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Ergohuman Pro(オットマン内蔵型)レビュー。投資する価値がある多機能オフィスチェア

高価格帯の多機能オフィスチェアと言えば、アーロンチェアやコンテッサ、そしてエルゴヒューマンが思い浮かびます。僕自身デスク仕事をする時間が長く「少しこだわってみてもいいかな」と思い、エルゴヒューマンのフラッグシップモデル「エルゴヒューマンプロ」を購入してみました。

今回は数ある多機能オフィスチェアから「エルゴヒューマンプロ」を選んだ理由、そして使ってみた感想・レビューをご紹介します。エルゴヒューマンでなくても、多機能オフィスチェアを検討している人はぜひ参考にしてください!

目次

エルゴヒューマンプロ(オットマン内蔵型)を選んだ理由

エルゴヒューマンプロ オットマン内蔵型

なぜエルゴヒューマンプロ?出典:Amazon.co.jp

まずは「なぜエルゴヒューマンプロ(オットマン内蔵型)」を選んだのか、というところですよね。「多機能オフィスチェアメーカーとしてエルゴヒューマンという名前を聞いたことがあった」から、という理由一番大きいかもしれません。

もちろん理由はそれだけではなく、その理由についてはこのあと紹介していくわけですが、なんとなく多機能オフィスチェア=エルゴヒューマンというイメージがあったのです。今までエルゴヒューマンのような高価格帯のオフィスチェアの購入を考えたことがなく、あまり詳しくなかったですし「名前を聞いたことがあるし、評判も良さそうだから大丈夫だろう」という感じで。

思い切って購入してみた結果、大正解だったので良かったものの、一番ベストなのは「実際に座ってみる」ことです。僕と求めるものが同じであれば、ぜひエルゴヒューマンをおすすめしたいところですが、なにせ高い買い物です。実際に座ってみて「これだ!」と思えるものを選ぶのが一番です。

理由1.集中力を妨げるものを排除したかった

話を戻して、エルゴヒューマンプロを選んだ理由についてです。前提として、僕が悩んでいたのはなかなか「集中力の持続」できないこと。腰やお尻が痛いと感じ姿勢を変えようとするごとに集中力が途切れてしまい、気付けばまったく関係のないことをしていた、なんてことがよくありました。

YouTubeやニュースサイトなんかを見だしたらもう最悪。いったん脱線してしまうと、もとの作業に戻るまでかなりの時間がかかってしまいます。その悪魔のささやきは何気ない瞬間に聞こえてきます。腰が痛く姿勢を変えようとした瞬間だけなく、スマホの通知を見た、トイレに行きたくなった、ふと本棚の漫画本が目に入った…など、あらゆることが脱線のトリガーになるのです。

スマホの通知や漫画本は目に入らないところに追いやればいいのですが、腰やお尻が痛くなってくるのは仕方がない部分もあります。この部分を多機能オフィスチェアで潰そうと考えたのです。

理由2.自分の体型や姿勢に合うよう調節できるものがよかった

集中力を妨げる原因の腰やお尻の痛みを軽減してくれるオフィスチェア。1日中と言わなくても、できるだけ長く楽に座っていられるオフィスチェアを探していました。

それには自分の体型や姿勢に合わせて細かく調節できるものがいいと考え、このエルゴヒューマンプロに行き着きました。「どこがどう調節できるのか」というところは後半のレビューで紹介しますが、リクライニングの角度はもちろんアームレストやヘッドレストなど、エルゴヒューマンプロはあらゆる箇所を自分に合うように調節できます。

これまで使っていたチェアが調節できるのは高さぐらい。リクライニングはできても角度の固定はできません。「もうちょっとアームレストが高かったらな」などと不満を抱きながら使っていたので、次は細かく調節できるものをと考えエルゴヒューマンプロを選びました。

理由3.蒸れにくいメッシュ素材

蒸れにくいメッシュ素材であることも、購入前に考えていた条件でした。というのも、これまで使っていたチェアはレザー素材で、夏になると太ももの裏側が汗でべっしょり。これがまた非常に不快でした。メッシュ素材なら空気が通り、その不快感を軽減してくれます。

通気性がよく革のようにヘタりにくいメッシュ素材

通気性がよく革のようにヘタりにくいメッシュ素材

それにレザーだとどうしても「ヘタリ」が起こり、クッション性がなくなってくるので、それもメッシュ素材で解決できるかもと考えました。

理由4.オットマンを別に用意する予定だった

エルゴヒューマンプロには「オットマンなしタイプ」と「オットマン内蔵型」の2種類ラインナップされています。オットマンはデスク前に座ってPC作業するときには必要ありませんが、タブレットで電子書籍を読んだりちょっとリラックスしたいときにあれば便利です。

