Apple Watchユーザーに常に付きまとう問題。それは、「充電問題」です。
Apple Watchのバッテリー持ちは、僕の使い方では1日から2日程度。油断していると、出先でバッテリー切れを起こしてしまい、時間すら確認できない……なんてこともあります。Apple Watchの充電には専用の充電器が必要。コンビニに売っているようなものでもないので、どうしようもなく困ってしまったという経験は、Apple Watchユーザーなら一度はあると思います。
そこでおすすめなのが、スマホの充電器・充電ケーブルと同じように、自宅用や持ち運び用といったように、複数の充電器を用意しておくことです。
本記事では、Apple Watchにおすすめの充電器・充電スタンドをご紹介!スタンダードな充電スタンドから、電源のない環境でもApple Watchを充電できるモバイルバッテリータイプまで、幅広くおすすめをピックアップしました。ぜひチェックしていただければと思います!
- 使用シーンから選ぶApple Watch充電器のタイプ
- その他チェックしておきたいポイント
- おすすめApple Watch充電器・充電スタンド10選
- まずチェックしたいAppleの純正アクセサリー
- 【WATOE】コスパが魅力の磁気充電ケーブル
- 【AMOVO】Apple WatchとiPhoneを同時充電できる二股ケーブル
- 【GOVNDVN】コンパクトなケーブルレスApple Watch充電器
- 【Maco】USB-C対応!コンパクトなApple Watch充電器
- 【Belkin】トラベルスタンド(F8J218BT-A)
- 【elago】シリコン製卓上スタンド
- 【Lomicall】アルミニウム製卓上スタンド
- 【CHOETECH】900mAhのモバイルバッテリー搭載磁気充電器
- 【CHOETECH】Apple WatchとiPhoneを同時に充電できるモバイルバッテリー
- 【CHOETECH】Apple Watch&iPhone 2in1ワイヤレス充電器
- Apple Watchのバッテリーとうまく付き合っていくコツ
- おすすめApple Watch充電器・充電スタンドまとめ
使用シーンから選ぶApple Watch充電器のタイプ
いちばん分かりやすいのは、使用シーンから最適な充電器のタイプを選択する方法です。
基本は「ケーブルタイプ」でOK
基本的には、Apple Watch付属の磁気充電ケーブルと同じ「ケーブルタイプ」でOKです。一般的なUSB充電器やモバイルバッテリー、USBカーチャージャーに挿せばApple Watchを充電でき、守備範囲としてはいちばんケーブルタイプが広いかと思います。
ただ、自宅用や職場用、もしくは持ち運び用といったように、使用シーンが限定されている場合は、必ずしもケーブルタイプが正解だとは限りません。そのへんは記事内でご紹介している充電器を参考にしてみてください。
定位置が決まっているなら「スタンドタイプ」と「ドックタイプ」
基本的に動かさず、定位置としてApple Watchの充電場所が決まっているなら、「スタンドタイプ」、もしくは充電機能付きの「ドックタイプ」がおすすめです。
磁気充電ケーブルよりも見栄えがいいですし、なかにはケーブルを収納できたり、iPhoneと同時充電できるものだったりと機能的な製品もあります。
電源のない環境なら「モバイルバッテリー+磁気充電ケーブル」
出先でApple Watchを充電するパターンは3つあります。
- USB充電器 +磁気充電ケーブルで充電(コンセントがある場所)
- モバイルバッテリー + 磁気充電ケーブルで充電
- モバイルバッテリー機能付きのApple Watch充電器
お手軽なのは上の2つですね。磁気充電ケーブルとの組み合わせです。コンセントがない環境でApple Watchを充電するなら、普段使っているモバイルバッテリーの活用が手軽でおすすめです。
それでも、一般的なモバイルバッテリーはそれなりに重く荷物になります。例えば、Apple Watchを登山に持っていきたい、なんていう場合は、コンパクトで軽量なモバイルバッテリータイプが便利。出先でGPSや心拍センサーなどを多用すれば、当然バッテリー持ちに影響してきます。出先でApple Watchを充電する機械が多いのならモバイルバッテリータイプも検討してみましょう。
その他チェックしておきたいポイント
Apple Watchの充電器・充電スタンドを選ぶときにチェックしておきたいのは、他に以下のようなポイントがあります。
- 充電機能が搭載されているかどうか(磁気充電ケーブルが別途必要か)
- Made for Apple Watch認証を取得しているかどうか
- 重量、サイズ
Made for Apple Watch認証は、iPhoneでいうMFi認証ですね。「この製品はAppleによって定められた一定の基準をクリアしていますよ」という証です。基本的にMade for Apple Watch認証を取得している製品が安心なのですが、Apple Watch充電器においては認証を取得している製品が少ないのが現状です。
認証を取得していなくても、問題なく使用できる製品がほとんどではあります。が、自己責任の範囲ですね。ある程度自身で見極める必要があるということです。心配な方は、Apple純正製品あるいは、同認証を取得した製品を選びましょう。
なお、充電機能のないApple Watchスタンドなどは認証がなくても問題ありません。
おすすめApple Watch充電器・充電スタンド10選
それでは、Apple Watchにおすすめの充電器・充電スタンドをご紹介していきましょう!
