iPadをフル活用する上で欠かせないもの。便利なアプリもそうですが、ケースやキーボード、USB充電器、USBハブなどのアクセサリー・周辺機器も欠かせないアイテムです。
本記事では、iPadユーザーにおすすめしたいアクセサリー・周辺機器をまとめました。
「これは必ず用意しておきたい」というiPadに必須のアクセサリーから、「必須ではないけれどあれば嬉しい」便利なアクセサリーまで、幅広くおすすめをご紹介しています。
iPadを購入したばかりの方はもちろん、もっとiPadを活用したいという方にも参考にしていただける内容となっています。網羅的にご紹介しているため長くなってしまいましたが、iPadユーザーの方はぜひお付き合いください!
iPadアクセサリー・周辺機器おすすめ【保護フィルム】
iPadを購入したならなるべく早めに検討したいアクセサリーが、iPadのディスプレイを傷や衝撃から守る「保護フィルム」です。
iPadの背面に傷がついたところで使用に問題はありませんが、ディスプレイへの傷となると話は別。使い勝手や使用上の問題が出てくる可能性があります。
ディスプレイを修理するにしても、その修理費用は非常に高額です。「できるだけ長くキレイな状態で使いたい」あるいは「先の買い替え時に高く売りたい」ということなら、早めの保護フィルム装着をおすすめします。
ESR ガラスフィルム
|ガイド枠付属で貼り付け簡単
- ガラスフィルム 2枚セット
- 貼り付けをサポートする「ガイド枠」を付属
- 光沢(グレア)タイプ
- コスパ〇
大きいディスプレイを搭載するiPadには、ガイド枠付きのガラスフィルムがおすすめです。貼り付け時の位置ズレが発生しにくく、苦手な方でも比較的かんたんに貼り付けられます。
こちらのESRのiPad向けガラスフィルムはそんなガイド枠を付属します。
付属のウェットシート、ドライシート、ホコリ取りシールでキレイにしてから、上のようにiPadにガイド枠をセット、枠内にガラスフィルムを落とすようにして貼り付けます。
盛大に空気が入ってしまうこともありますが問題ありません。クロスで空気を押し出せば貼り付け完了です。
貼り付けが苦手な私でもかんたんに貼り付けられます。ホコリの侵入にさせ気をつければ誰でも失敗なしで貼り付けられるはずです。
こちらのESRのガラスフィルムについてですが、サイズ感・使用感は良好。指紋汚れが付きにくく、指滑りも問題なし。iPad各モデル用が用意されていますので、迷ったらこれでOKです。
Klearlook アンチグレアガラスフィルム
|反射防止&指滑りサラサラ
- ガラスフィルム
- 貼り付けをサポートする「ガイド枠」を付属
- 非光沢(アンチグレア)タイプ
- 反射・映り込みを防止
- 指滑りサラサラ
反射や映り込みを防止してくれる非光沢タイプが好みなら、Klearlookのガラスフィルムがおすすめ。指滑りサラサラでゲーム用途にもおすすめです。
ガイド枠付きで貼り付けはかんたん。実際に貼り付けましたが特に問題なく貼り付けられました。
上はガラスフィルムなしとありの比較です。非光沢タイプの場合、光の当たり方によって白くかかったように見えることがあります。どうしてもクリアさが犠牲になってしまうことには注意です。
ミヤビックス OverLay Brilliant
|フィルムの存在感なしのPETフィルム
- PETフィルム
- 貼り付けをサポートする「ガイド枠」を付属
- 光沢(グレア)タイプ
- 薄手で存在感がなく仕上がりがキレイ
- 貼り付けの難易度はガラスフィルムよりも上がる
厚みのあるガラスフィルムだと、どうしてもフィルムが乗っかっている感というか、装着感が出てしまいます。
その装着感が気になる方は、薄く仕上がりがキレイなPETフィルムをチェックしてみてください。
PETフィルムではミヤビックスの光沢タイプ「OverLay Brilliant」がおすすめです。
薄いPETフィルムで装着感はほとんどなく、見え方もクリアです。非光沢タイプのようにクリアさが犠牲になることはありません。
ただ、貼り付けの難易度はガラスフィルムよりも上がってしまいます。やわらかく折れ曲がるので、特に位置決めに注意する必要があります。
基本的には貼りやすく硬度も高いガラスフィルムがおすすめですが、仕上がりを重視する場合はPETフィルムをチェックです。
PCフィルター工房 ペーパーライクフィルム
|Apple Pencilの書き味が紙のように
- 紙のような書き味を実現するペーパーライクフィルム
- 非光沢(アンチグレア)タイプ
- Apple Pencilのペン先の摩耗を低減
Apple Pencilユーザーにチェックして欲しいのが、紙のような書き味を実現できるペーパーライクフィルムです。
フィルムなしやガラスフィルムの場合、Apple Pencilの書き味はコツコツ、ツルツルといった感じですが、ペーパーライクフィルムを貼ることでペン先にほどよい抵抗が生まれ書きやすくなります。
ペン先をコントロールしやすくなるため文字を書きやすいですし、絵を描きたい人にぴったりです。
注意点としては、Apple Pencilのペン先の摩耗が通常より早く進むこと、非光沢タイプとなるのでクリアさが犠牲になることの2点です。こちらのPCフィルター工房のペーパーライクフィルムなら摩耗が低減されておりおすすめ。もちろん書き味も抜群です。
iPadアクセサリー・周辺機器おすすめ【ケース/カバー】
はやめに用意しておきたいiPadアクセサリーとして保護ケース・カバーも挙げられます。
iPadの筐体にはアルミニウムが使われていることもあって、万が一アスファルトに落下させてしまうとがっつり削れます。上はまさに落下させてしまったiPad Pro 12.9インチ(第5世代)です。
iPadに傷がついてしまえば、将来的に売却するときには査定額にも響いてきます。保護フィルムと一緒にiPadケースも用意しておきましょう!
