
iPad(第9世代)がでましたね!パワフルなA13 Bionicチップを搭載し、普段使いにおいては十分過ぎるほどの性能を備え、Apple PencilとSmart Keyboardにも対応。
そしてiPad(第9世代)の価格は39,800円からと、第8世代にひきつづ貴3万円台から選べるコスパの良さも魅力ポイント。第8世代は長く品薄状態が続いていましたから、第9世代も同じような状況になるのかもしれません。
本記事では、iPad(第9世代)を購入したならなるべく早めに用意しておきたい「iPad(第9世代)向けおすすめケース・カバー」をご紹介します。軽量で薄型のシンプルなケースから、多機能な手帳型ケース、高級感のあるレザーケースなど、さまざまなタイプからおすすめのiPadケースをピックアップしています。
iPad向けケースは家電量販店でも販売されていますが、ネットで購入した方がお得なことが多いですよ!
iPadケースの選び方
まずは「iPadケースの選び方」ということで、購入前にチェックしておきたいポイントについて解説します。
- iPadケースのタイプ(背面ケース・手帳型ケース・スリーブなど)
- iPadケースの素材(TPU・PC・PUレザーなど)
ポイントはこの2点。
外に持ち出す機会が多いのなら、ディスプレイ側と背面を全面的にカバーできる「手帳型ケース」が安心でしょう。逆に屋内での使用が中心なら、フラップの開け閉めが必要ない「背面ケース」が便利です。タイプ別にメリットとデメリットをまとめてみます。
iPadケースのタイプ | メリット | デメリット |
背面ケース (フラップなし) | ・フラップを開閉する必要がないので楽 ・フラップがないのでかさばらない ・全面を保護できる | ・液晶画面は保護できない |
フラップケース | ・薄手でかさばらない | ・背面部分は保護できない |
手帳型ケース (フラップあり) | ・液晶画面まで保護できる ・カードホルダーやスタンド機能など機能面が充実 | ・フラップの開閉が面倒 ・かさばってしまう ・重くなりがち |
耐衝撃ケース | ・高い耐衝撃ケースでがっちり守ってくれる | ・かさばってしまう ・重くなりがち |
キーボードケース | ・キーボードを一緒に持ち運べる | ・かさばってしまう ・重くなりがち |
スリーブケース | ・iPadを裸のまま使用できる ・全面を保護できる | ・使用中は保護できない |
iPadケースがキーボードと一緒になった「キーボードケース」は、個人的にも選ぶことが多いタイプです。どんな環境でもパフォーマンスを落とさずに文字入力できるキーボードケース。重くかさばってしまうデメリットを超える便利さを感じています。
iPadケース選びの際は「ケースの素材」もチェックしておきたいポイント。
保護ケースの素材 | 特徴 |
シリコン | 滑りにくい/衝撃に強い /汚れ(ホコリ)が付着しやすい |
TPU(熱可塑性ポリウレタン) | 衝撃に強い/薄く軽量/成形しやすい/シリコンに代わって採用されることが多い |
PC(ポリカーボネート) | 薄く軽量/いわゆる「プラスチック」素材/衝撃吸収性に劣る(割れることがある) |
PUレザー | 人工的にレザーにみせた素材/本革に比べ軽量/雨に強い/耐久性は本革に劣る |
本革レザー | 革らしい劣化を楽しめる/雨や湿気に弱い/価格が高い |
アルミニウム | 傷が付きやすい/背面に使用されている場合はQiワイヤレス充電できない |
定番はTPU素材ですね。柔らかすぎず硬すぎず、イメージとしてはシリコンよりちょっと硬いくらいの素材で、iPadをしっかり保護してくれます。複数の素材が使われているケースも多くあります。
「落下させたときのことを考えて厚手のケースを選んだけど、重くて片手持ちがつらい」
「やっぱりスタンド機能があるiPadスタンドケースを選んでおけばよかった」
このように後悔しないためにも、しっかりとポイントを押さえておきましょう。「iPadをどのような環境で、どのように使うか」ということを事前にイメージしておくことがケース選びのコツです。
タイミングによって使用環境が変化する場合は、自宅ではスリーブケース、持ち出すときは手帳型ケース、というように利用シーンによって複数のiPadケースを使い分けるのもありです。
iPad(第9世代 / 2021)向けおすすめケース
それではiPad(第9世代)におすすめのケース・カバーをご紹介していきましょう!
