「もうApple Watchのない生活には戻れない」と感じている人は少なくないはずです。そういう僕自身もそのうちのひとりです。
予定やタスクはApple Watchで素早く確認でき、コンビニでの決済は手首をかざすだけで完了。睡眠時間や質を計測して生活習慣の改善に役立てたり、ランニング時には距離やペース、心拍を計測したり。
当初は「充電が必要な時計なんていらないでしょ」と思っていましたが、それが「もしかして食わず嫌いなのかも?」と思うようになり、いざ使ってみると、僕ににとってなくてはならない存在になっています。
そしてApple Watchを便利使うためには、「Apple Watchアプリ」が必要不可欠。今回の記事では、Apple Watchユーザーにおすすめしたい便利なアプリをご紹介します。
- 「生活・便利」編
- 「スポーツ・健康」編
- 「ビジネス・仕事効率化」編
この3つのカテゴリーに分けて、鉄板とも言えるおすすめApple Watchアプリをご紹介していきます。この記事が、さらなるApple Watchの活用のヒントになれば幸いです!
- Apple Watchのアプリをインストールする方法
- Apple Watchおすすめアプリ【生活・便利】
- dmenu ニュース【知っておくべきニュースをApple Watchでチェック】
- Yahoo!防災速報【防災情報をApple Watchで確認】
- Yahoo!天気【雨雲レーダーを確認】
- LINE【Apple Watch上でメッセージを確認・送信】
- WalletとApple Pay【Suica × エクスプレスカード設定が便利】
- PayPay【Apple Watch上に決済用QRコードを表示】
- アラーム・タイマー【Siriからの起動が便利】
- マップ【Apple Watchの振動で右左折をナビ】
- ミュージック【オフライン再生に対応】
- Spotify【待望のストリーミング再生に対応】
- Radiko for Watch【Apple Watch単体でラジオが聴ける】
- LifeCycle【ほったらかしでライフログを残せる】
- カメラ【Apple Watchでリモート撮影】
- 駅すぱあと【Apple Watchとの連携が便利】
- Streaks【良い習慣を身に付ける】
- Battery Phone【バッテリー残量がひと目で分かる】
- Shazam【いま流れている楽曲情報を教えてくれる】
- Apple Watchおすすめアプリ【スポーツ・健康】
- Apple Watchおすすめアプリ【ビジネス・仕事効率化】
- 通知設定を見直してApple Watchアプリをうまく活用
- Apple Watchおすすめアプリまとめ
Apple Watchのアプリをインストールする方法
おすすめApple Watchアプリをご紹介する前に、Apple Watchにアプリをインストールする方法について説明しておきます。
iPhoneの「Watch」アプリ>「一般」>「Appの自動インストール」がオンの状態であれば、iPhoneにApple Watch対応アプリをインストールされだけで、Apple Watchにも自動的にアプリがインストールされます。
逆にApple Watchからアプリを削除(アンインストール)したい場合は、同じく「Watch」アプリの画面下部に表示されている任意のアプリをタップし、「AppをApple Watchで表示」をオフにします。
Apple WatchはiPhoneほど画面が大きくないので、アプリが増えてくるとアプリを探し出す手間がかかってしまいます。不要なApple Watchアプリは削除しておきましょう。
Apple Watchおすすめアプリ【生活・便利】
まずは「生活・便利編」ということで、普段の生活に役立つApple Watchアプリをピックアップしました。
dmenu ニュース【知っておくべきニュースをApple Watchでチェック】
ニュースアプリといえば「グノシー」や「スマートニュース」が有名どころですが、なかでもイチ押しなのが「dmenu ニュース」です。ドコモが提供するニュースアプリなのですが、キャリア関係なく利用できます。
dmenu ニュースのポイントは「知っておくべきニュースをしっかり届けてくれる」点です。芸能といったやエンタメ系ニュースの多さにうんざり……という人にこそおすすめしたいニュースアプリで、重要で役立つニュースを厳選して届けてくれます。もちろんエンタメ系ニュースも掲載されているものの、露出は控えめな印象です。
ニュースアプリを利用する上で「広告が多すぎて読みにくい」と感じることは多いですよね。dmenuニュースなら広告もかなり控えめで読みやすい!Apple Watch上で動くアプリではありませんが、Apple Watchに通知が届くことでニュースをいち早くチェックできます。いまニュースアプリを使うならこれ!おすすめです!
