「iPhoneが欲しい!でも、どこで買うのが安くてお得なんだろう?」
iPhoneに限らず、同じものであれば安く購入できるに越したことはありません。「少しでもお得に買い物したい」と思うのは当然です。特にスマホは購入場所や条件によって価格が変わってきます。今回のテーマはiPhoneですが、キャリアショップやApple公式サイト、家電量販店とiPhoneを購入できるところが多いぶん、「どこで買うのが正解なんだろう」となやんでしまいますよね。
そこで今回は、「iPhoneの購入方法」「どこで安く買える?」というところをまとめ比較してみました。それぞれにメリット・デメリットがあり、場合によっておすすめできる購入方法はさまざまです。少々長くなってしまいましたので、「結局どこなの?」という方は「【まとめ】ズバリiPhoneはどこで買うのがおすすめ?」をご覧ください!
記事内の価格は記事執筆時点(2020年9月)のものです。正確な価格は各販売ページをご参照いただきますようお願いいたします。
iPhoneはどこで買うのがお得?7つの購入方法
以下をクリックorタップして該当箇所にジャンプできます。
- Apple公式サイトでiPhoneを購入する
- ネットショップでiPhoneを購入する
- キャリアショップでiPhoneを購入する
- 格安SIM事業者でiPhoneを購入する
- 家電量販店でiPhoneを購入する
- 中古ショップでiPhoneを購入する
- フリマ・オークションでiPhoneを購入する
1. Apple公式サイトでiPhoneを購入する
もっともおすすめしやすいのが「Apple公式サイト」での購入です。Apple公式サイトは僕自身もよく利用していて、いまメインで使っているiPhone SEもApple公式サイトで購入しました。
iPhone各モデルの価格まとめ
Apple公式サイトでの各iPhoneモデルの価格一覧です。
64GB | 128GB | 256GB | 512GB | |
11 Pro | 117,480円 | ─ | 135,080円 | 159,280円 |
11 Pro Max | 131,780円 | ─ | 149,380円 | 173,580円 |
11 | 82,280円 | 87,780円 | 99,880円 | ─ |
SE2 | 49,280円 | 54,780円 | 66,880円 | ─ |
XR | 71,280円 | 76,780円 | ─ | ─ |
※税込価格 |
Apple公式サイトで販売されているiPhoneは、ドコモやau、ソフトバンクといった通信事業者に縛られない、いわゆる「SIMフリー版iPhone」です。
SIMフリー版と聞くとお高いイメージがありますが、本体価格だけで見ればキャリアからよりもAppleから購入したほうが安かったりします。この辺については「キャリアショップで購入する」で解説しています。
Apple公式サイトのメリットとデメリット
Apple公式サイトでの購入のメリットとデメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
・公式なので安心・到着から14日以内なら開封済みでも返品可能・SIM契約なしでSIMフリー版iPhoneを購入できる・分割購入制度あり(Appleローン)・iPhone下取り制度あり(Apple Trade In) | ・ポイント制度がない・取り扱いがあるのは現行モデルのみ・実店舗(Apple Store)は都市部にしかない |
僕がApple公式サイトを選ぶ一番の理由は「間違いないから」です。万が一トラブルがあったとしてもオペレーターが親切丁寧に対応してくれますし、発送もスピーディーに行ってくれます。「到着から14日以内であれば、例え開封していたとしても返品・返金可能」という他では考えられないサービスもあります。
「一括では買いにくい」という人でも、分割購入できる制度(Appleローン)もあります。いま使っているiPhoneをAppleに下取りに出し、新たに購入するiPhoneから割引きしてもらうこともできます(Apple Trade In)。
このように、Apple公式サイトにもキャリアと同じように「購入をサポートしてくれる制度」が揃っています。格安SIM運用などでSIMフリー版iPhoneを購入するなら、断然Apple公式サイトがおすすめです。
【まとめ】Apple公式サイトはこんな人におすすめ
- SIM契約(通信事業者との契約)なしでSIMフリー版iPhoneを購入したい
- 格安SIM運用で毎月の通信費を抑えたい
- 信頼できるところから購入したい
2. ネットショップでiPhoneを購入する
SIMフリー版のiPhoneは、Apple公式サイトだけでなく楽天市場やYahoo!ショッピングなどの一部のネットショップでも購入できます。
Apple公式サイトにはポイント制度がありませんが、多くのネットショップにはポイント制度があります。少しでもポイントが付けば、そのポイントをケースの購入に充てられます。それに、すでに持っているポイントがあればそれをiPhoneの購入に充てることもできます。
ただし、iPhoneをネットショップで購入するときに注意したいことがあります。詳しく解説しておきましょう。