Apple Smart Cover
- Apple純正の定番iPadケース
- ディスプレイ側のみを保護できるフラップケース
- スタンドにもなる三つ折りフラップ
- オートスリープ/オートウェイク対応
- 14種類から選べるカラー
まずは定番、Appleの「Smart Cover(スマートカバー)」です。ディスプレイ側のみをカバーするフラップケースで、シンプルなデザインと多彩なカラーバリエーションが魅力。
現時点で14種類ものカラーから選べます。どのカラーも美しいですが、経験上ホワイトなどの薄い色は汚れが目立ってしまうので注意してください。汚れが気になる方はブラックやグリーン、ネイビーなどの濃いカラーがおすすめです。
フラップの開閉で自動的にスリープ/復帰、三つ折りのフラップを折りたたむことでスタンドとしても使えます。デザインだけでなく機能もシンプルですが、そのぶん薄く手持ちしても気にならない薄さ・軽さがSmat Coverの魅力です。
Apple Smart Keyboard
- Apple純正キーボードケース
- Smart Connector接続でペアリング&充電不要
- 選べるキーボード配列(JIS/US/UKなど)
- スタンド機能あり
- オートスリープ/オートウェイク対応
iPadでメール返信や文書作成などで文字入力する機会が多いのなら、まっさきに検討すべきは「Smart Keyboard(スマートキーボード)」でしょう。
画面上に表示させて使用するソフトウェアキーボードでは、キーボードが画面の大部分を占有してしまいます。見にくくなってしまう上にブラインドタッチも難しく、文字入力の効率を上げるのなら、やはり物理キーボードに限ります。
Smart Keyboardの強みは、Smart Connector(スマートコネクター)接続でペアリング・充電が不要であること。iPadに磁力でくっつければ即使える状態に。
一般的なBluetoothキーボードだとペアリング設定や充電が必要ですが、Smart Keyboardなら一切が不要。くっつけるだけ、楽チンです。
ESR Smart Cover/Smart Keyboardと併用できる背面ケース
- シンプルなつや消しクリアTPUケース
- Smart Connector/Smart Keyboardと併用可能
Smart CoverやSmart Keyboardでは、iPad背面側をカバーすることはできません。背面は机に置いたときなど接触することが多い部分ですし、カメラレンズへの接触や傷も気になるところ。
こちらのESRの背面ケースはiPad側面のSmart Connector部分が開けられており、Smart CoverやSmart Keyboardと干渉しない設計となっております。それらを使用しながら、背面もがっちり保護できます。
iPad本体のアルミは思いのほかかんたんに傷がついてしまいます。Smart CoverやSmart Keyboardを選ぶ方で、背面への傷が気になる方におすすめのケースです。
Logicool Combo Touch
- トラックパッド搭載のキーボードケース
- キーボード部分は取り外し可能
- Smart Connector接続でペアリング&充電不要
- 角度調節できるキックバックスタンド
- Apple Pencilホルダーあり
- US(英語)配列キーボード
- オートスリープ/オートウェイク対応
Logicoolの「Combo Touch」はトラックパッドを搭載するキーボードケース。ラップトップのタッチパッドで操作するのと同じように、iPadをパソコンライクにポインタ操作できます。
トラックパッドがあればテキストの選択、コピペもかんたん。トラックパッド操作はタッチ操作するよりも運動量が少なく済むので連続して細かな操作するような作業に向いています。
Combo Touchは上でご紹介したSmart Keyboardと同様にSmart Connector接続。ペアリング&充電は不要で楽チンです。そのほか細かく角度調節できるキックバックスタンド、暗い場所でも正確にタイピングできるバックライト、Apple Pencilホルダーなど機能としてはSmart Keyboardよりも充実しています。
