「車内でスマホを充電したい!」そんなあなたには、車内でスマホやタブレットなどを充電できる「カーチャージャー」がおすすめです。
車内でスマホやタブレットを充電するなら「カーチャージャー」が活躍!
車内で活躍してくれるスマホ・タブレットはもちろんのこと、デジカメやワイヤレスイヤホンなど、充電が必要なものはたくさんあります。それらを車での移動中に充電できるカーチャージャーは、車をよく乗る人にとっては必須アイテムです。
そんな必須アイテムであるカーチャージャーですが、「評判の良さそうなものを適当に選んでもいい」わけではありません。USBポートの数、急速充電に対応・非対応など、持っている機器(スマホの機種など)によって選ぶべきカーチャージャーは異なります。
と言ってもどれを見てみても大きな見た目の違いはないですし、「どれを選んでいいか分からない」という人は多いかもしれません。
そこで今回はそんな必須アイテムであるカーチャージャーを選ぶポイントと、おすすめカーチャージャーをピックアップ、ご紹介したいと思います。
ポイントについてはこのあと解説していきますが、特にチェックしてほしいのは「急速充電」です。急速充電は、限られた時間で充電するカーチャージャーとは非常に相性がいい機能です。急速充電に注目しながら、あなたに合ったカーチャージャーを見付けてください!
- 車内でスマホ・タブレットを充電したい
- すでに持っているカーチャージャー、車載のUSBポートでは充電速度が遅いと感じている
- 車内でパソコンや電解製品を使いたい(後半で紹介)
ベストなカーチャージャーを選ぶためのポイント・注意点
まずはカーチャージャーを選ぶためのポイントについて、解説していきます。
シガーソケットの場所を確認
一般的にカーチャージャーは車載のシガーソケットに差し込んで使用します。「シガーソケットの場所を確認する」ことは当たり前のような気がするかもしれませんが、これには意外な盲点があったりするので注意です。
確認しておかないといけないのは、シガーソケットの場所と以下の点。
- 必要になる充電ケーブルの長さ
- LEDランプが眩しく感じないかどうか
シガーソケット設置されている場所は、その車種によって異なります。車によっては「あ、こんなところにあるんだ」という場所にあったりことも。実際に僕が乗っているCX-8には、助手席の膝あたり?のなんとも使い勝手が悪いところにシガーソケットが設置されています。「なぜここに?」という場所ですが、移動させられるものではないので受け入れるほかありません。
シガーソケットの位置は車種によって異なる
シガーソケットの場所から充電ケーブルを伸ばしてくることになるわけですから、確認すべきポイントは「必要になる充電ケーブルの長さ」です。車載ホルダーの使用などで、位置関係が遠くなってしまうこともあるので、その場合、長めの充電ケーブルを用意しなければいけません。
そしてさらに確認しておきたいのは、以前、僕が実際に失敗したことのあるポイントです。
ほとんどのカーチャージャーには、LEDランプが搭載されています。LEDが光ることできちんと通電しているかが分かります。それはそれでいいのですが、シガーソケットの場所とカーチャージャーから発せられる光量によっては「眩しい」と感じてしまうことがあるのです。
僕の場合、最初のうちは「こんなもんか」と使っていましたが、だんだんとカーチャージャーが放つ光がうざったくなり、結局使わなくなってしまいました。シガーソケットが目に入る場所にあり、なおかつ僕のように光りが気になるタイプの人は、派手に光るカーチャージャーは避けるようにしましょう。
便利な急速充電を活用しよう
iPhoneをはじめ、Androidスマホ、タブレットなど多くの機器が急速充電に対応しています。主に採用されていることが多いのは、以下の2つの急速充電規格。
- USB PD(Power Delivery)
- QC(Quick Charge)
例えばiPhone 8以降のモデル、iPad ProシリーズはUSB PDに対応しており、対応カーチャージャー・充電ケーブルを用意することで高速に充電できます。例えばiPhone × USB PDなら、たった30分の充電で最大50%も充電できます。
USB PDは多くの機器にされていて、スマホ・タブレット以外だとChromeBookやMacBook、Windowsパソコンの一部などにも採用されていますね。
またGalaxy S9などAndroidスマホの一部は、USB PDに加えQuick Chargeにも両対応しているものも。Quick Chargeには2.0、3.0といったようにバージョンが存在し、数字が上がるほど充電速度が向上します。これらはバージョン間で互換性があり、例えばQC 3.0に対応したUSBアダプタを使って、QC 2.0までしか対応していないAndroidスマホを充電したとしても問題なく使用できます(この場合はQC 2.0での充電になる)。
