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GoPro HERO7の純正バッテリーの撮影可能時間は?互換バッテリーと比較してみた

GoPro関連の便利なアクセサリーは数多くありますが、中でも交換用の「バッテリー」は必須中の必須。バッテリーを交換できるという理由で「GoPro HERO7 Black」を選んだ人も多いでしょう。

そんなわけで予備の交換用バッテリーを購入するわけですが、GoProに限らず「純正」と付くものはそう安くない。純正バッテリーがベストだと分かっていても、どうしても価格が安い「互換バッテリー」が目に入ってきます。実際に価格的なメリットから互換バッテリーを選ぶ人も多いかと思います。

今回の記事では「そもそも互換バッテリーって大丈夫なの?」「純正バッテリーと比べて撮影可能時間は違うの?」というところを調べてみました。


この記事を書いた人

おりすさるさん

Apple製品まわりのガジェットを中心にレビュー記事を書いているガジェットブロガー。ブログ開設から1000万円以上を費やしレビューしてきた製品は200以上。特にUSB充電器やモバイルバッテリー、キーボードが大好物。元家電量販店店員。

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目次

GoPro HERO7に互換バッテリーを使用するデメリット

GoPro HERO7に互換バッテリーを使用するデメリット
互換バッテリーのデメリットは?

価格的なメリットが大きい互換バッテリーですが、果たしてGoRro HERO7で使っても問題ないのでしょうか。

「もし普通に使えるなら互換バッテリーのほうが安いしいいよね!」

まさしくそうなのですが、互換バッテリーには価格的なメリットがある反面、デメリットもあります。

そのデメリットとは、

  1. 今後のファームウェアアップデートで使えなくなる可能性がある
  2. 互換バッテリーが原因で故障した場合、メーカーサポートを受けられなくなる

といったもの。特に「メーカーサポートが受けられなくなる」というのは怖いですよね。。メーカーは互換バッテリーの使用を推奨していません。推奨していない互換バッテリーが原因で故障してしまっても面倒をみてくれないのは当然のことかもしれません。

「ファームウェアアップデートで使えなくなる可能性がある」というところですが、これは過去に実際にありました。互換バッテリ対策としてGoProが対処したと考えられますが、結局はイタチごっこ。間もなく対策された互換バッテリーが登場、GoPro HERO7が発売されたいまでも互換バッテリーが普通に使えています。

ただ大前提として純正バッテリーがベストだということに変わりありません。「GoPro HERO7にはどのバッテリーがおすすめなの?」と聞かれれば、間違いなく「純正バッテリーがおすすめ」という答えになります。

互換バッテリーを使用する場合は、上で書いたデメリットを十分理解した上で使用する必要があるということです。

GoPro HERO7の純正バッテリーと互換バッテリーで撮影可能時間を比較

GoPro HERO7の純正バッテリーの撮影可能時間は?互換バッテリーと比較してみた

互換バッテリーには他にもデメリットがあります。それは「撮影可能な時間が純正バッテリーより少し短い」のです。感覚的に「ちょっと短いな」と感じていたのですが、今回純正バッテリーと互換バッテリーの撮影可能な時間をきちんと測ってみました。

GoPro純正バッテリーで撮影可能時間を計測

計測の条件は以下の通り。

  • 4K-60fpsモード
  • ハイパースムーズはオン
  • Wi-FI/Bluetooth/GPSはオン
  • 計測中は操作しない

できるだけ普段の利用シーンに近い条件で測りたかったので、4K-60fpsの高画質のビデオモード、すべての機能をオンにした状態で計測しました。

それではスタート!(純正バッテリー)
それではスタート!(純正バッテリー)

▲それでは純正バッテリーからスタート!この状態でバッテリー切れのアラームを待ちます。

約40分経過・・・高熱が原因でダウン!
約40分経過・・・高熱が原因でダウン!

▲約40分後に「ピピッ」とアラームが。「はやっ!」と思って見てみたら、全面の画面に温度計アイコンが表示され、すぐさま電源が切れてしまいました。

4K-60fpsでの連続撮影はこの辺が限界なんだな、とひとつ勉強になりました。このときの部屋の温度は23℃で特に暑かったわけではありません。真夏に屋外だったら30分ぐらいの連続撮影でダメかもしれませんね。

その後15分ほど熱を冷ましてから止めたストップウォッチを再開。

撮影開始後約64分でバッテリー切れのアラーム
撮影開始後約64分でバッテリー切れのアラーム

▲撮影開始後約64分過ぎたところでバッテリー切れのアラームが。ここで終了です。

互換バッテリーで撮影可能時間を計測

続いては互換バッテリーで計測してみます。もちろん純正バッテリーと同条件です。

使用した互換バッテリーはGoPro互換アクセサリーでおなじみ(?)の「TELESIN」の互換バッテリーを使用。

互換バッテリーで計測スタート!
互換バッテリーで計測スタート!

▲十分に熱を冷ましてから、互換バッテリーで計測スタート。

ここで終了!
ここで終了!

▲終了!計測開始後約55分でバッテリー切れのアラームが鳴り電源が切れました。

純正バッテリーと互換バッテリーの撮影可能時間を計測した結果、以下のようになりました。

撮影可能時間
純正バッテリー(AABAT-001-AS)約64分
互換バッテリー(TELESIN) 約55分
条件:4K-60fps/ハイパースムーズオン/Wi-FI・Bluetooth・GPSオン

互換バッテリーもわりと使える(ただし自己責任で)

GoPro公式サイトにはこのようにあります。

出典:GoPro公式サイト

GoPro HERO6の数値ではありますが、今回計測した時間と近いですね。約64分でバッテリー切れというのはリアルなところなのだろうと思います。

そして今回は純正バッテリーと互換バッテリーの撮影可能時間を計測してみましたが、互換バッテリーがかなり奮闘している印象を受けました。「わりと互換バッテリーも使えるな」と思ったのは僕だけではないはず。

もちろん互換バッテリーにはデメリットがあるものの、実際の性能という部分では「そう悪くない」というのが僕の結論です。「予算的に互換バッテリーを選ぼう」というのはありではないでしょうか。

大事なのでもう一度書きますが、大前提としては純正バッテリーの使用が確実・安心なのは間違いありません。

しかし互換バッテリーも問題なく動いてくれていますし(いまのところは)、撮影可能時間も実用的な範囲内。なんと言っても価格も安いのは使い手にとっては嬉しいですよね。

GoPro HERO7 Blackに使える互換バッテリー
TELESINの互換バッテリー

この記事で検証した互換バッテリーはこちらです。ご参考にどうぞ!

まぁ純正バッテリーの価格が下がれば一番いいんですけど。。

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この記事を書いた人

おりすさるさんのアバター おりすさるさん Apple製品大好きなガジェットブロガー

Apple製品まわりのガジェットを中心にレビュー記事を書いているガジェットブロガー。ブログ開設から1000万円以上を費やしレビューしてきた製品は200以上。特にUSB充電器やモバイルバッテリー、キーボードが大好物。元家電量販店店員。

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