイヤホン・ヘッドホンを集めました。選びやすい価格のものから、ぜひ手にしてほしい高級イヤホン・ヘッドホンからおすすめをピックアップしていますので、ぜひ参考にしてください!
【iPhoneユーザー向け】Blutoothワイヤレスイヤホン・ヘッドホンの選び方
まずはワイヤレスイヤホン・ヘッドホンの選び方を解説します。
iPhoneユーザーが抑えておきたいポイントや注意点がいくつかあります。これを読んでいるあなたには後悔してほしくありません!ポイントを抑えて、あなたに合ったイヤホン・ヘッドホンを選びましょう。
利用シーンに合わせて必要な機能をチェック
あなたはイヤホン・ヘッドホンをどのようなシーンで使いたいですか?毎日の通勤?それともジムのお供に?それとも自室でじっくり聴くために?
利用シーンによって必要、あるいは便利な機能がことなります。例えば大量の汗をかくトレーニング時に使いたいとして、防滴性能を搭載しないイヤホンを使用すると水没して故障してしまう可能性大です。
ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンを選ぶ際にチェックしておきたい機能・性能としては以下があります。
チェックポイント | 概要 |
---|---|
イヤホンの形状 | カナル型(耳栓型)は密閉性が高く騒音が入りにくい インナーイヤー型は周囲の音が自然に入ってくる |
アクティブノイズキャンセリング | 周囲の騒音を打ち消してくれる機能 |
防滴・防水機能 | 汗や雨に耐えられる |
イヤホンマイク | 内蔵マイクで電話通話やLINE通話ができる |
完全ワイヤレスイヤホン | 左右に分離しコードが一切ないイヤホン |
連続再生時間 | ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンはバッテリーで駆動するため確認必須 |
対応コーデック | 音楽データを送信する際の「圧縮変換方式」のこと iPhoneをはじめApple製品は「SBC」「AAC」コーデックに対応 |
一度自分がどのような場面でイヤホン・ヘッドホンを使いたいかをイメージし、それを踏まえた機能を持ったものを選ぶことが大事です。
iPhoneで聴くなら「AAC」コーデック対応
コーデックとは、音楽や音声のデータを送信する際の「圧縮変換方式」のこと。SBC/AAC/aptX/aptX HD/LDACの5種類あり、それぞれ特徴があります。
コーデック | 音質・遅延 | |
---|---|---|
SBC | Bluetooth機器が標準で対応している方式 ほとんどのBluetooth機器が対応 |
標準音質 |
AAC | 主にiPhone/iPadといったApple製品が対応 | SBCより高音質 |
aptX | 主にAndroidスマホが対応 | SBCより高音質で低遅延 |
aptX HD | 主にAndroidスマホが対応 | AAC/aptXより高音質でSBCより低遅延 |
LDAC | ソニーが開発した方式 主にXperiaシリーズが対応 ハイレゾ音源を高音質で伝送可能 |
AAC/aptXより高音質 |
iPhoneユーザーがチェックしておくべきは「AAC」コーデック。送信側・受信側の双方が対応してはじめて、そのコーデックを使用できます。例えばiPhoneで使うイヤホンに「SBC/aptX」しか対応していないイヤホンを選んでも、高音質なaptXコーデックでは通信できないということ。その場合SBCコーデックでの通信になります。
もちろんSBCコーデックでも極端に音質が極端に落ちるわけではありません。しかしやっぱり可能な限り高音質で聴きたいですよね。iPhoneユーザーであるあなたは「AAC」コーデックに対応したイヤホン・ヘッドホンを選ぶようにしましょう。
この記事で紹介しているものはすべて「AAC」コーデックに対応していますよ!
