Anker 737 Power Bankレビュー│USB PD 3.1対応で140W出力が可能なモバイルバッテリー

Anker 737 Power Bankレビュー│USB PD 3.1対応で140W出力が可能なモバイルバッテリー

今回ご紹介したいのは、Anker(アンカー)のモバイルバッテリー「Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)」です。

これ、ただのモバイルバッテリーじゃありません。なんと単ポートで最大140Wの出力が可能な超パワフルなモバイルバッテリーなんです。

「最大140Wのモバイルバッテリーなんて、需要あるの?」と思ってしまうほどハイスペックな製品ですが、実際に使ってみてどのような方におすすめできるかが見えてきました。

Anker 737 Power Bankは、特にノートPCを充電できるモバイルバッテリーを探している、という方にチェックしてほしいモバイルバッテリー。ぜひ参考にしていただければと思います。

目次

Anker 737 Power Bankの仕様・特徴

まずは、「Anker 737 Power Bankってどんなモバイルバッテリーなの?」というところをご紹介させていただきます。

Anker 737 Power Bankの仕様

Anker 737 Power Bank(Amazon)
出典:amazon.co.jp

Anker 737 Power Bankの仕様をまとめました。

製品名Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)
バッテリー容量24000 mAh
搭載ポートUSB-C x 2
USB-A x 1
USB-C1 / C2出力5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V= 5A / 28V=5A (最大140W)
USB-A出力5V = 3A / 9V = 2A / 12V = 1.5A (最大18W)
合計出力最大140W
USB-C1入力5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V= 5A / 28V=5A (最大140W)
サイズ約156 x 55 x 49 mm
重量約632 g
カラーブラック(A1289011)
パッケージ内容Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)
140W USB-C & USB-C ケーブル (0.6m)
専用収納ポーチ
最大30か月保証(24か月保証、条件付きで+6か月)
価格19,990円(税込)

バッテリー容量は24000mAhとなっています。Ankerによると、MacBook Proを約1回、iPhone 13を5回以上充電可能とのこと。ノートPCへの充電にも活用できる超大容量モバイルバッテリーです。

Anker 737 Power Bankのパッケージ内容
Anker 737 Power Bankのパッケージ内容

パッケージ内容には、140W充電に対応するUSB-C to Cケーブル(0.6m)、専用の収納ポーチが含まれます。

USB PD 3.1で最大140Wの入出力に対応

Anker 737 Power Bankの最大の特徴であり魅力が、単ポートで最大140Wの出力に対応することでしょう。

USB PD 3.0では最大100Wまでの充電となっていましたが、USB PD 3.1では、規格上最大240Wに引き上げられています。Anker 737 Power Bankは、このUSB PD 3.1に対応します。

「USB PD 3.1対応」は、製品やメーカーによって「「USB PD EPR対応」とうたわれることもあります。USB PD EPRはUSB PD 3.1の仕様に含まれる充電モードのことです。

Anker 737 Power Bankなら、USB PD 3.1による充電に対応する16インチMacBook Pro(2021)を140Wで急速充電できます。

さらに、Anker 737 Power Bankは入力も最大140Wに対応。USB PD 3.1に対応する140W充電器を使用すれば、爆速でモバイルバッテリー本体を充電できます。

Anker 737 Power Bankレビュー│USB PD 3.1対応で140W出力が可能なモバイルバッテリー

その爆速ぶりはレビュー内でご紹介しています。

各USBポートの入出力のワット数を表示する「スマートディスプレイ」

Anker 737 Power Bankには、バッテリー残量や各USBポートの出力を確認できる「スマートディスプレイ」が搭載されています。

Anker 737 Power Bankのスマートディスプレイ

「期待するワット数で充電できているか」は、スマートディスプレイを見れば一目瞭然です。

また、バッテリーの劣化状況や充電サイクルの回数なども確認できます。

Anker 737 Power Bankのスマートディスプレイ2
スマートディスプレイで確認できること
  • バッテリー残量
  • バッテリー残量がなくなるまでの目安時間
  • バッテリー本体の充電が完了するまでの目安時間
  • 各USBポートのリアルタイムな出力状況
  • モバイルバッテリーの温度
  • トータルの出力容量
  • トータルの入力容量
  • バッテリーの状態(劣化状況)
  • バッテリーの充電サイクルの回数
  • スマートディスプレイ表示回数

Anker 737 Power Bankをレビュー

ということで、Anker 737 Power Bankのレビューに入っていきましょう!