そして僕がオットマンが欲しかったのは「仮眠時」での使用です。昼食後などどうしても眠気に勝てなくなったときは仮眠を取るのですが、横になる場所を間違えれば、仮眠どころが就寝。ベッドなんかに横になってしまえば2、3時間は寝てしまいます。

さすがにオットマン付きと言えどもオフィスチェアでは、2、3時間も寝るのは無理です。うとうとと20分程度の仮眠をとるには「ちょうどいい」と思ったのです。

Ergohuman Pro(オットマン内蔵型)を使ってみた感想・レビュー

僕は組み立てられた状態で送ってくれる「組立完成品」を購入しました。価格を調べるとAmazonが良さげだったのそこで購入。

写真は撮り忘れてしまいましたが、そのとおり既に組み立てられた状態で到着。梱包材を剥ぎ取るだけで、すぐに使い始められました。

角度や位置など、とにかく調節できる箇所が多い

到着して梱包材を剥ぎ取ったら、まずすることは自分の体に合うように各箇所を調整することです。エルゴヒューマンプロは角度や位置など、とにかく調節できる箇所が多く、あらゆる箇所を自分好みに調節できます。調節箇所が多いので、分かりやすくまとめてみました。

実際に座りながら、ひとつひとつの箇所を自分好みに調節していきます。パソコンを操作する、書き物をする、リラックスする、と利用シーンによって最適なリクライニングの角度やアームレストの位置が異なります。実際に調節しながら座ってみると分かりますが、「これだ!」というポイントを発見できるはずです。

実際に座ってみると「あーこれが多機能オフィスチェアなんだ…」と納得の座り心地。お尻・背中・腰とうまく自分の体重が分散され、体が軽くなったように錯覚するほど。ヘッドレスト、アームレストも「ここに欲しい」というポイントに調節してもってこれますし、とにかく楽ちんです。高い買い物ですが、これは投資する価値があります。

腰をサポートする「ランバーサポート」がいい感じ

ランバーサポートとは、文字どおりランバー(腰部)をサポートしてくれるこの部分。

腰をサポートしてくれるランバーサポート

腰をサポートしてくれるランバーサポート

このこんもりした部分に腰を当てることによって、背筋が伸び正しい姿勢(背筋がS字になっている状態)になるよう導いてくれます。サンバーサポートによって楽に正しい姿勢を維持でき、それが悪姿勢からくる腰痛・疲労感を防止してくれるのです。特に猫背になりがちで腰に腰痛や疲労感を感じている人にとっては、このランバーサポートが助けになってくれるはずです。これがあるのとないのとでは疲労度が全然違い、実際にエルゴヒューマンプロに座り始めてから「腰が痛い」と伸びをする回数が明らかに減りました。

後傾姿勢での作業が楽過ぎる

僕自身は書き物よりパソコン操作している時間が長く、前傾姿勢より後傾姿勢のほうが長時間楽に作業できます。エルゴヒューマンプロに座ってみて感動したのは、この後継姿勢での作業が非常に快適なんです。

これまでもリクライニングを倒し気味にして後継姿勢で座ることが多かったのですが、以前のチェアだと体重がお尻と背中にかかり痛くなることがよくありました。ヘッドレストも位置を調節できないものだったので、首はヘッドレストから浮かした状態。首周りの疲労も貯まりがちでした。

後傾姿勢での作業が楽ちん

後傾姿勢での作業が楽

しかしエルゴヒューマンプロはお尻・背中・首(頭)と体を包み込むように支えてくれるので、自分の体重を感じづらく超快適。エルゴヒューマンプロでの後傾姿勢なら数時間は座って作業に集中できます。アームレストの高さもデスクに合わせられるので、アームレストに肘を置きながら快適にマウス・キーボード操作できます。

エルゴヒューマンプロなら「お尻や腰の痛みで集中力を削がれるのを防ぎたい」という僕の目的を十分に達成できます。この姿勢が楽すぎて、運動不足に気をつけなきゃと逆に心配になることもありますが。。。