Apple Smart Folio
|鉄板のApple純正iPadケース
- iPad向けApple純正ケース
- 手帳型でiPad背面も保護
- オートスリープ/オートウェイクに対応
- マグネット装着式でかんたんに脱着できる
- 三つ折りフラップでスタンドとしても使える
- iPad側面部分はカバーされていない
iPadケースといえば、Apple純正ケースであるSmart Folio(スマートフォリオ)が定番です。
フォリオという製品名のとおり、ディスプレイだけでなくiPad背面も保護できる手帳型ケースです。マグネット装着式でかんたんかつ素早く脱着できることもポイント。
注意したいのはiPadの側面部分を保護できないことには注意です。がっちり保護したい方には向かず、どちらかというとスリムさや脱着のしやすさを優先したい方に向いています。
Smart FolioにはAppleらしい鮮やかなカラーバリエーションが多数用意されており、シンプルながら洗練されたデザイン・カラーを楽しめます。サードパーティ製を含むさまざまなiPadケースを試してみましたが、結局ここに戻ってくるのでおすすめとしてご紹介させていただきます。
Apple Smart Cover
|iPad(第9世代)向けApple純正ケース
- iPad向けApple純正ケース
- ディスプレイ面のみを保護するフラップケース
- オートスリープ/オートウェイクに対応
- マグネット装着式でかんたんに脱着できる
- 三つ折りフラップでスタンドとしても使える
- iPad背面はカバーされていない
Smart Cover(スマートカバー)は、現行のiPadモデルではiPad(第9世代)が対応するApple純正ケースです。
Smart Coverはディスプレイ面のみをカバーするフラップケース。iPadの側面部分にマグネットでくっつく構造で、こちらもかんたんに脱着できます。
フラップを折りたたんでのスタンド機能。フラップの開閉で自動的にディスプレイがオン/オフとなるオートスリープ/オートウェイクに対応します。機能・構造はシンプルですが、「iPad本来の薄さを活かしたい」という方にはぴったりなiPadケースです。
Smart CoverではiPad背面を保護できます。Smart Coverを装着した状態で使用できる背面ケースが販売されていますので、気になる方はチェックしてみてください。
Native Union STOW
|裸派におすすめのスリーブケース
- Apple関連アクセサリーでお馴染みのNative Unionのスリーブケース
- ミニマルなデザイン、おしゃれなキルト生地
- Apple Pencilホルダーあり
- ポケットありだがほとんど物が入らない
なかには「iPadにはケースを装着せずに使いたい」という方もおられると思います。その気持ち、よく分かります。iPadケースを装着するとどうしても厚く重くなってしまいますからね。
「iPadを裸で使いたい」という方におすすめなのがスリーブケースです。
iPadを使用するたびに出し入れ必要はあるものの、スリーブケースに入れておけば保管時や持ち運び時に付きやすい引っかき傷を防止できます。
Native Union STOWは、iPadに対応するスリム&おしゃれなiPad対応スリーブケース。ミニマムなデザインが裸のiPadによく合います。
マグネット開閉式で出し入れしやすく、内部にはApple Pencilを収納できるホルダーが設置されています。Apple Pencil以外のiPadアクセサリーを収納できるスペースはないものの、デザインの良さから個人的にも長く愛用しているスリーブケースです。
iPadアクセサリー・周辺機器おすすめ【キーボード】
続いてご紹介するのは、iPadとの組み合わせにおすすめのキーボードです。ここでは以下の7製品をおすすめとしてご紹介させていただきます。
- Apple Smart Keyboard Folio
- Apple Magic Keyboard
- Logicool Combo Touch
- Anker ウルトラスリムBluetoothワイヤレスキーボード
- Logicool K380マルチデバイスBluetoothキーボード
- Logicool KEYS-TO-GO
- MOKIBO フュージョンキーボードユニバーサル
iPadにキーボードを接続したときにチェックしておきたい設定については以下の記事で解説しています。あわせてチェックしてみてください。
Apple Smart Keyboard Folio
|間違いのないiPad専用キーボードケース
- 対応モデル:iPad Air(第4/5世代)、iPad Pro 11(第1/2/3/4世代)、iPad Pro 12(第3/4/5/6世代)
- 接続方法:Smart Connector接続
- 対応OS:iPadOS
- 配列:JIS/US/UK/中国語(拼音)/中国語(注音)/韓国語/スペイン語
- Smart Connector接続対応で充電&ペアリング設定不要。
- キーボードスタイルと手持ちスタイルを瞬時に切り替えられる。
Smart Keyboard Folio(スマートキーボードフォリオ)は、iPad Air・iPad Pro向けのApple純正キーボードケースです。
Smart Connector接続に対応し、マグネットでiPadでくっつけるだけで即使える状態に。キーボードへの給電はSmart Connector経由でiPadから行われるため充電は不要。Bluetooth接続時に必要になるペアリング設定も不要です。
マグネット式iPadケースのような感覚でくっつけるだけ。とにかくラクであることがSmart Connector接続のメリットです。
キーストロークは浅めで、指を滑らせるように軽快に文字入力できます。使い手の好みによりますが、私は浅めのキーストロークが好みです。キーストロークが浅いパンタグラフ式キーボードが好みだ、という方にはSmart Keyboard Folioの打鍵感を気に入るはずです。
Smart Keyboard Folioはフラップ付きiPadケース感覚で使用できます。キーボード部分をiPad背面にまわすことで手持ちスタイルでの使用もOK。
キーボードスタイルと手持ちスタイルを切り替えられることから、Smart Keyboard Folioは、iPad向けApple純正キーボードのなかでもっとも守備範囲が広く誰もにおすすめしやすい製品だと思っています。
デメリットとしてはやはり価格でしょうか。iPad Air/Pro向けの価格は27,800円(税込)とキーボードとしては高額です。気軽に購入できる価格ではありませんが、iPad向けキーボードを選ぶにあたってはチェック必須の製品です。
iPad(第9世代)向けには「Smart Keyboard」が用意されています。
機能としてはSmart Keyboard Folioと同じですが、iPad背面をカバーできない構造となっていますのでご注意ください。