外観・サイズ・重量について

Anker 737 Power Bankのサイズ

Anker 737 Power Bankのサイズは、約156 x 55 x 49 mmとなっています。240000mAh搭載、さらにハイスペックということもあって、かなり大きめサイズ。

スマートディスプレイとボタン

側面のボタンを押すことでスマートディスプレイを表示させられます。

ボタンの2度押しでワイヤレスイヤホンなどの充電に適した「低電流モード」に切り替わります。

Anker 737 Power BankのUSBポート

2つのUSB-Cポート、1つのUSB-Aポートが並んでいます。上部のUSB-Cポートのみ、出力に加えて入力に対応します。

Anker 737 Power Bankの仕様とPSEマーク

裏面には充電に関する仕様とPSEマークなどが表示されています。

Anker 737 Power Bankの重量

キッチンスケールに乗せると630gと表示されました。公称は「632g」ですので、公称値どおりですね。

Anker 737 Power Bankのサイズ感

500mlのペットボトルを軽く超える重量ですから、手に持つとずっしりきます。手持ちバッグに入れて持ち運ぶにはキツイ重量。

Anker 737 Power Bankと16インチMacBook Proのサイズ比較

16インチMacBook Pro(355.7 x 248.1 x 16.8 mm)とのサイズ比較です。

Anker 737 Power BankとM2 MacBook Airのサイズ比較

M2 MacBook Air(304.1 x 215 x 11.3 mm)とのサイズ比較です。

他のモバイルバッテリとのサイズ比較

他の25000mAhクラスのモバイルバッテリーと並べてみると、Anker 737 Power Bankはやや大きめですね。

製品名バッテリー容量サイズ重量
Zendure SuperTank(左)27000 mAh約119 x 73 x 42 mm約500 g
Anker 737 Power Bank(中)24000 mAh約156 x 55 x 49 mm約632 g
Anker PowerCore III Elite 25600 87W(右)25600 mAh約184 x 82 x 24 mm約573 g

前提として充電性能に差があるので、一概にAnker 737 Power Bankが大きいとは言えませんが、持ち運ぶ上でそれなりのサイズ・重量があることは覚悟しておいたほうが良さそうです。

入出力が見えるスマートディスプレイが便利

バッテリー残量を数値で表示してくれるモバイルバッテリーは珍しくありませんが、入出力時のワット数まで表示してくれるものはなかなかありません。

Anker 717 Power Bankのスマートディスプレイ

このように、Anker 737 Power Bankでは各USBポートの入出力のワット数を確認できます。

どのデバイスにどれくらいのワット数で充電できているか、きちんと急速充電できているかが丸わかりです。

バッテリー残量に加えて、充電中の出力に応じて「あとどれくらいの時間充電可能なのか」という目安も表示してくれるのは便利。

そのほか温度や充電サイクルの回数や劣化状況を確認できたところでどうなんだ?という話ではありますが、参考にはなりますし、細かくバッテリーの状態を確認できるのは単純に面白いですね!

16インチMacBook Proを140W充電

16インチMacBook Pro(2021)は、MagSafe 3コネクタからの最大140W充電に対応します。

Anker 717 Power Bankで16インチMacBook Proを140W充電

Anker 737 Power Bankで充電してみて、16インチMacBook Proをどれくらいの速度で充電できるか、どれくらいバッテリー残量を回復させられるかを確認してみました。

充電開始時のバッテリー残量30分経過52分経過60分経過
Anker 737 Power Bank6%62%83%
※ここでバッテリー切れ
Apple 140W USB-C電源アダプタ5%60%89%

参考に16インチMacBook Pro付属の140W USB-C電源アダプタで充電したときの数値を並べています。

52分経過時点でAnker 737 Power Bankのバッテリー残量がゼロとなりましたが、Apple 140W USB-C電源アダプタと同等の速度で充電できていることが分かります。

Anker 737 Power Bankレビュー│USB PD 3.1対応で140W出力が可能なモバイルバッテリー

モバイルバッテリーとは思えない充電性能です。

なお、140W充電に対応するのは「MagSafe 3ケーブル」を使用したときのみですのでご注意ください。USB-Cポートからの給電は最大100Wまでとなります。

バッテリー残量が少なくなっても出力が落ちないのはGOOD

高出力なモバイルバッテリーにありがちなのは、「モバイルバッテリーの残量が一定のパーセンテージを切ると、出力が低下する」というもの。

たとえばZendure(ゼンデュア)の最大100Wに対応するモバイルバッテリー「SuperTank」は、バッテリー残量が50%を切ると出力が100Wから60Wに低下してしまいます。

Anker 737 Power Bankでは、バッテリー残量が少なくなっても出力が落ちず、ギリギリまで頑張ってくれます。

ばってりー残量が少なくなっても出力が落ちない

上では、16インチMacBook ProのUSB-Cポートに接続して100W充電しています。バッテリー残量は2%と残りわずかというところですが、それででも約73Wで充電できています。