接続安定性と音の遅延について
初めてワイヤレスイヤホン・ヘッドホンを使用する人の中には、「ワイヤレスだから音質はよくないんでしょ?よく接続が切れるってことはない?」と疑問を持つ人もいるでしょう。
しかし今のワイヤレスイヤホン・ヘッドホンは非常に進化しています。下手な有線イヤホンより音質はいいですし、よほどの人混みでない限り接続が切れることはありません。
僕が実際に使っているなかでも、通勤ラッシュ時など多くの人が行き交う中では瞬間的に切れることはありますが、使用に支障が出てくるレベルで不安定になることはないですね。ほぼ心配することはないでしょう。
ただ一点、注意しておきたいのは「多少の音の遅延はある」ということです。無線で通信する仕組み上、どうしてもわずかな遅延が発生します。僕自身の感覚では、映画やドラマは違和感なく普通に観れます。しかしわずかな遅延が影響する音ゲーなんかはダメ。
普段使いにおいて困ることはほとんどないものの、仕組み上どうしてもわずかな遅延が発生してしまうということは頭に入れておきましょう。
おすすめは超快適な完全ワイヤレスイヤホン
おすすめしたいイヤホン・ヘッドホンはこのあと紹介するとして、なかでも強くおすすめしたいのは左右のイヤホンが完全に分離した「完全ワイヤレスイヤホン」。
実際に使ったことのある人なら知っているでしょう。コードから完全に開放されることで得られる快適な使い心地は想像以上。まるでイヤホンをつけていないかのように、自然体で音楽を楽しめます。
特にアクティブに使いたい人におすすめですね!コードがないためワークアウトやスポーツシーンにも使えますし、コードが接触して起こるタッチノイズもありません。メリットが非常に多いのです。
もちろん充電が必要になったり、多少の音の遅延があるといった、ならではデメリットも確かに存在します。しかしそれを上回る快適な使い心地は素晴らしいものがあります。特に初めてワイヤレスイヤホンを手に取る人に、ぜひこの便利さを体験してほしい!
じっくり音楽・動画を楽しむならノイズキャンヘッドホンがおすすめ
「自宅で腰を据えてじっくり音楽や動画を楽しみたい」
「どのような場所・環境でも没入感を優先させたい」
そんな人は周囲の騒音を打ち消してくれるノイズキャンセリング搭載のヘッドホンがおすすめ。
ノイキャン搭載ヘッドホンはどうしても価格帯は上がりますが、今のノイズキャンセリング性能はかなり進化しています。マジですごいです。ヘッドホンを装着した瞬間に得られる没入感。「マジか。これすごいな。」となること請け合いです。
ヘッドホンに少しお金をかけられるなら、ノイズキャンセリング搭載のヘッドホンを検討してみてください。幸せになれますよ!
iPhoneで使いたいBluetoothワイヤレスイヤホン
まずはワイヤレスイヤホンから紹介していきます。おすすめワイヤレスヘッドホンは後半で紹介しています。
【Apple】AirPods – iPhoneでの使い勝手の良さは唯一無二
- iPhoneユーザーは必ずチェックしたいイヤホン
- 使い勝手の良さが魅力
- インイヤー型で遮音性は低い
- イヤホンマイクの性能が優秀
- 最大5時間の連続再生(ケース込みで合計24時間以上)
- 周囲の音に反応できるので使える場所が多い
iPhoneで使うワイヤレスイヤホン…やはり「AirPods」なしでは語れません。発売から3年近く経つ今でも売れ続けている化物イヤホン。なぜそんな人気なのか。それは実際に使ってみると分かります。
まずなんと言っても使い勝手の良さ。充電ケースから取り出すだけ自動的にペアリング。AirPodsを耳から外すだけで一時停止し、再度装着すれば自動的に再生されます。イヤホンをダブルタップすれば、装着したままSiriも呼び出せます。

インイヤー型で遮音性は低いが、それがメリットになる
AirPodsは耳栓のように耳穴に押し込むカナル型ではなく、インイヤータイプのイヤホンです。遮音性は低いので周囲の騒音は入ってきてしまいますが、カナル型のように圧迫感がなく長時間使用していても疲れません。とにかく使っていてラク。
遮音性の低さはなにもデメリットばかりではありません。周囲の音が入ってくるということは、呼びかけやアナウンスといった周囲の音に反応できるということ。歩道を歩いているときでも、周囲を走る車や自転車の音にしっかり注意を向けられます。
そのほか優秀なイヤホンマイクの性能もポイントです。AirPodsはよくイヤホンマイクでハンズフリー通話する人にもおすすめ。左右どちらか片方だけでも動作しますし、マイク性能がよく通話相手も聞き取りやすい。AirPodsはイヤホンマイクとしても優秀です。

ポイントは遮音性の低さをどう捉えるか
AirPodsを選ぶかどうかのポイントは、その遮音性をデメリットととるかメリットととるか、ところが分かれ目になりそう。周囲の騒音が遮断され低音がきいた音を楽しみたいという人には向きません。思い立ったときに気軽に手に取れ、周囲の音が自然と入ってくるので「ながら聴き」が捗る。ここにメリットを感じるなら、AirPodsはあなたの最高の相棒となってくれますよ!