Apple Magic Keyboard
|トラックパッド搭載でPCライクにiPadを活用
- 対応モデル:iPad Air(第4/5世代) 、iPad Pro 11(第1/2/3/4世代)、iPad Pro 12(第3/4/5/6世代)
- 接続方法:Smart Connector
- 対応OS:iPadOS
- 配列:JIS/US/UK/中国語(拼音)/中国語(注音)/韓国語/スペイン語
- Smart Connector接続対応で充電&ペアリング設定不要
- Apple独自のシザー構造、バックライト搭載
- トラックパッド搭載
- 無段階に角度調節できるフローティングカンチレバー
- パススルー充電が可能なUSB-Cポート搭載
AppleのMagic Keyboardは、トラックパッドを搭載するiPad Air/Pro向けApple純正キーボードです。
フローティングカンチレバーによるiPadが宙に浮いたような設計が特徴的ですね。無段階で角度調節でき、自分好みの角度に微調節できます。側面に見えるUSB-CポートではiPadをパススルー充電できます(データ転送不可)。
Apple独自のシザー構造を採用したキー、ポインタ操作・ジェスチャー操作を行えるトラックパッドが搭載されており、使用感はノートPCそのもの。
ただ非常に高価な製品ということもあり、「キーボーとトラックパッドを使う場面は限られている」という方にはおすすめしません。
逆にガシガシ活用したい方にとっては非常に便利なアイテムですので、Smart Keyboard Folioとあわせてチェックしておいて損はないでしょう。
iPad(第10世代)向けには「Magic Keyboard Folio」が用意されています。
iPad Air/Pro向けのMagic Keyboardと同じくトラックパッドを搭載するキーボードケースですが、こちらはキックスタンドを搭載する背面ケースとキーボードが分離する構造となっています。
Logicool Combo Touch
|Smart Connector接続対応のiPadキーボードケース
- 対応モデル:iPad Air(第4/5世代) 、iPad Pro 11(第1/2/3/4世代)、iPad Pro 12(第3/4/5/6世代)
- 接続方法:Smart Connector
- 対応OS:iPadOS
- 配列:JIS
- Smart Connector接続対応で充電&ペアリング設定不要
- Apple独自のシザー構造、バックライト搭載
- トラックパッド搭載
- 無段階に角度調節できるキックスタンド
- AppleのMagic Keyboardよりも低価格
- iPadのエッジも含め保護できる
「Apple純正キーボードのMagic Keyboardは価格的に……」という方はLogicoolのCombo Touchをチェックしてみてください。
Logicool Combo Touchは、サードパーティ製のiPad向けキーボードとしては珍しくSmart Connector接続に対応。充電不要・ペアリング設定不要です。
さらにトラックパッドを搭載し、使い勝手はほぼMagic Keyboard。トラックパッドの操作性の良さはMagic Keyboardと変わりません。
Magic Keyboardと異なるのは、キーボード部分が分離構造となっていること。マグネット式でかんたんに取り外すことができ、iPadケース + スタンドとして活用できます。
Logicool Combo Touchは、Apple公認のiPadアクセサリーとしてApple公式サイトでも購入できます。Magic Keyboardよりも安く買えると言ってもそれなりのお値段ではありますが、純正にこだわりがなければこちらをチェックです。
Anker ウルトラスリムBluetoothワイヤレスキーボード
|価格を抑えたいならこれで必要十分!
- 対応モデル:すべてのiPad
- 接続方法:Bluetooth
- 対応OS:macOS/Windows/iOS/Android(iPadOS動作確認済み)
- 配列:US
- 駆動時間:約360時間
- サイズ:約284 x 122 x 18.5 mm
- 重量:約190 g
- 単4電池2本(別売)
- お手頃価格で購入できるBluetoothキーボード
お手頃な価格で購入できるBluetoothキーボードをお探しなら、Anker ウルトラスリムBluetoothワイヤレスキーボードがおすすめです。記事執筆時点の価格は2,000円(税込)となっています。
価格は安いですがつくりはしっかりしています。高級感があるとは言えないものの安っぽさはなし。価格を考えると十分過ぎる品質です。
サイズは約284 x 122 x 18.5 mmとコンパクト。iPadと組み合わせ使用するにはちょうどいいサイズ感です。重量も約190 gと軽く、iPadと一緒に持ち運ぶキーボードにぴったりでしょう。
一点注意したいのは、US(英語)配列と言うこと。JIS(日本語)配列とは記号の位置やエンターキーの形状が異なります。JIS配列に慣れている方の場合、使い始めしばらくは使いづらいと感じてしまう可能性があるのでご注意ください。
Logicool K380マルチデバイスBluetoothキーボード
|最大3台のデバイスをワンタッチで切り替え
- 対応モデル:すべてのiPad
- 接続方法:Bluetooth
- 対応OS:Chrome OS/macOS/Windows/iOS/iPadOS/android
- 配列:JIS
- 駆動時間:最長2年
- サイズ:約279 x 124 x 16 mm
- 重量:約423 g(電池含む)
- 単4電池2本(付属)
- 接続先として最大3台のデバイスを登録でき、ボタンひとつで切り替えられる
- 静音設計で環境を問わず使える
こちらはLogicoolの「K380マルチデバイスBluetoothキーボード」です。その製品名にもあるように、K380には接続先をかんたんに切り替えられるボタン(Easy Switchキー)が付いています。
iPad以外のよく利用するデバイスを登録しておけば、ワンタッチで接続先を切り替えられます。
特徴的なまるい形をしたキーですが、特に打ちにくさは感じません。キーは指にフィットするように凹んでいて、むしろこれが打ちやすい。クセがあるように見えますが、実際に使ってみると誰もが打ちやすいと感じる設計であることが分かります。
K380のサイズは約279 x 124 x 16 mmとコンパクトです。重量は約423 g(単4電池2本込み)と重めではありますが、難なく持ち運びできるレベルです。静音設計で環境問わず使え、普段使いから持ち運びまで幅広いシーンに対応できるキーボードです。
Logicool KEYS-TO-GO
|超薄型&超軽量のBluetoothキーボード
- 対応モデル:すべてのiPad
- 接続方法:Bluetooth