高機能なぶん重量が610gとかなり重めですが……キーボード部分はマグネットでかんたんに脱着できるので、キーボードが必要ないときは取り外せば重さはそう気にならないかと思います。
Spigen 背面も保護できるSmart Cover風ケース
- PCクリアケースの背面とPCレザーのフラップ
- スタンドにもなる三つ折りのフラップ
- オートスリープ/オートウェイク対応
AppleのSmart Coverで保護できるのはディスプレイ側のみで、背面部分は保護できません。こちらのSpigen(シュピゲン)のケースなら、Smart Coverのような身軽さを保ちつつも、クリアケースで背面も保護してくれます。
背面にはクリアで薄型のPC素材が使われており、iPadのデザイン・カラーを隠すことなく使用できます。「全面を保護しつつ、Smart Coverのようにシンプルなケース」という人にはこれです。
TiMOVO PCバンパー&TPUクリアケース
- TPUバンパーとPCクリアケースのシンプルな背面ケース
- ブラック/インディゴ
片手持ちすることが多いiPadにとっては、iPadケースの薄さや軽さは使い勝手に大きく関わってくるところ。「保護したい、でも重くなるのはイヤ」というジレンマを感じている方は多いかと思います。
TiMOVOのiPadケースはTPUバンパーとPCクリアケースのシンプルで軽量・スリムな背面ケースです。バンパーがあることでグリップ感も向上、がっちり保護できるとは言えませんが、衝撃が加わりやすい角をカバーできます。
スリムさ・軽量さを重視したい方は、このような背面ケースとディスプレイを守るガラスフィルムの併用がおすすめです。
エレコム ZEROSHOCK 四隅のバンパーで衝撃を吸収
- ケース四隅に設置されたバンパーが衝撃を吸収
- スタンドにもなる三つ折りフラップ
- グレー/ブラック
エレコムの「ZEROSHOCK」の特徴は、ケース四隅に設置されたバンパー。落下時に衝撃を受けやすい角部分をしっかり保護してくれます。
背面にはクリアなPC素材、三つ折りフラップにはPUレザーが採用されています。三つ折りフラップはSmart Coverのようにスタンドとしても使用できます。
UAG METROPOLIS 耐衝撃性に優れるプレミアムiPadケース
- UAGの人気のケース「METOROPOLIS」
- 米軍MIL規格取得の高い耐衝撃性能
- オートスリープ/オートウェイク対応
- Apple Pencil収納あり
- コバルト/ブラック/マグマ
URBAN ARMOR GEAR(UAG)は、高いたい衝撃性能とミリタリーチックなデザインが特徴のケースブランドです。非常に人気のあるブランドで、「ケースは絶対にUAG」という人もいるほど。
価格は高いですが、多くのファンから支持されているのはそれに見合う機能性・品質だからでしょう。ハードな環境でiPadを使用したい人、iPadをがっちり保護しておきたい人、このようなミリタリーデザインが人が好きな人は要チェックです!
LOOF LooCo 高級感ある本革手帳型ケース
- 本革を使った高級感ある手帳型ケース
- スタンド機能あり
- ブラウン/ブラック/レッド/ブルー/メタリックローズ
「ちょっといいケースを」ということならLOOFの本革手帳型ケースがおすすめです。本革の良さは使い込んでいくにつれ変化していく質感を楽しめる点。愛着をもって長く使えるところに本革の魅力があります。
選べるカラーはブラウン/ブラック/レッド/ブルー/メタリックローズの5色。選ぶカラーによって印象が大きく異なりますね。レザー製品が好きな方にチェックして欲しいケースです。
ZUGU The Muse 8段階で角度調節できるiPadケース
- 8段階に角度調節できるハードケース
- 150cmの高さからの落下テストをクリアした高い耐衝撃性能
- ブラック/ネイビー/パープル/レッド/ブラウン
続いてご紹介するのは、アメリカ発のブランド「ZUGU CASE」の「The Muse」というiPadケースです。
150cmの高さからの落下テストをクリアした堅牢なつくりと、8段階から細かく角度調節できるキックスタンドが特徴。Apple Pencilホルダーも搭載します。
iPadケースとしては価格帯は高めではありますが、ここまで細かく角度調節できるiPadケースはなかなかありません。気になる方はチェックしてみてください!