Yahoo!防災速報【防災情報をApple Watchで確認】
「Yahoo!防災情報」は、その名のとおり防災速報・防災情報に特化したApple Watchアプリです。
地震や警報、避難情報、豪雨情報など、防災に関わるあらゆる速報・情報をApple Watchに届けてくれます。対応している防災情報は以下のとおりです。
対応の防災情報 | 通知内容 |
避難情報 | 自治体が避難勧告などの避難情報を発令・解除した場合に通知します。 |
緊急地震速報・地震情報 | 緊急地震速報の予想震度や地震の観測結果が、設定した震度以上の場合に通知します。 |
津波予報 | 大津波警報・津波警報・注意報が発表、または解除された場合に通知します。 |
大雨危険度 | 設定地域で大雨による土砂災害や河川洪水の危険が高まった場合に通知します。 |
豪雨予報 | 降水量が設定した値を超える予報の場合に通知します。また、雨雲の様子を雨雲レーダーで確認できます。 |
土砂災害 | 土砂災害警戒情報が発表・解除された場合に通知します。 |
河川洪水 | 指定河川洪水予報(「氾濫警戒情報」以上)が発表・解除された場合に通知します。 |
気象警報 | 気象庁の発表する気象警報が発表・解除された場合に通知します。 |
熱中症情報 | 暑さ指数が設定した値を超えた場合に、暑さ指数とともに危険度を通知します。 |
火山情報 | 設定地域に影響がある火山に、噴火速報や噴火警報が発表された場合に通知します。 |
国民保護情報(Jアラート:全国瞬時警報システム) | 外部からの武力攻撃や大規模なテロなどが迫ったとき、発生したときに通知します。 |
防犯情報 | 対応都道府県の犯罪発生情報や防犯に関する注意情報などを、関係する地域の方に通知します。 |
自治体からの緊急情報 | 対応自治体が発表する防災情報を、関係する地域の方に通知します。 |
お知らせ・訓練情報 | 防災速報からのお知らせや訓練情報を通知します。 |
※引用:Yahoo!防災情報(App Store) |
現在地に加え、国内の最大3地域の防災速報を受け取るよう設定できます。自宅だけでなく実家、勤務先、子供が通う学校など複数の地域を設定しておけば、状況の把握に役立ちます。
防災情報は、どんなニュースよりも知っておくべき重要な情報。通知を見逃しにくいApple Watchだからこそ有効利用したいアプリです。
Yahoo!天気【雨雲レーダーを確認】
天気情報の確認はプリインストールされている「天気」アプリで十分だったりするのですが、雨雲レーダーまでは見られません。
「Yahoo!天気」なら、天候や降水確率、気温などの天気情報のほかに、Apple Watch上で雨雲レーダー確認できます。雨雲接近の通知を受け取ってからの雨雲レーダー確認、という流れが便利。
Yahoo!天気をインストールしたなら、ぜひ文字盤にアイコン(コンプリケーション)を表示させておきましょう。文字盤上で天気と降水確率を確認できるようになります。
LINE【Apple Watch上でメッセージを確認・送信】
お馴染み「LINE」アプリは、Apple Watchに対応しています。メッセージの確認から送信、画像の確認、スタンプの送受信など、Apple Watch上でできることがたくさんあります。この辺のことに関しては以下の記事でご紹介しています。
日頃からLINEを使っている方は多いかと思います。Apple WatchでもLINEを活用しましょう!