おすすめは「ヨドバシ」か「ビックカメラ」
まず、ネットショップサイトによってiPhoneの取り扱いの有無が異なります。
iPhoneの取り扱いあり
iPhoneの取り扱いなし
ここで注意したいのは、「販売元はどこなのか」ということです。例えば楽天市場で売られているiPhoneは、楽天自身が販売しているわけではなく、「いろいろな販売店が楽天市場という場所を借りて販売している」ものです。Yahoo!ショッピングも仕組みは同じですね。
販売店は自由に価格設定でき、発送や販売後の対応もその販売店次第。購入ユーザーからの評価の善し悪しも異なります。つまり、楽天市場やYahoo!ショッピングで購入するときは「適正な価格なのか、信頼できる販売店なのか」をその都度確認しなければいけないというわけです。
もちろん大多数の販売店が信頼できると思っていいのですが、なかには品薄状態に乗じて価格を釣り上げていたり、発送が極端に遅かったり、問い合わせしてもなかなか返信がなかったり……このような販売店も確かにあります。
白ロムの購入は「1円でも安く買いたい」という人にとってはメリットがありますが、その反面リスクもともないます。しかも正規のSIMフリー版iPhoneとそれほど価格差はないので、個人的には白ロムの購入はおすすめしにくいですね。
安心という意味では、販売元の顔が見える「ヨドバシ.com」や「ビックカメラ.com」からの購入がベストです。正規のSIMフリー版iPhoneを買えますし、価格が釣り上げられていることもありません。発送もスピーディーに行ってくれます。安心という点ではApple公式サイトが一番だと思っていますが、それと同等なレベルで信頼できると考えて問題ないでしょう。
各ネットショップの価格をチェック
ポイントも考慮した上で、「どこのネットショップで購入するのが安いのか」をリサーチしてみました。ここでは人気モデルである「iPhone 11」と「iPhone SE」の2機種に絞って調べてみます。
※楽天市場、Yahoo!ショッピングの価格はキャリア版iPhoneをSIMロック解除した「白ロム」も含めています。
※記事執筆時点(2020年9月)の情報になります。正確な価格は各ネットショップの製品ページでご確認いただくようにお願いします。
モデル | ストレージ | 価格(税込) | ポイント | ポイント考慮 価格 - ポイント | 製品ページ |
Apple公式サイト | |||||
iPhone 11 | 64GB | 82,280円 | ─ | 82,280円 | 製品ページ |
128GB | 87,780円 | ─ | 87,780円 | 製品ページ | |
256GB | 99,880円 | ─ | 99,880円 | 製品ページ | |
iPhone SE | 64GB | 49,280円 | ─ | 49,280円 | 製品ページ |
128GB | 54,780円 | ─ | 54,780円 | 製品ページ | |
256GB | 66,880円 | ─ | 66,880円 | 製品ページ | |
楽天市場 | |||||
iPhone 11 | 64GB | 78,980円 | 1%(789pt) | 実質78,191円 | 製品ページ |
128GB | 84,980円 | 1%(849pt) | 実質84,131円 | 製品ページ | |
256GB | 102,800円 | 1%(1,028pt) | 実質101,772円 | 製品ページ | |
iPhone SE | 64GB | 49,790円 | 1%(497pt) | 実質49,293円 | 製品ページ |
128GB | 57,798円 | 1%(577pt) | 実質57,221円 | 製品ページ | |
256GB | 70,289円 | 1%(702pt) | 実質69,587円 | 製品ページ | |
Yahoo!ショッピング(基本のTポイント1%+PayPayボーナス1% =2%として計算) | |||||
iPhone 11 | 64GB | 79,800円 | 2%(1,596pt) | 実質78,204円 | |
128GB | 87,800円 | 2%(1,756pt) | 実質86,044円 | ||
256GB | 102,500円 | 2%(2,050pt) | 実質100,450円 | ||
iPhone SE | 64GB | 48,300円 | 2%(966pt) | 実質47,334円 | |
128GB | 55,800円 | 2%(1,116pt) | 実質54,684円 | ||
256GB | 68,700円 | 2%(1,374pt) | 実質67,326円 | 製品ページ | |
ヨドバシ.com | |||||
iPhone 11 | 64GB | 82,280円 | 1%(823pt) | 実質81,457円 | 製品ページ |
128GB | 87,780円 | 1%(878pt) | 実質86,902円 | 製品ページ | |
256GB | 99,880円 | 1%(999pt) | 実質98,881円 | 製品ページ | |
