Appleの完全ワイヤレスイヤホン「AirPods(エアーポッズ」)。その装着感は、装着していることを忘れるほどです。AirPodsを連続して4、5時間以上使用しても、疲れることはまったくありません。
僕が使用しているAirPodsは第2世代、Qiワイヤレス充電に対応した充電ケースとともに愛用しています。他にノイズキャンセリング機能を搭載した「AriPods Pro」も所有していますが、結局一番よく_使うのはProではなくAirPodsだったりします。とにかく使っていてストレスがないんですよね。
今回紹介するのは、そんなAirPods(第1世代・第2世代)向けの保護ケースです。シンプルなTPUケースやレザーケース、キャラクターもののケースなど、様々なタイプのAirPodsケースを購入、試してみました。
▼ 一部のAirPodsケースは、動画でもご紹介しています!
AirPodsケース選びのポイント
まずAirPodsケース選びのポイントです。ちょっとした落とし穴になるポイントも合ったりするので、チェックしておきましょう!
LEDランプと背面ボタンの位置
AirPodsの充電ケースには2種類あります(AirPods Proを除く)。
Qiワイヤレス充電に対応した「Wireless Charging Case」と、ワイヤレス充電に対応しない通常の充電ケース「Charging Case」の2種類です。Charging Caseは第1世代・第2世代AirPodsの充電ケースと同じにものになります。
どちらの充電ケースもサイズはまったく同じです。保護ケースも共通して使用できますが、充電の状態などを教えてくれるLEDランプの位置と、背面のボタンの位置が微妙に違います。
選ぶ保護ケースによっては、LEDランプが隠れてしまったり(透けてうっすらと見える保護ケースが多い)、背面ボタンの位置が分かりづらくなってしまいます。バッテリー残量はiPhoneで確認できますし、背面ボタンもほぼ使うことはないので、致命的な問題にはなりません。ただ、日常的にLEDランプの色でバッテリー残量を把握している人にとっては不便ですので、注意しましょう。
AirPodsケースの素材
充電ケースを守る保護ケースを選ぶ際に抑えておきたいポイントとしては、保護ケースの素材も挙げられます。
- シリコン/TPUケース
- ハードケース
- レザーケース
- 金属製ケース
シリコンケースやTPUケースは滑りにくく、グリップの向上に期待できます。柔らかくクッション性があるので、耐衝撃性能にも期待できますね。レザーケースは高級感がありますし、金属製ケースもユニークでおしゃれです。
基本的には、自分が好きな素材を選んで問題ありません。一点注意したいのは、Qiワイヤレス充電との兼ね合いです。金属製の保護ケースでは、ワイヤレス充電はできません。金属製でなくても、厚手の保護ケースだとワイヤレス充電でないことがあります。
AirPodsケースが必要である理由
そもそも、「AirPodsには保護ケースは必要か?」という話ですが、僕は保護ケースを使うにしろ使わないにしろ、どちらも正解だと考えています。AirPodsの充電ケースは、使っているうちにどうしても傷がついてきます。その傷が気にならないということなら、保護ケースを装着せずに使用するのもアリです。
逆に「できるだけ傷をつけたくない」「キレイな状態で使い続けたい」ということなら、保護ケースの装着を強くおすすめします。というのは、AirPodsの充電ケースには傷がつきやすいからです。
1. 充電ケースには傷が付きやすい
いま僕が愛用しているAirPodsは第2世代。記事執筆時点で約10ヶ月の使用期間となりますが、充電ケースの状態をご覧ください。
一見キレイに見えますが、光の当たり具合によっては、かなり小傷が目立ちます。傷に対して特に意識せず使用してきましたが、こうやって改めて見てみると、結構ひどいですね。傷だらけです。
このAirPodsは派手に落とした記憶もないので、おそらく、ポケットやカバンの中でできた擦り傷だと思われます。充電ケースの材質はプラスチック。ちょっと他のものと当たっただけで傷が付いてしまうので、傷を付けたくないという方は、保護ケースは必須と言えるでしょう。
2. 充電ケースは手から滑り落ちやすい
見てのとおり、AirPodsの充電ケースの形状は丸っこい形をしています。その上でサイズも小さいので、手から滑り落ちることがよくあります。第2世代AirPodsは、まだ落下させたことはありませんが、第1世代は何回か落下させてしまっています。充電ケースは丸っこく角がありません。一度アスファルトの上に落としてしまったときは、コロコロと転がっていってしまいました。
充電ケースの表面はプラスチック。滑りやすいということはありませんが、手が汗ばんでいたり濡れていたりすると、急にツルツル滑りやすくなるので注意が必要です。