どの機器がどの急速充電規格に対応しているかどうかは、ここでは書き切れませんが、これまで急速充電を気にしたことがないのなら、この機会に手持ちの機器が対応しているかどうかを確認してみてください。
もしあなたが持っている機器が急速充電に対応しているなら、これを活用しない手はありません。カーチャージャーも急速充電に対応したものを選びましょう。
その他チェックしておきたいポイント
その他チェックしておきたいポイントをまとめておきます。
- 2A(アンペア)以上のUSBポートを搭載したカーチャージャーを選ぶ
- Qi(チー)ワイヤレス充電に対応した車載ホルダーという選択肢もある
- AC電源(家庭用のコンセント)が必要なら「カーインバーター」
例えばiPhoneに付属されているUSBアダプタは5V/1Aと非力です。使っている方のなかには「充電速度が遅い」と感じる人も多いでしょう。充電速度やタブレットなどへの充電を考えたときに、2A以上に対応したカーチャージャーがおすすめです。
そして「おすすめカーチャージャー」のなかでも紹介しますが、Qiワイヤレス充電に対応した車載ホルダーを選ぶ、という選択肢もおおいにありです。
iPhoneをはじめ、現行で販売されているAndroidスマホの多くはQiワイヤレス充電に対応しています。充電ケーブルの抜き差しが必要ないというメリットがあります。
また車内でパソコンを使用したいなどで家庭用のコンセントが必要な場合は、以下のような「カーインバーター」を使用することになります。
カーインバーターで車内でコンセントが使える
カーインバーターは家庭用のコンセント(AC100V)が使えるように、電気を変換してくれるもの。製品によって最大W(ワット)数の制限がありますが、パソコンの充電程度であれば、低価格帯のカーインバーターで十分です。
スマホを車で充電!おすすめカーチャージャー
それではここからおすすめのカーチャージャーを紹介していきます。
【Anker】PowerDrive Speed+ 2
・USB PDは最大30W、Power IQ 2.0(USB-Aポート)は最大18W
・12V/24V車対応
USB PD(Power Dlivery)対応で急速充電!
まず紹介したいのは、僕自身が愛用しているカーチャージャーです。メインで使っているiPhone XS、持ち出すことが多い11インチiPad Pro、MacBook Air、これらすべてはUSB PDの急速充電に対応しています。
USB PD対応のUSB-CポートとPower IQ 2.0対応USB-Aポートを搭載
USB PDに対応するUSB-Cポートは非常にパワフル。最大30WでMacBookといったパソコンにも充電できるほどです。なかには30Wでも不足するパソコンもありますが(15インチMacBook Proなど)、カーチャージャーであることを考えると十分に優秀です。
このPowerDrive Speed+ 2はUSB PDだけでなく、接続機器を自動的に検知し、最適な最大スピードで電力を送ってくれる、Anker独自技術の「Power IQ 2.0」にも対応します。「2.0」から分かるように、従来のPower IQからさらに進化。検知が可能な機器がさらに増え、出力も最大18Wとパワーアップしています。急速充電に対応していない機器でも、その機器の最大スピードで充電してくれるPower IQ 2.0はなかなか使える機能です。
多くの機器でフルスピード充電できる「Power IQ 2.0」もなかなか使える!
カーチャージャーを含め、電源関連のアクセサリーは信頼できるメーカーから選んだほうが安心です。Anker(アンカー)は数多くのユーザーから支持されており、Anker製品を愛用している僕にとっても一番おすすめしやすいメーカーです。USB PD対応機器を持っている方は、ぜひPowerDrive Speed+ 2をチェックしてみてください!
PowerDrive Speed+ 2の詳細は以下のレビュー記事で書いています。
【Anker】PowerDrive 2
・Power IQ/Voltage Boost対応
・12V/24V車対応
選びやすい価格、でもしっかり使えるカーチャージャー
次に紹介したいのは、同じAnkerの「PowerDrive 2」。USB PDやQCといった急速充電規格には対応していませんが、最大2.4A対応のUSB-Aポートを搭載し、なおかつ選びやすい価格であることが、このカーチャージャーの魅力です。
2つのUSB-Aポートを搭載しており、スマホとタブレットを同時に充電できるレベルのパワーもあります。基本的な性能がしっかり抑えられながらのこの価格。「安くて使えるカーチャージャー」を探しているならこれがベストでしょう。
【Anker】PowerDrive Speed 2
・Power IQ/Voltage Boost
・合計39W
・12V/24V車対応
Quick Charge対応Androidスマホユーザーにおすすめ!
