【ガチ治験バイト体験in大阪】10泊11日の治験に行ってきた

こんにちは、テンです。

以前から興味があった治験に行ってきました!ずっと興味があったにもかかわらずなかなか勇気がなく行けてなかった僕でしたが、治験に行く前と行った後では治験に対する印象が変わったので紹介します。

高額バイトとして有名な治験。参加すれば社会的に貢献できる上にお金ももらえる治験ですが、参加する上での注意点が多々あります。

参加するまで、実際に参加してからの流れを書いていますので、興味がある方はぜひ参考にしてください。

治験・・・それって人体実験でしょ?

そんなの怖いよ!大丈夫なの?

 

治験というとやっぱり「怪しい高報酬な裏バイト」っていうイメージがありますよね?

僕もそうでした。あと、危険なイメージもありました。

今回はそうじゃないよってことも含めて紹介したいと思います。

そもそも治験ってなんだ?

製薬会社で薬が開発され、僕たちの手元に届くまでにおよそ10年~15年ほどの期間を要します。薬の安全性や効果を確認し、厳しい国の検査をクリアできたものだけが世に送り出される仕組みになっています。

その薬の安全性や効果を確認する過程で治験(臨床試験)が行われます。

病院で処方される薬も、ドラッグストアに並ぶ薬もすべてこの過程を経て僕たちが安全に使用できるようになっているわけですね。

薬が世に出るまで必ず必要な治験ボランティア。治験モニターとも言われますね。
治験ボランティアがいないと薬はできないわけです。治験を知るきっかけが「高額報酬をもらえると聞いた」からという人もとっても大事なボランティアであることを理解しておいてください。

治験の過程ではフェーズ1からフェーズ3まであり、フェーズ1では健常者に対し行われ、主に薬の安全性を確かめます。フェーズ2からフェーズ3までは実際に対象の病気にかかっている患者さんを対象に安全性とその効果を確かめます。

僕が参加してきたのは健常者が対象のフェーズ1です。

治験はバイトではなく有償ボランティア

治験はバイトではなく有償ボランティア

そもそも、治験は給料をもらって報酬を得るようなバイトではありません。建前は有償ボランティアで、治験を受けるボライティアに対して負担軽減費という形でお金を受け取ります。

あくまでもボランティアで、そのボランティアに参加している期間の金銭的な負担を軽減させるという意味合いで負担軽減費が支給されているわけです。

負担軽減費の目安

治験には通院タイプと入院タイプの2種類があります。拘束される時間が違うので、当然負担軽減費も異なってきます。

  • 通院タイプ 1万円程度(1日)
  • 入院タイプ 2万円程度(1日)

あと、治験には事前の健康診断があり、その時にも負担軽減費として5千円程度受け取れます。

当然入院タイプのほうが拘束時間が長いので負担軽減費も高額になっています。

僕の場合10泊11日の治験に参加してきたので、健康診断や事後検査含めて23万円ほど負担軽減費として受け取りました。

ちなみに負担軽減費はボランティアに対しての謝礼になりますので、税金は一切かかりません。

治験には30日間のような長期間のものありますので、その場合負担軽減費として60万円受け取っても税金がかかりませんので、そこは嬉しいポイントですね。

治験バイトという言い方はあまり良くない・・・と思う

先でもお話ししましたが、治験はアルバイトではなくボランティアです。

治験というワードで検索すると「治験で稼ごう!」とか、「治験バイトで高額報酬」といった記事がたくさん出てきます。

「稼げる」「高報酬バイト」という言葉に惹かれ、治験ボランティアを知る方が多いかと思います。もちろん負担軽減費は大金で、もらえて嬉しいものですが、治験バイトで稼ごう!というフレーズには少し違和感を感じます・・・。

バイト感覚で治験で稼ぐといった記事はどうかと思いますね。

というのは、そういうサイトは治験のデメリットを十分に説明されていないことが多く、とにかく稼げることを一点押ししているような内容ばかりが多いように感じます。

この後に治験ボランティアのメリットとデメリットについてお話しします。確かに負担軽減費として高額な謝礼を受け取ることができる治験ですが、参加する場合はそれらを十分理解した上で参加するようにしましょう。

治験ボランティアのメリットとデメリットとは?

