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パワフルなEcho用サブウーファー「Echo Sub」レビュー。選ぶべき人とそうでない人があるぞ!

10月30日に新たにEchoシリーズに加わった「Echo Sub」。第2世代の「Echo」「Echo Plus」に接続することで重低音を強化、よりパワフルな音に進化させることができる「Echo用サブウーファー」です。

重低音好きな僕は興味津々。一緒に新発売された「Echo Plus」とのセットを思い切って購入しました。

実際に使用した感想としては「買ってよかった」というものですが、一方で「Echo Subは使用環境がハマらない人も多いぞ」という印象も持ちました。

「Echoの音質がもっと良くなるのなら!」とEcho Subが気になる人も多いでしょう。この記事では、

  1. Echo Subでなにができるのか
  2. Echo Subを実際に使ってみた
  3. Echo Subを選ぶべき人とそうでない人とは

この3点について書いていきます。


この記事を書いた人

おりすさるさん

Apple製品まわりのガジェットを中心にレビュー記事を書いているガジェットブロガー。ブログ開設から1000万円以上を費やしレビューしてきた製品は200以上。特にUSB充電器やモバイルバッテリー、キーボードが大好物。元家電量販店店員。

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目次

「Echo Sub」でできること・できないこと

Echo Subは第2世代のEcho、Echo Plusと接続して重低音を楽しめる「Echo用サブウーファー」です。第1世代のEchoやEcho Plus、Echo Dot、Echo Spotとは接続できないので注意。

Echo Subの出力は100W、6.0インチのダウンファイアリングサブウーファーを搭載しています。屋内で使用するには十分過ぎるスペックでしょう。音質については後述いたしますが、音量を上げすぎると低音が響き渡りご近所さんとの兼ね合いが出てくるレベル。

ちなみにダウンファイアリングサブウーファーとは、コーンが下方向を向いているサブウーファーのことを言います。床に直置きすることによって部屋全体に低音を響かせることできるというメリットがあります。

Echo Subは単体では機能せず、第2世代のEcho、Echo Plusと接続して低音を楽しめるわけですが、Echo用サブウーファーということもありできることは非常に限定的です。

Echo Subでできること、できないことをまとめてみました。

Echo Subでできること できないこと
・第2世代のEcho、Echo Plusに接続して低音を楽しむ

・2台のEcho、Echo Plusに接続して2.1chステレオ再生(同じモデルでないとダメ)

・Echo、Echo Plus以外のEchoシリーズへの接続ができない

・外部オーディオシステムへの接続(外部端子がない)ができない

・EchoをBluetoothスピーカーとして使用した時に、Echo Subを連動させることができない

2台のEchoもしくはEcho Plusを用意すれば、Echo Subと連携させ「2.1chステレオ再生」が楽しめます。勘違いしていましたが、例えば第2世代のEchoとEcho Plusを組み合わせて2.1chにはできないようです。同じモデル、Echo PlusならEcho Plusが2台ないと2.1chステレオ再生はできません。

そして個人的にショックだったのが、「EchoをBluetoothスピーカーとして使用した時に、Echo Subを連動させることができない」という部分。

例えば音楽配信サービスのSpotifyはEchoシリーズに対応していません。しかしEchoをBluetoothスピーカーとしてスマホなどと接続すれば、実質EchoでSpotifyの楽曲を聴くことができます。このようにEchoをスマホやタブレット、PCなどに接続してBluetoothスピーカーとしても活用している人は多いでしょう。

そう、このときにEcho Subを連動させることができないのです。これは痛い。「PCとEchoをBluetooth接続して、Echo Subの重低音で海外ドラマを楽しみたい」と思っていた僕にはこの仕様は痛すぎます。

「Echo Sub」を実際に使ってみた

ちょっと「できないことが多すぎるな」と思いながらも、とりあえず使ってみます。

第2世代のEchoもしくはEcho Plusがセットアップされている前提なので、Echo側のセットアップが済んでいない場合は、まずそっちを済ませましょう。

でかい!開梱して電源ケーブルを接続する

画像で見て「なかなかでかいな」とは思っていましたが、実物を見てもやっぱりでかい。

パワフルなEcho用サブウーファー「Echo Sub」レビュー。選ぶべき人とそうでない人があるぞ!

でかい!