iPhone SE | 64GB | 49,280円 | 1%(493pt) | 実質48,787円 | 製品ページ |
128GB | 54,780円 | 1%(548pt) | 実質54,232円 | 製品ページ | |
256GB | 66,880円 | 1%(669pt) | 実質66,211円 | 製品ページ | |
ビックカメラ.com | |||||
iPhone 11 | 64GB | 82,280円 | 1%(823pt) | 実質81,457円 | 製品ページ |
128GB | 87,780円 | 1%(878pt) | 実質86,902円 | 製品ページ | |
256GB | 99,880円 | 1%(999pt) | 実質98,881円 | 製品ページ | |
iPhone SE | 64GB | 49,280円 | 1%(493pt) | 実質48,787円 | 製品ページ |
128GB | 54,780円 | 1%(548pt) | 実質54,232円 | 製品ページ | |
256GB | 66,880円 | 1%(669pt) | 実質66,211円 | 製品ページ | |
※価格は記事執筆時点のものです。正確な価格は製品ページでご確認ください。 |
ポイントも考慮した上で計算してみましたが、どこのネットショップもApple公式サイトの価格と大差がないことが分かりました。となると、楽天市場やYahoo!ショッピングで多く出品されている白ロムをわざわざ選ぶ理由はないのかな、という印象です。
ヨドバシとビックカメラはApple公式サイトの価格に1%のポイントが付くという内容。白ロムではなくSIMフリー版iPhoneですし、数百円とはいえポイント付くので、一緒にケースや保護フィルムを購入したい方はヨドバシかビックカメラがおすすめです。
ネットショップのメリットとデメリット
ネットショップでiPhoneを購入したときのメリットとデメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
・ポイントが使える、貯まる ・ヨドバシ、ビックカメラではApple公式サイトと同じ価格プラス1%ポイントで、SIMフリー版iPhoneを購入できる(記事執筆時点) | ・適正な価格か、販売元は信頼できるかを都度確認する必要がある ・楽天市場、Yahoo!ショッピングでは白ロム販売がほとんど ・ポイント分を考慮してApple公式サイトとほぼ変わらないことが多い |
ネットショップを選ぶ最大の理由になるのは「ポイントが使える、貯まる」という点でしょう。「安心」「安全」という点も含め考えれば、やはりヨドバシかビックカメラ。これが正解です。
「楽天ポイントがたくさん貯まっていてそれを使いたい」「ソフトバンクユーザーでYahoo!プレミアム会員だから、ポイントアップがあるYahoo!ショッピングで買う」といった事情も絡んできます。ただし、白ロムのiPhoneを購入する場合は、白ロムのリスクを十分理解した上で購入してください。
【まとめ】ネットショップはこんな人におすすめ
- 少しでもポイントが付くほうがいい
- すでに持っているポイントをiPhoneの購入に充てたい
- SIMフリー版iPhoneを購入したい(ヨドバシ、ビックカメラ)
- 白ロムのiPhoneを購入したい
ヨドバシとビックカメラはApple公式サイトと変わらない価格、プラスポイントが付きます。「SIMフリー版iPhoneを購入したい、ポイントも付けば嬉しい」という方はヨドバシかビックカメラです。
3. キャリアショップでiPhoneを購入する
iPhoneに限らずスマホを買うとなれば、まっさきに思い浮かぶのは「キャリアショップでの購入」ではないでしょうか。競い合うかのようにあちこちに店舗がありますよね。きっとあなたが住んでいる地域にもあるでしょう。キャリアショップは「身近にある」というメリットがあります。
各キャリアでのiPhoneの価格まとめ
ドコモ、au、ソフトバンクのiPhone 11、iPhone SEの価格をまとめました。
※記事執筆時点(2020年9月)の価格です。
ドコモ
契約種別 | 本体価格 | 端末購入割引 | 分割支払金(36回)支払総額 | |||
iPhone 11 | 64GB | MNP | 87,120円 | ▲22,000円 | 65,120円 (1,808円×36回) | 43,424円(1,808円×24回) |
新規/機種変更 | 87,120円 | ─ | 87,120円 (2,420円×36回) | 58,080円(2,420円×24回) | ||
128GB | MNP | 95,040円 | ▲22,000円 | 73,040円 (2,028円×36回) | 48,704円(2,028円×24回) | |
新規/機種変更 | 95,040円 | ─ | 95,040円 2,640円×36回) | 63,360円(2,640円×24回) | ||
256GB | MNP | 106,920円 | ▲22,000円 | 84,920円 (2,358円×36回) | 56,624円(2,358円×24回) | |
新規/機種変更 | 106,920円 | ─ | 106,920円 (2,970円×36回) | 71,280円(2,970円×24回) | ||