- 対応OS:iOS/iPadOS/Apple TV
- 配列:US
- 駆動時間:約3か月
- サイズ:約279 x 124 x 16 mm
- 重量:約180 g
- バッテリー充電式(MicroUSB)
- 静音設計で環境を問わず使える
- 内部に水分やゴミが入りにくい構造
次にご紹介するのは、iPadを持ち運ぶには最高な超コンパクト&軽量のLogicoolのBluetoothキーボード「KEYS-TO-GO」です。
iPad(第10世代)と重ねてみるとこのとおり。厚さはたったの6 mmと超スリムです。
ただ打鍵感は硬めしっかりキーを押し込む必要があり、打鍵感にカンしては好みが分かれそうです。
再生/一時停止や輝度調節、SpotlightのキーなどiPadに最適化されたキーを搭載。主にiPadとの組み合わせで使われることが想定されており、iPadとの相性は抜群です。
正直なところ、メインのキーボードとして使用するにはツライです。クセのある打鍵感をどう感じるかどうかは使い手によりますが、私はこれをメインとするのは厳しいですね。
ただ持ち運び用のサブキーボードとしては優秀。iPadと一緒に持ち運ぶお供にするには最高のキーボードです。
MOKIBO フュージョンキーボードユニバーサル
|キーボード上をタッチすることでポインタ操作が可能
- 対応モデルすべてのiPad
- 接続方法:Bluetooth
- 対応OS:iOS 13以降、Android 4.3以降、macOS 9以降、iPadOS 13以降、Windows 8以降
- 配列:US
- 駆動時間:最大60時間の連続使用
- サイズ:約254 x 140 x 8 mm
- 重量:約263 g
- バッテリー充電式(USB-C)
- キーボード下に埋め込まれたタッチセンサー
- 最大3台の接続先デバイスを切り替え
MOKIBO フュージョンキーボードユニバーサルの特徴は、キーボード下に埋め込まれたタッチセンサーでポインタ操作・ジェスチャー操作が可能なこと。非常にユニークな機能を持つBluetoothキーボードです。
キーの上をなぞることでトラックパッドとして機能します。2本指でのスクロールなどのジェスチャー操作にも対応。個人的に「キー入力時に誤作動してしまわないか」を心配していましたが、私の場合は気になりませんでした。
購入時には右半分がトラックパッド領域となっており、左半分に変更したりタッチセンサーを無効にすることも可能。ちょっと窮屈なキー配置ということもあり少し慣れが必要ですが、個人的に愛用しているお気に入りのキーボードです。
キーボードと一体のカバーを三角に折りたたむことでiPadスタンドとして使用できます。カバーの開閉で自動的にオン/スリープとなり、細かいところまで考えて設計されているなと感じます。
サイズは約254 x 140 x 8 mmと超コンパクト。上でご紹介したKEYS-TO-GOに違いサイズ感で持ち運べます。カバー付きということもあり重量は約263 gとなりますが、それでもかなり軽いほう。持ち運びに困ることはないでしょう。
静電容量無接点方式のスイッチを採用し打鍵感は良好。薄型キーボードながらしっかりとした打鍵感を感じられます。高価なキーボードですが完成度は非常に高いですね。US配列ということと若干キー配列が窮屈なことには注意ですが、キーボードとトラックパッドを兼ねる唯一無二な製品です。
iPadアクセサリー・周辺機器おすすめ【USB充電器】
現行のiPadには、付属USB-C充電器として「Apple 20W USB-C電源アダプタ」が付属されています。これを使えば急速充電規格「USB Power Deliver(USB PD)」に対応しておりiPadを高速に充電できます。
しかし、30W以上のUSB-C充電器を用意することでiPadの充電速度をさらに向上することが可能。
20W・30W充電器の充電速度比較
充電器 | 充電開始時 | 30分経過 | 60分経過 | 増加したバッテリー残量 |
---|---|---|---|---|
Apple 20W USB-C電源アダプタ | 6% | 32% | 58% | 52% |
Anker 711 Charger(30W) | 2% | 36% | 66% | 64% |
詳しくは「iPadにおすすめの充電器」でもご紹介していますが、Apple純正充電器よりも高速に充電できるもの、あるいはよりコンパクトに持ち運べるものがたくさんあります。
ここでは、以下の5製品をピックアップしました。
- UGREEN 20W USB-C充電器
- Anker 511 Charger (Nano 3,30W)
- Anker 313 Charger (Ace, 45W)
- CIO NovaPort DUO 45W
- Anker 323 Car Charger (52.5W)
UGREEN 20W USB-C充電器
|コスパ抜群!純正充電器の代用にはこれ
- 搭載ポート:USB-C x 2
- USB-C出力:最大20W
- サイズ:約45 x 27 x 27(プラグ含む)
- 重量:約49 g
- 折りたたみ式プラグ:×
- コスパ最強USB-C充電器
iPadに付属されている20W USB-C電源アダプタの代用なら、安く手に入れられるUGREEN(ユーグリーン)の20W充電器がおすすめです。
最大20WのUSB-Cポートを搭載し、充電性能はiPad付属のApple純正充電器と同じです。サイズやフォルムもよく似ています。
安かろう悪かろうでは意味がありませんが、私自身もこの充電器を使っており、1年以上にわたり特に問題なく使用できています。充電性能も仕様どおりで偽りありません。
記事執筆時点での価格は1,199円(税込)とApple 20W USB-C電源アダプタの2,780円(税込)の半値以下。UGREENの製品はどれもそうですが、コストパフォーマンスはトップクラスにいいです。
Anker 511 Charger (Nano 3,30W)
|iPadを急速充電&超コンパクト
- 搭載ポート:USB-C x 1
- USB-C出力:最大30W
- サイズ:約36 x 29 x 29 mm
- 重量:約40 g
- 折りたたみ式プラグ:〇
- 最大30WでiPadをフルスピード充電できる(12.9インチを除く)
- 超コンパクトで超軽量
Anker 511 Chagerは、最大30WのUSB-Cポートを搭載する超コンパクトなUSB-C充電器です。
最大30Wあれば、iPad Pro 12.9インチを除くiPadをフルスピードで充電することが可能です。上ではAnker 511 Chargerを使ってiPad(第10世代)を充電、約27Wで充電できています。
Anker 511 Chargerのサイズは約36 x 29 x 29 mmとコンパクトで、折りたたみ式プラグ採用ということもあり持ち運びしやすいサイズ感となっています。最大30Wというパワーがこのサイズ感なのはスゴい!