保護ケースを装着することで、グリップが向上、落下リスクを減らすことができます。それに、万が一落下させてしまったとしても、保護ケースをつけていれば、ダメージも最小限に抑えられます。
3. 小さくよく行方不明になる
これなんですが、本当によくあります。AirPodsはとにかく小さく、どこへでも気軽に持ち運べるがゆえに、「あれ、どこにしまったっけ?」ということがよくあります。
そこで便利なのが、カラビナやストラップ付きの保護ケースです。
このように、カラビナやストラップがついた保護ケースを使用すれば、少なくとも充電ケースをなくすことはありません。よく持ち運ぶカバンにつけておけば、AirPodsの定位置になりますし、いざ使いたいときにAirPodsを探すこともありません。「なくしてしまうのが心配」という方は、ぜひこのような保護ケースを活用しましょう!
保護目的だけでなく、使い勝手向上のためのアイテムとしても、保護ケースは活躍してくれます。必須アイテムでありませんが、あれば非常に便利ですよ!
AirPodsケースおすすめ12選
それでは、AirPods保護ケースの素材別におすすめをご紹介していきます。
上をタップしてジャンプできます。
まずチェックして欲しい!Incase AirPods Case with Woolenex
「素材別にご紹介」と書きましたが、まずはこちらの「Incase AirPods Case with Woolenex」をご紹介させてください!
Apple公式プロダクトではお馴染みの、IncaseのAirPods保護ケース。ファブリック素材が使われている保護ケースで、細かく編み込まれた質感が、優しい印象を与えてくれます。
ファブリック素材は、個人的にも大好物の素材です。ファブリックには、なんとも言えない良さがありますよね。
カラーはグレイ/ブラック/ブルー/ピンクの4色から選べ、僕が購入したのはグレイ色です。
前面のLEDランプもしっかり見えますし、背面ボタンも押しにくさはありません。もちろんQiワイヤレス充電も可能です。一般的なAirpods保護ケースと比べると、価格こそ高いものの、所有感を満たしてくれ、使っているうちに愛着も湧いてきます。
購入できるのは、Apple公式サイトのみになります。 この保護ケースは、AirPods発売直後には必ず品薄状態になるほど人気です。ぜひチェックしてみてください!
【シリコン/TPU】おすすめAirPodsケース
シリコン/TPUケースは、AirPodsをガッチリ守ってくれる耐衝撃性能が魅力です。
マイクロドット加工のクリアケース
シンプルに持ちたいなら、やっぱりクリアケースです。「保護はしっかりしておきたいけど、余計な装飾はいらない」という人にもおすすめです。
こちらのクリアケースは、1.6mmと薄型でかさばらず、マイクロドット加工でクリアケース特有のにじみを防止。こういった加工は指紋の付着も防止してくれます。カラビナ付きで持ち運びにも便利ですし、機能的には申し分ないでしょう。
そして約1,000円(記事執筆時点)と選びやすい価格なのもグッドポイント。傷防止、グリップ向上という目的においては、これで必要十分です。
・クリアケース(マイクロドット加工)
・1.6mmと薄型
・カラビナ付き
・Qiワイヤレス充電対応
カラーが選べるシリコンケース
こちらのシリコンケース。実際に購入してみて、なかなかよかったのでご紹介します。
サイズ感はぴったりです。使っているうちにズレてくることはありません。2.5mmと厚めなのと、柔らかいシリコンが使われていることもあって、落下させても保護してくれるという安心感があります。
ブラックだと若干見にくいですが、LEDランプも透けて見えます。ストラップが付属しており、落下防止やカバンなどに固定しておくのに使えます。
「まぁ普通に使える」といった感想です。期待通りの保護ケースというか、保護という目的はしっかり果たしてくれそうです。
・シリコンケース
・厚さ 2.5mmとがっちり保護
・ストラップ付き
・ブラック/ホワイト/ピンク
AirPodsをがっちり保護する耐衝撃ケース
エレコムのZEROSHOCKシリーズといえば、iPhoneなどのスマホケースがお馴染みです。同シリーズはAirPods向けにも展開されており、衝撃に強い保護ケースをお探しなら要チェックです。
ソフト素材とTPU素材のハイブリッドで衝撃に強い構造。見ため通り、AirPodsをがっちり守ってくれます。
LEDランプが見えるように窓が設けられているのと、第1世代・第2世代AirPodsどちらの充電ケースであっても背面ボタンが押せるように工夫されています。
高い耐衝撃性だけでなく、デザインもかっこいいZEROSHOCK。デザインが好みに合えば、ぜひチェックしてみましょう!