Amazonや楽天市場ではタイミングによって価格が変動することがあります。Apple公式サイトで公式価格をチェックしておきましょう。
【SoundPEATS】Q30 Plus
- コストパフォーマンスに定評があるSoundPEATS
- カナル型イヤホン
- 汗や雨に耐えられるIPX6防水
- 最大8時間の連続再生
- SBC/AAC/aptXコーデックに対応
- ブラック/ホワイト/ピンク/ブルー/レッド
IPX6防水対応で、最大8時間の連続再生のタフなバッテリーを搭載。もちろんiPhoneユーザーにとって必須要素であるAACコーデックも対応。
多くの購入ユーザーに高い評価を得ているのは、これらの必要十分な性能を搭載していながら、選びやすい価格帯で購入できるところにあります。SoundPEATS(サウンドピーツ)は高いコストパフォーマンスに定評があるオーディオメーカー。
左右が独立した完全ワイヤレスイヤホンではありませんが、コードから開放されるワイヤレスイヤホンの良さを十分に体感できるでしょう。機能的にもいいですし、価格的にも初めてのワイヤレスイヤホンとしてはぴったりでしょう。
ちなみにカラーバリエーションは全5色あります。多くのカラーを選べるのはワイヤレスイヤホンとしては珍しいですね!お好みのカラーをどうぞ!
【Pasonomi】TWS-X9
- Bluetooth 5.0に対応
- イヤホン単体で最大4時間、ケース込みで最大72時間の再生
- モバイルバッテリーがわりにもなる充電ケース(2200mAh)
- IPX7防水に対応
- SBC/AACコーデックに対応
価格・性能を見たときにコストパフォーマンスが高い完全ワイヤレスイヤホンが欲しい!そんなコスパ重視のあなたにおすすめなのが、Pasonomiの「TWS-X9」。中華イヤホンなのですが、とにかく高性能で安い!
まず転送速度・通信距離が大幅に伸びた「Bluetooth 5.0」に対応。iPhone8/X以降はこのBluetooth 5.0に対応しています。iPhoneの性能を活かすという意味では、もちろん対応しているほうがいいに決まってます。
そしてタフなバッテリー。単体で最大4時間の連続再生が可能で、充電ケースを使えばなんと最大72時間もの再生ができます。この数字は驚異的。2泊程度の出張や旅行であれば、充電なしで行って帰ってこれます。
また充電ケースにには充電供給用のUSBポートが搭載されており、iPhoneを接続すればモバイルバッテリーがわりにもなります。完全ワイヤレスイヤホンとしてはなかなか珍しい機能ですね!ただ充電ケースの容量は2200mAhなので、数値的にはiPhone8を約1回フル充電できないぐらい。iPhoneXなら半分くらいでしょうか。モバイルバッテリーとして使うには厳しいですが、緊急用の電源としてなら十分ですね!