内蔵型オットマンが最高!仮眠もとれる

オットマンは座面下に収納されていて、右側にあるレバーを回してアンロック、オットマンを出せるような仕組みになっています。

オットマンは座面下に内蔵されている

オットマンは座面下に内蔵されている

僕の身長は168cm。脚を伸ばすとふくらはぎの下、足首付近にオットマンが当たるのでちょうどいい感じ。座面の一番奥から、オットマンまでの長さを測ってみると約62cmでした。高身長の人はちょっと長さが足りないと感じてしまうかもしれません。エルゴヒューマンプロにはオットマン内蔵型とそうでないタイプがあります。180cmを超える大柄な人はオットマンと切り分けて考えたほうがよさそうです。

内蔵オットマンを出した状態

内蔵オットマンを出した状態

身長が高い人は、乗り物などで窮屈な思いをすることが多いかと思いますが、幸い(?)僕は身長が高くないのでエルゴヒューマンプロのオットマンの位置はいい感じです。

僕はどうしても眠気に勝てないときは、30分程度の仮眠をとるようにしています。仮眠するときは決まってエルゴヒューマンプロの上。オットマンを出してリクライニングを最大限に倒せば、普通に眠れるほど快適です。快適と言ってもベッドよりも快適ではないので、仮眠をとるにはちょうどいいと感じています。ベッドに横になってしまえば仮眠どころではなくなってしまうので。

別売タブレットスタンドで「究極の超楽ワーキングスタイル」

エルゴヒューマンプロには、オプションでタブレットスタンドが用意されています。タブレットスタンドにしては高いな…とは思いながらも購入。というのは、これをしたかったからです。

13インチMacBook Airを載せてみる

13インチMacBook Airを載せてみる

これ、いい意味でも悪い意味でもヤバくないですか?このタブレットスタンドはリクライニングに連動して動くようになっているので、倒せばこのスタンドも一緒についてきます。まるでハンモックの上でパソコン操作している感じ。「とにかく楽に仕事をしたい」という最終形がこれなんじゃないかと思っています。そういう意味では「究極の超楽スタイル」と言えるかもしれません。実際にこのスタイルは非常に快適で疲れ知らず。永遠と作業できそうなくらいです。

賛否両論を呼びそうなスタイルですが、僕自身はかなり気に入っています。一応こういうオプションがあるよ、ということで紹介していきます。興味がある方はエルゴヒューマンプロとご一緒にどうぞ!

重量30kgオーバー!チェアマットは用意しておいたほうがいい

エルゴヒューマンプロの弱点…それは32kgという重量でしょうか。リクライニングを最大限に倒しても安定している安心感はありますが、とにかく重い。キャスターは滑らかに動いてくれますが、持ち上げようとするとかなり重量を感じます。

ここに人が座ることになるので総重量は100kg近くになるわけです。フローリングへのダメージを考えるとチェアマットは用意しておいたほうがいいでしょう。僕自身はすでにフローリングのダメージがある状態なのであまり気にしていませんが、気になる人は気になるはず。

フロアへのダメージが気になる方はチェアマットを

フロアへのダメージが気になる方はチェアマットを

座る時間が長いなら検討してみる価値は十分にある

「10万円もする高機能オフィスチェアなんて、ただの贅沢品でしょ」と思っていました。確かに1日に1時間程度しかデスクで仕事しない、なんて人からすると贅沢品かもしれません。しかし毎日何時間もデスクで仕事をする人からすると、オフィスチェアは「仕事道具」です。プロ野球選手のグローブやバットと同じ。営業マンのスーツと同じです。

僕が高機能オフィスチェアに興味をもったのは「集中力を妨げるものをなくしたい」という目的からですが、僕と同じように考える人は多いんじゃないかと思います。結局自分との戦いになるんですよね。いかに目の前の仕事に集中して取り組めるか、ということを考えると、自然と集中力が切れてしまうトリガーを排除する、という流れになります。僕はそのトリガーになってしまうのは座り続けることで起こる腰痛であったり疲労なのです。

もしあなたが座る時間が長く、腰痛や疲労、そこからくる集中力の途切れに悩んでいるなら、エルゴヒューマンプロのような多機能オフィスチェアの導入をおすすめします。実際にエルゴヒューマンプロを使い始めてから明らかに集中できる時間が長くなりました。僕は集中力は買ってでも欲しいという考えなので、そういう意味ではこのチェアの費用対効果は高いと感じます。気になる方はぜひチェックしてみてください!捗りますよ!

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この記事を書いた人

おりすさるさんのアバター おりすさるさん Apple製品大好きなガジェットブロガー

Appleまわりの製品を中心にレビュー記事を書いているガジェットブロガー。iPhone・iPad・Apple Watch・MacBook界隈の話題が大好物。
元スマホ・光回線販売員。

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