スマホ向けのUSB電源アダプタやモバイルバッテリーといったアクセサリーを販売するAUKEY(オーキー)。その信頼度は高く、多くのユーザーから支持されています。Amazonでもベストセラーの常連、知っている人もしくはすでにAUKEYの製品を使用している人も多いはず。
今回AUKEYよりSDカードや4Kビデオの出力に対応したHDMIポートに対応したUSB-Cハブ「CB-C69」を提供いただいたので、製品の紹介と実際に使ってみたレビューをお届けします。
AUKEYのUSB-Cハブですが、結論としては「しっかり普通に使える」ものでした。動作が安定しないUSB-Cハブは意外とあったりするんですよ。購入者の期待通りに普通に使えることは非常に重要です。
そして10,000円近くUSB-Cハブが多い中で、このAUKEYのUSB-Cハブは5000円以下で購入できます。「選びやすい価格で、かつ安心して選べるメーカーのUSB-Cハブを探している」という人は要チェックです!
USB-Cハブはもはや必須アクセサリーに
スマホ・タブレット・パソコンなど、USB-Cポートを搭載する機器が増えてきました。Androidスマホやタブレット、MacBook、ついにはiPad(2018年11月発売のiPad Pro)にもUSB-Cポートが搭載されるようになりました。
僕自身が愛用しているMacBook AirにはUSB-Cポートしかありません。
USB-Cのみのデバイスは増えてきている
イヤホンジャックはかろうじて残っているものの、もう時間の問題。近い将来USB-Cポートのみになるはずです。MacBookだけでなくAndroidスマホもWindowsタブレットにもその波は押し寄せてきています。そういう意味ではUSB-Cハブは必須アクセサリーです。ひとつ持っておけばなにかと役に立ってくれるアイテムになるでしょう。
AUKEY(オーキー)のUSB-Cハブ「CB-C69」
まずはAUKEYのUSB-Cハブ「CB-C69」のスペックを紹介します。
AUKEY(オーキー) USB-Cハブ「CB-C69」 | |
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インターフェース | USB-A(USB3.1 Gen1)×3 SD/Micro SDカードリーダー(同時利用不可) 4K HDMIポート(4K/30Hzビデオ出力) |
サイズ | 102 x 57 x 15 mm |
ケーブル長 | 15 cm |
重量 | 109 g |
その他 | OTG(USB On-The-Go)対応 材質:亜鉛合金、ABC、PC |
メーカー公表の 対象機種 |
Apple MacBook (2015/2016/2017/2018) Apple MacBook Pro (2015/201/2017/2018) Apple MacBook Air (2018) Apple iMac/iMac Pro (21.5inch,27inch) Dell XPS 15 HP Spectre x360 HP Elite x2 1012 Google Chromebook Pixel Lenovo Yoga 910 & 900 Huawei MateBook Microsoft Lumia 950 Samsung Galaxy S9/S8 LG G6/G5 |
USB-Aポートが3つ、そしてSD/Micro SDカードリーダー、4Kビデオ出力に対応するHDMIポートも搭載されています。日常で使用するには十分でしょう。特にデジカメやムービーを使用する人からするとSDカードリーダーは重宝するのではないでしょうか。
上のスペック表にある「OGT (USB On-The-Go)」とは、マウスやプリンタ、キーボードなどのUSB機器をスマホやタブレットに接続できる規格のことです。主にAndroidスマホ・タブレットで使用でき、USB-Cハブ経由で有線マウス、有線キーボードを使用する、といった使い方ができます。
「CB-C69」使用レビュー
AUKEYのUSB-Cハブ「CB-C69」
ということで実際に使ってみました。
開封・外観について
パッケージ内容
▲パッケージ内容は上のとおり。持ち運びすることを考えて専用ポーチが付いているのは地味に嬉しい!USB-Cハブなんかのアクセサリーを裸の状態でカバンに放り込むと、一緒に入れるMacBookに傷が付いちゃうことがあるんですよね。
