なにが変わる?最新MacOS「High Sierra」の3つの進化ポイントと新機能を紹介!

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なにが変わる?最新MacOS「High Sierra」の3つの進化ポイントと新機能を紹介!

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WWCD 2017(Appleが開催している開発者向けイベント)で、iOS11とともに発表された最新MacOS「High Sierra(ハイ・シエラ)」。

今回の「High Sierra」ではファイルシステムが「Apple File System(APFS)」に一新されたり、ビデオコーデックがHEVC(H.265)に対応したり・・・と今回はそんな難しい話は控え目にして、「結局どんな機能が増えるの?」という部分に焦点を当てて最新MacOS「High Sierra」を紹介したいと思います。

「High Sierra」というマイナーな名称変更から分かるとおり、内部的な進化が主になりますが、内容を見てみると実際に使うユーザーにとってもと恩恵を受けられる進化がしっかり見られます。

WWCD 2017でAppleが強調した3つの新テクノロジー

WWCD 2017 High Sierra

まず最初にWWCD 2017でAppleが強調した3つの新しいテクノロジーを紹介します。

この3つのテクノロジーの中には、開発者だけでなくユーザーも直ちに恩恵を受けられるものも含まれています。

APFSを新たに採用しMacの動作速度が向上

「High Sierra」ではファイルシステムが「Apple File System(APFS)」に一新されました。ファイルシステムとは、データを管理する役目を持つシステムのことで、必要不可欠な存在。

High sierra APFS

「APFS」は現在Macデバイスでは主流になっているSSDに最適化されており、より高速な動作に期待できます。

特に便利になるのはファイルコピーの高速化。つまり、大容量のファイルをコピペするときの速度が向上するということです。さらにセキュリティ面、安定性についてもさらに向上します。

ファイルコピーの高速化は4Kビデオといった大容量のファイルを扱う人にとっては非常に便利になるでしょう。

ここが変わる!
  • 主流のSSDに最適化され、より高速に、安全になる
  • 動画などの大容量ファイルのコピペが高速化

動画ファイルの容量が約半分になる「HEVC」が採用

「HEVC」とはH.265の通称で、動画圧縮の次世代形式です。これは従来のh.264と比較し最大約倍の圧縮率を実現するもので、4Kビデオが主流となるこれからの必要不可欠の技術です。

「HEVC」の採用によってまず便利になるのは容量の節約です。Macの内蔵ストレージ容量が大きくなってきているものの、ストレージが溜まった動画ファイルに圧迫されている人も多いのではないでしょうか。これらの動画ファイルの容量が約半分になると考えるとその恩恵は計り知れません。

ちなみにiPhone、iPadの新iOS11でも「HEVC」が採用されるそう。

ここが変わる!
  • 「HEVC」が採用され動画ファイルの容量が約半分になる
  • 動画ストリーミングの再生がよりスムーズに

VRの機能が追加、外部GPUもサポートされる

「Metal 2」という進化したテクノロジーにより、3Dグラフィックの描写がよりスムーズとなりになりVR(バーチャルリアリティ)の機能がプラスされています。これから増えてくるVRコンテンツにもしっかり対応できるということです。

また同時に外付けGPUもサポートされるそう。外付けGPUをThunderbolt 3でMacを接続することにより、VRコンテンツを楽しむなどのさらに高い負荷に耐えられるようになるとのこと。

この辺はユーザーからは未来感を感じる部分にはなっていますが、近い将来誰でも手軽にVRコンテンツを楽しめるようになりそうですね。

ここが変わる!
  • 3Dグラフィックの描写がより滑らかに
  • VR、機械学習の機能が強化
  • 外付けGPUがサポートされる

最新MacOS「High Sierra」の新機能

「High Sierra」のアップデートは、表面的な進化は多くないものの、さらに使い勝手がよくなる新機能がたくさん搭載されています。

MacOS標準ブラウザ「Safari」がさらに高速化!

Appleによると「High Sierra」のSafariはGoogle Chromeよりも80%高速で、世界でもっとも高速なブラウザであるとのこと。

僕は以前Google Chromeを使っていましたが、Safariに乗り換えてからバッテリーが長持ちしていることに気付き、以来ずっとSafariを愛用しています。今でも十分速いような気がしますが、さらに快適に使えるようになるのであれば大歓迎です。

ブラウジングの高速化のほかにも、広告をブロックしたり、ページを開くと自動再生される動画を再生されないようにする設定ができるようになります。

「より快適に、スムーズにブラウジングできるように」というAppleのブレないこだわりが見えます。

写真の整理は写真アプリ任せでOK!