WalletとApple Pay【Suica × エクスプレスカード設定が便利】
普段からApple Watchを使っていて、特に便利さを感じられることがApple WatchでのNFC決済です。NFC決済はiPhoneでも利用できますが、iPhoneを取り出さずとも手首をかざすだけで決済できるところに便利さがあります。
おすすめしたいのは、交通系ICカード「Suica(スイカ)」のiPhoneとApple Watchの二刀流。iPhoneとApple Watchに、それぞれ異なるSuicaカードを登録しておくと便利。
Suicaはロック解除なしに決済できる「エクスプレスカード」に設定できるので、iPhoneでもApple Watchでもどちらかをかざすだけで決済できる、というわけです。
参考 Apple Pay でエクスプレスカードを使う(Appleサポート)
SuicaはJR東日本が提供する交通系ICカードですが、全国で相互利用が可能です。例えば僕が住む関西圏で言えば、ICOCAが使える交通機関やお店ならSuicaが使えるということです。
Suica(モバイルSuica)はSuicaアプリからかんたんに使い始められます。Apple Watchユーザーなら活用しない手はありません!
PayPay【Apple Watch上に決済用QRコードを表示】
よく使われているQRコード決済のひとつに、「PayPay(ペイペイ)」があります。PayPayはApple Watchに対応しており、iPhoneを取り出さずともApple Watch上で決済用バーコード/QRコードを表示させることができます。
そのほか残高や支払い履歴の確認、受け取り用のQRコードもApple Watch上で可能です。わざわざiPhoneでアプリを開く必要がないので楽チンですね!
Apple Watchに対応するQRコード決済系アプリはPayPayのみのようですが、そう遠くない未来に楽天Payやd払いといったその他のQRコード決済にも対応するかも?という話もあります。あくまでも噂ですが、ぜひ対応させてほしい!
アラーム・タイマー【Siriからの起動が便利】
プリインストールされている「アラーム」「タイマー」アプリ。入っていて当たり前のようなアプリで存在感はないですが、個人的に使用頻度が非常に高いのでご紹介させていただきます。
特に便利に感じている点は以下の2点。
- いつでもかんたんにSiri経由で使える
- アラームの通知に確実に気付ける
「3分のタイマー」「20分後に起こして」とApple Watchに話しかけるだけでかんたんに素早くアラーム・タイマーの機能にアクセスできます。
そして手首に密着しているApple Watcが振動すれば、まず気付きます。iPhoneだとテレビの音や環境音にアラーム音を聞き逃してしまった、なんてことが起こり得ますが、Apple Watchなら確実です。
僕自身、Apple Watchの振動がいちばん心地よく目覚められると感じています。これに共感してくれる人はきっと多いのではないでしょうか。ぜひApple Watchのアラーム・タイマーアプリを積極的に使ってみてください!
マップ【Apple Watchの振動で右左折をナビ】
Appleの「マップ」アプリでは、Apple Watch上で地図を確認したり、ナビ機能を使用したりできます。
Apple Watchが活躍するのはナビ機能。Apple Watch、もしくはiPhoneで目的地を設定、ナビを開始すると、Apple WatchがiPhoneのナビアプリと連動し、表示と振動で曲がるタイミングを教えてくれます。
右折か左折かによってApple Watchの振動の仕方が異なります。曲がるべき交差点の接近も振動の仕方で分かるので、慣れてくるとナビ画面を見ずとも目的地にたどり着けちゃいます。これがなかなか便利なんですよね。徒歩やランニング、自転車、バイクなど活用できる場面は多いはず!
ミュージック【オフライン再生に対応】
Appleの「ミュージック」アプリでApple Watchが活躍する場面は主に2つ。一時停止/曲送り/音量調節といった音楽コントロールと、Apple Watch単体での音楽再生です。
iPhoneでも音楽を再生すると、Apple Watchでは自動的に音楽コントロール画面に切り替わります。わざわざiPhoneに手を伸ばさなくでも、音量調節などを手元で行えます。
ミュージックアプリはApple Watchでのオフライン再生にも対応していますし、Apple Watch単体でネット通信できるGPS+Cellularモデルならストリーミングも可能です。ジョギング時に音楽を聴くのにiPhoneは不要、ということですね。
Apple Watchに接続するBluetoothイヤホンは「AirPods(エアーポッズ)」がおすすめ。シームレスな接続先の切り替えが便利過ぎます!
