
本記事では、100WのUSB PD充電に対応するUSB充電器をご紹介!スマホもタブレットも、ノートPCもゲーム機も。100Wものパワーがあれば、USB PDに対応するあらゆるデバイスを高速に充電できます。
高出力なUSB PD充電器をひとつ持っておくことで、このようなメリットがあります。
- スマホからノートPCまでを1つのUSB充電器で対応できる
- 複数台のデバイスを同時に急速充電できる
「100Wの充電に対応するデバイスを持っていない」という方でも、USB PDに対応するデバイスを複数持っていれば、100WのUSB PD充電器が活躍してくれる場面があります。
100Wに対応するUSB PD充電器ならどんなものOKか、というとそうではなく、なかにはよく分からない挙動をするものもあり、私の経験的にも当たり外れがあります。記事内でご紹介しているUSB PD充電器は、すべて実際に使用し、充電性能や挙動を確認しているものばかりです。お探しの方はぜひ参考にしてください!
後半で「100W USB PD充電器の選び方・注意点」について解説しています。ぜひそちらもご覧ください。
100WPD充電対応のおすすめUSB-C充電器 6選
ご紹介するUSB-C充電器は6つ。
- 【Baseus】1ポート 100W USB PD充電器
- 【Anker】PowerPort III 2-Port 100W
- 【UGREEN】2ポート 100W USB PD充電器
- 【MATECH】SoniCharge 100W Pro
- 【UGREEN】4ポート 100W USB PD充電器
- 【Belkin】4ポートGaN充電器108W
1.【Baseus】100W 1ポートPD充電器

【Baseus】100W 1ポートUSB PD充電器の製品情報
USB-C | USB Power Delivery 3.0、QC 5対応5V/3A、12V/3A、9V3A、15V/3A、20V/5A(最大100W)PPS出力:3.3V–20V/5A |
サイズ | 約30 × 55 × 67 mm |
重量 | 約170 g |
GaN(窒化ガリウム) | 〇 |
折りたたみ式プラグ | 〇 |
その他 | 100W充電対応5Aケーブル付属(1.5 m) |
まずご紹介したいのは、Baseus(ベースアス)のUSB PD充電器です。最大100WのUSB-Cポートを1つ搭載し、GaN(窒化ガリウム)採用でコンパクト。「複数ポートは必要ないから、コンパクトな100W USB充電器を探している」という方におすすめです。
▲ サイズは約30 × 55 × 67 mmと、100W充電器ではトップクラスのコンパクトさ。搭載ポート数は1つですが、持ち運ぶには最高なサイズです。コンパクトなので、コンセントが並ぶ電源タップでも使いやすいでしょう。

▲ Appleの61W USB-C電源アダプタと比較してもこのとおり。BaseusのUSB PD充電器がいかに小さいかが分かります。搭載ポートは1つですが、持ち運びには最高なサイズ感。コンパクトなので、コンセントが並ぶ電源タップでも使いやすいでしょう。

▲ より効率よく高速に急速充電できるUSB PD 3.0のPPS充電、さらにQC 5をサポートします。PPS充電に対応するデバイスは多くないものの、GalaxyやXperiaの一部などの対応デバイスはPPS充電の恩恵を受けられます。なお、QC 5に対応するデバイスは、現時点ではほぼありません。

▲ 100W充電に対応する5Aケーブルを付属。別途用意する必要がないのは、地味ながら嬉しいポイントです。
コンパクトで持ち運びしやすく、かつ100W対応でパワフルなUSB PD充電器です。持ち出す機会が多く、「複数ポートは必要ない」という方であれば、きっと気に入るはずです!
2.【Anker】PowerPort III 2-Port 100W