その他にも水洗いできるレベルIPX7防水やSIriの呼び出しに対応など、なかなかてんこ盛りな性能。もちろんiPoneのAACコーデックにも対応しています。1万円以下でこの性能ですから驚きです。
「お手軽な完全ワイヤレスがいいな、なにか安くいいものがないかな?」という人にはドンピシャな製品です。
【Anker】Zolo Liberty+
- カナル型イヤホン
- Bluetooth 5.0に対応
- グラフェン採用の高音質モデル
- イヤホン単体で最大3.5時間、ケース込みで最大48時間の再生
- 周囲の音を取り込める「周囲音取り込み機能」
- SBC/AACコーデックに対応
- 密閉性が高いぶん、圧迫感を感じやすいかも
- ブラック/ホワイト
モバイルバッテリーやスマホ用ケーブルなどでおなじみのAnker(アンカー)。「Zolo Liberty+」はそんなAnkerの完全ワイヤレスイヤホンです。米クラウドファンディングでおよそ3億円を集め発売当初から話題になったイヤホンです。
Zolo LibetyシリーズにはZolo Libety+の下位モデルに「Zolo Liberty」「Zolo Libety lite」があるのですが、あえて最上位モデルを紹介するのは、iPhoneの性能を活かせるBluetooth 5.0に対応しているから。せっかくiPhoneが対応しているなら活用しないと!
イヤホン本体で最大3.5時間、充電ケース込みでは最大48時間の再生が可能で、バッテリー性能についてはトップクラス。IPX5防水規格に対応し汗や雨にも耐えられます。

あらゆる面で高い性能を誇るZolo Liberty+
珍しい機能としては「周囲音取り込み機能」。イヤホンに搭載されたマイクが周囲音を取り込りこんでくれるという機能です。カナル型イヤホンの周囲の音に反応できなくなるという弱点を補ってくれます。
そしてグラフェンを採用した伸びのいい高音、しっかり響く低音と音質については合格点でしょう。完全ワイヤレスイヤホンでここまでの高音質を実現できるのは素晴らしい!
非常に高いレベルのイヤホンで、購入ユーザーからの評価も高いZolo Liberty+。ですが実際に使ってみると、不満に思う点がありました。

密閉性が高いぶん、圧迫感と着地ノイズを感じてしまう
それは「ちょっと疲れるかな」というところ。耳へのフィット感には問題ないのですが、耳にしっかり密着しているぶん、圧迫感を感じてしまいます。そしてゴソゴソという着地ノイズも多めですね。
とは言え全体的に非常に完成度の高い完全ワイヤレスイヤホンで、実際に使ってみると人気の理由は分かります。音質・性能は2万円台の高級モデルに匹敵しますね!
【SONY】WF-SP700N
- アクティブノイズキャンセリング搭載
- カナル型イヤホン
- EXTRA BASSによる重低音がすごい!
- イヤホン単体で最大3時間、ケース込みで最大9時間の再生
- アンビエントサウンド(外音取り込み機能)
- IPX4防水に対応
- SBC/AACコーデックに対応
- ブラック/ホワイト/イエロー/ピンク
続いてはSONYの完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP700N」です。このイヤホンの目玉機能は周囲の騒音を打ち消してくれる「アクティブノイズキャンセリング」。
さすがにWH-1000XM2と比べるとノイズキャンセリング性能は劣ります。しかし完全ワイヤレスイヤホンであることを考えると申し分ない性能ですね!毎日の通勤や騒がしいカフェでの使用などでしっかり活躍してくれます。
イヤホン本体での連続再生は最大3時間、ケース込みで最大9時間と少し短めですが、普段遣いとしては必要十分でしょう。そしてスポーツシーンを想定されたイヤホンということもあり、しっかりIPX4の防滴にも対応しています。

パンチの効いた重低音が特徴的
そしてとにかくパンチの効いた重低音が凄い!スポーツモデルということもあり、低音にボリュームを持たせたのでしょう。ワークアウトにはもってこいですね!ノイズキャンセリングによって得られる没入感のなかで、沈み込む低音がテンションを上げてくれます。
【BOSE】SoundSport Free wireless headphones
- 心地よい低音が響くBOSEサウンド
- イヤホン単体で最大5時間、ケース込みで最大15時間の再生
- 周囲の音が自然に入ってくる
- IPX4防水に対応
- SBC/AACコーデックに対応(非公開)
- ブラック/オレンジ/ブルー
最後に紹介するイヤホンは、BOSE(ボーズ)初の完全ワイヤレスイヤホン「SoundSport Free wireless headphones」です。スポーツシーンに最適化された性能と、BOSEサウンドと呼ぶべき心地よい低音が気持ちいいですね!