・エレコムの耐衝撃ケース「ZEROSHOCK」
・ワイヤレス充電が可能
・カラビナ付き
・ブラック/ネイビー/レッド/シルバー
キャラがかわいいAirPodsケース
遊び心があるAirPods保護ケースもいいですよね。「許可はどうなってんの?」という話は置いといて、このようなキャラクターものの保護ケースも、これはこれでかわいくていい感じです。
実際に装着してみると、サイズ感もよく使っているうちにズレてきてしまうことはありません。ただ第2世代の場合、前面ののLEDランプが隠れてしまうこと、ワイヤレス充電ができない点には注意です(実際にはワイヤレス充電できましたが、かなり厚手な保護ケースなので、できないと考えておいたほうがよさそう)。
あとかおなしの顔がAirPods充電ケースのフタ部分なんですが、顔が重くフタが開きやすくなっています。自然と開いてしまうレベルではありませんが、外からちょっと衝撃が加わると開いちゃうので、この点は注意したほうが良さそうです。
・かわいいキャラものAirPods保護ケース
・LEDランプが隠れる
・Qiワイヤレス充電不可(実際にはできた)
・ストラップ付き
・頭が重く、フタが開きやすくなるので注意
【ハード素材】AirPodsケース
続いてはハード素材のAirPods保護ケースを紹介していきます。ハードケースは薄いものが多く、スリムに持ちたい方におすすめです。
【X-Doria】アルミバンパーがかっこいいハードケース
X-Doriaはスマホケースをメインに排出するアメリカ発のブランド。同ブランドのスマホケースにも共通しているのが、「アルミニウムバンパー」です。
なかなかかっこいいデザインではないでしょうか!個人的にも好みだったので、取りあげさせていただきました。
アルミニウムが採用されているのは側面のみですので、ワイヤレス充電にも対応。側面以外の部分はPC(ポリカーボネート)というプラスチック素材の一種が採用されています。
ハード素材でAirPodsをがっちり守ってくれ、デザインも抜群。カラビナ付きで利便性もいい。AirPods保護ケースとしては価格帯が高めですが、長く使うのであれば、あえていいものを選んでおくのもありですね。
・アルミバンパーとPC(ポリカーボネート)を採用したAirPods保護ケース
・ワイヤレス充電対応
・カラビナ付き
・ブラック/ホワイト/レッド/イリデセント
【MKEDA】つや消し加工のハイブリッドハードケース
つや消し加工のPC(ポリカーボネート)と、耐衝撃性に優れたTPUを採用したハードケースです。
薄くかさばらないPCと衝撃に強いTPUを組み合わせることで、利便性と保護性能が両立されています。LEDランプが見えるように設計された、第2世代用ケースもラインアップ。使い勝手もしっかり考えられていますね。
カラビナやイヤーチップ、ネックストラップなど付属品が充実しており、価格も割安。お買い得感がある製品となっています。
・つや消しPC(ポリカーボネート)とTPUのハイブリッド設計
・第1世代/第2世代各モデル対応ケースあり
・カラビナ付き
・ワイヤレス充電対応
・ブラック/ホワイト/ブルー/レッド
【LINE FRIENDS】お馴染みのLINEキャラがAirPods保護ケースに
LINEでお馴染みのキャラクターがAirPods保護ケースに!ブラウン、コニー、サリーの3種類のデザインから選べます。
PC素材のハードケースで、ワイヤレス充電にも対応しています。
・お馴染みLINEキャラのAirPods保護ケース
・PC(ポリカーボネート)のハードケース
・ワイヤレス充電対応