また合計5色から選べるカラーバリエーションもポイントです。私はブルーを購入。かわいらしい色合いが気に入っています。
関連:Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)レビュー
Anker 313 Charger (Ace, 45W)
|iPad Pro 12.9インチユーザーにおすすめ
- 搭載ポート:USB-C x 1
- USB-C出力:最大45W
- サイズ:約41 x 38 x 35 mm
- 重量:約69 g
- 折りたたみ式プラグ:〇
- 最大45WでiPad Pro 12.9インチをフルスピード 充電
30Wを超える充電が可能なiPad Pro 12.9インチユーザーは、Anker 313 Chargerをチェックしてみてください。20Wや30W充電器でも十分な速度で充電可能ですが、45W以上の充電器を使うことでさらに高速化できます。
実際にiPad Pro 12.9インチ(第5世代)を充電していますが、30Wを超えるワット数で充電できています。
Apple 20W USB-C電源アダプタとAnker 511 Chargerと比較すると少しサイズアップとなりますが、このレベルになると携帯性に大きな差はありません。45Wクラスの充電器であることを考えると十分なコンパクトさです。
ちなみに、Anker 313 ChargerはPPS(Porgrammable Power Supply)充電にも対応しており、Galaxy S23シリーズの超急速充電に対応します。iPadのほかにPPS充電対応デバイスをお持ちの方にもおすすめです。
関連:Anker 313 Charger (Ace, 45W)レビュー
CIO NovaPort DUO 45W
|スマホとiPadを同時に急速充電できる
- 搭載ポート:USB-C x 2
- USB-C出力:最大45W
- サイズ:約45 x 36 x 29 mm
- 重量:約78 g
- 折りたたみ式プラグ:〇
- 合計最大45WでiPadとスマホを同時に急速充電できる
- 超コンパクト設計
CIO(シーアイオー)のNovaPort DUO 45Wは、最大45Wの2つのUSB-Cポートを搭載するUSB-C充電器です。2ポート搭載でパワフルなので、スマホとiPadを同時に急速充電可能です。
上ではiPad(第10世代)とiPhone 13を同時に充電していますが、それぞれ十分なワット数で充電できています。スマホ・タブレットの組み合わせであれば、だいたいは同時に急速充電できるでしょう。単ポートでは最大45Wの出力が可能なためiPad Pro 12.9インチをフルスピード充電できます。
CIO NovaPort DUO 45Wのサイズは、約45 x 36 x 29 mmと最大45Wクラスではトップクラスにコンパクト。重量も約78 gと軽量でiPadのお供として気軽に持ち出せます。
CIO製品は表面に施されたシボ加工が特徴です。高級感のある質感を楽しめるのと、傷が目立ちにくいというメリットも。カラーはホワイトとブラックの2色用意されています。
Anker 323 Car Charger (52.5W)
|最大30W対応のUSBカーチャージャー
- 搭載ポート:USB-C x 1、USB-A x 1
- USB-C出力:最大30W + 最大22.5W
- サイズ:約55 x 30 x 30 mm
- 重量:約24 g
- 12V/24V対応
車移動が多い方は車にUSBカーチャージャーを常備しておくと便利です。Anker 323 Car Chargerは、最大30WのUSB-Cポートと最大22.5WのUSB-Aポートを搭載。限られた移動時間中にiPadをサクッと急速充電できます。
iPadの充電だけでなくスマホの充電にも活用できます。モバイルバッテリーの充電にもいいでしょう。USB-Aポートを搭載するため、ワイヤレスイヤホンなどの小型デバイスの充電もOK。常備しておけば活躍してくれる場面がたくさんあります。
通電中はLEDランプが青く光ります。光は明るすぎず暗すぎずで、事前に車内インテリアに溶け込んでくれます。
iPadアクセサリー・周辺機器おすすめ【モバイルバッテリー】
「iPadをよく持ち出す」という方には、電源のない出先でもiPadを充電できるモバイルバッテリーを持っておくと便利です。
- Anker 523 Power Bank (PowerCore 10000)
- CIO SMARTCOBY DUO 20W
- CIO SMARTCOBY Pro 30W
- CIO SMARTCOBY TRIO 65W
- Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)
Anker 523 Power Bank (PowerCore 10000)
|スリムで扱いやすいフォルムが魅力
- バッテリー容量:10,000 mAh
- 搭載ポート:USB-C x 1、USB-A x 1
- USB-C出力:最大20W
- サイズ:約153 x 72 x 16 mm
- 重量:約250 g
- スリムでiPadと重ね持ちしやすい
Anker 523 Power Bankは、10,000 mAhバッテリーを内蔵し、最大20WのUSB-Cポートと最大22.5WのUSB-Aポートを搭載するモバイルバッテリーです。
スリムでiPadと重ね持ちしやすく、またバッグに収まりやすい形状で、個人的にもお気に入りのモバイルバッテリーです。サイズ・重量としてはそこまで小さくないのですが、とにかくこのフィルムの使い勝手がいいですね!
10,000 mAhというバッテリー容量は、iPadにとっては少ないように思えますが、私は「今日1日のiPadのバッテリーを持たせるには十分なバッテリー容量」だと思っています。20,000 mAh以上となると大きく重くなり、頻繁に持ち出すには厳しいサイズ・重量となってきます。
最大20Wで十分な充電性能を備え、普段使いに使い勝手のいい10,000 mAhというバッテリー容量とスリムなフォルム。ぜひチェックしてみてください!
関連:Anker 523 Power Bank (PowerCore 10000)レビュー
CIO SMARTCOBY DUO 20W
|iPadとスマホを最大20Wで同時充電
- バッテリー容量:10,000 mAh
- 搭載ポート:USB-C x 2
- USB-C出力:最大20W(合計最大40W)
- サイズ:約98 x 50 x 25 mm
- 重量:約180 g
- 10,000 mAhクラスでは最小・最軽量レベル
CIO SMARTCOBY DUO 20Wは、最大20WのUSB-Cポートを2つ搭載するモバイルバッテリー。10,000 mAhバッテリーを搭載します。
1ポートあたり最大20W、合計最大40Wに対応するのでiPadとスマホを同時に急速充電可能。サイズは約98 x 50 x 25 mmとコンパクトながら、パワフルなモバイルバッテリーです。バッテリー残量は1%単位で表示してくれるので分かりやすいですね!