ただはっきり言って価格帯としては高めです。ポチるには勇気がいる価格。しかしそれでもこのイヤホンが選ばれているには理由があります。
実際に使ってみた僕が、特にいいなと感じたのは、ほどよく周囲の音が入ってくる点です。カナル型のような形状をしていますが、完全に密閉されているわけではなく、ほどよく自然に周囲の音が耳に入ってきます。これは結果的にそうなのではなく、意図的にこのような仕様にしたのでしょう。

周囲の音が入ってくるので利用シーンを選ばない
ウォーキングやランニングなど、屋外での利用シーンを考えたときに、周囲の音が遮断されるイヤホンは非常に危険。Zolo LIbety+やWF-SP700Nには周囲音取り込み機能が搭載されていますが、周囲の音は聞こえても音の方向や距離感までは感じ取れずこれもまた危険。このBOSEのイヤホンなら、自然に周囲の音を感じ取れるので、屋外でも安心して使用できます。
AppleのAirPodsと同様、周囲の音が自然に入ってくることで、屋内・屋外・利用シーン選ばず使えるのは、このイヤホン最大の魅力ですね!それでいてBOSEサウンドを楽しめるわけです。予算が許せばぜひ検討してほしい完全ワイヤレスイヤホンです!
ワイヤレスイヤホンまとめ、利用シーンに合ったものを選ぼう
ここではおすすめの完全ワイヤレスイヤホンとして6モデル紹介させていただきました。
「どれがひとつを選べ!」と言われれば、悩み倒した結果AppleのAirPodsを選びますね。音質としては良くもなく悪くもなく、という感じですが、とにかく使っていてラクなんです。ラクだから使用頻度も高くなるわけです。
僕の場合、音楽だけでなくNetflixやHuluをよく観るのですが、他のイヤホンと比べても分からないほど遅延が少ないので、動画を観るときはいつもAirPodsを使っています。
それに家族からの呼びかけや呼び鈴といった周囲の音にもしっかり反応できるので、これもまた使用頻度が上がる理由になっています。
あくまでもこれは僕の使い方の場合。AirPodsは防滴・防水に対応していないので、汗を書くようなワークアウトに使うには不向きですからね。あなたの利用シーンに適したイヤホンを選ぶことが重要です。
iPhoneで使いたいBluetoothワイヤレスヘッドホン
続いてはBluetoothワイヤレスヘッドホンの紹介です。先でも書きましたが、自宅などの屋内中心の使用であれば、遮音性が高く没入感を得られるワイヤレスヘッドホンがおすすめです。
【SONY】h.ear on 2 Wireless NC WH-H900N
- ノイズキャンセリング搭載
- 最大28時間の連続再生
- タッチセンサーでの音楽コントロール
- アンビエントサウンド/クイックアテンションモード(外音取り込み機能)
- SBC/AAC/atpX/aptX HD/LDACコーデックに対応
- グレイッシュブラック/トワイライトレッド/ペールゴールド/ホライズングリーン/ムーンリットブルー
SONYの「h.ear on 2 Wireless NC WH-H900N」は、同メーカーのラインナップではミドルクラスのワイヤレスヘッドホンになります。ノイズキャンセリングやアンビエントサウンド(外音取り込み機能)など、上位モデルと同じ機能を持ちながら、価格を抑えたモデル、というところでしょうか。
さすがにノイズキャンセリング性能は、後ほど登場する上位モデル「WH-1000XM2」と比較すると弱めではありますが、それでも「かなりいい」レベルなのは間違いありません。