Anker 737 Power BankでMBP 16を充電

その様子をUSB電流・電圧チェッカーでモニタリングしてみると、Anker 737 Power Bankのバッテリー残量が100%〜10%までは約93W出力を維持、バッテリー残量が9%〜0%では約80Wから約73W出力となっていました。

「140Wに対応するデバイスを持っていない」という方でも、バッテリー残量が少なくなってもて頑張って出力を維持してくれるという点では、Anker 737 Power Bankを選ぶ理由で出てくるかと思います。

あらゆるUSB PDデバイスを急速充電

Anker 737 Power Bankほどの充電性能となると、もうなんでもこいです。

Anker 737 Power BankでMacBook AirとiPad Proを同時充電

上ではM2 MacBook Airと12.9インチiPad Proを同時に充電しています。それぞれ約65Wと約34W、合計99Wほどで充電されており、まだ余力があります。

ASUSのゲーミングノートを充電

上ではゲーミングノートPCを充電。約96Wで充電できています。USB PD充電に対応するノートPCは多くなってきましたが、Anker 737 Power Bankならそれらの充電を楽ラクこなしてくれます。

Anker 737 Power Bankレビュー│USB PD 3.1対応で140W出力が可能なモバイルバッテリー

USB PD充電に対応するほぼすべてのデバイスをフルスピードで充電可能です。

Anker 737 Power Bank本体の充電は爆速

モバイルバッテリーにとって、「モバイルバッテリー本体をいかに高速に充電できるか」は超重要です。モバイルバッテリー本体の充電に何時間もかかるようでは、肝心なときにバッテリー残量がない、なんてこともあり得ます。

その点、出力だけでなく入力も最大140Wに対応しているAnker 737 Power Bankなら、本体への充電も爆速です。

最大140Wに対応する充電器「Anker 711 Charger (140W)」でAnker 737 Power Bankを充電、0%の状態からフル充電にかかる時間を計測してみると、なんとたったの46分でフル充電できてしまいました。

24000mAhの大容量モバイルバッテリーを1時間かからずで充電できるわけですからスゴい。これならモバイルバッテリーが必要になったときにサクッとフル充電して持ち出せます。

Anker 717 ChargerでAnker 737 Power Bankを140W充電

このとおり、100Wを超えるワット数で充電できていました。モバイルバッテリーのバッテリー残量がモリモリ増えていくさまを見ると、なんだか気持ちいいですね!

Anker 737 Power Bankを100Wを超える充電器で充電する際には、付属のUSB-Cケーブルを使いましょう。

Anker 737 Power Bankレビュー│USB PD 3.1対応で140W出力が可能なモバイルバッテリー

ちなみに、100W充電器でAnker 737 Power Bankを充電したとき、0%からフル充電にかかった時間は約1時間でした。

まとめ:ノートPCを急速充電したい方におすすめ

ここまでの充電性能を持つモバイルバッテリーになると、スマホやタブレットの充電がメインであれば、はっきり言ってオーバースペックです。

おすすめしたいのは、ノートPCなど大型デバイスを充電したい方です。「140Wなんて必要ない」という方でも、ノートPC + スマホやタブレットを同時に急速充電できますし、入力が140Wに対応しているのは魅力です。

Anker 737 Power Bankレビュー│USB PD 3.1対応で140W出力が可能なモバイルバッテリー

140W充電に対応するデバイスを持っていなくても、140Wの恩恵を受けられます。

24000mAhバッテリーのモバイルバッテリーをたった46分でフル充電できてしまうわけですからね。25000mAhクラスのモバイルバッテリーなら、フル充電に2時間や3時間かかるのが普通です。

Anker 737 Power Bankレビュー│USB PD 3.1対応で140W出力が可能なモバイルバッテリー

出費がかさんでしまうことになりますが、最大140W対応する充電器「Anker 717 Charger (140W)」をぜひおすすめしたい!

大きめのサイズと重量には目をつむる必要があるにしても、これほどの充電性能を持つモバイルバッテリーは、現状Anker 737 Power Bankだけではないでしょうか。

久々にワクワクさせてくれるモバイルバッテリーでした。興味がある方はぜひチェックしてみてください!

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この記事を書いた人

おりすさるさんのアバター おりすさるさん Apple製品大好きなガジェットブロガー

Appleまわりの製品を中心にレビュー記事を書いているガジェットブロガー。iPhone・iPad・Apple Watch・MacBook界隈の話題が大好物。
元スマホ・光回線販売員。

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