ちなみに、Apple Watchの「磁気充電」とスマホによく採用されているQi(チー)ワイヤレス充電とは別ものです。スマホ向けのワイヤレス充電器でApple Watchを充電することはできないので注意してください。
まずチェックしたいAppleの純正アクセサリー
まず最初に、Apple純正の充電器をざっとご紹介します。価格は高いですが「間違いない」という意味では、やはり純正品がいちばんです。
Apple Watch磁気充電ケーブル
磁気充電ケーブルに関しては、Apple純正のものがいちばんおすすめしやすいですね。サードパーティ製の磁気充電ケーブルがダメというわけではありませんが、当たり外れがあるのは確かです。
Appleの磁気充電ケーブルには、USB-AとUSB-Cの2種類。もともと付属されているのはUSB-Aですね。最近ではUSB-C充電器をメインに使っている人が多いかと思います。必要に応じて選んでください。ケーブルの長さは0.3m、1m、2mの3種類から選べます(2mはUSB-A版のみ)。
- Apple純正のApple Watchアクセサリー
- USB-A版とUSB-C版あり
- 0.3m/1m/2m(2mはUSB-A版のみ)
- 税込3,850円(2mのみ4,950円)
Apple Watch磁気充電ドック
Apple Watch磁気充電ドックは、そのなのとおりApple Watch向けのドック型充電器。付属のLightningケーブルをドックに接続し使用します。コネクタ部分(密着する部分)を起こすことができ、Apple Watchを目覚まし時計のように使用できるナイトスタンドモードにも最適です。
ただ、9,680円(税込)という価格はいくらなんでも高いですね……。Apple Watch Series 3の価格が21,780円(税込)ですから、磁気充電ドック2台とちょっとでApple Watch本体が買えてしまうわけです。Apple純正アクセサリーということあえてご紹介させていただきましたが、個人的には手が出ません。。
- ドック型Apple Watch充電器
- Lightning – USB-Aケーブル付属
- USB充電器は別売
- 9,680円(税込)
MagSafeデュアル充電パッド
iPhone 12シリーズが対応するMagSafe充電と、Apple Watchの磁気充電を同時に行える充電バッド。二つ折りにしてコンパクトになるので、旅行や出張時なんかには活躍してくれる場面があるでしょう。
ただ、これも16,280円(税込)と機能の割に高額ということもあり積極的にはおすすめしません。「バッテリー内蔵でiPhoneとApple Watchを各1台分充電できる!」なんて機能があって、やっと悩む価格ですね……(そんな機能はありません)。
詳しくは上の記事でご紹介しています。興味がある方はどうぞ!
- iPhone 12シリーズのMagSafe充電とApple Watchの磁気充電を同時に行える
- Lightning – USB-Cケーブル付属
- USB-C充電器は別売
- 16,280円(税込)
【WATOE】コスパが魅力の磁気充電ケーブル
「価格重視で選びたい」ということなら、こちらの磁気充電ケーブルをチェックしてみてください。Made for Apple Watch認証はありませんが、実際に僕自身が愛用しているもの。半年以上使用していますが、特に問題なく使えていますし、むしろ耐久性はApple純正より高そうです。巻きグセがつきにくいメッシュケーブルも扱いやすく気に入っています。
価格は約1,500円と純正ケーブルの半額以下。認証がないのはある意味リスクではあるのですが、実際に普通に使えているということでご紹介させていただきます。
- Apple Watch磁気充電ケープル
- Made for Apple Watch認証なし
- 扱いやすく高耐久なメッシュケーブル
- 1m
【AMOVO】Apple WatchとiPhoneを同時充電できる二股ケーブル
磁気充電コネクタとLightnignコネクタの二股に分かれている充電ケーブルです。ケーブル1本でApple WatchとiPhoneの同時充電が可能。AppleのMagSafeデュアル充電パッドの有線版、というイメージですね。職場や車に1本置いておけば、なにかと活躍してくれるでしょうし、旅行時なんかにも荷物を減らせます。Apple WatchとiPhoneの両方を充電でき、価格が1,500円前後ということを考えればコスパは非常にいいですね!
