新型iPad Proが発売されるのではないか。という噂があるものの、僕が愛用している10.5インチiPad Proはまだまだ現役。十分すぎる性能と便利なApple PencilやSmart Keyboardなど、これからも長く活躍してくれそうです。
iPad Proを長く使うにあたって、気にしておきたいのが美しいRetinaディスプレイの保護です。落下などの強い衝撃による割れはもちろん、小さな擦り傷にも注意を払いたいところです。
仮に傷がついてしまい修理となると、その修理費は非常に高額。10.5インチのディスプレイの損傷を修理するには、なんと49,800円(税別)もかかります。Apple Care+に加入していれば4,400円(税別)で済むとは言え、修理に出す手間や預かり期間を考えればできるだけ修理という話は避けたいところですよね。
ということで今回は、そんな10.5インチiPad Proにおすすめの保護フィルム・ガラスフィルムを紹介いたします。「フィルムを貼っておけばよかった・・・」と後悔する前に、キレイなうちにしっかり保護しておきましょう。
iPad Pro 10.5の保護フィルム選びのポイント
10.5インチiPad Proの保護フィルムを選ぶにあたって、抑えておきたいぽポイントがいくつかあります。おすすめフィルムを紹介する前に解説しますので、購入前にチェックしておいてください。
TPUフィルムとガラスフィルム
保護フィルムには大きくわけて、TPU素材の「TPUフィルム」と強化ガラス素材の「ガラスフィルム」の2つがあります。一昔前はPET素材のフィルムが主流でしたが、浮きや耐衝撃性の面から、いまではTPU素材が主流です。
以下ではTPUフィルムとガラスフィルム、それぞれの特徴をまとめていますので参考にしてください。
ガラスフィルム | PET/TPUフィルム | |
素材 | 強化ガラス | PET/TPU |
硬さ | 硬い(割れることがある) | 柔らかい(衝撃を吸収してくれる) |
厚さ | 厚い(ケースとの干渉することがある) | 薄い(ケースと干渉しづらい) |
指ざわり | 滑りづらい(最近は滑りやすいように加工されていることが多い) | サラサラ(アンチグレアタイプ) |
貼りやすさ | 硬くまっすぐなため比較的簡単に貼れる | コツが必要、気泡が入りやすい(気泡が抜けるタイプもあり) |
価格 | 液晶保護フィルムと比較すると高い | 安い |
おすすめは強化ガラス素材でできた「ガラスフィルム」です。その理由は単純で「貼りやすいから」です。iPad Proの場合スマホとは違い画面も大きく、必然と貼り付けの難易度が上がります。
貼り付けに失敗し、せっかく購入したフィルムを無駄にしてしまった・・・という経験は誰しもがあるはず。そういう意味では貼りやすさは非常に重要です。貼り付けに自信がないという人はガラスフィルムがおすすめです。
Apple Pencilを使用する場合の注意点
Apple Pencilを使用する場合に注意したいのは、保護フィルムを貼ることによって書き味が変わってしまうということです。
一般的にガラスフィルムやグレア(光沢)タイプのTPUフィルムはペン先が滑りつるつるした感触になりがちです。一方でアンチグレア(反射防止)タイプのTPUフィルムでは、ペン先にほどよい抵抗が生まれ、書きやすいという人もなかにはいます。この記事でも紹介していますが、エレコムからはApple Pencilユーザーに特化した「 ペーパーライクフィルム 」なんてフィルムも販売されています。
さらに厚いガラスフィルムを使用する場合、Apple Pencilのペン先とディスプレイに距離が出てしまい、書きやすさに影響してくることがあります。
このあたりは使い手の好みの問題もありますが、Apple Pencilを愛用しているのであれば、書き味の問題は気にしておいたほうがいいでしょう。
【ガラスフィルム】iPad Pro 10.5のおすすめフィルム
それではここからおすすめのガラスフィルムを紹介していきます。おすすめはガラスフィルムですが、後半でTPUフィルムも紹介していますので、そちらもぜひチェックしてください。
【Nimaso】まずおすすめしたい人気のガラスフィルム
まずおすすめしたいガラスフィルムが、購入ユーザーからの評価が高く人気のNimasoのガラスフィルムです。Nimasoは保護フィルム業界では大定番のメーカーです。
一般的なガラスフィルムの厚さは0.3mm程度ですが、このガラスフィルムの厚さは0.26mmと薄型。Apple Pencilユーザーにとっては薄ければ薄いほうがいいですし、装着感も出にくいので見栄え的にも薄いほうがいいですね。
迷ったらこれと言っていいガラスフィルム。おすすめです!