【Anker】PowerPort III 2-Port 100Wの製品情報
USB-C1 & C2 | USB Power Delivery 3.0対応5V/3A、12V/3A、9V3A、15V/3A、20V/5A(最大100W)PPS出力:3.3V–16V/5A |
C1+C2同時 | 最大60W & 最大40WPPS出力:3.3V-16V/3A(上部)、3.3V-16V/2A(下部) |
サイズ | 約69 × 69 × 31 mm |
重量 | 約216 g |
GaN(窒化ガリウム) | ─ |
折りたたみ式プラグ | 〇 |
その他 | USB-Cケーブル別売USB-Cケーブルの抜き差しによる瞬断あり |
次にご紹介するのは、USB充電器ではお馴染みのAnker(アンカー)の100W USB PD充電器「PowerPort III 2-Port 100W」です。
▲ サイズは約69 × 69 × 31 mmとなっており、Appleの61W USB-C電源アダプタと同じくらいのサイズ感。上でご紹介したBaseusのUSB PD充電器と比べるとやや大きめではあるのですが、2ポート搭載することを考えるとコンパクトです。
▲ 重量もAppleの61W USB-C電源アダプタと同じくらい。ただワットあたりのグラム数を考えるとAnkerに軍配が上がります。

▲ 100W充電が可能なのは1ポート使用時のみで、2ポート同時使用時は最大60W + 最大40Wの振り分けとなります。2ポート同時に使用してもMacBook Pro 13とMacBook Airを同時に充電できるほどのパワー。十分過ぎますね!
さらにUSB PD 3.0のPPS充電もサポートするなど、充電性能に関しては文句なし。ただ1点知っておきたいのは、USBケーブルの抜き差しで接続の瞬断が発生することです。
この瞬断の発生は、使用ポート数の変更によって電力が振り分けなおされるためだと考えられます。充電が一瞬ストップしたのち1、2秒後に充電が再開されるので、充電に支障が出るわけではありませんが、常時の電力供給が必要になる場合などでは注意してください。
持ち運び用途ではサイズと重量が気になることもあるかと思いますが、充電性能で言えばこれ以上ないほどのパワーがあります。ノートPCやタブレットなど、中型・大型デバイスを複数台お持ちの方にチェックしてほしいUSB PD充電器です。
3.【UGREEN】2ポート 100W USB-C充電器

【UGREEN】2ポート 100W USB PD充電器の製品情報
USB-C1 & C2 | USB Power Delivery 3.0、QC 4+対応5V/3A、12V/3A、9V3A、12V/3A、15V/3A、20V/5A(最大100W)PPS出力:3.3-21V/5A |
C1+C2同時 | 最大65W + 最大30W |
サイズ | 約68 × 68 × 33 mm |
重量 | 約230 g |
GaN(窒化ガリウム) | 〇 |
折りたたみ式プラグ | 〇 |
その他 | USB-Cケーブル別売USB-Cケーブルの抜き差しによる瞬断あり |
こちらは、UGREEN(ユーグリーン)の100Wに対応するUSB PD充電器です。上でご紹介したAnkerの製品とほぼ同スペック・同じサイズですが、こちらのほうが少し価格が安くなっています。
▲ サイズが約68 × 68 × 33 mm、重量が約230gと重め。AnkerのUSB PD充電器と同じく、サイズ感はAppleの61W USB-C電源アダプタが近いですね。

▲ 最大100Wに対応するUSB-Cポートを2つ搭載し、2ポート同時使用時は最大65W + 最大30Wという振り分けになります。さらにUSB PD 3.0のPPS充電に対応。対応デバイスをPPS充電できます。
なお、UGREENのUSB PD充電器でもUSBケーブルの抜き差しによる接続の瞬断が発生します。特に使用には問題ありませんが、気になる方はご注意ください。

▲ UGREENのUSB PD充電器とほぼ同じスペックのAnkerのPowerPort III 2-Port 100W、どちらをご紹介しようか悩んだのですが、せっかくなのでどちらもご紹介することに。両者の違いは、2ポート同時使用時の電力の振り分け方にあります。
- 最大60W + 最大40W(UGREEN 100W USB PD充電器)
- 最大65W + 最大30W(PowerPort III 2-Port 100W)
例えば、ノートPCとタブレットを同時に充電する場合、60Wよりも65Wのほうが高速に充電できます。お手元のデバイスに合うものを選んでいただければと思います。

▲ ちなみに、Amazonのレビュー内で「PSEマークがない」とのコメントを発見しましたが、大丈夫です。しっかりあります。
4.【MATECH】SoniCharge 100W Pro