こういった2 in 1タイプの充電ケーブルは、使い方によっては一方が逆に邪魔になってしまうということもありますが、ハマればこれ以上ない便利なアイテムになってくれるでしょう。
- 磁気充電&Lightning充電を同時に行える二股ケーブル
- Made for Apple Watch、MFi認証なし
- 1m
【GOVNDVN】コンパクトなケーブルレスApple Watch充電器
ケーブルレスでUSB充電器やモバイルバッテリーに直差しできる充電器です。コンパクト(約58 × 28 × 10mm)で軽量(約22g)な充電器で持ち運び用にぴったり。このサイズと重量ならカバンのポケットにも難なく収まってくれます。
Apple Watchの充電器に限らずですが、誰もが少なからずケーブルのわずらわしさを感じているのではと思います。この充電器なら、ケーブルが絡まることも収納に困ることもなく快適です。
- 直差しケーブルレスApple Watch充電器(USB-A)
- Made for Apple Watch認証取得
- 約58 × 28 × 10mm、約22g
【Maco】USB-C対応!コンパクトなApple Watch充電器
こちらはUSB-C対応の直差しタイプの充電器です。USB-Cポートを搭載するUSB充電器やパソコンで充電したい、ということならこっちです。
USB-Aより小さいUSB-C採用で、サイズは約44 × 32 × 10mm、重量はたったの約10g。負担なく持ち運べます。USB-Cポート搭載のモバイルバッテリーとも相性がよさそうです。
- 直差しケーブルレスApple Watch充電器(USB-C)
- Made for Apple Watch認証なし
- 約44 × 32 × 10mm、約10g
【Belkin】トラベルスタンド(F8J218BT-A)
Belkin(ベルキン)のApple Watchトラベルスタンドは、磁気充電ケーブルをスタンドにはめるようにしてセットし使用します(磁気充電ケーブルは別売)。
ケーブルはスタンド内部に巻き付けるようにして収納でき、ここでケーブルの長さを調節できます。「ケーブルの長さ調節できる充電ドック」のイメージですね。普段使いだけでなく、これをそのまま持ち出したいときにも便利なアイテムです。
- 内部に磁気充電ケーブルを収納できるスタンド
- 磁気充電ケーブルは別売
【elago】シリコン製卓上スタンド
上でご紹介したBelkin製品と同じように、別売の磁気充電ケーブルをセットして使用するシリコン製のApple Watchスタンドです。
このスタンドのポイントは7色から選べるカラー。
好みのカラーから選べるのは嬉しいですね!どこに置いても雰囲気に馴染んでくれそうです。
- シリコン製Apple Watchスタンド
- 7色から選べるカラー
- 磁気充電ケーブルは別売
- 約65 × 52 × 52mm、約73g
【Lomicall】アルミニウム製卓上スタンド
Apple Watchによく似合う、アルミニウム素材を採用したスタンド。こちらも手持ちの磁気充電ケーブルと合わせて使用します。
Apple Watchをデスクの上に転がしておくよりも、こうやってスタンドに置いておいたほうが見た目もいいですね!
- アルミニウム製Apple Watchスタンド
- ブラック/グレー/ローズゴールド/シルバー
- 磁気充電ケーブルは別売
【CHOETECH】900mAhのモバイルバッテリー搭載磁気充電器
こちらはApple Watch専用のモバイルバッテリー。900mAhバッテリーを搭載し、Apple Watch約2回分のフル充電が可能です。
手のひらに収まるサイズで、携帯性は抜群です。旅行や出張時のお供として持ち出すのもいいですし、キャンプや登山、スポーツシーンでも活躍してくれる場面があるかと思います。高度計や位置情報をトラッキングしたり、心拍数を計測したりする使い方だと、どうしてもバッテリー消費が大きくなりますからね。これがあれば安心です。
ちなみに、モバイルバッテリーのバッテリー残量がなくなっても、USB充電器(別売)と付属のMicrUSBケーブルを使えば充電器的な使い方もできます。Apple Watchヘビーユーザーにぜひチェックしてほしいアイテム。
- キーホルダー型Apple Watch専用モバイルバッテリー(900mAh)
- Apple Watchを約2回フル充電
- Made for Apple Watch認証取得
- LEDランプでバッテリー残量を表示
- 約55 × 42 ×22mm、約54g
【CHOETECH】Apple WatchとiPhoneを同時に充電できるモバイルバッテリー
磁気充電コネクタが組み込まれているモバイルバッテリーで、搭載するUSB-AポートでiPhoneなどのデバイスも充電できる便利アイテム。5000mAhバッテリーを搭載しApple Watchなら約6回のフル充電が可能です。
5000mAhとバッテリー容量としてはさほど多くありませんが、毎日持ち歩く普段使い用としてなら、容量的にもサイズ・重量的にもちこれくらいがちょうどいいですね。
付属のUSB充電ドックを使えば、このようにモバイルバッテリーを充電しながら、Apple Watchを充電することもできます。
- Apple WatchとiPhoneを同時充電できるモバイルバッテリー
- 5000mAhバッテリー搭載(Apple Watchを最大6回フル充電)
- USB-Aポート × 1(5V/2.1A)
- Made for Apple Watch認証取得
- USB充電ドック付属
【CHOETECH】Apple Watch&iPhone 2in1ワイヤレス充電器
最後にご紹介するのは、Apple WatchとiPhoneを同時充電できるドックタイプの充電器です。Qiワイヤレス充電は、iPhoneの7.5W充電に対応します。
これ1台でApple WatchとiPhone、AirPodsなどのその他のQi対応デバイスを充電できるので、見た目もすっきり。コンセントから伸びるケーブルも1本で済むわけですから、コンセントの節約にもなります。
USB充電器とUSBケーブルは付属、一式揃っています。デスクの上やベッド脇にひとつ置いておけば活躍してくれること間違いなしです!