Spotify【待望のストリーミング再生に対応】
愛用者が多いであろう音楽ストリーミングサービスのSpotifyが、2020年11月、待望のApple Watch単体でのストリーミング再生に対応しました。Apple Watchがネット通信できる状態であれば、iPhoneが近くになくてもSpotifyで音楽を聴くことができます。
ただオフライン再生には対応しておらず、Apple Watch単体でのストリーミング再生にはWi-Fiに接続されているか、モバイル通信が有効(GPS + Cellularモデル)になっている必要がある点には注意してください。
それでも「Apple Watch単体で音楽をストリーミング再生」したい人にとって選択肢が増えたのは喜ばしいことです!
Radiko for Watch【Apple Watch単体でラジオが聴ける】
Radikoはスマホでラジオを聴けるアプリとして有名ですよね。「Radiko for Watch」はApple Watch単体でいまいるエリアのラジオを聴けるアプリです。
iPhone版のRadikoとは別アプリですので注意してください。こちらもApple Watchに対応していますが、あくまでもリモコン的な使い方。Apple Watch単体でのラジオ再生には対応していません。
GPS+Cellularモデルをお使いなら、iPhoneを自宅に置いてきてもApple Watchだけでラジオを聴けます(その場合はWi-Fiもしくはモバイル通信が必要)。
LifeCycle【ほったらかしでライフログを残せる】
「LifeCycle」はライフログ系のアプリです。基本ほったらかしでOKです。iPhone・Apple Watchから取得した情報から、どれくらいの時間寝て、どれくらいショッピングに時間を費やし、どれくらい移動時間にかかっているかを集計してくれるアプリ。
Apple Watcで表示できるレポートは当日のみと限られますが、iPhoneからはウィークリー、マンスリーで時間を確認できます。
年間1,000円かかる有料アプリではありますが、そう高すぎるわけではありません。レポートを見直せば、「あまり睡眠時間が取れていないな」「こんなことにこんなににも時間を使ってたんだ」とためになる気付きがあります。
カメラ【Apple Watchでリモート撮影】
Apple Watchのカメラアプリを起動するかSiriに「写真を撮って」と呼びかけると、iPhoneのカメラアプリが起動、Apple Watchを使ってリモート撮影することができます。
Apple Watchからシャッターを切れるほかに、タイマー撮影や露出調節、フラッシュ・HDRのオン/オフなどの設定もできます。さらに撮影された写真の確認できたりと、なかなか高機能。
集合写真の撮影や、位置関係的に写りを確認しづらい場合などに使えるアプリ。使用頻度としてはあまり高くないかもしれませんが、知っておくといつか役に立ってくれるはずです。
駅すぱあと【Apple Watchとの連携が便利】
「駅すぱあと」は、電車の経路や乗り換えを検索できる便利アプリ。「すでにiPhoneアプリを使ってるよ」という方は多いかもしれませんが、Apple Watchアプリことでさらに便利になります。
例えば、iPhoneで最後に検索した路線や保続したMyクリップの路線は、Apple Watchからかんたんに確認できます。他にも自分が乗っている路線や位置を確認できる「イマココ」機能や、乗車予定の列車があと何分で発車するかをカウントダウン表示してくれる「発車タイマー」機能など、Apple Watchで使える機能が充実しています。
Streaks【良い習慣を身に付ける】
毎日のルーティーンは大事で!「Streaks」は習慣化をサポートしてくれるアプリ。良い習慣を身に付けたり、悪い習慣を直す手助けをしてくれます。
「本を読む」「ジムに行く」「サプリを飲む」というように、習慣化したいタスクを登録しておけば、指定した時間に通知してくれます。アイコンをタップして完了をマーク。「5000歩あるく」といったようなヘルスケアタスクは、iPhone・Apple Watchからのヘルスケアアプリとの連携で自動的にマークしてくれます。