【MATECH】SoniCharge 100W Proの製品情報
USB-C1 | USB Power Delivery 3.0対応5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/5A(最大100W)PPS:最大21V/5A |
USB-C2 | USB Power Delivery 3.0対応5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/3.25A(最大65W)PPS:最大21V/3A |
USB-A | 4.5V/5A、5V/4.5A、9V/3A、12V/2.5A、20V/1.5A(最大30W) |
2ポート同時 | C1 + C2:65W + 30WC1 + A:65W + 30WC2 + A:合計最大18W |
3ポート同時 | C1 + C2 + A:65W + 18W(C2とA合計で) |
サイズ | 61 × 61 × 32.2 mm |
重量 | 196.3 g |
GaN(窒化ガリウム) | 〇 |
折りたたみ式プラグ | 〇 |
その他 | 100W充電対応5Aケーブル付属(2 m)USB-Cケーブルの抜き差しによる瞬断あり |
続いてご紹介するのは、MATECH(マテック)の「SoniCharge 100W Pro」という3ポート搭載の100W対応USB充電器です。このUSB PD充電器、3ポートを搭載しながらとにかく小さく軽いです。
▲ 100Wに対応し、さらに3ポートを搭載することを考えると、非常にコンパクト!重量は公称は196.3gとなっていますが、実測では約179 gでした。
▲ Appleの61W USB-Cアダプタと比べてもコンパクト。最初にご紹介したBaseusのUSB PD充電器と比べると厚みはあるものの、手に持ったサイズ感的には大きい差を感じません。100W対応 & 複数ポート搭載のUSB PD充電器としては、トップクラスのコンパクトさ・軽さでしょう。

▲ 充電性能についてですが、USB-Cポート1つの使用で最大100W、USB-Cポート2つの同時使用で最大65W + 最大30Wの振り分けとなります。3つ並んだ真ん中のUSB-CポートとUSB-Aポートを同時に使用したときは、合計最大18Wとなる点には注意してください。上のほうのUSB-Cポートを優先的に使う、と覚えておけばOKです。
なお、MATECH SoniCharge 100W ProでもUSBケーブルの抜き差しによる接続の瞬断が発生します。気になる方はご注意ください。

▲ 100W充電に対応するUSB-C to Cケーブルを付属してくれていることもポイントです。2mと長いケーブルとなっており、コンセントから距離のある場所での使用にも対応できます。
MATECHは、USB充電器やポータブル電源、CO2センサーなどを販売する京都発のブランドです。動作は安定しており、充電時の発熱やコイル鳴きも含め、特に問題は見当たりません。2mのUSB-C to Cケーブルを付属していることを考えると、コストパフォーマンスも良好です。複数ポートを搭載するコンパクトな100W USB PD充電器をお探しなら、これがハマるはずです!
5.【UGREEN】4ポート 100W USB PD充電器

【UGREEN】4ポート 100W USB PD充電器の製品情報
USB-C1 & C2 | USB Power Delivery 3.0、QC 4+対応5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/5A(最大100W)PPS:3.3V-21V/5A |
USB-C3 | USB Power Delivery 3.0、QC 4+対応5V/3A、9V.22A、12V/1.67A(最大20W) |
USB-A | QC 3対応4.5V/5A、5V/4.5A、9V/3A、12V/2.5A(最大18W) |
2ポート同時 | C1 + C2:45W + 45W |
3ポート同時 | C1 + C2 + C3:45W + 30W + 20W |
4ポート同時 | C1 + C2 + C3 + A:45W + 30W + 10.5W + 10.5W |
サイズ | 87.6 × 87.6 × 25 mm |
重量 | 285 g |
GaN(窒化ガリウム) | 〇 |
その他 | AC電源ケーブル(2 m)USB-Cケーブル別売USB-Cケーブルの抜き差しによる瞬断あり |
デスクや家具の上、枕元、家族の共有スペースなど固定の場所に配置するなら、AC電源ケーブル付きの据え置きタイプのUSB充電器が便利です。

▲ こちらはUGREENの据え置きタイプのUSB PD充電器です。2mのAC電源ケーブル付きで、充電器本体を好きな位置に持ってこれ便利です。サイズは87.6 × 87.6 × 25 mmと小さくはありませんが、GaN(窒化ガリウム)採用ということもあり、100W対応で4ポート搭載であることを考えるとコンパクトなほう。