エレコム 縦置き可能な手帳型ケース
- 360度回転させることが可能な手帳型ケース
- ハンドベルト搭載
- ネイビー/ブラック/ホワイト
スタンド機能に対応するiPadケースは、ほとんどが「横置きのみ対応」です。iPadを縦置きしたい場合は、iPadスタンドを使う方法が一般的。
こちらのエレコムのiPadケースは、横置きに加え縦置きにも対応する数少ない手帳型ケースです。360度回転させることができ、利用シーンに合わせて最適な方向、角度に調節できる仕組みとなっています。
動画視聴は横置きが見やすいですが、WEBぺーじや電子書籍の閲覧などでは縦置きのほうが見やすいことが多いですよね。またキーボードを接続して長文を書くときも縦置きのほうが捗ります。
縦置きできる希少なiPadケース。「こんなケースを探していた」という人は多いはず!
ACE GO 子供に持たせるのにぴったりなEVA素材のiPadケース
- 高いクッション性と過度がないデザインで子供に持たせるのに安心
- スタンドにもなり掴みやすい取っ手付き
- 7色から選べるカラー
遊びながらひらがなを学習できるアプリや、図形を組み合わせたりして学べるiPad向けの知育系アプリは多く配信されています。そういったアプリをうまく活用して子供の知育・教育に活かしたいものですが、iPadを子供に持たせるとなると、どうしても落下による衝撃や傷、故障が気になります。
このiPadケースは、子供に持たせるようなシーンに選んでほしい製品。EVAというクッション性の高い素材が採用されておりiPadをがっちり保護。過度がないデザインで子供のけがの防止にもなります。
分厚くなり持ち運びには向きませんが、自宅で子供と一緒にパズルゲームを楽しむにはぴったりです。カラーは7色から選べます。
V.M スリムなPUレザー製スリーブケース
- スリムなPUレザー製スリーブケース
- スリムでかさばらずインナーケースにぴったり
- ブラック
なかには「できることならiPadにはケースをつけたくない」と考えている方もいるでしょう。ケースを装着すればどうしてもそのぶんの重量が増えることになりますし、ケースによってはiPad本体のデザインを隠してしまうことにもなります。
そんな「裸族」の人におすすめなのが「スリーブケース」。使用時には裸でも、未使用時にはスリーブケースに入れておけば傷を防げます。
こちらはPUレザー使用したスリムなスリーブケース。収納機能こそありませんが、スリムでかさばらうインナーケースや保管用として使うにはぴったりです。
tomtoc 収納たっぷりの多機能ハードケース
- たっぷり収納が魅力のハードケース
- Apple PencilやLightningケーブル、USB充電器などをまるごと収納できる
- 10色から選べるカラー
iPadをフル活用するには、Apple PencilはLightningケーブルやアダプタなどの周辺機器アクセサリーが欠かせません。ただアクセサリーが増えてくると、そのぶん持ち運びも大変に。
そんなときにはこのようなiPadとアクセサリー類をまるごと収納 & 持ち運べるケースがあれば便利です。ハードタイプのケースとなっており万が一の落下時も安心。ケースというよりバックに近い感じですが、一式をまるごと持ち運ぶことが多い人や、保管用として使用したい人におすすめです。
Amazonベーシック コスパ抜群のフェルト製スリーブケース
- Amazonベーシックブランド
- フェルト素材のスリーブケース
- ライトグレー/グレー
Amazonのオリジナルブランド「Amazonベーシック」のスリーブケースです。優しい印象のフェルト素材が特徴で、ケーブルやApple Pencilを収納しておけるポケット付き。
そして価格が1,000円以下(記事執筆時点)と安くコスパは抜群。収納機能はそこそこといったところですが、相場よりかなり安い価格でスリーブケースを購入できるメリットは大きいでしょう。
iPadケースの保護 + αの機能にも注目!
iPadケースを装着するいちばんの目的は「iPadを保護すること」です。保護するだけであれば、どのiPadケースでも目的を果たせますが、やはり保護プラスアルファの機能がiPadを便利に使う上でポイントになるところであり、iPadケース選びの楽しいところでもあります。
もちろんiPadケースのデザインも大事。自分好みのデザインなら気分も揚がります。この記事があなたのiPadケース選びのお役に立てれば幸いです!
\ iPad(第9世代)向けケース・カバーをチェック /
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