一日のほとんどの時間をデスクの前で過ごすという人は多いのではないでしょうか。デスク仕事中心の人は、どうしても運動不足になりがちですよね。
僕自身も「運動不足をなんとか解消しないと」と感じていたときに、ちょうど昇降デスク付きバイク「FlexiSpot V9」のお話をいただきました。
このデスクバイクを販売する会社は、LOCTEKというモニターアームやスタンディングデスクなどを主に扱っている会社。このデスクバイクは同社の「FlexiSpotブランド」の製品になります。実は以前このデスクバイクをクラウンドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で見かけ「へーこんなのあるんだ」と興味を持ったことがありました。
今回その昇降デスク付きバイク「FlexiSpot V9」をレビューする機会をいただけたので、レビューとして実際に使ってみた感想、「で、どうなの?」というところを書いていきます。
運動は身体的、精神的な健康につながる
日々の運動不足は深刻な問題です。主にフリーランスとして働く僕にとっては体が資本。健康でいることが大事・・・日頃の運動不足の上に不摂生がたたってここ3年で10キロ以上も太ってしまった僕が言えることではないかもしれませんが。
とにかくなんとか運動不足を解消しなければいけないことは確かなので、ちょっとでもこのデスクバイクを活用したいなと思っています。
そして運動は身体的な健康だけでなく、精神的な健康にもつながるそうです。こんな記事を見付けました。
運動には不安感を取り除く効果があり、さらには気持ちが前向きになり楽観的になれる効果もあるそうです。確かに運動したあとは気持ちはスッキリしますし、前向きな思考になることは経験的にも分かります。
とは言え、なかなか運動の時間を確保することが難しかったり、具体的になにから始めればいいか分からないという人は多いでしょう。まさにそんな人にこのデスクバイクをチェックしてほしい!
仕事をしながら、テレビを見ながら、ネットサーフィンしながら。このデスクバイクの最大のメリットは「ながら運動」ができることです。運動の時間をなかなか確保できないという人でも、仕事をする一部の時間をデスクバイクの上で過ごすことでしっかり運動できます。
運動は大事!日々の運動不足を感じている人はぜひデスクバイクを取り入れてみましょう。
FlexiSpot V9を使ってみた感想・レビュー
ということで、具体的な感想・レビューを書いていきたいと思います。このデスクバイクはユーザーからの評価が非常に高いのですが、実際に使ってみるとその理由が分かりました。
組み立ては超かんたん
大きい!そして重い!
▲FlexiSpot V9が到着したときはその大きさ、重さ(パッケージ重量は34キロ)にびっくりしましたが、デスクとフィットネスバイクが一緒になっているのですからまぁこんなもんでしょう。
組み立ては男1人で10分かからずできました。キャスター付きの脚を広げ、デスク部分を差し込み、ペダルにゴムカバーを付ければ終了。超かんたんですね!
組み立てはかんたん
▲組み立てはかんたん、ではあるもののとにかく重いので、2人以上で作業したほうが楽。女性1人だとできなくはないけど大変かもしれません。
ちなみにFlexiSpot V9にはホワイトとブラックの2色があるのですが、今回はホワイトを選びました。
まずは自分の身体に合うように各箇所を調整
調節できるのは以下の3箇所。
- デスクの高さ(108cm〜123cm)
- デスクの前後の位置
- サドルの高さ(75.5cm〜94.5cm)
デスクとサドルの調整はガス圧式になっていて、それぞれのレバーを引くだけで楽に調節できるようになっています。デスクバイクを家族や職場仲間と共有したい場合でも、かんたんに自分に合うように調節できるのはいいですね!