iPhone SE | 64GB | MNP | 57,024円 | ▲22,000円 | 35,024円 (972円×36回) | 23,328円(972円×24回) |
新規/機種変更 | 57,024円 | 10,000ポイント(新規契約のみ) | 57,024円 (1,584円×36回) | 38,016円(1,584円×24回) | ||
128GB | MNP | 62,568円 | ▲22,000円 | 40,568円 (1,126円×36回 | 27,024円(1,126円×24回) | |
新規/機種変更 | 62,568円 | 10,000ポイント(新規契約のみ) | 62,568円 (1,738円×36回) | 41,712円(1,738円×24回) | ||
256GB | MNP | 75,240円 | ▲22,000円 | 53,240円 (1,478円×36回) | 35,472円(1,478円×24回) | |
新規/機種変更 | 75,240円 | 10,000ポイント(新規契約のみ) | 75,240円 (2,090円×36回) | 50,160円(2,090円×24回) | ||
au
契約種別 | 本体価格 | カエとくプログラム適用時 ※1 | au Online Shopお得割 ※2 | ||
iPhone 11 | 64GB | MNP | 90,720円 (2,345円×23回+36,785円) | 53,935円 (2,345円×23回) | ▲22,000円 |
新規/機種変更 | 90,720円 (2,345円×23回+36,785円) | 53,935円 (2,345円×23回) | ▲11,000円 (新規契約のみ) | ||
128GB | MNP | 96,480円 (2,470円×23回+39,670円) | 56,810円 (2,470円×23回) | ▲19,990円 | |
新規/機種変更 | 96,480円 (2,470円×23回+39,670円) | 56,810円 (2,470円×23回) | ▲11,000円 (新規契約のみ) | ||
256GB | MNP | 109,440円 (2,750円×23回+46,190円) | 63,250円 (2,750円×23回) | ▲22,000円 | |
新規/機種変更 | 109,440円 (2,750円×23回+46,190円) | 63,250円 (2,750円×23回) | ▲11,000円 (新規契約のみ) | ||
iPhone SE | 64GB | MNP | 55,270円 (1,250円×23回+26,520円) | 28,750円 (1,250円×23回) | ▲22,000円 |
新規/機種変更 | 55,270円 (1,250円×23回+26,520円) | 28,750円 (1,250円×23回) | ▲11,000円 (新規契約のみ) | ||
128GB | MNP | 61,250円 (1,390円×23回+29,280円) | 31,970円 (1,390円×23回) | ▲22,000円 | |
新規/機種変更 | 61,250円 (1,390円×23回+29,280円) | 31,970円 (1,390円×23回) | ▲11,000円 (新規契約のみ) | ||
256GB | MNP | 75,215円 (1,705円×23回) | 39,215円 (1,705円×23回) | ▲22,000円 | |
新規/機種変更 | 75,215円 (1,705円×23回) | 39,215円 (1,705円×23回) | ▲11,000円 (新規契約のみ) | ||
※1 25ヶ月目にiPhoneを返却・買い換えた場合 ※2 au Online ShopにおいてMNPもしくは新規契約で対象機種を購入すると適用される割引き |
ソフトバンク
契約種別 | 本体価格 | ||||
iPhone 11 | 64GB | MNP | 89,280円 (1,860円×48回) | 44,640円 (1,860円×24回) | ▲21,600円 |
新規/機種変更 | 89,280円 (1,860円×48回) | 44,640円 (1,860円×24回) | ─ | ||
128GB | MNP | 95,040円 (1,980円×48回) | 47,520円 (1,980円×24回) | ▲21,600円 | |
新規/機種変更 | 95,040円 (1,980円×48回) | 47,520円 (1,980円×24回) | ─ | ||
256GB | MNP | 108,000円 (2,250円×48回) | 54,000円 (2,250円×24回) | ▲21,600円 | |
新規/機種変更 | 108,000円 (2,250円×48回) | 54,000円 (2,250円×24回) | ─ | ||
iPhone SE | 64GB | MNP | 57,600円 (1,200円×48回) | 28,800円 1,200円×24回 | ▲21,600円 |
新規/機種変更 | 57,600円 (1,200円×48回) | 28,800円 1,200円×24回 | ─ | ||
