Belkin 40WデュアルUSB-C充電器レビュー！iPhoneを2台同時に急速充電できるコンパクトな充電器

本記事では、Apple関連アクセサリーではおなじみのBelkin（ベルキン）の製品、「BOOST↑CHARGEデュアルUSB-Cウォールチャージャー40W（以下 Belkin 40WデュアルUSB-C充電器）」のレビューをお届けします。

iPhoneを急速充電（USB PD充電）できる最大20WのUSB-Cポートを2つ搭載（合計40W）。iPhoneをはじめとするApple製品と相性の良いUSB-C充電器です。

Belkin 「40WデュアルUSB-C充電器」の仕様

まずは、Belkin 40WデュアルUSB-C充電器の仕様を見てみます。

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USBテスターでも仕様を確認してみましたが、商品説明どおりの仕様となっていました。

他社のUSB-C充電器のなかには、「USB PDとQuick Chargeにも同時に対応」というものもありますが、これは厳密に言うとルール違反。その点、Belkin 40WデュアルUSB-C充電器は、規格に準拠した仕様を持つUSB-C充電です。

なお、充電時に必要になるUSB-CケーブルやUSB-C to ライトニングケーブルは付属されていませんので注意してください。別途用意する必要があります。

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Belkin 「40WデュアルUSB-C充電器」レビュー

それではレビューに入っていきましょう！

Belkin 40Wデュアル充電器の外観・サイズをチェック

Belkin 40Wデュアル充電器の外観・サイズについてチェックしていきます。

▲ サイズは71.9 × 58.2 × 29 mmとなっています。特別小さくもなく、大きくないという印象。ですがこのサイズなら持ち運びに困ることはないでしょう。

▲ USB-Cポートを正面にして見るとスリムですね！

▲ iPhone 12 Proと並べてみました。iPhone 12 Proの縦横のサイズは、iPhone 12/13・iPhone 13 Proと同じです（146.7 × 71.5 mm）。もしお手元にあればサイズをイメージしていただきやすいかと思います。

▲ AppleのiPhone・iPad向けUSB-C充電器「20W 電源アダプタ」とのサイズ比較。Belkin 40WデュアルUSB-C充電器のほうが大きいものの、そもそも対応ワット数が2倍ですし、折りたたみ式プラグであることを考えると、携帯性に大きな差はないでしょう。

▲ 折りたたみ式プラグかどうかで、持ち運びしやすさが違います。

▲ 重量は104gでした。Appleの20W USB-C電源アダプタの重量が実測で61gでしたので、ワット数あたりの重さはBelkin 40WデュアルUSB-C充電器のほうが軽いですね。

▲ コンセント周りの環境によっては隣接するコンセントに干渉してしまう可能性があります。ただコンパクトでスリムな形状なので問題になることはほぼないかと思います。

iPhoneを2台同時に急速充電できる充電性能

Belkin 40WデュアルUSB-C充電器は、最大20W（9V/2.22A）のUSB-Cポートを2つ搭載します。まさにiPhoneの急速充電に最適です。

ここでは、Belkin 40WデュアルUSB-C充電器を使って、iPhone 12 ProとiPhone SE（第3世代）を同時に充電、その際のバッテリー残量の推移を確認してみました。

結果は以下のようになりました。

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たった30分間の充電で、iPhone 12 Proのバッテリー残量は56%もアップ。iPhone SE（第3世代）は58%もアップしています。Belkin 40WデュアルUSB-C充電器なら、iPhone2台を同時にこれほど高速に充電できます。

▲ iPhone 12 Proでは19W程度で充電できていました。しっかりとフルスピード充電できています。

▲ iPhone SE（第3世代）では、13W程度で充電できていました。iPhone 12 Proと比べて充電ワット数が低いですが、9V/2.22Aでネゴシエーションされていることを見ると、このあたりのワット数がiPhone SE（第3世代）のフルスピード充電なのでしょう。

iPhone 8以降のモデルなら、上と同等の速度で充電できます（iPhoneの急速充電にはUSB-C – Lightningケーブルが必要です）。お持ちであればぜひ活用しましょう！

iPadの急速充電もOK

続いて、iPadでも充電速度を確認してみます。

Belkin 40WデュアルUSB-C充電器で、 iPad Air（第4世代）とiPad Pro 12.9（第5世代）を同時に充電、同様にバッテリー残量の推移を確認します。

結果は以下のようになりました。

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iPadには大きいバッテリーが内蔵されているため、iPhoneと比べても充電に時間がかかります。iPhoneのように超高速に充電できる！というわけではないものの、十分な速度で充電できています。

▲ iPad Air（第4世代）はiPhone 12 Proと同様に19W程度で充電できていました。

iPadの場合、より大きいワット数を持つUSB-C充電器を用意することで、さらに高速に充電できます。詳しくは「iPadにおすすめのUSB-C充電器」でご紹介しています。

MagSafe充電器、Apple Watchの急速充電にも最適

iPhone 12/13シリーズは、MagSafe充電器と20W（9 V/2.22 A）以上のUSB-C充電器を組み合わせることで最大15Wの高速ワイヤレス充電に対応します。

▲ Belkin 40WデュアルUSB-C充電器は、MagSafe充電器で最大15Wのワイヤレス充電を行うための条件、20W（9V/2.22A）をクリアしています。

また、Apple Watch Series 7の急速充電にも使用できます。

▲ Apple Watch Series 7を急速充電するには、Apple Watch磁気高速充電 – USB-Cケーブルと「5W以上に対応するPD充電器」が必要。当然、Belkin 40WデュアルUSB-C充電器で急速充電できます。

Belkin 40WデュアルUSB-C充電器なら、iPhone × iPhoneでも、iPhone × iPadでも、iPhone × Apple Watchでも、2台同時に急速充電できます。

Belkin 「40WデュアルUSB-C充電器」は複数のAppleデバイスを持つ人におすすめ

Belkin 40WデュアルUSB-C充電器は、20W（9V/2.22A）に対応するということもあり、Apple製品と相性のいい充電器です。まさに複数のAppleデバイスをお持ちの方にぴったりです。

メリットだけでなくデメリットも探しましたが、「特別コンパクトではない」ということぐらい。充電時の発熱も気になるほどではないですし、コイル鳴きもありません。

価格帯的にも選びやすいラインです。iPhoneやiPad、Apple Watchなどを同時に充電できる、持ち運びしやすいUSB-C充電器をお探しの方はぜひチェックしてみてください。

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