さらに再生/一時停止や曲送りといった音楽コントロールをヘッドホン本体のタッチセンサーで行えたり、そのタッチセンサーに手のひらを添えるだけで周囲音を取り込む「クイックアテンションモード」もしっかり搭載。
価格帯を考えると全体的なバランスは非常にいいですね!かなりいい線いってるような印象です。「ちょっと奮発してもいいかな」と思えるなら、ぜひ検討してほしいワイヤレスヘッドホンです。
【Beats】solo3 Wirelessオンイヤーヘッドフォン
- ファッション性重視のワイヤレスヘッドホン
- 耳たぶの上にのるオンイヤータイプ
- 「W1」チップ搭載でiPhoneと簡単にペアリングできる
- 最大40時間の連続再生
- SBC/AAC/aptXコーデックに対応
- 全11種類のカラーパターンから選べる
「Beats Solo3」はApple公式サイトで取扱のあるワイヤレスヘッドホンなので、知っている、見たことがあるという人は多いでしょう。「b」マークが印象的なデザイン。
solo3はAirPodsにも採用されている「W1」チップを搭載。iPhoneとヘッドホンを近づけてワンタップで完了するペアリングは非常に便利です。
そしてこのsolo3最大の特徴は、その「ファッション性」にあります。カラーパターンは全11種類。これだけのカラーから選べるヘッドホンはなかなかありません。お気に入りのアクセサリーを身に着けているとテンションが上がるように、solo3を身につけて外に出るとテンションが上がる。solo3はそんなヘッドホンです。
なおファッション性も音質もどちらも!という欲張りなあなたは、ノイズキャンセリングを搭載した「Beats Stadio3」も合わせてチェックしてみてください。
「Beats solo3」はApple公式サイトでも取扱いがあります。価格チェックを忘れずに!
【BOSE】QuietComfort 35 Wireless Headphones II
「BOSE QuietComfort 35 Wireless Headphones II(以下QC 35 II)」は高性能ノイズキャンセリングを搭載したハイエンドモデル。

ノイズキャンセリング機能は非常に高い
- 高いノイズキャンセリング性能
- 快適な装着感
- 最大30時間の連続再生
- SBC/AACコーデックに対応(非公開)
- マルチポイント(「音楽+通話待受」「音楽+音楽」にも対応)
- Googleアシスタント/Amazon Alexa搭載
- ブラック/シルバー
ハイエンドモデルらしくそのノイズキャンセリング性能は非常に高く、実際に体験してみるとほとんどの人が「すごい!」と驚くはず。装着した瞬間に得られる没入感をぜひ体験してほしい!自動車や電車の騒音、電化製品の駆動音までが消え去り、聴こえてくる音楽にだけ集中できます。
そんな高いノイズキャンセリング性能のほかに、実際にQC 35 IIを使ってみて気に入った点を2つ紹介しておきます。
ひとつは「快適な装着感」です。現時点で僕が使用したことのあるどのヘッドホンのなかで、QC 35 Iiが一番装着感がいいと感じます。やわらかいイヤーパッドも素晴らしいですし、ちょうどいい側圧もそうです。長時間使用していても疲れません。ヘッドホンにとって「疲れない」というのは非常に大事です。疲れるヘッドホンは手に取る回数が自然と減りますからね。QC 35 IIの装着感は抜群と言っていいでしょう!