・BROWN/CONY/SALLY
【レザー】AirPodsケース
続いては、高級感が魅力のレザーケースです。
ボタンでフタを開閉できるレザーケース
続いて紹介するのは、PUレザー製のAirPods保護ケースです。前面にある大きめのボタンで、AirPodsのフタの開閉ができるようになっています。
本革レザーではなくPUレザーですが、質感は安っぽくありません。ビンテージ加工が施されたカラビナもあいまって、レザーらしい高級感をしっかりと楽しめます。
デザインは個人的にも好みで非常にいいのですが、一点気になったことがありました。それは、開閉時に使用するボタンが硬いこと。しばらく使い続けると、いくらかスムーズに開閉できるようになりましたが、それでも感触は硬め。
とはいえ、そのボタンがデザインのアクセントになっていたりします。デザインが気になったなら、チェックしてみてください。
・PUレザー製AirPods保護ケース
・ボタンで開閉
・LEDランプが見える形状
・カラビナ付き
・ネイビー/ブラック/ブラウン/ホワイト/レッド
牛革を使用した本格レザーケース
牛革を使用した、本格的なレザーケース。なかなか渋い!ワイヤレス充電非対応ながら、厚手の革がAirPodsをしっかり守ってくれます。
カラーはブラック/コーヒー/レッドの3色から選べます。選ぶカラーによって、雰囲気がずいぶん違いますね!
価格は本革ということもあって少しお高めでですが、レザー好きにはぜひチェックしてみて欲しいAirPods保護ケースです!
・LEDランプが隠れる
・ワイヤレス充電不可
・ブラック/コーヒー/レッド
【NATIVE UNION】Marquetry Airpods Case
高級志向のあなたには、NATIVE UNIONのAirPods保護ケースがおすすめ。価格こそ高いですが、イタリア製の本革が採用されており、高い品質が評価されています。
高い品質も魅力的ですが、なんといってもこのデザイン!なかなかハイセンスなデザイン。これだけおしゃれだと、人に見せたくなっちゃいますね!
価格は5,000円オーバーと、AirPods保護ケースではなかなかの高価格。かんたんに手が出ない価格帯ですが、そのぶん所有欲を満たしてくれる一品です。
・イタリア製本革を使用した高級AirPods保護ケース
・ワイヤレス充電対応
・ブラック/マーキュリーブラック/マーキュリーローズ/ネイビー/ローズ
【金属製】AirPodsケース
最後にご紹介するのは、金属製ケースです。ワイヤレス充電ができないというデメリットがありますが、個性的な保護ケースがそろっています。
充実セットが魅力のアルミ保護ケース
・アルミ製保護ケース(5点セット)
・LEDランプが隠れる
・ワイヤレス充電不可
・8色から選べるカラー
AirPods保護ケースまとめ
AirPods保護ケースは、傷防止といった保護目的だけでなく、デザインも楽しめるという魅力があります。
保護ケースはAirPods全体を覆うことになるので、選ぶケースによって雰囲気がガラッと変わりますよね。保護ケースをいくつか試してみて気付きましたが、あれこれとケースを付け替えて楽しむのも、AirPodsの魅力のひとつかもしれません。
AirPodsを傷から守るために、デザインを楽しむために。ぜひこの記事を参考にAirPods保護ケースを探してみてください!
「AirPods保護ケースをもっと見たい!」という方は、以下からチェックしてみてください!
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