急速充電規格のひとつである「QC(Quick Charge)」は、多くのAndroidスマホ・タブレットが対応しています。「QC対応機器を急速充電したい!」というあなたには、Ankerの「PowerDrive Speed 2」がおすすめ。
QC 3.0対応ポートを2つ搭載。合計最大39WまでOKなので、複数機器を同時に急速充電できます。もちろんQCに対応していない機器を接続しても、Power IQとVoltage Boostでほとんどの機器をフルスピード充電できます。
【Kaweno】シガーソケット分配・USB PD対応カーチャージャー
・USB PD対応USB-Cポート × 1(最大18W)
・USB-Aポート × 2(最大3.4A)
・12V/24V車対応
コンパクトでも高機能なカーチャージャー
ドライブレコーダーなどの使用で、すでにシガーソケットが埋まっているなら、このような分配機能付きのカーチャージャーが解決してくれます。なにかとシガーソケットから電源を取る車用アクセサリーは多いので、電源不足に陥っている人は多いでしょう。
そしてこのカーチャージャーは、分配機能だけでなくUSB-Aポートを2つ、USB PDに対応したUSB-Cポート(最大18W)まで搭載。なかなか高機能なカーチャージャーです。
【PHILIPS】高機能カップ型カーチャージャー
・シガーソケットを2分配
・USB-Aポート × 2(最大3.4A)
・合計最大120W
・電圧チェッカー搭載
・12V/24V車対応
スマホ・タブレットだけでなく幅広く使えるカーチャージャー
家電製品ではおなじみのフィリップスのカーチャージャーも便利です。カップ型デザインになっており、車載のカップホルダーに収まってくれるカーチャージャーです。
肝心の性能面は非常に充実していて、シガーソケットを2分配、USB-Aポートを2つ、さらには電圧チェッカーまで搭載されています。合計最大120Wと必要十分で複数機器を同時充電するような場面でもしっかり対応できます。
なにより、安心のフィリップスのカーチャージャーを選べるという点がポイントになるでしょう。
【サンワダイレクト】後部座席でもUSB充電が使えるカーチャージャー
・シガープラグ部分:USB-Aポート × 2(合計最大2.1A)
・本体部分:USB-Aポート × 5(合計最大7.2A)
・本体はヘッドレストにも固定できる
・12V車のみ対応(24V車には非対応)
後部座席でも複数機器を充電できるカーチャージャー
運転席だけでなく、シガーソケットのない後部座席でも充電したい!そんなあなたには、こちらのカーチャージャーがおすすめです。家庭用の電源タップのように、後部座席用ポートをカーチャージャー本体から後部座席にまわせる仕組みになっています。
カーチャージャー本体に2ポート、後部座席用として5ポートを搭載、最大で7台の機器を同時充電できます。スマホにタブレット、ゲーム機など、家族でのロングドライブで活躍してくれること間違いなしです。
【Beyeah】Qiワイヤレス充電ができるスマホホルダー
・iPhone/Androidスマホに急速ワイヤレス充電が可能(7.5W/10W)
・QC 3.0対応USBカーチャージャー付き
・赤外線センサーでホルダーが自動開閉
ケーブルの抜き差し不要で楽ちん!Qiワイヤレス充電対応車載ホルダー
スマホをタブレットを固定できる車載ホルダーは、カーアクセサリーではおなじみですよね。非常に便利なアイテムですが、この車載ホルダーは、なんとQiワイヤレス充電に対応しています。
iPhoneをはじめ多くのAndroidスマホがQiワイヤレス充電に対応していて、一般的になりつつあります。ケーブルの抜き差しが必要なく、置くだけで充電できるワイヤレス充電はとても楽ちん。この車載ホルダーを付属のカーチャージャー・ケーブルでシガーソケットに接続、設置すればホルダーに挟むだけで充電できてしまいます。そして、その挟み込むホルダーは赤外線センサーにより自動で開閉するというから驚きです。
あと細かい部分ではありますが、急速ワイヤレス充電にも対応しています(iPhoneの7.5W充電、Galaxyスマホへの10W充電)。車載ホルダーとしてはいい価格なのですが、これだけ高性能なら納得です。
【BESTEK】車内で家庭用コンセントが使えるカーインバーター
・コンセント × 2、USB-Aポート × 2(最大4.8A)
・定格消費電力300Wまでの機器に対応(150W以上は別売りのバッテリー接続ケーブルを使用)
家庭用コンセント・USBポートを備えるカーインバーター
カーインバーターを使えば、シガーソケットのDC(直流)12VをAC(交流)100Vに変換、いわゆる家庭用のコンセントを車内で使えるようになります。
BESTEKのカーインバーターは、2つのコンセント、2つのUSBポート(合計最大4.8A)を備えます。USBポートにスマホの充電ケーブルを挿して使用することもできますし、手持ちのUSB電源アダプタをコンセントに挿して使用することも可能。
万能にこなしてくれるカーインバーター
これは僕も愛用していて、スマホやタブレットの充電だけでなく、ゲーム機、パソコンなど、どんな機器でも対応できるので、常に車に積んでいます。
一般的なカーチャージャーと比較すると、少しサイズが大きい(幅120×奥行78×高さ46mm)のがデメリットですが、ひとつ持っておけば重宝するアイテムなのでおすすめです。「スマホだけでなくパソコンも充電できれば嬉しい」という方はチェック必須です!