QC 35 IIは「音楽+音楽」のマルチポイントに対応
気に入ったふたつめの点は、「音楽+音楽」のマルチポイントに対応している点です。マルチポイントとは、同時に2つの機器に接続できる機能のことなのですが、その多くは「通話待受+通話待受or音楽」のみで、「音楽+音楽」に対応していないことが多いんですよね。
iPhoneで音楽を聴いていて、次の瞬間操作中のMacでYouTubeを観る。こんな使い方が多い僕は、複数のデバイスに同時に接続できるマルチポイントは便利なんです。ただ先でも書いたとおり、「通話待受+通話待受or音楽」のみの対応であればこのような使い方はできません。これができるというのは、結構な強みだと思うのですが、どうなのでしょう。
この次に紹介するのはQC 35 IIと比べられることが多いSONYの「WH-1000XM2」なのですが、装着感はQC 35 IIが上ですね。「音楽+音楽」に対応したマルチポイントもWH-1000XM2にはありません。この辺がどちらを選ぶかのポイントになりそうです。
QC 35 IIはApple公式サイトでも取扱いがあります。
【SONY】WH-1000XM3
SONYの「WH-1000XM3」は、同社が販売するワイヤレスヘッドホンのフラッグシップモデル。前モデル「WH-1000XM2」からノイズキャンセリング性能が強化され、他に装着感の改善などさらにパワーアップしています。

前モデルからさらにパワーアップした「WH-1000XM3」
前モデル「WH-1000XM2」でもそのノイズキャンセリング性能は強烈と言っていいほど高かったのですが、「WH-1000XM3」と聴き比べてみると確かにパワーアップしています。例えばパソコンのキーボードを叩くカチャカチャという音。WH-1000XM3のほうが明らかにノイズが軽減されています。
BOSEのQC35 IIと比べてみると、ノイズキャンセリング性能とはかなり差がありますね。明らかにWH-1000XM3のほうが上です。
そして個人的に嬉しいのは「装着感の改善」です。WH-1000XM2ではノイズキャンセリング性能は申し分ないものの、少し圧迫感を感じてしまう側圧の強さが不満点でした。WH-1000XM3ではその不満点がすっかり解消。軽い装着感が評価されているQC35 II並みと言っていいでしょう。
新モデル「WH-1000XM3」をおすすめしたいところですが、モデルチェンジして価格が安くなっている「WH-1000XM2」も狙い目と言えば狙い目です。前モデルと言えども、そのノイズキャンセリング性能は間違いなくトップクラス。
ワイヤレスヘッドホンまとめ、高音質モデルがおすすめ
ここで紹介したヘッドホンは、いわゆる高性能な高級ヘッドホンが中心です。いわゆる中華ヘッドホンなら、もっと安い価格帯で購入できるワイヤレスヘッドホンが多くあります。
僕自身も何度か中華ヘッドホンに手を出したことがあります。しかしどうしてもノイズキャンセリングのホワイトノイズが目立ったり、装着感が悪かったり、そもそも作りが悪くイヤーパッドがすぐに傷んでしまったり・・・とあまりいい思い出はありません。見た目もチープなものが多いですしね。
「高音質なヘッドホンなら、ちょっと奮発してもいいかな」
そう思えるなら、迷いなく高音質・高級ヘッドホンを選ぶことをおすすめします。やはりノイズキャンセリング性能・音質・装着感・使い勝手など、あらゆる面で次元が違います。もちろん高い買い物になるのでよく検討する必要がありますが、間違いなく長くあなたの相棒となってくれるはずです。
iPhone × ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンで幸せになれる!
ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンは、イヤホンジャックがないiPhoneにとって必須アイテムだと言っていいでしょう。
なかには「イヤホンジャックを復活させてほしい!」という人もいるかもしれません。しかしイヤホンジャックが消えていくのは自然な流れですし、コードから開放されるワイヤレスイヤホン・ヘッドホンのほうがメリットがあることは間違いありません。
ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンならコードが絡まることもなく、煩わしいタッチノイズもない。それでいて有線イヤホン・ヘッドホンに負けない音質と性能。最高じゃないですか!
iPhoneを愛用しているあなた!ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンがあれば、もっと幸せになれますよ!
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