重量も約180 gと軽いこともポイント。毎日カバンに入れて持ち運んでも気にならないサイズ感と重量です。
CIO SMARTCOBY Pro 30W
|iPadをフルスピード充電&超コンパクト
- バッテリー容量:10,000 mAh
- 搭載ポート:USB-C x 1、USB-A x 1
- USB-C出力:最大30W
- サイズ:約79 x 56 x 26 mm
- 重量:約183 g
- 最大30WでiPadをフルスピード充電
最大30WのUSB-Cポートを搭載するCIO SMARTCOBY Pro 30Wなら、iPad Pro 12.9インチを除くiPadをフルスピードで充電できます。
こちらも10,000 mAhクラスでは非常にコンパクトで軽量なのですが、このサイズ感のモバイルバッテリーで最大30Wに対応する製品はなかなかありません。
コンパクトさと高い充電性能を兼ね備える完成度の高いモバイルバッテリー。バッテリー残量を1%単位で表示してくれるなど使い勝手もいいですね。コンパクトなモバイルバッテリーにパワフルさを求めるならこれです。
CIO SMARTCOBY TRIO 65W
|合計最大95WでiPad + ノートPCを同時充電
- バッテリー容量:20,000 mAh
- 搭載ポート:USB-C x 2、USB-A x 1
- USB-C出力:最大65W(合計最大95W)
- サイズ:約149 x 71 x 26mm
- 重量:約410 g
- 20,000 mhAクラスではイチオシのモバイルバッテリー
CIO SMARTCOBY TRIO 65Wは、20,000 mAh&合計3ポートを搭載するモバイルバッテリー。USB-Cポートが最大65W、合計で最大95Wに対応するパワフルなモバイルバッテリーです。
上ではiPad(第10世代)とMacBook Airを同時充電しています。それぞれ30W・65Wの合計95Wで出力されています。これができるモバイルバッテリはなかなかありません。
サイズは149 x 71 x 26mmで、CIO SMARTCOBY Pro 30W(10,000 mAh)と並べてみると結構な差があります。重量も約410 gと重め。
バッテリー容量とサイズ・重量は、どうしても比例して大きくなってしまいます。持ち歩くなら10,000 mAhクラスのモバイルバッテリーがおすすめですが、車移動が多い方などある程度のサイズ・重量を許容できる場合は20,000mAhクラス以上のモバイルバッテリーが選択肢に入ってきます。
Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)
|旅行や出張時に安心の大容量モバイルバッテリー
- バッテリー容量:24,000 mAh
- 搭載ポート:USB-C x 2、USB-A x 1
- USB-C出力:最大65W
- サイズ:約160 x 85 x 27 mm
- 重量:約500 g
- デカ重だが旅行や出張時に安心の超大容量モバイルバッテリー
Anker 537 Power Bankは24,000 mAhバッテリーを搭載するモバイルバッテリー。これだけのバッテリー容量があれば旅行や出張時でも安心です。
2つのUSB-CポートとUSB-Aポートの合計3ポートを搭載し、USB-Cポートは最大65Wの出力が可能です。2つのUSB-Cポートを同時に使用したときは最大45W・最大20Wで振り分けられ、iPad+スマホを同時に急速充電できます。
20,000 mAhを超える超大容量モバイルバッテリーということもあり、サイズは約160 x 85 x 27 mmと大きめ。重量も約500 gと重量級です。
普段使い用のモバイルバッテリーとして使用するのはオーバースペックですし、大きく重すぎますが、旅行や出張、アウトドアなどのシーンでは大活躍してくれるモバイルバッテリーとなるでしょう。
関連:Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)レビュー
iPadアクセサリー・周辺機器おすすめ【USB-C/Lightningケーブル】
iPadには付属のUSB-Cケーブルが付属されていますが、毎日の充電やデータ転送など出番が多いこともあってもう1本用意しておくと便利です。
- Anker PowerLine III Flow(USB-C/Lightning)
- オウルテック 巻き取り式USB-Cケーブル
- Anker PowerLine II USB-C 3.1 (Gen2)ケーブル
Anker PowerLine III Flow(USB-C/Lightning)
|柔らかく扱いやすい鉄板のUSB-Cケーブル
- 柔らかく扱いやすいUSB-Cケーブル
- 最大100W(5A)の充電に対応(USB-C to C)
- USB規格:USB 2.0
- 映像/音声出力:未対応
- 長さ:0.9 m/1.8 m
iPadの充電ケーブルをお探しの方にぜひチェックして欲しいのが、扱いやすく使い勝手のいいこちらのAnkerのUSB-Cケーブルです。USB-C to CとUSB-C to Lightningの2種類用意されています。
ケーブルの外皮にはシリコン素材が使われており、柔らかくとにかく扱いやすい!巻きグセがつきにくく、絡むことも一切なくストレスなし。また選べるカラーバリエーションもポイントで個人的にも気に入っているUSB-Cケーブルです。
USB-C to Cケーブルについては最大100WのUSB PD充電に対応しており、iPadだけでなくノートPCなどの大型デバイスの充電にも利用できます。
オウルテック 巻き取り式USB-Cケーブル
|iPadと一緒にコンパクトに持ち運べる
- 巻き取り式(リール式)USB-Cケーブル
- 最大60W(3A)の充電に対応
- USB規格:USB 2.0
- 映像/音声出力:未対応
- 長さ:1.2 m
iPadと一緒に持ち運びたい方におすすめなのが、こちらのオウルテックの巻き取り式USB-Cケーブル。
両端のコネクタを引っ張ることでケーブルが伸び、長さは1.2 mとなります。必要な分だけ伸ばせるので邪魔にならないですし、持ち運び時にはコンパクトにでき便利。
持ち運び用だけでなく普段使いにも便利な巻き取り式ケーブルです。USBカーチャージャーと一緒に車に常備しておくのもいいかもしれません。
Anker PowerLine II USB-C 3.1 (Gen2) USB-Cケーブル
|映像出力も可能な高性能USB-Cケーブル
- 100W充電からデータ転送、映像出力までをカバーできる高性能なUSB-C to Cケーブル
- 最大100W(5A)の充電に対応
- USB規格:USB 3.1 Gen2(最大10Gbpsのデータ転送)
- 映像/音声出力:対応(オルタネートモード対応)
- 長さ:0.9 m
iPadの充電以外にもデータ転送や映像出力にも使用したい、ということならAnker PowerLine II USB-C 3.1 (Gen2) USB-Cケーブルをチェックしてみてください。
最大100WのUSB PD充電に対応し、USB 3.1 Gen2で最大10Gbpsのデータ転送に対応、さらには外部ディスプレイへの映像・音声出力にも対応します。
これ1本であらゆる使い方に対応できます。このような高性能なUSB-Cケーブルと持っておくとなにかと活躍してくれますよ!