Echo Subの設置場所

ダウンファイアリングサブウーファーというコーンが下方向を向いた設計なので、設置場所としては床に直置きするのがベスト。そうることによってより低音を感じることができます。

電源ケーブルの挿入口とリセットの際に使用するアクションボタン

電源ケーブルの挿入口とリセットの際に使用するアクションボタン

付属の電源ケーブルを使ってEcho Subとコンセントを接続します。「アクションボタン」というボタンがあるのですが、これはEcho Subをリセットするときに使うようです(約25秒長押しでリセット)。

Echo Subのセットアップ方法

Echo Subのセットアップはアレクサアプリから行います。

▲アレクサアプリの「設定」画面で「+」ボタンをタップ。

▲今回はEcho Subを追加するので「Echo Sub」を選択します。

この後Wi-Fiの設定に移っていきますが、案内どおりに進んでいけばOKなので飛ばします。

▲Wi-Fiの設定が済んだら、Echo Subと接続したいEchoを選択し「スピーカーセット(サブペア)」を作成します。

▲「次へ」をタップすると、「接続中」となりしばらく待つと追加が完了します。

これでEcho Subを使用する準備ができました。Echo SubのセットアップについてはAmazonのサポートページでも解説されていますので、参考に貼っておきます。

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文章だと伝わりにくいかと思いますので、再生中の様子を動画で撮影してみました。

※YouTubeの音楽ポリシーをクリアした楽曲を選択しています。

Amazon Musicでケツメイシの「さらば涙」を再生してみました。低音の響きを映像に映すために、撮影中のスマホを床につけて再生しています。

Echo Subの低音の振動が床に響いているのが分かります。これは重低音好きにはたまらない振動!ただ周りをみて音量を調節しないと、苦情がくるレベル。最大にまで音量を上げるとどうなるんだろう。僕は怖くてできませんでした。

Echo Subの低音の出力は再生中のEchoの音量にあわせて自動調節されるようになっています。どうやらEcho Sub単体での調節はできないようです。

Echo Subを選ぶべき人とそうでない人とは

それではいったいどのような人が「Echo Sub」を選ぶべきなのでしょうか。

実際に使ってみると、Echo Subを選ぶべき人とそうでない人はどういう人なのかが見えてきました。

Echo Subをおすすめできる人

  • Echo対応の音楽配信サービス「Amazon Music(Unlimited)」「dヒッツ」を愛用している人
  • 部屋に響き渡る重低音を欲している人

Echo Subを活用できる場面としては、いまのところEchoに対応したサービス「Amazon Music(Unlimited)」「dヒッツ」などの使用時に限られます。BluetoothスピーカーとしてEcho Subを使えるようになれば、未対応のSpotifyやApple Music、さらには映画鑑賞など使える場面は広がりますが、残念ながら、いまのところそのような使い方はできません。

Echo Subをおすすめできない人

  • Echo対応の音楽配信サービス「Amazon Music(Unlimited)」「dヒッツ」を使用していない人
  • 音量に気をつけないといけない環境での使用が多い

つまりEcho対応の「Amazon Music(Unlimited)」「dヒッツ」といった音楽配信サービスを使用していない人はEcho Subを選ぶ理由はありません。なぜなら使えないから。。というか、Spotifyへの対応はまだでしょうか。個人的に心待ちにしているのですが、いったいいつになるのやら。

あと100Wのサブウーファーなので当然ですが、低音がヤバイです。音量を下げれば問題ないですが、大音量で聴くにはちょっと環境を選びそう。ご近所さんへの配慮が必要な環境で聴くことが多いなら、ちょっとおすすめしにくいですね。

このように現状Echo Subを活用できる場面は非常に限定的なので、そう急いで購入する必要はないかもしれません。普段からAmazon Musicを愛用しているのなら満足できますが、そうでないなら使える場面がありません。

しかしEchoシリーズはアップデートにより、できることが増えていく可能性が高いので、ぜひ今後の機能拡充に期待したいところです。

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おりすさるさんのアバター おりすさるさん Apple製品大好きなガジェットブロガー

Apple製品まわりのガジェットを中心にレビュー記事を書いているガジェットブロガー。ブログ開設から1000万円以上を費やしレビューしてきた製品は200以上。特にUSB充電器やモバイルバッテリー、キーボードが大好物。元家電量販店店員。

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