他にも悪い習慣を直すネガティブタスクの設定や、連続記録の統計表示など、良い習慣を身に付けるための機能が充実しています。タスクは最大12個までと制限があるものの、逆にこのくらいのタスク数のほうが挫折せずに済むような気がします。
Streaksでは物足りないという方は、「Habitify」をお試しください。サブスク制ありですが、Streaksより高機能です。もちろんApple Watchにも対応しています。
Battery Phone【バッテリー残量がひと目で分かる】
「Battery Phone」は、iPhoneのバッテリー残量をApple Watchの文字盤上で確認できるアプリ。コンプリケーションとして文字盤に表示させておけば、ひとめでiPhoneとApple Watchのバッテリー残量を確認できます。
かんたにバッテリー残量を確認できるほかに、iPhoneがフル充電になったり、指定のバッテリー残量を下回ったりすると通知で知らせてくれる機能も便利です。iPhoneのバッテリー残量低下に気付かず、いざ持ち出すときに充電がない、なんてことはよくあります。そんな方はBattery Phoneをコンプリケーションに設定しておきましょう。
Shazam【いま流れている楽曲情報を教えてくれる】
これがなかなか便利でよく使っています。「Shazam」は、いま流れている音楽の曲名やアーティスト名などを教えてくれる便利アプリです。
Apple WatchでShazamを起動し、表示されるアイコンをタップすると聞き取りが始まります。所要時間は数秒。すぐさま該当する楽曲情報が表示されます。そのままApple Watch上でサンプルトラックを再生することもできます。
認識した楽曲情報は履歴として残り、Apple WatchやiPhoneからその履歴を確認することも可能。「Apple Music」や「Spotify」と連携させて(iPhoneアプリで設定)、認識した楽曲を自動的にプレイリストに追加する機能も秀逸です。
「いま流れている曲はなんていう曲だろう?」なんてときは、Apple Watchに聴かせるだけで楽曲情報をかんたんに調べられます。
Apple Watchおすすめアプリ【スポーツ・健康】
続いては「スポーツ・健康編」です。GPSや気圧高度計、ジャイロスコープ、心拍センサーといったたくさんのセンサー・機能が詰まっているApple Watchにとっては、このジャンルのアプリと相性抜群です。
心電図・血中酸素ウェルネス【やっと心電図機能が解禁】
認証の関係で日本では使えなかった「心電図」機能が、2021年1月27日に配信されたwatchOS 7.3により利用できるようになりました。心電図機能に対応するApple Watch Series 4/5/6では、心電図アプリを起動後、デジタルクラウンに指を当てかんたんに心電図を測定できます。
Apple Watchで測定した心電図のデータは、iPhoneのヘルスケアアプリから確認でき、PDFで出力することもできます。
Apple Watch Series 6は、心電図機能に加え血中酸素濃度の測定にも対応しています。
ただし、これらの機能は「データを計測できる機能」であり、病気や異変を発見できるものではないことには注意しましょう。あくまでも診断は医師が行うもの、という大前提があることは頭に入れておく必要があります。
それでも、これらの機能は自分のからだのことを考えるきっかけや目安になってくれることには違いありません。対応のApple Watchモデルをお持ちの方はぜひお試しください!
呼吸【瞑想で心をリフレッシュ】
Apple Watchにプリインストールされている「呼吸」アプリ。自分の呼吸に意識を向けて取り組むマインドフルネスは、リラックス効果だけでなく集中力の向上や不安などのストレス対策としても注目されています。
呼吸アプリの使い方はかんたん。呼吸アプリを起動し時間を指定してスタート、ガイダンスに沿って呼吸に意識を向けていきます。1日10分だけでも取り組めばその効果を感じられます。
余談ですが、より本腰を入れてマインドフルネス・瞑想に取り組みたい方は、Meditopiaというアプリがおすすめです。コンテンツが充実しており、初心者から上級者まで満足できる内容となっています。ぜひお試しください!