128GB | MNP | 64,080円 (1,335円×48回) | 32,040円 (1,335円×24回) | ▲21,600円 | |
新規/機種変更 | 64,080円 (1,335円×48回) | 32,040円 (1,335円×24回) | ─ | ||
256GB | MNP | 78,480円 (1,635円×48回) | 39,240円 (1,635円×24回) | ▲21,600円 | |
新規/機種変更 | 78,480円 (1,635円×48回) | 39,240円 (1,635円×24回) | ─ | ||
※1 iPhone 11は 25ヶ月目にiPhoneを返却・買い換えた場合 ※2 ソフトバンクオンラインショップ限定の割引 |
数字ばかりで目が痛いですよね……。分かりやすく「iPhone SEをMNP(乗り換え)、新規契約、機種変更のいずれかで買い換える場合」で考えてみます。
iPhone SEを購入 | 契約種別 | 64GB | 128GB | 256GB |
ドコモ ※1 | MNP | 23,360円 | 27,056円 | 35,504円 |
新規 | 38,016円 (10,000ポイント付与) | 41,712円 (10,000ポイント付与) | 50,160円 (10,000ポイント付与) | |
機種変更 | 38,016円 | 41,712円 | 50,160円 | |
au ※2 | MNP | 6,750円 | 9,970円 | 17,215円 |
新規 | 17,750円 | 20,970円 | 28,215円 | |
機種変更 | 28,750円 | 31,970円 | 39,215円 | |
ソフトバンク ※3 | MNP | 7,200円 | 10,440円 | 17,640円 |
新規 | 28,800円 | 32,040円 | 39,240円 | |
機種変更 | 28,800円 | 32,040円 | 39,240円 | |
※1 スマホおかえしプログラム適用時(返却のみ) ※2 カエとくプログラム適用時(返却+買い換え)、au Online Shopお得割適用時 ※3 トクするサポート+適用時(返却+買い換え)、オンライン購入限定のweb割適用時 |
結果、いずれのパターンもauが安い計算になりました。ただし、上はオンライン購入限定の割引を計算に入れていること、さらに約2年後の端末返却・買い換えが条件となっています(ドコモは返却のみ)。
安く購入できるが条件に注意する必要あり
「とにかくiPhoneを安く購入したい!」ということなら、MNPというかたちで乗り換える方法が一番安い計算になります。いま使っているキャリアにこだわりがないのであれば、iPhoneの購入を機に乗り換えるのもひとつの方法です。
ただし、のちのちiPhoneを返却、新しいスマホに買い換えが条件となっている制度には注意が必要です。スマホを頻繁に買い換える方からすると最新機種を安く持てるため嬉しい制度ではあるものの、返却せず使い続ける場合は残債を支払わなくてはいけません(トータルとして損はしない計算ですが)。さらに返却する端末は各キャリアの査定基準を満たす必要があり、画面割れや水没などで基準を満たしていない場合、20,000円〜22,000円の費用がかかることがあります。
キャリアショップのメリットとデメリット
メリット | デメリット |
・主にMNP、新規契約では購入をサポートしてくれる割引がある ・ショップで実機を確認できる ・ショップではスタッフに分からないことを聞ける ・ショップ独自のキャンペーンがある場合がある ・光回線などのセット割がある | ・ドコモの「スマホおかえしプラン」、auの「カエとくプラグラム」、ソフトバンクの「トクするサポート」は約2年後にiPhoneを返却、買い換えする条件付き(ドコモは返却のみ) ・格安SIMと比較すると毎月の通信料は高め |
iPhoneをキャリアショップで購入する場合は、「オンライン購入」がおすすめです。待ち時間もなく、オンライン購入限定の特典(頭金0円など)もあります。
メリット | デメリット |
・待ち時間なしで24時間いつでも利用可能 ・取扱製品、在庫が豊富 頭金や初回事務手数料が無料などの割引がある ・オンライン購入限定の割引を利用できる | ・直接スタッフに質問できない(チャットサポートなどを利用) ・実機を確認できない ・設定などを自分で行う手間がある |
「スマホをネットで購入」と聞くとハードルを感じてしまう方もいるかもしれません。しかし、実際に利用してみると複雑な手続きは必要なく、スマホ到着後の設定もかんたん。申し込みの時間も早ければ10分〜20分程度で済むので楽チンです。オンラインショップに馴染みがない方も、この機会にぜひ利用してみてください。
【まとめ】キャリアショップはこんな人におすすめ
- MNP(乗り換え)時の割引きを利用してiPhoneを安く買いたい
- オンラインショップ限定の割引きを受けたい
- 分からないことを直接スタッフに聞きたい(実店舗)
- 定期的に最新スマホに買い換えたいと考えている
- ドコモ、au、ソフトバンクいずれかで使い続けたいと考えている