Macに標準写真アプリ「Photos」には、場所、人、撮影時間から写真を分類してくれる「メモリー機能」が搭載されています。写真を撮っているうちに勝手に分類してくれて見返しやすくなる便利な機能なのですが、この「メモリー機能」がさらに増強されます。

High sierra photos

場所、人、撮影時間に加えて、ペット、赤ちゃん、アウトドア、パフォーマンス、結婚式、誕生日、スポーツイベントなど、10以上の新しいカテゴリーが追加され、ますます写真の整理はPhotos任せになります。

好きなだけ写真を撮って整理は完全にアプリ任せ、という時代はもうすぐそこに来ているような感じですね。

メモリー機能の強化以外にも、Live Photosの編集が可能になったり、より高度な写真編集ができるようになったりと細かい部分にも手が加えられています。現状Live Photosは扱いが難しいだけに編集機能が充実してくれるのは嬉しいところです。

日本語、英語を切り替える必要がなくなる

地味に便利だなぁと思ったこの機能。日本語と英語が混在する文章を入力するときは英数キーとかなきーでその都度切り替える必要があります。これが結構手間だったりするんですよ。

High Sierraでは「二言語入力」という技術に対応し、これは入力してる言語が日本語か英語かを認識し、自動的に適切な文字に変換してくれるちというもの。

High sierra 二言語入力

MacOSの文字入力では変換キーを押さずとも自動的に変換されぐいぐい文字入力を進められる「ライブ変換」が搭載されていますが、それがさらに進化するということです。

実は僕はサードパーティ製の文字入力アプリ「Google日本語入力」を使っていているのですが、進化したライブ変換を実際に使ってみて再度検討する必要がありありそう。そもそもライブ変換は文字入力を進めていくだけで気持ち悪いほどに勝手に変換刺されていく便利な機能。もう一度戻ってみようかねぇ。

重要なメモには「ピン留め」しアクセスしやすいように

MacOSの「メモ」アプリは非常にシンプルな機能で誰もがとっつきやすいメモアプリではあるものの、使い勝手についてはちょっとイマイチ。

というのは、メモが増えてくると目当てのメモが奥に埋もれてしまいとにかく探しにくい!そう感じるMacユーザーは多いと思いますが、High Sierraではメモアプリに重要なメモに「ピン留め」できる機能が追加されます。

High sierra メモアプリのピン留め機能

だいたい見返すメモは決まってたりしますからね。重要なメモをピン留めしておくことによってよく見返すメモへのアクセスをよりかんたんにしてくれます。

また、メモ内にテーブル(表)を挿入できる機能も追加されるとのこと。あまり欲しいと思うことはなかったけど、確かにあれば使うかも。

Touch Barの使い勝手がさらに向上

賛否両論あったTouch Barですが、15インチMacBook Pro(2016)を使っている僕はなにかと便利に使っています。

愛用しているメールアプリ「Spark」や「Excel」なんかではTouch Barが作業スピード向上に一役買ってくれています。

High SierraではTouch Barにもさらなる改良が加えられています。例えば、色を選択するカラーピッカーではカスタマイズ要素が増えており、より細かな調整が可能になっています。

Touch Bar搭載モデルを購入した僕にとっては、Touch Barの進化は楽しみにしたいところです。

新MacOSの名称がマイナーチェンジされた時こそ大きな変化がある

WWCD 2017の講演で「MacOS High Sierra」の名称がアナウンスされたとき、「え、冗談?」という空気が流れたそうです。

オーディエンスを若干拍子抜けさせたHigh Sierraですが、内容を見てみるとファイルシステムがAPFSに刷新されたり、H.264の後継規格であるH.265(HEVC)がサポートされ4Kビデオがさらに扱いやすくなったりと、大きく変化していることが分かります。

思い返してみると、OS XのLeopard(レオパード)からSnow Leopard(スノーレオパード)に名称が変わったときはインテルCPUへの移行が、Lion(ライオン)からMountain Lion(マウンテンライオン)になっときは64bitカーネルへの移行が行われました。

名称の変更が小さいときほど大きい内部的な変化を遂げてきているのはAppleのこだわりなのかもしれません。

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