AutoSleep【睡眠時間と質を自動で追跡】
「AutoSleep」は、Apple Watchを着けて寝るだけで睡眠時間と質を自動で追跡・記録してくれるアプリです。ポイントは「自動で」というところ。Apple WatchやiPhoneの情報から、寝ているのか起きているのかを自動で判別してくれるので、することといえば忘れずにApple Watchを着けて寝ることと、記録したデータをチェックするだけです。
記録されたデータは、iPhoneのヘルスケアアプリに同期させることもできます。睡眠に関する悩みを持つ人は少なくないかと思いますが、まずは自分の睡眠を知ることが改善への第一歩です。
Standland【かわいいキャラが座りすぎを防止してくれる】
仕事中はパソコンデスクに座りっぱなし、という方は多いのではないでしょうか。「座り過ぎ」は健康に悪影響を及ぼす可能性があると言われています。
「StandLand」は、ゲーム感覚で座り過ぎを防止してくれるアプリ。Apple Watchユーザーの動きとともに、かわいいキャラクターが立ったり座ったりします。1時間に1分以上歩くと「1スタンド」としてカウントされ、あらかじめ設定した目標スタンド数を達成すると、どんどんキャラクターが解放されていく仕組み。
Apple Watchではもともとスタンド通知機能が備わっていますが、それではなかなかモチベーションが上がりません。StandLandのように「キャラクターをゲットしていく」という目的があれば、それがモチベーションになり本来の目的である「座り過ぎの防止」に繋がります。
Hops – 木霊の旅【歩いて木霊を育てる】
「Hops」はゲーム感覚でウォーキングに取り組むことができるアプリ。歩数や上った階段の数に応じて、森を冒険するためのアイテムだったり、フレンドHopsをげっとできたりとゲーム感覚満載です。
「もう少し歩けばアイテムが貰える!」となればそれがモチベーションになります。Hopsならいつものウォーキングが楽しくなりますよ!
Nike Run Club【ランニングサポートアプリの決定版】
「Nike Run Club」は、Apple Watchでは定番のランニングサポートアプリです。初心者から競技者ランナーまで幅広くカバーする充実した機能が魅力です。しかもその充実した機能を無料で使えることもポイント!
Apple Watchで取得した位置情報や心拍数などからランデータを細かく記録してくれるだけでなく、ランナーのレベルに応じたコーチプランを提供してくれたり、モチベーション維持のためのシェア機能や他のランナーとの比較機能が搭載されていたりと、機能盛りだくさんです。Apple Watchをランニングに活用するならまず試してほしいアプリです。
Nike Training Club【本格的なワークアウトを実践】
「Nike Training Club」は、自重トレーニングをはじめ、器具を使った本格トレーニングやヨガまで、180種類以上に対応するワークアウトアプリです。
初心者から上級者までそれぞれのレベルにあわせたプランが数多く用意されています。特に自重トレーニングメニューの充実が嬉しいですね!特別な器具がなくても、自宅で気軽にトレーニングを始められます。
その他ユニークな機能としては、例えばクリスティアーノ・ロナウドといった有名アスリートをイメージしたワークアウトプラン。「クリロナのような割れた腹筋を手に入れたい!」という具体的なイメージはモチベーションにつながります。
Zones【運動強度(心拍ゾーン)が見える】
筋力・瞬発力を向上させたのか、あるいは脂肪燃焼や持久力の向上を目指しているのかで、適切な運動強度が異なります。「Zones」は、Apple Watchの心拍センサーでリアルタイムで心拍ゾーンを計測、運動強度の目安にできます。
ランニングやウォーキングはもちろん、筋力トレーニングなど、なんと70種類以上のトレーニング・スポーツに対応します。フル機能を使用するにはアプリ内課金(600円/買切り)する必要がありますが、無料でも十分実用的に使えます。
WaterMinder【水分補給のタイミングをお知らせ】
「WaterMinder」は忘れがちな水分補給のタイミングをお知らせ&記録できるアプリ。水分補給を習慣化できている人はいいのですが、そうでない人にとっては意識的に水分補給する必要があります。水分補給は健康にも肌にも大事。WaterMinderをご活用ください!