▲ 最大100WのUSB-Cポートが2つ、最大20WのUSB-Cが1つ、QC 3対応で最大18WのUSB-Cポートが1つの合計4ポート搭載。あらゆるデバイスの充電を一手に引き受けてくれます

▲ 組み合わせが多く若干ややこしいですが、左側のUSB-Cポートを優先的に使うと覚えておけばいいでしょう。ただし、PPS充電に対応するのは左側のUSB-Cポート2つのみです。なお、こちらもUSBケーブルによる接続の瞬断が発生します。
このような複数ポートを搭載するパワフルなUSB PD充電器がデスクの上にあると非常に便利です。ノートPCやタブレット、スマホを同時に充電できるほどのパワーがあり、USB-Aポートも搭載するのでワイヤレスイヤホンなど小型デバイスの充電もこなしてくれます。
6.【Belkin】4ポートGaN充電器108W

【Belkin】4ポートGaN充電器108Wの製品情報
USB-C1 | USB Power Delivery 3.0対応5V/3A、9V/3A、15V/3A、20W/4.8A(最大96W) |
USB-C2 | USB Power Delivery 3.0対応5V/3A、9V/3A、15V/2A、20V/1.5A(最大30W) |
USB-A1 & A2 | 5V/2.4A(最大12W) |
USB-C1 + C2同時 | 最大65W + 最大30W |
サイズ | 98.5 × 80 × 31.5 mm |
重量 | 320 g |
GaN (窒化ガリウム) | 〇 |
その他 | AC電源ケーブル(2 m)USB-Cケーブル別売USB-Cケーブルの抜き差しによる瞬断はなし |
最後にご紹介するのは、Belkin(ベルキン)の据え置きタイプのUSB PD充電器です。こちらも2mのAC電源ケーブルを付属。充電器本体を好きな位置に持ってこれます。

▲ サイズは98.5 × 80 × 31.5 mmとなっており、やや大きめではあります。ある程度のスペースは必要なものの、デスクの上に置いても邪魔にならない程度のサイズ感。

▲ 最大96WのUSB-Cポート、最大30WのUSB-Cポート、最大12WのUSB-Aポートを2つ搭載。USB-Aポートが活躍してくれる場面はまだまだ多いですよね。
USB-C1 | USB-C2 | USB-A1 | USB-A2 | 合計 | |
1ポート | 96W | ─ | ─ | ─ | 96W |
2ポート | 65W | 30W | ─ | ─ | 95W |
96W | ─ | 12W | (12W) | 108W | |
3ポート | 96W | ─ | 12W共有 | 108W | |
65W | 30W | 12W | (12W) | 107W | |
4ポート | 65W | 30W | 12W共有 | 107W |
▲ 複数ポート同時使用時における電力の振り分けは上のとおりです。2つのUSB-Cポート同時使用時は、最大65W + 最大30Wの振り分けとなります。注目して欲しいのは、USB-Aポートの使用有無にかかわらずUSB-Aポートの出力が落ちないこと。

▲ 複数ポートを搭載するほとんどのUSB充電器は、USB-Aポートを使ってしまうとUSB-Cポートの出力が落ちてしまいます。Belkinの4ポートGaN充電器108Wなら、上のようにUSB-Aポートを使用ながらでも、最大96WでノートPCを充電できます。USB-Cポートの出力が落ちません。これが便利で、私はこのUSB充電器をメインとして使っています。
また、ほかのUSB充電器に見られた、USBケーブルの抜き差しによる瞬断が発生しないこともポイント。瞬断がおきても充電には支障ないものの、気になる方は気になるかと思います。そのような方でもBelkinの4ポートGaN充電器108Wなら大丈夫です。
100W USB PD充電器の選び方・注意点
100WクラスのUSB PD充電器は、これからもっと増えてくるかと思います。選択肢が増えるのはいいことですが、選択肢が増えることで逆に選びにくくなってしまうことも。
ここでは、USB PD充電器を選ぶ際に押さえておきたいポイントについて解説します。
「コンセント直挿しタイプ」と「据え置きタイプ」
ここで言う「コンセント直挿しタイプ」とは、充電器本体からプラグが伸びているタイプのこと。「据え置きタイプ」とは、充電器本体にAC電源ケーブルを接続して使用するタイプのことです。

