・完全ワイヤレス
・完全独立型
・トゥルーワイヤレスイヤホン
・左右分離型
といくつか呼び名がありますが、今回紹介したいのは、完全ワイヤレスイヤホンである「EnacFire Twins」です。
この価格で通信速度や通信距離がより強化されたBluetooth 5.0、丸洗いできるレベルの防水規格IPX7に対応。
実際に2週間ほど使用してみましたが、「これがこの価格なら安い!」と率直に思いました。
いいと感じた点は、
- 価格が安い
- そもそも完全ワイヤレスイヤホンとしての利便性
- 防水対応でスポーツシーンにも安心して使える
- イヤホンマイクで電話通話ができる
- 物理ボタンではないタッチボタンが使いやすい
- 思ったよりバッテリーが保つ(充電ケース使用で合計最大12時間)
以上の点です。
それではEnacFireの仕様・スペックの紹介と、使用感のレビュー、不満に感じた点を含めて書いていきます。
※この記事ではEnacFireより提供いただいた製品を使用しています。
EnacFire Twinsの仕様・スペック
まずは仕様・スペックの詳細から紹介していきます。
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こうやってスペックを一覧にしてみると、改めてコスパの良さが分かります。
Bluetooth 5.0、IPX7の防水規格に対応。バッテリーの駆動時間はイヤホン単体で約3時間で、充電ケースを使用すれば合計最大12時間の使用が可能です。この価格帯でこれだけの性能を備えているのは非常に魅力的に感じますね。
EnacFire Twinsをレビュー!使ってみた
ということでEnacFire Twinsを実際に使ってみました。主な機能を紹介しながら、感想を書いていきます。
まず完全ワイヤレスイヤホンしてのメリット
これは本イヤホンに限った話ではありませんが、そもそもの話、完全ワイヤレスイヤホンは非常に便利です。
コードが絡まったり、引っ張られて落ちてしまうといったような、煩わしさは一切ありません。イヤホンを装着したまま家事をしたり、筋トレをしたりと、イヤホンによって行動を制限されてしまうこともありません。通勤・通学といったシーンでもストレスなく音楽を楽しむことができます。
とにかく楽なんですよね。これは音質や使い勝手と同じぐらい重要だと思っていて、なぜなら使用していてストレスを感じてしまうイヤホンはいずれ使わなくなってしまうからです。
さらにEnacFire Twinsに関しては、片側のイヤホンの重量がわずか5.1gしかないので、付けているのを忘れるほど。

充電ケースを合わせてもたった44gという重量
有線イヤホンや、左右のイヤホンが繋がっているイヤホンであれば、どうしても装着感を感じますよね。これがほぼないんですよ。素晴らしい!
充電ケースに収納するだけで自動的に充電開始
EnacFire Twinsイヤホン本体はフル充電の状態から最大で180分の連続再生が可能です。付属している充電ケースを使えば、合計最大12時間の使用が可能。完全ワイヤレスイヤホンとしては、十分すぎるほどのバッテリー持ちです。
使った後にイヤホンを充電ケースにしまっておけば、イヤホン本体を自動的に充電してくれるので、体感的には数値以上に長く使えているように感じました。
イヤホン、充電ケースはマグネットの力でセットされるので、大雑把に置いてもしっかり充電開始してくれます。

マグネット式の充電ケース
充電ケースの残量は3つのLEDランプで表示。充電ケースのフタは半透明になっていて、閉じたままでも状態を確認できます。それにちょっとかっこいい。
装着感は問題なし!運動時にも外れる気配がない
完全ワイヤレスイヤホンにおいて装着感も大事ですよね。すぐ外れてしまっては、そもそもイヤホンとして使いにくい上に、紛失の原因にもなってしまいます。
EnacFire Twinsに関しては装着感に問題があるようには感じませんでした。すでに装着されていたMサイズのイヤーピースでぴったり。
もちろん人によって耳の大きさや形状は異なるので、Mサイズのイヤーピースでしっくりこない場合は、付属のS/Lサイズのイヤーピースを試してみてください。ほぼほぼどれかに合うはずです。
ちなみにイヤホンを装着した状態で草むしり・筋トレ・ジョギングと、あえていろいろ動いてみましたが、いずれも落ちてしまう気配はありませんでした。付けていて違和感もなくいい感じです。
そして装着時に見える、イヤホンの六角形のフォルムと渦のようなデザインがかっこよかったりします。無地だとどうしても安っぽく見えてしまったりしますが、ロゴがワンポイントになっていておしゃれですね!
高い防止性能で幅広いシーンで使える
EnacFire TwinsはIPX7という高い防水性能を持っています。これは水深1mで30分間水没させていても、内部に水が侵入しないというかなり高いレベルの防水性能です。
さすがに装着したままでのスイミングやお風呂はおすすめできませんが、突然の雨、運動時に出る汗などには十分対応できます。
これは個人的にこのイヤホンのポイントだと思っています。というのも、ここまで高い防止性能に対応した完全ワイヤレスイヤホンはかなり限られるのです。
例えばApple純正の完全ワイヤレスイヤホン「AirPods」は防水には対応していません。湿度が高い環境下での使用、装着しながらの運動ができないのを残念だと思う人は結構いるはずです。
その点EnacFire Twinsはなんの心配なく、ほとんどの環境下で使用できます。汚れれば水洗いできるレベルの防水性能ですからね。幅広いシーンで使えるのは本イヤホンの強みです。