HealthFace【かんたんにヘルスケアデータを確認・入力】
「HealthFace」、Apple Watchからかんたんに素早くヘルスケアデータの確認や記録を行えるアプリです。iPhoneアプリでアクセスしたいヘルスケアデータを選択すると、それがApple Watchにも反映されます。
ヘルスケアデータの確認は一目瞭然で見やすいですし、体重や血圧、インスリン摂取などの手入力が必要なデータの記録もかんたん。非常に便利で個人的にも愛用しているアプリです。
Apple Watchおすすめアプリ【ビジネス・仕事効率化】
続いては「ビジネス・仕事効率化」編です。日々多くのタスクをこなすあなたにおすすめしたいApple Watchアプリをご紹介していきます。
Drafts【Apple Watchからの音声テキスト入力が秀逸】
「Drafts」はApple Watchに対応する高機能ノート・メモアプリです。Draftsは「ノート・メモをいったん集めておく場所」としての使い方が向いています。思い付いたことをDraftsに貯めておき、必要に応じてEvernoteなどの他のアプリに共有する、という使い方が便利。
Apple WatchでDraftsを開き、マイクアイコンをタップすると聞き取り開始です。買い物リストに追加したいものや、ふと頭に浮かんできた仕事のアイデアなどを忘れてしまわないうちにふき込んでおきます。Draftsによって聞き取られた音声はリアルタイムにテキストに変換され、ノートとして記録されます。
「とりあえず、なんでもかんでもApple WatchのDraftsに記録しておく」という使い方がおすすめです。とりあえず残しておいて、必要に応じてTo Doリストやカレンダー、他のノートアプリに共有して振り分ける。Draftsアプリは非常に高機能なのですべての機能を活用できているわけではありませんが、僕はDraftsをインボックス的なイメージで活用しています。
リマインダー【シンプルにタスク管理】
Apple Watchに対応するタスク管理系アプリはたくさんありますが、複雑なプロジェクト管理などを行わない限りはAppleの「リマインダー」で十分だったりします。
iPhoneのリマインダーで入力したタスクは、Apple Watch上で確認、完了マークをつけられます。音声テキスト入力と絵文字で、新しいタスクを追加することも可能です。Siriからのリマインダーへのタスク入力も活用したい機能ですね。
Things 3【使いたくなるUIが魅力のタスク管理アプリ】
「リマインダーでは物足りない」という方には、「Things 3」がおすすめです。価格は1,220円と決して安くはないのですが、その価格以上のリターンを感じられるはずです。
Things 3は、複数のタスクを束ねる「プロジェクト」、プロジェクトを仕切る「エリア」で構成されています。タスクを「今日」「いつでも」「いつか」といったように期限で分類すれば、いま取り組むべきタスク、逆にいま取り組まなくていいタスクが一目瞭然です。
そして、とにかく美しく使いやすいUIがポイント。タスクにチェックマークを入れていくのが気持ちいい!この「使いたい」と思わせてくれる要素って、結構重要だったりします。
Apple Watchでは、設定したリマインダー通知の受信や、今日のタスクを確認できます。値は張りますが、買い切り版なので一度買えばそれでずっと使えます。きっと長くあなたの相棒として活躍してくれますよ!
TickTick【タスク管理からノート、タイムログまでがオールインワン】
高機能なTo Doリストアプリの「TickTick」も、Apple Watchユーザーに強くおすすめしたいアプリのひとつです。軸となる機能はタスク管理なのですが、作業時間を計測できたり、ノート機能が搭載されていたりと、タスク管理に関連する機能が山盛りです。
Apple WatchからはTo Doリストの操作とタイマーを操作できます。Apple Watchからサブタスクにもアクセスできますし、タスクの追加も音声テキスト入力でかんたんです。
なおTickTickのフル機能を使うには、年額2,900円(月あたり約242円)の有料プランに加入する必要がありますが、使える機能を考えるとかなり安いですね!TickTick × Apple Watchでタスク管理がさらに便利なること間違いなしです!
FirstSeed Calendar【シンプルだけど高機能なカレンダーアプリ】
「FirstSeed Calendar」は、iCloudのカレンダーやGooglカレンダー、そしてリマインダーと連携できるカレンダーアプリです。リマインダーをカレンダー上に表示、操作できるのは便利ですね!海外産カレンダーアプリがほとんどのなかで、FirstSeed Calendarは国産です。
Apple Watchからは予定とリマインダーを表示できます。リスト表示のみと表示方法は限られていますが、予定を確認するには見やすいですし、リマインダーもApple Watch上で完了をマークできます。
Apple Watchとは関係ない部分ですが、iPhoneアプリでは15種類のウィジェットに対応していたり、表示形式を細かくカスタマイズできたりと機能が盛りだくさん。使いやすく見やすいカレンダーアプリをお探しならFirstSeed Calendarをお試しください!