4. 格安SIM事業者でiPhoneを購入する
毎月の通信費を少しでも抑えたいのなら、格安SIMの活用が有効です。iPhoneを格安SIM運用する場合、「Apple公式サイトでSIMフリー版iPhoneを購入して、別途格安SIMに申し込む」という流れが王道です。
ですが、購入するiPhoneモデル(特にiPhone SE)、申し込み格安SIMサービスによっては、セット購入することで割引きがある場合があります。現状では新品のiPhone 11シリーズを扱っている格安SIM事業者はありませんので(中古や未使用品のiPhone 11シリーズを扱っている一部の格安事業者は存在)、ここでは新品のiPhone SEをセット購入できる「Y!mobile」と「
UQ mobile」に絞って価格をご紹介します。
「Y!mobile」と「UQ mobile」の回線・iPhone SEのセット価格
現在、「Y!mobile」と「UQ mobile」では新品のiPhone SEの取扱いがあります。在庫状況は日々変動するので、公式サイトでチェックしてください。
iPhone SEを購入 | 契約種別 | 64GB | 128GB | 256GB |
Y! mobile | MNP、新規 | 39,600円 ※1 | 46,080円 ※1 | ─ |
機種変更 | 57,600円 | 64,080円 | ─ | |
UQ mobile | MNP、新規 | 35,640円 | 在庫切れ | ─ |
機種変更 | 43,560円 | 在庫切れ | ─ | |
※1 |
UQ moibleが安くなっていますね!ただ128GBモデルについては現在在庫切れとなっているようです。選べるモデルが限られてしまうものの、タイミングと条件がハマればセット購入するのもありです。
格安SIM事業者でのセット購入のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
・回線とのセット購入でiPhoneを安く購入できる(MNP、新規) ・格安SIM運用で毎月の通信費を抑えられる | ・選べるiPhoneモデルが少ない ・在庫状況などがよく変動する ・ほとんどの格安SIM事業者では中古品、未使用品(整備済製品など)、旧モデルのiPhoneの取扱いがメイン ・時間帯によっては通信速度が低下するなど、格安SIM自体のデメリットがある |
ワイモバイルは全国に約1,000店舗展開されています。他の格安SIM事業者だと都市型の家電量販店にスタッフが数人いる程度ですが、ワイモバイルショップはソフトバンクショップと併設してあったり、単独店舗もあります。そういう意味では、ワイモバイルは数ある格安SIMのなかでも比較的選びやすいサービスでしょう。
【まとめ】格安SIM事業者でのセット購入はこんなひとにおすすめ
- 毎月の通信費に加え、セット購入でiPhoneを安く購入したい
上でも書いたように、取扱いのあるiPhoneモデルはかなり限られています。個人的には、いまのタイミングだとiPhone 7やiPhone 8を選ぶなら、A13 Bionicチップを搭載しパワフルに動いてくれるiPhone SEがおすすめです。
5. 家電量販店でiPhoneを購入する
iPhoneは家電量販でも購入することができます。郊外にある店舗の場合、スタッフがいなかったり在庫に余裕がなかったり、そもそもiPhoneの取扱いがなかったりと、店舗によって状況は異なりますが、普段の買い物のついでに近所の家電量販店をチェックしてみてもいいでしょう。
家電量販店独自のキャンペーン
家電量販店ではポイント還元や割引きなどの独自のキャンペーンが行われていることがあります。キャンペーン内容や条件、対象機種、開催期間などはタイミングによってさまざまで、同じ〇〇電機でも店舗によってキャンペーンの有無が異なることもあります。
キャンペーンによるポイント還元や割引きを狙うなら、近所に店舗があれば定期的にのぞいてみるのもいいですし、WEBチラシやSNSをチェックしてみるのもいいでしょう。経験的には、キャンペーンはスタッフが多い店舗(スマホの販売台数が多い店舗)で行われていることが多いように思います。タイミングは週末や連休中が多いでしょうか。キャンペーンを利用すれば、キャリアショップよりも安く購入できることがしばしばあります。
ただし、キャンペーンを受けるために「指定のオプションサービスに〇ヶ月加入してほしい」という条件があったり、キャリアのオンラインショップではかからない「頭金」「事務手数料」がかかったりと、メリットばかりではありません。キャンペーンのためにオプションサービスに加入し、解約するのを忘れてそのまま払い続けてしまっていた……というのはあるあるですので要注意です。
その他の注意点としてはiPhone購入代金に対するポイント還元について。一括払いであればポイント還元がありますが、分割払いだとありません。ただ頭金についてはポイント還元があり、すでに持っているポイントを充てることもできます。キャンペーンの条件やポイントに付いては、購入時にしっかり確認しておきましょう。
各社のスタッフがいるので比較しやすい