守備範囲が広いのは「コンセント直挿しタイプ」ですね。普段使いから持ち運びまで、さまざまな利用シーンに対応できます。選択肢が多いのもこのタイプです。
ただ、コンセント直挿しタイプは、隣接するコンセントの差し込み口や充電器に干渉してしまったり、コンセントの位置関係によっては使いづらかったりというデメリットがあります。

AC電源ケーブル付きの「据え置きタイプ」なら、ケーブルの届く範囲で好きな位置に持ってこれます。デスクや家具の上など、コンセントから離れた位置に置きたい場合はこのタイプが便利でしょう。
それぞれのタイプに良さがあります。USB PD充電器を購入する際は、「どこのコンセントに挿して、充電デバイスをどこに置いて……」と利用シーンを具体的にイメージしておくと選びやすくなりますよ。
GaN(窒化ガリウム)採用の USB PD充電器がおすすめ
USB PD充電器は、GaNトランジスタを採用したUSB PD充電器がおすすめです。
- 従来のシリコンよりも、少ない電力損失で充電できる
- 効率よく充電でき発熱を抑えられることで、内部の部品を小さくできる
- コンパクト化と軽量化を実現できる!
「GaN採用のUSB PD充電器じゃないとダメ」というわけではありませんが、GaNトランジスタ採用で得られる恩恵には大きいものがあります。
高出力なUSB PD充電器においては、シリコンよりGaNが主流になりつつあります。細かいところですが、GaNが採用されているかどうかもチェックポイントです!
メーカー・ブランドの信頼性も大事!
USB PD充電器は、信頼できる有名メーカー・ブランドの製品を選ぶことで失敗する確率を減らせます。

きちんと商品説明どおりの仕様となっているか、充電効率はどうか、発熱はどうかなど、USB PD充電器には、購入時点で確認することが難しいポイントが多くあります。
見えない部分が多いUSB PD充電器だからこそ、信頼できるメーカー・ブランドから選ぶことが大事です。
100W充電には「5Aケーブル」が必要
100W充電時には、「5Aに対応したUSB-C to Cケーブルが必要」であることには注意してください。
- 3Aケーブル → 最大60W(20V/3A)
- 5Aケーブル → 最大100W(20V/5A)
せっかく100Wに対応するUSB PD充電器を用意しても、3Aケーブルを使ってしまうと、ケーブルの充電性能がボトルネックとなり充電速度が抑えられてしまいます。
5Aケーブルを付属してくれているUSB PD充電器もありますが、そうでなければ別途用意する必要があります。ご注意ください。
これから購入する方には、Ankerの5A対応のUSB-Cケーブル「PowerLine II USB-C & USB-C 3.1(Gen2) ケーブル」を推します。
100W充電だけでなく、USB 3.1(Gen2)対応でで最大10Gbpsの転送速度が可能。音声・映像出力も可能です。高性能なケーブルを1本持っておくとなにかと便利ですよ!

おすすめ100W対応のUSB PD充電器まとめ
本記事では、ぜひおすすめしたい100W対応のUSB PD充電器をご紹介させていただきました。USB PD充電器は「大は小を兼ねる」で、高出力のものをひとつ持っておけばあらゆるデバイスの充電に対応できます。
記事内でご紹介したUSB PD充電器にはそれぞれの良さがあり、どれもおすすめできます。あえておすすめを2つ挙げるとすれば、以下の2つを推します。
MATECH Sonicharge 100W Proは持ち運び用に最高です。100W対応のUSB PD充電器としては非常にコンパンクとで軽量。USB-Aポートを含む複数ポートを搭載するので、細々したデバイスの充電もこなしてくれます。
Belkinの4ポートGaN充電器108Wは、USBケーブルの抜き差しで瞬断が発生しないこと、そしてUSB-Aポートを使用してもUSB-Cポートの出力が落ちないことがいいですね!この2つの理由もあり、私自身にとってもっとも使用頻度の高いUSB充電器でもあります。
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