
本記事では、Apple Watchにおすすめのモバイルバッテリーをご紹介しています。
- Apple Watchをモバイルバッテリーで充電する2つのパターン
- Apple Watchにおすすめのモバイルバッテリー
Apple Watchの充電器はコンビニには置いていないですし、家電量販店でも大型店舗でないと置いていない可能性大です。出先で充電器を入手するのは簡単ではありません。
そこで持っておくと便利なアイテムが、Apple Watchを充電できるモバイルバッテリーというわけです。

Apple Watchを出先で充電できるモバイルバッテリーを検討中!
このような方は、ぜひ本記事を参考にしていただき、あなたに合ったモバイルバッテリーを見つけていただければ幸いです!

Apple Watchをモバイルバッテリーで充電する2つのパターン
Apple Watchをモバイルバッテリーで充電する方法には、2つのパターンがあります。
1. Apple Watch磁気充電に対応するモバイルバッテリーで充電

この充電方法のメリットは、モバイルバッテリー単体でApple Watchを充電できることに尽きます。モバイルバッテリー本体に磁気充電機能が搭載されているため、充電器を別途用意する必要がありません。
このタイプのモバイルバッテリーにはコンパクトで軽量なものが多く、またiPhoneの充電など、Apple Watch以外のデバイスの充電もこなしてくれるものもあります。
2. Apple Watch充電器 + モバイルバッテリーで充電

2つめは、一般的なモバイルバッテリーにApple Watch磁気充電ケーブルなどの充電器を接続して充電するパターンです。上ではZendure(ゼンデュア)のモバイルバッテリー「SuperMini 5K」とApple Watch磁気高速充電ケーブルで充電しています。
モバイルバッテリーと充電器の2つが必要になるため、持ち運ぶ際には荷物になってしまうデメリットがあります。しかし、充電速度などトータルのメリットを考えると、この充電方法がもっともおすすめです。

その理由は次でご紹介しています。
「モバイルバッテリー + Apple Watch充電器」をおすすめする理由
私がモバイルバッテリー + Apple Watch充電器の組み合わせをおすすめするのには理由があります。
- Apple Watchを急速充電できる
- MFi認証のないモバイルバッテリーが多い
- iPhoneなどの充電にも対応しやすい
1. Apple Watchを急速充電できる
一部のApple Watchモデルは、急速充電(高速充電)に対応しています。
- Apple Watch Series 8
- Apple Watch Ultra
- Apple Watch Series 7
Apple Watchの急速充電には、「Apple Watch磁気高速充電ケーブル」が必要です。
- Apple Watch磁気高速充電ケーブル、または急速充電に対応する充電器(Belkin製など)
- 18W以上のApple製USB-C充電器、または5W以上のUSB PD充電器
Apple Watchの急速充電に対応するモバイルバッテリーは、私が知る限りありません。ということは、モバイルバッテリーでApple Watchを急速充電するには「モバイルバッテリー + Apple Watch磁気高速充電ケーブル」の組み合わせとなります。

急速充電は非常に高速で、約45分の充電でApple Watchのバッテリー残量を0%から80%まで回復させられます(Series 7の場合)。
急速充電の高速さに慣れている方の場合、通常充電に「遅すぎる」と感じてしまう可能性大。「出先でApple Watchのバッテリーがなくなってしまった」というシチュエーションを考えると、少しでも高速充電できたほうが便利。急速充電なら10分も充電すれば、数時間は使えるほど充電できます。
2. MFi認証のないモバイルバッテリーが多い
MFi認証とは、Apple製品との互換性が保たれていることを示すAppleによる認証プラグラムのことです。サードパーティ製アクセサリーを購入する際、確実な動作や安全性を判断するときの目印となります。