特に大型の家電量販店では、ドコモやau、ソフトバンクのスタッフだけでなく、Y!mobileやUQ mobileといった格安SIMのスタッフまで揃っているところもあります。「iPhoneをどこで購入するか、いろんな選択肢を検討したい」という人なら一気に話を聞けます。
ただ個人的には……売らなきゃとギラギラした目のスタッフは苦手なのと、あちこち話を聞いて回るのは精神的にも体力的にも消耗しがちなので、自ら進んでそういう場所に行くことはありません。直接聞きたいことがあって店舗に行っても、そのあとにオンラインでポチるタイプですね。
まぁそれはおいといて。スタッフが大勢いるということは、なかには知識がない新人スタッフがいたり、半ば強引に話を進めてくるスタッフもきっといるはずです(実際に当たったことがあります)。逆に親身になって話を聞いてくれるスタッフもいるのですが、どんなスタッフに当たるかは運次第というところでしょうか。
家電量販店のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
・店舗独自のキャンペーンが行われていることがある ・ポイントが使える、貯まる ・直接スタッフに質問できる ・比較検討できる | ・キャンペーンの利用はオプション契約などの条件がある ・分割払いではポイント還元がない ・キャリアオンラインショップではかからない頭金、事務手数料がかかる ・待ち時間が長くなりがち |
各キャリアのオンラインショップでは頭金や事務手数料が無料になったり、オンライン購入限定の割引きいといった特典があります。家電量販店のキャンペーンを利用するには頭金や事務手数料がかかる上にオプション契約などの条件があるので、トータルで考えて「本当にお得なのか?」を判断しましょう。
【まとめ】家電量販店はこんな人におすすめ
- キャンペーンを利用してiPhoneを安く購入したい
- 各社の価格を比較したい
- ポイントをiPhoneの代金に充てたい(一括払いのみ)
- 対面でいろいろと質問して購入を検討したい
6. 中古ショップでiPhoneを購入する
「iPhoneを少しでも安く購入したい!」という場合、中古品のiPhoneを購入するのもひとつの手段です。当然新品より安く買えますし、例え多少の使用感があったとしても、性能・機能的にまだまだ使える個体がたくさんあります。
ここでは、中古のiPhoneを購入するときに気を付けたいことについて解説しておきます。
中古のiPhoneを購入するときに気を付けたいこと
中古のiPhoneを購入するとき、チェックしておきたいのは以下のポイント。
- 販売店の保証内容を確認(赤ロム保証、故障時などの保証)
- アクティベーションロックがかかっていないか
- 傷などの状態の確認
まずは販売店の保証内容の確認です。ほとんどの販売店は万が一赤ロム化して使えなくなったときに同等品と交換などで対応してくれるはずです。初期不良時の保証期間は販売店によってまちまち。だいたい購入後1ヶ月以内が多いでしょうか。中古のiPhoneを購入するときは、くれぐれも保証内容をしっかりと確認しておきましょう。
2点目の「アクティベーションロック」についてですが、これがかかっているとiPhoneを一切使用できません。前の持ち主にアクティベーションロックをオフにしてもらう必要があります。
ただアクティベーションロックについては中古ショップ側で確認してくれているはずです。大手の中古ショップで購入するぶんにはほぼ心配する必要はないでしょう。
あとは「傷などの状態の確認」ですね。ネットショップで中古を購入する場合は、基本的に販売店を信頼することになります。現物を確認できれば確実ではあるものの、ネットで購入する場合は難しい場合もあります。中古ショップでは「Aランク」「Bランク」とランク付けを行っているところが多いですね。ただこれもお店の裁量によるランク付けですから、認識の相違が生じる可能性もなきにしもあらず。
新品よりも割安で購入できる中古iPhone。安く買えるに越したことはありませんよね。中古品のiPhoneを購入する際は、「中古品の性質を十分に理解した上で購入する」ようにしましょう。
中古ショップのメリットとデメリット
中古ショップのメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・中古品を安く購入できる ・個体の状態によって価格にばらつきがある ・旧モデルの取り扱いがある | ・赤ロム化、アクティベーションロック、メーカー保証が受けられないななどのリスク ・販売店の保証が短い(だいたい1ヶ月が多い、販売店による) ・ネットで購入する場合は状態を現物確認できない |
【まとめ】中古ショップはこんな人におすすめ
- 少しでも安くiPhoneを購入したい
- 新品では販売されていない旧モデルを購入したい
- 中古品に抵抗がない
中古iPhoneを購入する場合は、できる限り「有名で多数の販売実績がある大手」で購入するようにしてください。大手であれば状態を判断する明確なルール、購入後の保証といった制度が整っています。
7. フリマ・オークションでiPhoneを購入する
「メルカリ」や「ヤフオク」などでiPhoneを購入する方法もあります。が、万が一トラブルが起きたことの面倒さを考えると、おすすめしにくい方法です。
トラブルに遭う可能性はゼロではない