- Apple Watch充電&Qi充電の2in1ワイヤレス充電器
- Qi充電はiPhoneの7.5W充電に対応
- MFi認証取得
- USB充電器、ケーブル付属
Apple Watchのバッテリーとうまく付き合っていくコツ
本記事の冒頭でも書いたように、バッテリー問題はApple Watchに常に付きまといます。バッテリーが切れて、時計が見られなくなる程度ならさほど困りませんが、モバイルSuicaなどのキッシュレス決済が利用できなくなるのは困ります。
ここでは、「Apple Watchのバッテリーとうまく付き合っていくコツ」をご紹介します。
充電環境を整える
自宅や職場、車など、充電器を複数の場所に設置し、「どこでも充電できる」という状態にしておけば充電に困ることはほぼないはずです。普段モバイルバッテリーを持ち歩いているのなら、それに加えて短い磁気充電ケーブルをもっておけば安心です。
Apple Watchのバッテリーは、通常使いであれば1日から2日は持ってくれるかと思います。感覚的にはだいたい1日半ぐらいでしょうか。僕の場合は入浴してから就寝するまでの間に充電しておく、という行動パターンが決まっています。睡眠ログをとるためにApple Watchを巻いたまま寝て、また次の日の入浴時に外して充電する、という感じですね。
旅行に出掛けるときは、モバイルバッテリーと磁気充電ケーブルを1本持っていきます。1泊程度であればUSB充電器はもっていかず、大きめのモバイルバッテリーとケーブル類で済ませていますね。
少なくとも、Apple Watch付属の磁気充電ケーブル1本でやりくりするのは大変。自分の行動パターンに合わせて、複数の充電器を用意しきましょう。
iPhoneに「バッテリーウィジェット」を表示しておく
僕自身の経験上、Apple Watchのバッテリー残量の低下に気付かないことがよくあります。気付かず出先でバッテリー切れを起こしてしまうということが本当によくあるんですよね。
- iPhoneに「バッテリーウィジェット」を表示
- Apple Watchの文字盤に「バッテリー」のコンプリケーションを表示
バッテリー低下に気付くという意味では、上の2つの方法が有効です。
iPhoneのバッテリーウィジェットはホーム画面を長押し>左上にある「+」をタップ>「バッテリー」を選択して表示させられます。AirPodsのバッテリー残量も表示してくれるので便利ですよ!
「省電力モード」を活用する
「バッテリーがない!充電器もない!」というときには、Apple Watchの「省電力モード」を活用しましょう。省電力モードをオンにすると、時刻表示以外の一切の機能が停止、バッテリーをもたせることができます。
Apple Watchのバッテリーをもたせるのにいちばん有効なのは、「省電力モード」の活用です。
省電力モードがオンの状態では、時刻表示以外の一切の機能が停止されます。Apple Watchサイドにある電源ボタンを長押しして、省電力モードを解除できます。「もう改札通っちゃったし、Suicaが使えなくなるのは困る!」なんてときの最終手段として活用してください。
おすすめApple Watch充電器・充電スタンドまとめ
おすすめのApple Watch充電器に加え、バッテリーの節約方法についても触れさせていただきました。個人的には、バッテリー残量を気にしすぎるのもどうかと思っているので、充電環境を整えてあげる方向で考えることをおすすめします。
本記事内でご紹介した充電器のうちひとつを選ぶのであれば、価格が安く環境選ばず使用できる以下の製品。
選ぶ、というか現在進行形で愛用している製品ですね。Apple純正の磁気充電ケーブルがベストで間違いありませんが、サブとしてならこれで十分です!
人気の「Apple Watch充電器」をチェック!
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