治験は僕たちの元に薬が届けられるまでの重要な過程です。その中で必要不可欠な治験ボランティアですが、ここで参加するメリットとデメリットについて説明します。

治験ボランティアのメリット

  • 精密な健康診断が受けれる
    ⇒治験に参加する前に必ず健康診断と医師による診察があります。あまり縁がない人も自分の健康状態をチェックしてみては?
  • 負担軽減費(協力費)がもらえる
    ⇒通院タイプでは1回1万円程度、入院タイプであれば1日2万円程度の負担軽減費を受け取ることができます。
  • 何より社会に貢献できる
    ⇒治験は必要な人に薬を届けるために必ず実施しなければいけない工程です。治験ボランティアがいなければそれは実現できません。新しい薬を世に出すためにあなたが協力する。素晴らしいことだと思いますね。

治験ボランティアのデメリット

  • 決められた期間の予定を空けなければいけない
    ⇒治験は予め決められた日程で実施されます。その日は予定が入ってるんだけど・・・なんてことは通用しません。10日〜30日に及ぶ治験がありますので、その間予定を空けておかなければいけません。もちろん負担が軽い通院タイプもありますので、実施日程については事前によく確認しておきましょう。
  • 食事や入院する際のルールが厳しい
    ⇒通院中や入院期間中の食事制限や、集団生活におけるルールが存在します。治験の性質上、必ずルールが設定されていますので遵守するようにしましょう。著しく集団生活に支障が出るようなルール違反をしてしまうと、治験中でも退院となってしまう場合がありますので注意が必要です。
  • 副作用が生じる可能性がある
    ⇒治験に参加する前に必ず治験コーディネーターと言われる人から副作用の説明があります。対象の薬でどのような副作用が発生する可能性があるかを事細かに教えてくれます。もちろん一緒に副作用が発生した場合のフォロー体制についても説明があります。

実際に治験に参加してみた

実際に治験に参加してみた

ということで続いては僕が実際に治験に参加してきたお話です。僕がお世話になったのはインクロムボランティアセンターさんです。事前に調べてみると評判がよかったのと、施設が充実しているとのことだったのでこちらでお世話になることにしました。

負担軽減費についても書いていますが、あくまでも僕が参加した治験案件の話なので、相違がある可能性があるのでその点はご了承ください。ただそう違いはないと思うので、目安として認識しておいて問題ないと思います。

1、治験ボランティアセンターに登録、説明会に参加

  • ネットから治験ボランティアセンターに登録
  • 登録説明会に参加(必須)
  • 負担軽減費有り(3千円程度)

ネットからの仮登録後、担当者から電話がかかってきて、簡単な健康状態についてのヒアリングがあります。また、治験は複数のボランティアセンターへの登録はできませんので、他での登録の有無についても聞かれます。ちなみに、他の施設で登録していることを黙っていても後にバレますので要注意です。重複登録をチェックできる施設共通の機関がありますので。

説明会では治験に関する基礎知識や参加するリスクについて十分に説明があります。不安なことや分からないことがあればここで解消しておきましょう。そしてその時点で参加枠のある治験案件を紹介していただき、希望を伝えました。

ちなみに、説明会の参加でも交通費という名目で3千円程度もらうことができました。

2、事前の健康診断(スクリーニング)

  • 健康診断(スクリーニング)のために1日2リットルの水を毎日飲んだ
  • スクリーニング(尿・血液検査、医師の診断)に参加
  • 後日指定日時に電話し結果を聞く
  • 負担軽減費有り(5千円)

治験参加を希望すると、後日の電話でスクリーニングの日時を伝えられます。治験ではこの健康診断のことをスクリーニングと言います。

綺麗な診断結果を出すためにはたくさん水を飲むといいらしく、スクリーニングまでに1日2リットルを目安に水を飲んでおいてくださいと言われました。結構1日2リットル水を飲むのは辛かったですが(笑)脂っこい食べ物を避けたり、野菜中心の食生活にしたりと気をつけて数日を過ごしました。

 

そして健康診断当日・・・

いたって普通の尿検査と血液検査と、医師による診察を受けて終了。待ち時間も含めて3時間ぐらいでした。

この時に対象の薬についても説明がありました。治験コーディネーターさんが丁寧に薬の特徴や、副作用の可能性を説明してくれました。

事前スクリーニング時も軽減負担費を受け取ることができます。今回の場合は5千円でした。わざわざ時間を割いて来ているのでありがたいですね。

ちなみに、僕が参加した治験は目薬だったので、健康診断とは別に眼科検診を別日に行いました。

事前スクリーニングの後、翌日にこちらからボランティアセンターに電話をし、合否を確認します。僕は無事合格。治験に参加することができるということで、必要なものや入院の日程を再確認します。