iPadアクセサリー・周辺機器おすすめ【Lightning/USBアダプタ・ハブ】
続いては、おすすめiPadアクセサリー・周辺機器としてSDカードリーダーやハブをご紹介しています。iPadのUSB-Cポートでできることはたくさんあります。ぜひ活用のヒントにしていただければと思います。
Apple SDカードカメラリーダー(USB-C/Lightning)
|SDカード内の写真・ビデオをiPadに取り込める
- SDカード内のデータを取り込めるSDカードリーダー
- USB-C版・Lightning版あり
- UHS-II対応で高速なデータ転送
AppleのSDカードカメラリーダーは、個人的にもよく利用しているアクセサリーです。カメラやムービー、アクションカムなどでSDカードを扱う方はひとつ持っておいて損はありません。
カメラを利用する方であれば、SDカードカメラリーダーで撮影した写真や動画をiPadに取り込み、そのまま編集できます。
iPadの写真アプリはRAW現像に対応しています。パソコンが手元になくても、出先でデータの取り込みからRAW現像までをiPadで完結させられます。
AppleのSDカードカメラリーダーはUHS-IIに対応し、高速なデータ転送が可能です。他のリーダーと比較して若干お高めではあるものの、性能を考慮すると高過ぎるわけではありません。iPadだけでなくパソコンにも利用できるので、使えそうな場面があるならチェックです。
Apple Lightning – USB3カメラアダプタ
|Apple純正のLightningアダプタ
- Lightningポート搭載iPad向けアダプタ
- USB-Aポート、電源供給用のLightningポートを搭載
- カメラや有線キーボード、外部ストレージなどをiPadに接続できる
iPad(第9世代)やiPad mini(第5世代)などLightningコネクタ搭載のiPadで周辺機器と連携したい場合、Apple Lightning – USB3カメラアダプタをチェックしてみてください。
製品名にあるとおりデータを取り込むためにカメラを接続してもOKですし、有線キーボードやマウス、外部ストレージも接続でき、iPadの活用の幅がぐっと広がります。
USB-Aポートの隣にあるのは、電源供給用のLightningポートです。接続する周辺機器によっては、電源供給のためにLightningケーブルを接続しないと動作しない場合があります。
Lightningに対応するサードパーティ製アダプタ・ハブは多く販売されていますが、MFi認証のないものがほとんど。問題なく使えたとしても挙動が不安定だったり、iPadOSのアップデートで使えなくなってしまうリスクも。Lightning関連アクセサリーの場合は、Apple純正品が確実で安心です。
Apple USB-C Digital AV Multiportアダプタ・Lightning – Digital AVアダプタ
|iPadの画面を外部ディスプレイに出力
- HDMIポートを搭載するUSB-C/Lightningアダプタ
- テレビや外部ディスプレイにiPadの画面をミラーリングあるいは拡張できる
- USB-C版・Lightning版あり
AppleのAVアダプタを使えば、iPadの画面をテレビや外部ディスプレイに出力することができます。
旅行先で撮影した写真やビデオをテレビに映したり、プレゼンのために会議室のテレビに出力したりと、活用できる場面は多々あります。Apple Pencilで買い込んでいる様子をミラーリングしてホワイトボードのように活用するのも便利ですね。
USB-C Digital AV Multiportアダプタでは、映像・音声出力用のHDMIポート、データ転送など周辺機器と連携できるUSB-Aポート、iPadへのパススルー充電に対応するUSB-Cポートが搭載されています。
iPad Air(第5世代)、iPad Pro 11インチ(第3世代以降)、iPad Pro 12.9インチ(第5世代以降)は、iPadOSの拡張ディスプレイ機能に対応します。
異なるアプリのウインドウを並べたり切り替えたり。AppleのAVアダプタを使えば、上のようにiPadをパソコンライクに活用できます。
映像出力系の周辺機器は、正常に動作しないなど製品によって動作が不安定になることも。安定性に関してはApple純正品がベストですね!
iPadの映像・出力については以下の記事で詳しく解説しています。さらに詳しく知りたい方は以下を参考にしてください。
Belkin Connect USB-C Multimedia Hub
|7−in-1の多機能USB-Cハブ
- 合計7つのインターフェースを搭載する多機能USB-Cハブ
- iPadに接続するだけでパソコン並みの拡張性を獲得できる
合計7つのインターフェースを搭載するBelkin Connect USB-C Multimedia HubをiPadに接続すれば、その拡張性はパソコン並み。
- USB-C x 1(USB 3.1 Gen2、最大100Wのパススルー充電対応)
- USB-A x 2(USB 3.1 Gen2)
- SDカードスロット(UHS-I)
- microSDカードスロット(UHS-I)
- HDMIポート(HDMI 2.0 最大4K/60Hz)
- 有線LANポート(2.5Gbpsイーサネット)
これらすべてのインターフェースがiPadで動作することを確認しています。
外部ディスプレイにiPadの映像を出力しながら、SDカードの写真を取り込んでRAW現像する。こんなパソコンのような使い方ができるのは強いですね!
高性能なUSB-Cハブということもあり高価な製品ですが、例えばiPadとノートPCの共用USB-Cハブとして活用するのもいいでしょう。拡張性を求めるならコレです。
iPadアクセサリー・周辺機器おすすめ【イヤホン・音楽関連】
続いてご紹介するのは、おすすめのiPadアクセサリーとして便利な音楽関連の製品をご紹介します。
Apple USB-C – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ
|イヤホンジャックのないiPadで有線にイヤホンを接続できる
- イヤホンジャックのないUSB-Cポート搭載iPadモデルで有線イヤホンを使用するためのアダプタ
- DAC内蔵、イヤホンマイク対応
USB-Cポートを搭載するiPadにはイヤホンジャックがありません。一般的にはAirPodsなどのBluetooth接続に対応するワイヤレスイヤホンを使用することが多いかと思いますが、なかには有線イヤホンを使用したいという方もいらっしゃると思います。
そこでApple USB-C – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタの出番です。
iPadのUSB-Cポートにアダプタを接続することで、イヤホンジャックのないiPadでも有線イヤホンを使用できるようになります。上ではAppleのEarPodsを接続していますが、マイク機能含め問題なく使えています。
同じような製品はたくさんありますが、USB-C – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタはDAC(デジタルからアナログに信号を変化する機能)を内蔵し、Apple純正品ということもあり間違いありません。
AirPods・AirPods Pro
|Appleデバイス間のシームレスな接続先切り替えが便利
- Apple純正の完全ワイヤレスイヤホン
- iPadやiPhoneなどAppleデバイスとの相性は抜群
- シームレスな接続先切り替え
- インイヤー型で軽い装着感のAirPods(第3世代)、カナル型&ノイズキャンセリングで没入感を楽しめるAirPods Pro(第2世代)