専用ポーチに入れて安全に持ち運べる
▲専用ポーチに入れるとこんな感じ。コードを外側のポケットに収納できるようになっていますね。専用設計でタイトめなので勝手に出てくることはないでしょう。傷対策だけでなく各ポートへのホコリの侵入も防いでくれるので、持ち運びだけでなく保管時はポーチに入れておいたほうがよさそうです。
▲各ポートはこのように配置されています。安いUSB-Cハブなんかだと細かい部分に歪みがあったりするのですが、このハブは問題なし。なおケーブルの長さは15cmです。
SDカードを挿入
▲SDカードを挿入してみるとこんな感じです。サイズは102 x 57 x 15 mmと比較的コンパクトな印象。カバンの中の小さなポケットにも収まってくれそうです。
裏側には滑り止めのゴムがある
▲地味に嬉しいのは裏側に設置された滑り止めのゴム。USB-Cハブを実際に使ってみると分かるのですが、接続したときに滑り止めがないとハブが動いてしまってイライラすることがあるんですよ。
MacBookに接続
自前のMacBook Airに接続してみます。
MacBook AIrと外部ディスプレイを接続
▲AUKEYが公表する対応機種に含まれていますし、動作には問題ないようです。各USBポート、HDMIポートでの外部ディスプレイへの4K出力も問題なく行えました。
USB-CポートしかないMacBookにはハブが必須
▲USB-CポートしかないMacBook/MacBook Air/MacBook ProユーザーにとってはUSB-Cハブは必須アイテム。それまで使ってきたUSB機器に接続したいときって結構あるんですよね。
iPad Pro 11に接続
続いてiPad Pro 11に接続してみます。は2018年11月に発売されたiPad ProはiOSデバイスとしては初めてUSB-Cポートが搭載されました。Lightningポートを卒業したわけですが、これによりできることが増えました。
次期iPhoneにもおそらく搭載されてくるだろうUSB−Cポート。便利になりますね!
SDカードからの画像取り込みをPCを介さず直接行える
▲僕自身よく使っているのはSDカードからiPad Proへの画像の取り込みです。デジカメやムービー、アクションカムの画像・動画は、基本的に上のようにまずはiPadに取り込んでいます。そうすればiCloud経由でiPhoneやMacBook、Apple TVなどすべてのデバイスで視聴できるようになり便利。
このApple製品の連携の便利さを語り始めると長くなるので、それは一旦置いといて、SDカードからの取り込みは問題なく行えました。
iPad Proと4Kディスプレイを接続
▲HDMIポートによるビデオ出力も問題なく行えました。正直iPadではこのスタイルはあまり使いませんが、出先で思い出の写真・動画を見せたいときやプレゼンなどビジネスシーンでも使える場面はありそうです。
Androidデバイスに接続
最後はAndroidタブレット「MediaPad M5」に有線マウス・キーボードを接続してみます。
Andoidタブレットに有線マウス・有線キーボードを接続
▲問題なく動作しています。いまはマウスもキーボードもワイヤレス接続のものが多いので、こういう使い方はあまりないかもしれませんが。。。もちろんSDカードの使用も可能なのでiPad同様なにかと使える場面は多いはずです。
5000円以下で購入でき、かつ安心して使えるUSB-Cハブ
冒頭でも描いたとおり、USB-Cハブにとって「普通に使える」ことは非常に重要なことです。今回AUKEYのUSB-Cハブ「CB-C69」をMacBook Air、iPad Pro、Androidタブレットに接続して動作確認しましたが、特に不安定なことはなくしっかり使うことができました。人気メーカーのAUKEYですから、特に心配はしていませんでしたが、これなら安心して選べます。
しかも価格は5,000円以下と比較的選びやすい価格。SD/Micro SDカードリーダーやHDMIポートを搭載したUSB-Cハブは10,000円近くすることが多いので、「CB-C69」のコストパフォーマンスは良いと言えるでしょう。
「選びやすい価格で、かつ安心して選べるメーカーのUSB-Cハブはないかな?」という方はぜひチェックしてみてください。
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