【Anker】PowerCore 10000 Redux
・コンパクト(約104 x 52 x 25mm)で軽量(約184g)
・10000mAと大容量(iPhone XSに約3回、Galaxy S9に約2.5回分のフル充電)
コンパクト・軽量で車内に持ち込みやすい人気モバイルバッテリー
一般的にシガーソケットに接続して使用するカーチャージャーは、当然ながらエンジンが掛かっているときにしか使用できません。シガーソケットを使うためだけにエンジンをかけておくのは燃費的によくないですし、長時間のアイドリングは迷惑がかかることもあります。
エンジンのオン・オフにかかわらずスマホやタブレットを充電したい!という場合は、モバイルバッテリーを選んでしまうのもありです。例えば10000mAhのバッテリーを搭載するAnkerの「PowerCore 10000 Redux」は、iPhone XSを約3回、Galaxy S9を約2.5回フル充電できるほどのバッテリー容量。コンパクトで軽量、ポケットに入るほどのサイズで車内に持ち込むのも苦にならないでしょう。
もちろんモバイルバッテリーの残量がなくなれば、別のカーチャージャーでモバイルバッテリー本体の充電も可能です。カーチャージャーとモバイルバッテリーの併用が非常に便利!
なおUSB PDに対応した同シリーズの「PowerCore 10000 PD」もおすすめです。
レビュー記事を書いていますので、気になる方はこちらもどうぞ。
【suaoki】大容量ポータブル電源 G500 137700mAh/150Wh
・家庭用コンセント(AC100V)× 2
・USB-Aポート × 2、USB-Cポート × 1(QC3.0対応)
・シガーソケット(DC12V) × 1
・最大300W(瞬間最大600W)
パソコンの充電や車中泊など幅広く活躍するポータブル電源
充電に家庭用コンセントが必要な機器(パソコン)は、上で紹介したカーインバーターが使えますが、これもエンジンがかかっているときにしか使用できません。
シガーソケットが使えないシーンでも、モバイルバッテリーがあればスマホの充電は事足ります。しかしパソコンといった家庭用コンセントが必要な機器を充電したい場合は、「ポータブル電源」がおすすめです。
自宅・車内・キャンプとひとつあれば活躍 してくれるシーンは多い
G500は僕自身も愛用しているポータブル電源で、大容量・高機能で自然放電も少なく気にって使っています。USB-A/USB-Cポートや家庭用コンセント、シガーソケットまで搭載されており、これひとつあれば電源に困ることはありません。これがあるだけで安心感が得られます。
車に置いておけば移動中の使用のほかに、車中泊やオートキャンプなど幅広く活躍してくれるはずです。
G500までの容量は必要ないという方は、もう少しお手軽な60000mAhの製品もあります。それでも安いというわけではありませんが、活用できる場面があるなら持っておいて損はありません。
suaokiはポータブル電源ではおなじみのメーカーであり、安心して選べるメーカーです。ポータブル電源だけでも多くのラインアップがあるので、興味がある方は以下からチェックしてみてください。
カーチャージャーでもっと便利に!
カーチャージャーとひとことで言っても、多くの種類があります。ここで紹介したカーチャージャーは、どれもおすすめできるものばかり。「どれを選んでいいか分からない」という方は、ここから選べば間違いありません。
スマホだけでなくワイヤレスイヤホンやカメラなど、充電が必要なものは多かったりします。ぜひあなたにあったカーチャージャーを購入してみてください。
売れ筋のカーチャージャーは、以下からチェックしてください!
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