3、入院開始

  • タブレットやパソコンは持ち込みOK
  • 大量の漫画本やゲーム機などの暇つぶしアイテムが揃っている
  • 自習室もあるので、学生さんが勉強したりするのにいいかも
  • 病院食がうまかった!
  • 血液検査の回数が多い

いよいよ入院開始。

初日は入院施設の利用案内や、入院中のスケジュールの確認がありました。病院内の施設には、大量の漫画本やプレステなどのゲーム機が置いてあり、時間つぶしのためにいろいろ工夫されていました。

また、フリーWiFiも飛んでいて、持ってきたタブレットやパソコンも比較的自由に使うことができました。

結構快適なんだね!

 

僕の場合入院中の生活は全くストレスなく、むしろ快適に過ごせました。僕はタブレットとパソコンを持ち込んでいたので、Hulu(フールー)で1日中海外ドラマを見ていましたね。

自習室も完備されていたので、海外ドラマに飽きたらパソコンでブログの更新をしていました。他にやることがないのでかなり捗りましたねー。

一緒に入院する人たち(僕が参加した治験の場合10人ほどいました)も大量の漫画を読んで治験生活を満喫している様子でした。

あと、嬉しかったのが、思いの外病院食が美味しい!!ことです。味もしっかりとしていて、ステーキなどのお肉も普通に出てきました。てっきり味の薄い病院食のようなものを想像していたのですが、普通に美味しい食事が出てきたのは嬉しい誤算でした。

もちろん、治験に関する検査も定期的にあります。決められた時間に対象のお薬を飲んだり(僕の場合は目薬)、蓄尿と言って検査のために尿を採ったりします。10日ある中の2日ほどは血液検査の回数が多く、そこは辛かったかな・・・。とはいえ後半は慣れちゃいましたけどね。

4、退院、事後検査

退院時に最後の検査と医師による診察があり、問題ないことを確認してから退院になります。検査結果を待ち、問題なかった方は負担軽減費を全額受け取り退院となります。

僕も退院はできたのですが・・・最後の検査で引っかかってしまい後日事後検査に再度来ることに。

入院前から少し高かった中性脂肪の数値が基準値を超えていたそうで。負担軽減費を全額受け取れるのは事後検査を無事クリアしてからになるので、一部を受け取り出直すことになりました。

退院後数日また食生活に気をつけて過ごし、無事事後検査をクリアし全額受け取ることができました。

治験に参加してみた感想

実際に治験に参加してみて、一番の印象は「結構快適に過ごせた」というものでした。もちろん決まった時間に検査を受けたり、食事制限があったりと色々と行動に制限はありましたが、タブレットやパソコンで暇つぶしできましたし、飽きた時は漫画を読んだりテレビを見たりと割と好きなように過ごせました。

血液検査が多くうんざりすることもありましたが、次第に慣れてきて特に気にならなくなりました。綺麗な看護師さんが優しく注射してくれましたしね(笑)。

あと、入院中の負担軽減費は11日×2万円ほど。ボランティアに対する謝礼ではありますが、ありがたくいただきました。

もうひとつ、今までさほど健康に対して気をつけたことはなかったのですが、これを機に脂っこいものを避けたり、野菜を食べたりと気を遣うようになりました。治験がいいきっかけになったわけです。

 

この記事を見て治験に興味を持った方は是非参加してみてください。実際に参加してみると思ったほど敷居が高いわけではないことが分かったので、機会があれば次も参加してみたいと思いました。

やっぱり治験ボランティアは非常に重要な存在。治験コーディネーターさんも基本的に「ご協力ありがとうございます」という態度で接してくれます。

協力できる方は是非協力しお薬を世に出す手助けをしてあげてください!

 

上でも書きましたが、今回僕がお世話になったのはインクロムボランティアセンターさん。

大阪周辺に住んでいるのならこちらおすすめです。治験が行われたのは大阪でしたが、一緒に入院している人に聞くと大阪府外から来ている人もたくさんいました。府外からもアクセスがいい立地なので比較的来やすいんだと思います。

あと、安心でおすすめできるのは治験ボランティア大手のJCVNさん。最初こちら治験ボランティアにはひとつしか登録できないので、

現在JCVNさんでは健康な方以外に、以下の疾患がある方を募集しています。あてはまる方であればボランティアに協力しながら治癒も期待できるかもしれません。

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