IPX7に準拠し幅広いシーンで使える
音質は概ね良好だが、低音好きはちょっと物足りないかも
音質に関して抱いた感想は、「あ、これで十分だな」というものでした。低音から高音までフラットで、クセがない感じ。無理やり低音を強調するタイプの音は、個人的にあまり好きじゃないのもあって、概ね満足しています。
ただ低音のドンドンくる音が好きな人からすると、物足りなさを感じるかもしれません。
それでも低音が出ていないわけではなく、R&Bやヒップホップなど、幅広いジャンルに対応できる音質かと思います。
タッチボタンでの操作が便利
取扱説明書上では「MFボタン」となっているタッチボタンが便利。1回タップすれば「再生/一時停止」、2回素早くタップすれば「曲送り」が可能です。最初説明書を読んで「ボタン?どこ?」となりましたが。。確かにこのサイズなら、物理ボタンを搭載するほうが難しいのかもしれません。

物理ボタンではなくタッチボタンで操作
残念ながらイヤホン本体での音量調整や曲戻しはできませんが、よく使う最低限の機能は備わっているので不便を感じたことはありません。
他にも電話がかかってきたときには、1回タップで電話に出れ、長押しで拒否する、といった操作もできます。ピッと音がするまで長押しするとiOSのSiriも呼び出せました。
一時停止、曲送りする度にカバンからスマホを取り出していては、ワイヤレスイヤホンの利便性が低下してしまいます。一部対応していない操作があるとは言え、タッチボタンを使ってイヤホン上で操作できるのは便利です。
惜しい点いくつか
といっても惜しい点、不満に感じた点がいくつかあります。
- 起動時は両耳のイヤホンの電源を入れなければいけない
- 片側で使用したい場合、毎回ペアリングが必要になる
- イヤホンマイク使用時、こちらの声が相手に聞こえづらい
使ってみて感じたマイナスなポイントです。
イヤホンのタッチボタンを長押しして電源を入れるのですが、これを両側のイヤホンでしなければいけません。慣れてしまえばどうってことないのですが、ぜひここは連携させてほしかったなぁと思います。
また両側のイヤホンを同時に使うときには、自動的に最後に接続した機器に繋がるのですが、片側のイヤホンだけを使用したい場合、毎回ペアリングが必要になる点も不便だと感じました。片側イヤホンだけでよく使う、という人にはちょっとおすすめしにくい部分があります。
3つめの不満点は、電話通話などイヤホンマイク使用時において、こちらの声がちょっと届きにくい点です。静かな場所であれば全く問題ありません。ただ車の行き来が激しい幹線道路沿いといったような場所で使用する場合は、正直しんどい部分があります。どうしても口元からイヤホンまで距離がありますからね、ここは諦めてなくてはいけない部分なのかもしれません。
EnacFire Twinsは驚くほどのコスパの良さが魅力!
冒頭でも書きましたが、「これがこの価格なら安い!」と感じさせてくれるコストパフォーマンスが魅力です。
最後に「EnacFire Twinsはこんな人におすすめ」というポイントをまとめておきます。
EnacFire Twinsはこんな人におすすめ
- 手頃な価格のワイヤレスイヤホンがいい
- 完全ワイヤレスイヤホンを検討している
- スポーツシーン、アウトドアなど様々なシーンで使いたい
- 軽量で装着感を感じさせないイヤホンがいい
あなたに当てはまるものがあるなら要チェックです!
またこちらの記事でおすすめの完全ワイヤレスイヤホンを紹介しています。ぜひ参考にしてください!
コメント
コメント一覧 (1件)
very good