【ESR】位置決めしやすいガイド付きガラスフィルム
ESRも保護フィルムではお馴染みのメーカーです。こちらは貼り付け時に位置決めしやすいようガイド枠が付属されています。
ディスプレイが大きいiPadですから、いくら貼りやすいガラスフィルと言えども位置決めは慎重になる必要があります。ガイド枠があれば目印ができさらに貼りやすくなるので、貼り付けが苦手な人におすすめです。
もちろん貼りやすいだけでなく旭硝子社製強化ガラス、指がひっかからないラウンジエッジ加工など、ガラスフィルムに求められる機能は必要十分に搭載。
【TXDUE】コスパ抜群のガラスフィルム2枚セット
コストパフォーマンスを重視するなら、こちらのガラスフィルム2枚セットがおすすめ。ガラスフィルムは消耗品です。長く使えば傷がついたり浮きが出てきたりとだんだんと傷んできます。
消耗品だということを考えると、価格が安く複数枚セットは魅力的です。そしてこのガラスフィルムは気軽に選べる価格であるのと同時に、購入ユーザーからも評価されているフィルムです。そういう意味では非常に選びやすいフィルムとなっています。
【EURPMASK】アンチグレア(反射防止)タイプのガラスフィルム
太陽光や蛍光灯の反射、ギラツキが苦手な人におすすめしたいアンチグレアフィルム。ガラスでアンチグレアは珍しくあまり見ません。ガラスでなおかつアンチグレアが好みの人にはうってつけのフィルムでしょう。
アンチグレアフィルムには反射を抑えサラサラの指すべりというメリットがあります。しかしこのガラスフィルムはApple Pencilとの相性はあまりよくないのと、アンチグレア特有のくすみがあるので気になる人は注意が必要です。
【Nimaso】ブルーライトを92%カットしてくれるガラスフィルム
目の疲れの大敵のブルーライトを92%カットしてくれるNimasoのガラスフィルム。ブルーライトは目の疲れだけでなく寝付けの悪さにも影響するので、気になる人はぜひ試してみましょう。
ブルーライトカットという特性上、どうしてもフィルム全体が黄色がかかっています。iPad Proが白色だと少し黄色が目立ってしまう可能性がありますので、その点はご注意を。
【TPUフィルム】iPad Pro 10.5のおすすめフィルム
ここからはおすすめTPUフィルムを紹介していきます。貼りやすさから基本的にはガラスフィルムのほうがおすすめですが、Apple Pencilユーザーでペーパーライクフィルムを使いたい人にとっては十分アリです。
【ラスタバナナ】アンチグレア(反射防止)タイプのTPUフィルム
ラスタバナナのアンチグレアタイプのTPUフィルム。ガラスフィルムと比べ非常に薄く、キレイに貼り付けられれば装着感なく使用できます。
どうしてもクリアさは下がってしまいますが、反射やギラツキが苦手な人や、サラサラの指すべりを重視したい人におすすめです。
【エレコム】Apple Pencilユーザーに特化したペーパーライクフィルム
Apple Pencilユーザーにおすすめしたい、エレコムのペーパーライクフィルム。「紙のような書き心地」といううたい文句があるとおり、フィルムの表面にほどよいザラつきが作られています。
ガラスフィルムはどうしてもペン先がつるつると滑ってしまいます。紙のようにある程度ペン先に抵抗を感じるほうが書きやすいと感じる人がほとんどでしょう。
ペン先の正確さを求められる、文字をよく書く人や絵を描く人におすすめしたいフィルムです。
【MS factory】高評価で人気のペーパーライクフィルム
おすすめのペーパーライクフィルムをもうひとつ。こちらはMS factoryのペーパーライクフィルムです。少し値が張ることが難点ですが、多くの購入ユーザーから高評価を獲得しています。
Apple Pencilをフル活用している人にとっては選ぶ価値ありです!
あなたのお気に入りの保護フィルムは見つかりましたでしょうか?冒頭でも書きましたが、張りやすさを考えるとガラスフィルム、Apple Pencilを使う機会が多いならペーパーライクフィルムがおすすめです。
「10.5インチiPad Pro用保護フィルムをもっと見たい!」ということであれば、以下から売れ筋保護フィルムをチェックしてみてください!
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