Be Focused Pro【ポモドーロ・テクニックで集中力を維持する】
同じタスクにだらだらと時間を費やしてしまう……。そんなことはないでしょうか。僕はまさにこのタイプで、タスクに取りかかっても気付けばニュースサイトを徘徊していたりして、やるべきことがまったく進んでいない、なんてことがよくあります。
「目の前のタスクだけに集中する」ために活用しているアプリが、ポモドーロ・テクニックを実践できる「Be Focused Pro」です。
ポモドーロ・テクニックとは、決まった作業時間と短い休憩を繰り返すことで、集中を切らさずタスクをこなしていくテクニック。「25分の作業→5分間の小休憩→4回繰り返したら、15〜30分程度の休憩をとる」という流れが基本です。実践してみると分かりますが、その効果は絶大です!
Be Focused ProはApple Watch、iPhone、Mac間での同期に対応しています。例えばiPhoneでタイマーをスタートさせたら、Apple Watchにも同期されタイマーの操作が可能です。「自宅でのテレワークがなかなか捗らない」という方は多いかもしれません。そんなときはBe Focused Proの力を借りましょう!
Timesheet【作業時間を記録してカレンダーに同期】
「TimeSheet」は、作業時間の記録に特化したアプリ。どんな作業にどれくらいの時間を使ったかを計測、把握することで、その後の予定を立てやすくなります。20分〜120分単位で設定できる繰り返しアラームを使えば、締め切り効果で作業も捗ります。
Apple Watchではタイマーの操作や経過時間の確認を行えます。アラーム通知もApple Watchに届きます。こういったタイムログ系アプリは、いかにかんたんにタイマーをスタートさせられるかが大事になってきます。Apple Watchならいつでも忘れずタイマーをスタート、記録忘れを防止できます。
Just Press Record【Apple Watchで録音してかんたん文字起こし】
「Just Press Record」は、Apple Watchに対応した音声録音アプリです。録音した音声はiPhoneアプリに同期され、iPhone上で文字起こし(テキストに変換)することもできます。
文字起こしの精度は完璧とは言えないものの、「かなりいいほう」だと思います。テキストを整えて記録として残しておくには十分です。
単純に録音したいということなら、Appleの「ボイスメモ」アプリで事足りますが、利用することが多いなら文字起こしや不要な部分のカットができる高機能なJust Press Recordが便利です。
Spark【重要なメールのみ通知を受け取る】
メールアプリは「Spark」がおすすめです。使い勝手がよく、大事なメールが届いたときのみ通知するように設定できるなどなかなかスマートなメールアプリ。Apple Watchとの相性も抜群です。
メールマガジンなど重要でないメールが頻繁に届く状態だと、つい大事なメールを見落としてしまいがちです。Sparkは重要なメールかどうかを自動的に判別、重要なメールのみ通知してくれる「スマート通知機能」を搭載します(細かく設定可能)。
Apple Watchを身に付けていると通知を見逃しにくいという利点があります。しかし、不要な通知に振り回されてしまっては本末転倒です。「需要でないメールの通知にいちいち反応してしまっているかも?」という方は、ぜひSparkをお試しください。
通知設定を見直してApple Watchアプリをうまく活用
気になったApple Watchアプリをインストールしたら、活用していく上で必ず確認しておきたいのは「通知設定」です。
Apple Watchは確実に通知を届けてくれるという良さがあるものの、不要な通知までいちいち反応してしまっていては気が散ってしまいますし、重要な通知を見逃す原因にもなってしまいます。
iPhone「Watch」アプリ>「通知」から、Apple Watchに届く通知設定を確認できます。アプリ個別に設定できるので、必要な通知のみの絞っておきましょう。
Apple Watchおすすめアプリまとめ
気になるApple Watchアプリはありましたでしょうか。ここでご紹介したアプリをすべてインストールする必要はありません。ユーザーによってApple Watchに求めるものは違ってくるかと思いますので、ぜひ自分に合ったアプリを選んでいただければと思います。
個人的に特に便利に感じているのは、仕事効率化系のアプリですね。なにせ意思が弱いので、集中力を持続させるためにポモドーロアプリにはよく助けられてます。ふと思い浮かんだこと、残しておきたいことを音声で入力できるDraftsもよくお世話になっています。
この記事が、便利なApple Watchライフのヒントになれば幸いです!
Apple Watchユーザーのあなたにはこちらの記事もおすすめです。
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