左レバー:前後の位置調節、右レバー:高さ調節
▲デスクの裏に高さと前後の位置を調節するためのレバーがあります。
サドルの高さはサドル裏のレバーで調節
▲サドルの高さはこのレバーを引いて調節します。レバーを抑えるようなかたちで引くと勝手に伸びてくるので、デスクバイクに乗ったまま最適な位置にもってこれます。
FlexiSpot V9の推奨慎重は150cm〜190cm、サドルの耐荷重は130kgまで。ほとんどの人は問題ないでしょう。
さっそく漕いでみる
各箇所の調節が完了、さっそく漕いでみます。
負荷レベルは8段階
▲負荷レベルは8段階から選べます。僕がちょうどいいと感じたのは3、4あたりでしょうか。8にするとさすがに重く「ながら運動」の域を超えてくるのでこの辺がちょうどいい感じ。そもそもフィットネスバイクは軽めの負荷で長時間継続して運動する有酸素運動。これだけの負荷レベルの幅があれば問題ありません。
シンプルだが必要十分なメーター機能
▲負荷レベルを調節するダイヤルの上には時間や速度、距離などを表示してくれるメーターがあります。ボタンを押すごとに表示が切り替わります。SCAN(表示の自動切り替え)/TMR(時間)/SPD(速度)/DIS(距離)/CAL(消費カロリー)/ODO(概算距離)/RPM(1分間の回転数)の7つの表示モードがあります。一見簡易的なメーターではありますが、その性能としては必要十分でしょう。
▲フィットネスバイクってこんな静かなものなのでしょうか?こういうバイクに乗るのは初めてなので、他とは比較できませんが、かなり静かです。どれぐらい静かなのかというと、エアコンの稼働音にかき消されるぐらい。「サーーー」というわずかな音が聞こえるだけで、注意して聞かないと聞こえないぐらいです。
静かなのでリビングで使用しても邪魔になることはないですし、なんだったら、家族が寝ている隣で漕いでいても気づかないレベル。相当静かです。
サドルは厚めでお尻にストレスを感じることはない
▲組み立ててすぐに30分ほど無心で漕いでみましたが、このクッション性のあるサドルのおかげかお尻にストレスを感じることはありませんでした。見た目はママチャリの分厚いサドルみたいな感じですね。
キャスター付きで楽々移動できる
▲デスクバイクは重量があり持ち上げるのは大変ですが、キャスターが付いているので移動は楽々できます。フロアが傷ついてしまうことはありませんでしたが、心配なら一緒にマットを用意しておいたほうがいいかも。
漕ぎながらキーボードが打てるレベル。ぐらつきは気にならない
▲漕いでいるときのデスクのぐらつきは、なくはないですが気にならないレベルかと。デスクバイク自体にそこそこ重量があるので安定性という部分では不安感は一切感じません。
漕ぎながらパソコンのキーボード操作も問題なくできます。バテてくると自分自身の横揺れが大きくなってくるので、そうなるとデスク上での細かい操作は難しくなってきますが、テレビ視聴や読書、ネットサーフィン程度なら楽々デスク上でこなせます。
デスクバイク、集中できる?
▲「フィットネスバイクに乗りながら仕事って、集中できるの?」というところですが、僕の感想としては「思っていた以上に集中でき仕事ができる」というものでした。それでもぐっと集中モードに入るとペダルが止まってしまうこともありますが、複雑ではないライトな作業であればペダルを漕ぎながらも全く問題なくこなせられます。
デスクは広々使える
▲デスクの広さは約48cm×約58cm(実測、パームレスト含む)。15インチ前後のノートPCを置いても余裕があります。
デスクを手前に引けばスタンディングデスクとしても使える
▲デスクの位置を前方向にスライドさせれば、スタンディングデスクとしても使える仕様になっています。
デスクの高さは最大123cmまで上がるので高身長の人でも対応できます。ただデスクトップPCが置けるほどデスクは広くないので、メインのスタンディングデスクとして使うには物足りないかもしれません。
いつもの行動をデスクバイク上で!運動不足を解消しよう
テレビを見る時間、本を読む時間、仕事をする時間など、いつもの行動の一部をデスクバイクの上で過ごせば時間がとれない忙しい人でも毎日取り組めるのではと思います。
このデスクが付いてるというところがいいですね!パソコンを置けばデスクバイクの上で仕事ができてしまします。これは一般的なフィットネスバイクには真似できません。デスクに仕事で目を通しておきたい書類を広げチェックしたり、バイクに乗りながらもできることは意外と多い。毎日が忙しい人こそ、このデスクバイクの恩恵を受けられるかと思います。
「運動不足は分かっているけど、仕事が忙しくて」というそこのあなた!忙しいのなら、デスクバイクでどっちも同時にやってしまいましょう!
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