MFi認証のない製品だと、OSのアップデートで使えなくなってしまったり、そもそも正常に動作しなかったりというリスクがあります。
Apple Watchの磁気充電には、Apple独自のワイヤレス充電方式が使われており、MFi認証のある充電器やモバイルバッテリーを選ぶことが基本……ではあるのですが、実際のところMFi認証のあるモバイルバッテリーは多くないのが現状です。
MFi認証がないモバイルバッテリーは正常に動作しない、というわけではありません。MFi認証がなくても多くのユーザーから支持されている人気アクセサリーもあります。
3. iPhoneなどの充電にも対応しやすい
Apple Watchの磁気充電に対応するモバイルバッテリーは、Apple Watchの充電はできてもその他のデバイスに対する充電性能が低いものが多いんです。

iPhoneはUSB PDに対応するモバイルバッテリーを使用することで急速充電できます。利便性を考えれば、iPhoneとApple Watch充電用にUSB PD対応のモバイルバッテリーをひとつ用意したほうが便利だ、という意見です。
Apple Watchにおすすめのモバイルバッテリー5選
ここでは、Apple Watchにおすすめのモバイルバッテリーをご紹介!MFi認証のないモバイルバッテリーも交じっていますが、ご紹介しているモバイルバッテリーはすべて、実際に問題なく使えることを確認しています(Series 7・Ultraで検証)。

【GOVNDVN】キーホルダー型モバイルバッテリー
|超コンパクトなApple Watchモバイルバッテリー

まずご紹介するモバイルバッテリーは、Apple Watchの磁気充電に対応するキーホルダー型のモバイルバッテリー。1000mAhバッテリーと容量は控えめなものの、Apple Watchの充電には十分ですし、超コンパクトで持ち運びに困りません。

Apple Watch Series 7を問題なく充電できています。だいたいフル充電1回分くらいは充電できますね。Apple Watchのバッテリーをこれだけで数日もたせるのは無理ですが、1泊2日くらいのお出掛けであればこれひとつで対応できます。
Apple Watch磁気充電 | 〇 | バッテリー容量 | 1000 mAh |
---|---|---|---|
急速充電 | × | サイズ | 約45 × 45 × 20 mm |
その他の充電 | × | 重量 | 約57 g |
MFi認証 | ? (Apple公式サイトで確認できず) | カラー | ホワイト |
特徴 | ・キーホルダー型 ・コンパクトで軽量、持ち運びしやすい ・USB-C to Aケーブル付属 ・商品ページにはは「Apple Watchを2〜3回程度充電できる」と書いていますが、1回のフル充電がやっとの容量なので注意してください |
【LVFAN】USB-Cポート搭載のApple Watchモバイルバッテリー
|iPhoneも充電でき手のひらサイズで持ち運びしやすい

こちらもコンパクトで持ち運びしやすいApple Watchモバイルバッテリーです。Apple Watchの磁気充電に対応し、モバイルバッテリーひとつでApple Watchを充電できます。

Apple Watchの充電速度はお世辞にも速いとは言えませんが、就寝時に充電するのなら問題なしですね。ただし、Apple Watch磁気高速充電ケーブルのように短時間でサクッと充電、というわけにはいかないのでそこは理解しておく必要があります。
Apple Watch磁気充電 | 〇 | バッテリー容量 | 4000 mAh |
---|---|---|---|
急速充電 | × | サイズ | 約79 × 47 × 19 mm |
その他の充電 | USB-C | 重量 | 約88 g |
MFi認証 | × | カラー | ホワイト ブラック ピンク |
特徴 | ・コンパクトで軽量、持ち運びしやすい ・USB-C to Aケーブル付属 |
【RORRY】Lightningケーブル内蔵Apple Watchモバイルバッテリー
|内蔵ケーブルが便利!

こちらのRORRYのモバイルバッテリーは、Apple Watchの磁気充電に対応し、さらにiPhoneなどを充電できるLightningケーブルを内蔵します。

内蔵Lightningケーブルを使えば、Apple WatchとiPhoneを同時充電することも可能です。

また、入出力が可能なUSB-Cポートを搭載するので、その他のデバイスを充電することも可能です。
バッテリー容量は5000mAhと大きくないものの、Apple WatchとiPhoneのバッテリーを1日もたせるには必要十分な容量でしょう。
Apple Watch磁気充電 | 〇 | バッテリー容量 | 5000 mAh |
---|---|---|---|
急速充電 | × | サイズ | 約90 × 65 × 16.5 mm |
その他の充電 | 内蔵Lightningケーブル USB-C | 重量 | 約113 g |
MFi認証 | × | カラー | ホワイト ブラック |
特徴 | ・コンパクトで軽量、持ち運びしやすい ・内蔵Lightningケーブル(長さ19mm) ・USB-C to Aケーブル付属 |
【iWALK】Lightningケーブル内蔵Apple Watchモバイルバッテリー
|内蔵ケーブルで便利 & 9000mAhでしっかり使える