iPadで使うワイヤレスイヤホンといえば、まずおすすめすべきなのはAirPods(エアーポッズ)でしょう。Bluetooth接続に対応するイヤホンであればiPadに接続できますが、AirPodsが便利なのはiPadをはじめとするApple製品との連携です。
なかでも便利なのがシームレスな接続先切り替え。iPhone × AirPodsで音楽を聴いていて、次の瞬間にiPadに持ち替えると、 AirPodsの接続先がiPhoneからiPadに自動的に切り替わります。
iPhoneからiPadへ、iPadからiPhoneへと持ち替えるだけでAirPodsが付いてくる感じですね。これがめちゃくちゃ便利なんです。iPad以外にiPhoneやMac、Apple TV 4Kをお使いの方であれば、AirPodsを選ぶことで大きい恩恵を受けられます。
- インイヤー型で快適な装着感
- カナル型イヤホンの圧迫感が苦手な方におすすめ
- 周囲の音が自然に入ってくるので屋外でも使いやすい
- 高い遮音性と優秀なノイズキャンセリング機能で没入感を感じられる
- 外音取り込みモードは優秀だが、音の方向は認識しづらいため屋外では使いにくい
- 数あるカナル型イヤホンのなかでは、装着感は楽なほう
私自身、装着している時間が長いのはAirPods(第3世代)です。とにかくラクなんですよね。圧迫感が一切なく、長時間装着していても不快感がありません。また周囲の音を聞けるので家族から話しかけられても反応できます。
没入感を優先したい方はAirPods Pro(第2世代)がおすすめ。第2世代となりもともと優秀だったノイズキャンセリング機能がさらに進化しています。
HomePod・HomePod mini
- Apple純正のスマートスピーカー
- iPadの外部スピーカーとして活用できる
- 動画視聴時でも遅延が少ない
- iPadだけでなくiPhoneやMac、Apple TVとも連携できる
HomePod・HomePod miniは、Apple純正のスマートスピーカーです。
スマートスピーカーといえばAmazonのEchoシリーズが有名ですが、iPadなどAppleデバイスとの連携においては、やはりHomePod・HomePod miniに軍配が上がります。
HomePodでできることはたくさんありますが、iPadとの組み合わせで活躍してくれるのは特に動画視聴でしょう。HomePodをiPadの外部スピーカーとして使え、迫力のある音で動画視聴を楽しめます。
HomePodでできること・活用方法については以下の記事で詳しくご紹介しています。スマートスピーカーに興味のある方はぜひチェックしてみてください。
iPadアクセサリー・周辺機器おすすめ【Apple Pencil関連】
Apple Pencilは筆圧や傾き検知に対応、描写の遅延が少ないiPad向けの高性能なスタイラスペンです。その使用感は従来のタッチペンとは比べものにならず、「Apple Pencilを使いたいからiPadを購入した」という方もいるほどです。
メモ・ノート用途からイラストやデザインまで、Apple PencilがあればiPadの活用の幅がぐっと広があります。お持ちでない方はぜひ検討してみてください!
Apple Pencil(第1世代/第2世代)
- iPad専用のApple純正スタイラスペン
- 筆圧・傾きを感知するセンサー
- ダブルタップでツール切り替え(第2世代)
- 第1世代は接続するだけ、第2世代はマグネットでくっつけるだけで充電・ペアリングされる
Apple Pencilには第1世代と第2世代の2種類あり、それぞれ対応するiPadモデルが異なります。
第1世代と第2世代の特徴、対応するiPadモデルをまとめました。
Apple Pencil (第1世代) | Apple Pencil (第2世代) | |
---|---|---|
充電・ペアリング方法 | Lighitng ※1 | 磁気コネクタ(ワイヤレス) |
筆圧・傾き検知 | 〇 | 〇 |
ダブルタップによるツール切り替え | × | 〇 |
長さ | 175.7 mm (キャップ含む) | 166 mm |
直径 | 8.9 mm | 8.9 mm |
重量 | 20.7 g | 20.7 g |
対応iPadモデル | iPad(第6世代以降) iPad mini(第5世代) iPad Air(第3世代) iPad Pro 12.9(第1世代/第2世代) iPad Pro 10.5インチ iPad Pro 9.7インチ | iPad mini(第6世代) iPad Air(第4世代以降) iPad Pro 12.9(第3世代以降) iPad Pro 11(第1世代以降) |
※1 iPad(第10世代)とのペアリング・充電には「USB-C – Apple Pencilアダプタ」が必要です。 |
第1世代よりも第2世代のほうが機能が多く遅延も少ないとされていますが、スタイラスペンとしては第1世代でも十分優秀です。
Apple Pencilが活躍してくれる場面はたくさんあります。個人的にはメモやノート、画像編集・レタッチ時にApple Pencilを使うことが多いですね。Apple PencilはiPadを購入したなら検討したいアクセサリーです。絵を描かない方でも活用できる場面は多いので、ぜひチェックしてみてください。
ai-lead. Apple Watch用クリップ りんごのへた2
- Apple Pencil向けクリップ
- 胸ポケットやペンホルダーに固定できるアイデア製品
- 第1世代/第2世代対応
こちらはApple Pencil向けのペンクリップです。第1世代と第2世代に対応します。
挟みこむようにしてApple Pencilにセット。クリップが付くことで胸ポケットやバッグ内のペンホルダーなどに固定できるようになります。
第2世代ではクリップを付けたままの充電・ペアリングが可能です。
長く愛用していますが、邪魔になると感じたことはありません。第1世代にセットして転がり防止にも有効ですね!
tomtoc Apple Pencilケース(第1世代/第2世代対応)
- Apple Pencilを収納できるハードケース
- 内部の起毛素材でしっかり保護できる
- 高級感のあるデザイン
- マグネット開閉式
iPadと一緒にApple Pencilを持ち運ぶ方は、Apple Pencilケースを用意しておくと便利です。
第2世代のApple PencilはiPadにくっついてくれますが、衝撃が加わるとポロッと落ちてしまいます。私自身、知らない間に外れてしまっていて紛失しそうになったことがなどがあります。
こちらのtomtocのApple Pencilは、ハードタイプのケースでApple Pencilをがっちり保護してくれます。蓋はマグネットで固定されており、その磁力は強めなので勝手に蓋が開いてしまうことはありません。デザインもおしゃれで気に入っているApple Pencilアクセサリーのひとつです。
内側は起毛素材が使われており高級感もありますね。第1世代と第2世代に両対応します。
便利なアクセサリーでiPadを徹底活用!
iPadユーザーにとって鉄板のアクセサリーから、なくても困らないけどあれば幸せになるアクセサリーまで幅広くご紹介させていただきました。どれもおすすめできる製品ばかりです。
Apple Pencilがあればノート・メモだけでなく本格的な絵を描けますし、キーボードを接続すればテキスト入力がより捗ります。SDカードリーダーがあれば、画像の取り込みから編集、現像までを環境を問わずiPad上で完結させられます。
使用するアクセサリーでできることが広がるという意味では、iPadアクセサリー選びは超重要。ぜひこの記事を参考に、便利なiPadアクセサリーを選んでみてください!
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