例えばメルカリでiPhoneを出品するときは、説明文にIMEI(端末識別番号)を表記しなければいけません。またアクティベーションロックがかかっているiPhoneの出品は禁止されています。フリマ・オークションではトラブル防止のためのルールが決められているものの、トラブルに遭う可能性はゼロではありません。
傷などの状態は写真だけでは完全に判断にできませんし、見た目には分からない不具合がある可能性だってあります。中古ショップで購入すれば期間は短いものの保証がありますが、フリマやオークションだと商品を受け取って評価してしまえば出品者とのやり取りはそれで終了。自分で対処しなければいけません。説明文に記載されている内容と異なるなど、出品者に明らかな落ち度がある場合はキャンセルできることもありますが、またこれも余計な手間やストレスがかかる話です。
「思っていたより状態が良かった!いい買い物ができた!」となればラッキーですが、「傷があることは分かっていたけど、思っていたより目立つな」「到着時は問題がなくても、しばらくして不具合が出てきてしまった」とアンラッキーもあるのがフリマ、オークション。安く購入できるぶん、ある程度のリスクは承知の上で利用する必要があります。
フリマ・オークションのメリットとデメリット
メリット | デメリット |
・新品、中古品を安く購入できる 旧モデルを購入できる | ・赤ロム化、メーカー保証が受けられないなどのリスク ・状態における認識の相違が発生する可能性がある ・出品者とのやり取りの手間 ・IMEI(端末識別番号)をしっかり確認しておくなど、ある程度の自己防衛が必要 |
なお、キャリア版iPhoneのネットワーク利用制限の確認は以下の公式ページから可能です。中古品を購入する場合は、自己防衛のためにもしっかり確認しておきましょう。
また、iPhoneのAppleメーカー保証の状況(保証が残っているかいないか)の確認は以下のApple公式ページからできます。
【まとめ】フリマ・オークションはこんな人におすすめ
- 少しでも安くiPhoneを購入したい
- 個人間取引の経験がある(注意点などを理解している)
- IMEIからネットワーク利用制限を調べたりなど、ある程度の自己防衛ができる方
【まとめ】ズバリiPhoneはどこで買うのがおすすめ?
「ズバリiPhoneはここで買うべし!」ということで、まとめとしてパターン別におすすめの購入方法をご紹介します。
SIMフリー版iPhoneの購入はApple公式サイト
格安SIM運用などでSIMフリー版iPhoneを購入するのなら、ズバリおすすめは「Apple公式サイト」です。分割払いできるAppleローンや下取り制度のApple Trade In、製品到着から14日以内であれば開封していたとしても返金・返品できる点など、Appleならではのサービスが揃っています。「間違いない購入方法」として一番おすすめです。
SIMフリー版iPhoneを購入する方法として次点でおすすめできるのは「ヨドバシ」と「ビックカメラ」。値が定価を上回っているようなことはありませんし(価格はApple公式サイトと同じ)、1%程度ですがポイント還元もあります。家電量販店としては大手なので、Apple公式サイトと同様に安心して購入できます。
キャリア版iPhoneを購入するならオンラインショップを活用
キャリア版iPhoneを購入するなら、オンラインショップの活用がおすすめです。「自宅の光回線とセットにしている」「家族割引を利用している」などの理由でキャリアでの購入を検討している方も少なくないかと思います。
近くのキャリアショップにおもむくのもありですが、オンラインショップなら待ち時間ゼロで24時間いつでも申し込みでき、頭金・事務手数料もかかりません。特にMNP(乗り換え)・新規契約の場合はオンライン購入限定の割引もあります。すでにオンライン購入がスタンダードになってきつつあると感じますが、オンラインショップを活用すればラクに、お得にiPhoneを購入できます。
キャリアショップでの購入時にネックになりやすいのは「毎月の通信費」です。「少しでも毎月の通信費を抑えたい」という方は、格安SIM運用を検討してみてください。
ソフトバンクのサブブランドの「Y!mobile」、auのサブブランドの「UQ mobile」は数ある格安SIMの中でも、混雑時でも比較的通信速度が安定しています。目当てのiPhoneモデルを扱っていればセット購入できますし、別途SIMフリー版iPhoneを用意するのいいでしょう。
とにかく安く購入するなら中古ショップ
「iPhoneをとにかく安く購入したい!」という方は、中古ショップでの購入を検討してみましょう。ただし、中販売数・取引実績が多い大手の中古ショップを利用するようにしてください。いくら中古ショップ側が気をつけてくれていても、中古品という特性上、購入後のトラブルは絶対ないとは言い切れません。大手の中古ショップなら数ヶ月の保証期間(期間は要確認)や赤ロム保証があり、トラブル時のリスクを下げられます。
iPhoneを購入したら、iPhoneケースや保護フィルムといったアクセサリーも要チェックです!
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