こちらはiWALKのApple Watch磁気充電対応モバイルバッテリーです。9000mAhを搭載し、Apple Watchに加えてiPhoneの充電にも対応できる十分なバッテリー容量を備えます。

こちらも内蔵のLightningケーブルを搭載します。充電速度は速くありませんが、Apple WatchとiPhoneを同時に充電できちゃいます。


側面にあるUSB-Cポートは、入出力に対応します。さらにLightningによる入力も可能という、ちょっと珍しい仕様。iPhoneを充電するためのLightningケーブルでモバイルバッテリー本体充電できるのは便利ですね!
Apple Watch磁気充電 | 〇 | バッテリー容量 | 9000 mAh |
---|---|---|---|
急速充電 | × | サイズ | 約99 × 50 × 30.5 mm |
その他の充電 | 内蔵Lightningケーブル USB-C | 重量 | 約195 g |
MFi認証 | × | カラー | ホワイト ブラック ピンク グリーン |
特徴 | ・内蔵Lightningケーブル ・入出力対応のUSB-Cポート ・入力対応のLightningポート ・USB-C to Aケーブル付属 |
【Anker】511 Power Bank(PowerCore Fuison 5000)
|Apple Watch・iPhoneと相性抜群の2-in-1充電器

最後にご紹介するには、Anker(アンカー)の「511 Power Bank」です。モバイルバッテリーとUSB充電器の1台2役をこなしてくれる便利アイテム。コンパクトでApple Watchとの相性は抜群です。


このように、コンセントがある環境ではUSB充電器として、コンセントから抜けば5000mAh搭載のモバイルバッテリーとして使えます。

上では同じAnkerのApple Watch充電器「Portable Magnetic Charger for Apple Watch」を使用しています。
Apple Watchの磁気充電には対応しないため、別途Apple Watch充電器を用意する必要がある点には注意ですが、Anker 511 Power Bankの機能とサイズ感は、Apple Watchユーザーにハマるはず。
搭載USB-Cポートは最大20Wに対応するため、Apple Watch磁気高速充電を接続しての急速充電も可能ですし、iPhoneの急速充電も可能。Apple Watch充電器が必要とは言え、トータルとしての使い勝手はこちらのほうがいいですね!
Apple Watch磁気充電 | × | バッテリー容量 | 5000 mAh |
---|---|---|---|
急速充電 | × 別途「Apple Watch磁気高速充電ケーブル」で急速充電可能 | サイズ | 約113 × 30 × 30 mm |
その他の充電 | USB-C(最大20W) | 重量 | 約170 g |
MFi認証 | ─ | カラー | ブラック ブルー |
特徴 | ・USB充電器とモバイルバッテリーの1台2役 ・コンパクトで軽量、持ち運びしやすい ・最大20WのUSB-Cポート搭載でiPhoneも急速充電できる ・別途Apple Watc充電器が必要(付属の磁気充電ケーブルが使える) |
Apple Watchの出先での充電にモバイルバッテリーを活用しよう!
本記事ではモバイルバッテリーでApple Watchを充電する方法、おすすめのモバイルバッテリーをご紹介させていただきました。
私自身、持ち出すことがいちばん多いのがこれです。
コンパクトで軽量、とにかく持ち運びしやすいモバイルバッテリーなので、自然と持ち出す回数も増えます。
ただ出先でApple Watchを急速充電したい場合は、Apple Watch磁気高速充電ケーブルですね。
これとiPhoneやiPadを急速充電できるモバイルバッテリーを持ち出します。
利用シーンや環境に応じて、複数の充電パターンを用意しておくと便利ですね!ぜひ本記事を参考にあなたに合ったモバイルバッテリーを見つけてください!
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